0513fusianasan
2019/02/13(水) 13:04:26.40だが俺は怖い・・・今週のこの好調は、実はきつみはが頑張りすぎているからではないかと
もう心配で心配で・・・ご飯を三杯もお代わりしたくなるくらい心配でたまらないんだ
このままだと俺・・・心労で痩せてしまいかねないよ
きつみはよ・・・無理はしていないか?
今度一緒に温泉にでも行ってゆっくりしような
きつみは用に貸切のある温泉を探しておくからな
>>503
もう閉店の看板が出されている
なのに男たちは店に入ってきて口々に三橋三橋とわめきたてている
「あ、あの・・・もう閉店ですので・・・」
「そんな事を言うよな三橋!」「そうだ、俺と三橋との仲だろ?」
「何か・・・何か食わせてくれよみはしぃ・・・急に店を閉めてしまって大変だったんだぞ」
騒がしい男たちの言う内容から、奴らは三橋の店の常連だったらしい
三橋の店・・・この店ではなく別の店・・・
おそらくはここの前に営業していた別の店、ということか?
ほほう・・・ああ見えて三橋は結構接客に対して経験があったということか
しかしあのオドビクした様子・・・馬鹿みたいに丁寧な態度
慣れきっていない初々しさがまた・・・
「それよりも三橋!なんで急に消えたんだよ!」
「そ、それは・・・」
三橋が男たちに詰め寄られてる
顔は青ざめ、冷や汗が流れているのが見えた
「まあいいか、これからこっちに来るからさ」
「そうだな、また毎日ここの美味い飯が食える」「そして三橋にも会える・・・グフフ」
好き勝手に言い続ける男たちを前に、三橋は小刻みに震え始めた
ヤバイ・・・とにかくヤバイとしか思えなくて、俺は席を立って三橋にもとへといこうと・・・
「お客様方、申し訳ございませんが今日はもう閉店ですのでお引取りください」
三橋の後ろから少し怒気を含んだ声がしてきた
「げっ!阿部!」「く・・・また明日、くるからな!」
阿部の姿を見た男たちはそそくさと店を出て行った つづく