ナイバッチきつみは
よしよし、今日ものんびりと健康的に行こうな
運動？無理して運動するのはかえって体に悪いぞ
今、自分が出来るだけでいいから体を動かせばいいんだ
別に筋肉を鍛えようなんて思ってもいないからこれでいいんよ
「流石に昨日は食べすぎちゃったからね　俺くんのお腹も大変なことになりそうだね」
う・・・そ、それは・・・まあ、何とかなるさﾊﾊﾊ・・・

>>232
これは一体・・・何だ？
心臓が早鐘を打つのように激しく鼓動してきた
そして俺の体の奥から熱いものが湧き上がってくる
それは特に股間を直撃し・・・いや、待て待て
俺が？この俺が？男の尻で欲情するだと？
そ、そんなことは無い！俺は男の尻よりかわいい女の子のでかいおっ○いの方が好みなんだ！
確かに、あの三橋という店員はぽわぽわの色の薄い癖毛とか
オドビクした態度とか、いつも緊張していて引きつっている歪んだ笑顔とか
いつの間にかそれがかわいいと思ってしまったのは事実だが・・・
いやいやいや・・・俺は確かノンケのはずだぞ
ううううう・・・お、俺は一体・・・どうなってしまったんだ・・・
「あ、あの・・・」
脳内で密かに悶絶していた俺はその声に飛びあがりかけた
声のするほうに顔を向けると、あの尻・・・いや、三橋が少し屈んで俺の様子を見ていた
「え？あ・・・」
「大丈夫ですか？そ、その・・・具合が悪いようにお見受けしたので・・・」
三橋が、いつもより近距離で、俺を見ている
ヤバイぞこれ！いつもはオドオドビクビクしているだけの姿が何故かキモかわいく見えている
俺の世界がキラキラと光り輝いた気分だ
「え、ええと・・・すまないがコーヒーをお願いします　うんと濃い目で」
「はい、ありがとうございます」
これはきっと一時の気の迷いに違いない
うんと濃いコーヒーを飲んで冷静になろうそうしよう　つづく