ナイバッチきつみは
今日も頑張っていこうな
俺は花粉で目が・・・

注意・死にネタあり

白い煙が空高く上がっていく
青い、どこまでも青い空に、あいつは昇っていく
青い空・・・あいつが見たかった甲子園の空もこんな色だったのだろうか

三橋廉が死んだ
突然の事故であっという間だった
打ち所が悪く、即死で痛みや苦しみをそう感じなかっただろうと聞かされた
俺は・・・俺たちは恋仲だで、誰にも知られない密やかな恋人同士だった
葬儀に出席しても仲の良い友人の一人として、だ
本当は三橋にすがり付いて泣きたい気分だったが、それを何とか耐えた
白い白い煙がどんどんと空に伸びていってやがて見えなくなった
知らずに涙があふれた