ナイバッチきつみは
今日ものんびりと頑張っていこうなパプパフ

>>661
分岐・Bルート

三橋が笑っている
思わず駆け寄りそうになって、足を止めた
三橋の少し後ろに誰かいる・・・
俺は咄嗟に物陰に隠れて三橋の様子を覗き見した
「また引越し、だね・・・」「ああ・・・」
ちょっと寂しそうな三橋の声が聞こえた もう一人のこの声は・・・阿部か?
「この街のお客さんたちはいい人ばかりだったね 次の場所もいい所だといいな」
「どこだろうと一緒に付いて行くさ お前一人じゃ心許ないからさ」
そして・・・二つの影が重なった・・・
それはまるで恋人たちの抱擁の様に見えて・・・え?あの二人ってそんな関係?
動揺した俺はカタン、と物音を立ててしまった
ヤバイ、見つかる!
その音に気が付いたのか、阿部が顔だけを俺の方に向けた
街灯でうっすらと見えるその顔は・・・不適に笑っていた
そして阿部は三橋とくっついたまま、肩を抱いてどこかへと向かっていった
途中で俺の方へと振り向き、ニヤリと笑った
あまりの光景に、俺はその場を離れ、いつの間にか自宅へと戻っていた
アレは・・・あの笑いは一体なんだろう?
三橋は俺のものだという意味だろう?だが、何かが変だ
そういえば、阿部は変なことを言っていたのを思い出す