0335fusianasan
2019/01/31(木) 15:07:18.41よしよし、今日も頑張っていこうな
なんだが関東でも雪になりそうな予報だよ
きつみはと雪遊びが出来るのは嬉しいが、寒いのはちょっとな
あ?俺の腹は脂肪が厚いからあまり寒さを感じないだろだって?
そんな事は無いぞ、寒いときは寒い
暑い時はすごく暑く感じるのはデメリットではあるな
季節ごとに体型を変えれば一番いいのかもしれない
だけど俺にはやっぱり無理だなwきつみはだってそう思うだろ?ハハハ・・・
>>325
「お待たせしました」
ほかほかと湯気を上げたそれが俺の前に置かれる
平たい器には白いソースがぐつぐつと踊っていた
白さの中に、緑色やベーコンらしき赤色、それにやや灰色のものがあり
見ているだけど食欲をそそられる
「ごゆっくり・・・」
いつものように深々と頭を下げると三橋を見送り、俺はスプーンを手に取った
「いただきます」
思わず口が出てしまうこの言葉
一人で食事をしていても滅多に言わなくなってしまったのに、ここで食事をしてからまた言うようになった
いまだにぐつぐつとしている白いソースにスプーンを入れ、ひとすくい持ち上げて口に運ぶ
熱い・・・口の中が火傷しそうなくらいの熱さだが、不快感は無い
今日の様な寒い日にはありがたくも感じる
ソースの中に入っていたこの固形物は・・・ベーコンか?
それに野菜のようなものはほうれん草に違いない
そして更に口に入れたそれは・・・これは牡蠣!!冬の食材で俺の好物の牡蠣!!牡蠣グラタン最高!!
全ての材料が相まって実にたまらないハーモニーを奏でている
ああ・・・やっぱりここの料理は最高だ・・・作っているのがあのタレ目の怖い阿部であろうとも・・・
「あ、あの・・・お客様・・・」
いつの間にか三橋が俺の席の横に立っていた
「この間は・・・ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした・・・」 つづく