よくやった、きつみは!
よしよし、今日はお祝いに何か美味いものを作ってやろう
稲荷寿司は定番だから、ちょっと違うのがいいな
今は秋だからキノコとか栗とか・・・栗ご飯でも作ろうか
それにキノコとか油揚げとか入れて炊き込みご飯にしてみよう
よし決まった!じゃあきつみは、栗の皮むきを手伝ってくれ!
あれ、手が黒くなるけど美味しいのには抗えないよな

>>844
さて、浜に打ち揚げられいてた傷だらけのオスの人魚「384」を保護し、手当てをしているのだが・・・
いつの間にか赤チンプレイ・・・もとい、傷に赤チンを塗っていたら人魚が真っ赤になってしまった
それだけ満身創痍だったのだろう、あの嵐じゃ仕方ないよな
しかしだ、この人魚、上の口はあるのに下の口が無いのはなんでだ?
いやいや、食ったら出るのは生物の常識
どこかに下の穴があるはずだが・・・あ、まだ傷が残っているな 赤チンを塗りながら探してみるか
しかしこの尻尾、うろこが禿げてて痛々しすぎる・・・
うろこの下は皮膚なのかな?赤いものがあちこちに見受けられるぞ
そこに更に赤チンをぬりぬりフーフーと・・・やっぱりしみるよな
痛みからか尻尾がピクンピクンとはねている
ん?うろこの隙間にも砂とか小石とかはまり込んでいるな
痛いだろうに・・・よし、取ってやろうか しかし人魚だけあってうろこがでかいな
一枚一枚ちょっと持ち上げてごみを取ってやって傷があれば赤チンと・・・
ん?んん?この場所だけうろこが変だぞ
どういったらいいか、うろこが他の所と向きが少しだけ違っていて、人魚が息をする度に収縮している感じがする
もしかしたらここが・・・ちょっと失礼してよく見せて・・・あ、やっぱりあった
これが人魚の下の口、尻穴か
うろこで隠されていたから判らないわけだ
そうかそうか、人魚のは一見して判らないようになっているのか
ああでも、ここにも傷があるな・・・よし、赤チンを塗ってやるとしよう、それぬりぬりと・・・
「ピギャァ!!!」
あ、人魚が目覚めた やっぱり痛かったよな、ごめんな
状況がわからないのか、おびえた目をした人魚が涙目で俺を見ていた  つづくる