きつみはもふもふふもふもふ
もうね、昨日の疲れがまだ残っているから今日は大人しくしていようそうしよう

>>561
ガリボリともいはキュウリをかじり続ける
ふむ・・・この大きさだとまだ子供なのかな?ということはまだ他にもいるのか、それともこれで成体なのか・・・
「キュピッ?」
キュウリを一本食い尽くすと、もいは俺の方ほ見て何か言いたそうな顔をした
こいつ・・・キュウリの催促かよ・・・
もう一本渡すとまた嬉しそうに食い始めた
やっぱりこの感じ、きつみはに似ているな
このもいのデータをクマベさんに渡せば、きつみはにも河童スーツ・・・もいスーツかな、を作ってくれるかな
そしたら稲荷寿司じゃなくてキュウリばかり・・・いや、かっぱ巻きばかり食いそうだ
あー、なんか楽しくなってきたぞ、俺
ん?あれ?もいの様子が変だな?なんか具合でも悪そうな顔をしているぞ
もしや・・・頭の皿の水を払ったから弱ってきているのか?河童にとっては皿の水は大事だからありえる・・・
「ク・・・ピ・・・」
ああもう・・・判った判った、そんな訴えるような目で俺を見ないでくれ
俺はもいを抱きかかえると、急いで淵の中に入れてやった
水の戻ったもいは生気を取り戻したようで、すぐに水の中深くへと潜っていってしまった
「おーい、まだキュウリがあるから持ってけ!」
残っていたキュウリを淵に投げ入れると一本ずつ沈んでいった
きっともいが取っていったんだろうな
しかし河童が実在するとは思わなかった・・・思っていたより怖くは無くてかわいい生き物だったがなw
あ、大事なことを忘れてた・・・河童の尻の穴の数の確認・・・いや、それは別にいいかな
まだ子供だしかわいそうだし・・・
そんなことを考えていたら、水の中から魚が飛んできた
バシャ!バチャバチャ!
何匹もの川魚が陸に投げられ跳ねている
これはもしや・・・もいのキュウリのお礼なのか?義理堅い奴だ
さてと、そろそろ時間かな、きつみはを呼んで帰るとしよう
戻ったらクマベさんに報告書を書かなきゃ・・・あ、写真を撮るのを忘れてた つづく