ナイバッチきつみは
今日ものんびりといこうな

>>243
うっかり喫茶店の店員である三橋の尻に欲情してしまった俺・・・
悶々としながらも、今日も足が勝手に店へと進む
俺の意思じゃないからな、この足が!勝手に!!
・・・まあいい
この店のメニューはどれもこれも絶品だからそれはそれでいいんだよ
「い、いらっしゃいませ・・・」
そして今日も、三橋はオドビクし、引きつった笑顔で俺を迎えてくれる
「モーニングとドリンクはコーヒーで」
「はい、ミルクをお付けしてよろしいですね」
もうこの一ヶ月、毎日この店に通っている俺は常連といっていいだろう
三橋も俺の好みを覚えてくれたようで、毎回コーヒーにはミルクを付けてくれる
ふふふ・・・何かいいな、三橋に覚えられているのって
だって普通の客より特別な感じがするじゃないか
それに最近、三橋のあの引きつった笑顔もかわいいと思えるようになっている
これには自分が一番驚いたが・・・まあいいや
「お待たせしました・・・モーニングです」
ホカホカと湯気を立てた皿を目の前に置かれ、俺は食欲が増すのを感じる
今日のモーニングはサラダと卵料理、それにベーコンの厚切りとデザートのフルーツ
卵料理は出来立てのオムレツで、ふわふわとろとろ加減が絶妙!
それにこれまた厚切りのトーストの焼き加減なんてどこの高級料理店とか思えるほどの出来ばえだ
食後のコーヒーもこれまた絶妙なタイミングで運ばれてきて実に良い
ああ・・・本当にこの店に住みたい・・・
いっそ転職してこの店で働くのもありかな?
三橋と一緒に働く・・・グフフ・・・
ん?視線を感じる・・・なんだ、この視線は?一体誰が・・・
ああ?厨房からあのタレ目・・・阿部がこっちを見ているぞ、なんだか怖い目つきだが・・・俺、何かしたか? つづく