>>368
一松くゆにとってお兄さんとは己の一部まさに肉親であった^−^
お兄さんとの別離は魂を引き裂かれる痛みなのだ^−^
他方お兄さんにとって兄弟たちとの別離はお母さんのうちで卵が分離したときとうに過ぎた別れであり^−^
そのうち一つが欠けることも日常の一部がほんの少し失われるだけのことに過ぎないのだ^−^
しかし果たしてこの場合お兄さんをのみ病的と断じてよいものだろうか?^−^
お母さんの内で完全に分離した他者の存在を己の魂にとりこんでしまう在り方は健全といえようか?^−^