>>593
カバオは激怒した。必ず、かの 邪智暴虐 ( じゃちぼうぎゃく ) のめしぬまを除かなければならぬと決意した
カバオには政治がわからぬ。カバオは、町の動物である。
暴言を吐き、ウサこと遊んで暮して来た。けれども食糧に対しては、人一倍に敏感であった。