手を握られたまま古びた旅館に連れ込まれた幼女
初めてくる場所とその妖しい雰囲気に少し怯えた様相で手を握り離さない男を見上げる

おじたん…ここどこ?
ここ…何売ってるの?

あのね
毬音、あんまり暗くなるとママに怒られる…

既に辺りは真っ暗だというのに今更そんなことを呟き
入り口で足を止めて動かない