0215fusianasan
2019/04/09(火) 12:37:00.62>>202
三橋は思う
何でこんなことに、と
一枚、また一枚、下着が薄くなっていく
その度に観客席からは拍手と歓声が聞こえてくる
"そんなに俺の尻が見たいのか"
この場には自分の味方はいない
友人の田島はいるが、バッターとして出場する予定は無いのだ
「俺も出たかったんだけどさ、ほら、俺のって標準サイズじゃん?
他の奴らのより短いし、どんなに頑張ったってバット代わりにはなれそうにないしね」
そう、この試合で出てくる打者のイチモツは三橋を魅了するほどのものだ
その長くて太くて怒張するイチモツに三橋は体の芯から甘く痺れる思いを感じていた
だが今はそれでどうことする事は出来ない アレは、今は自分に取っては戦うモノなのだ
体の奥が疼く・・・なんでこんな公衆の面前で自分がこんな目にあわなければいけないのだ
もう・・・我慢できない・・・
「おっ、三橋が変わった」
ベンチで田島が驚いたように言った
他の選手には気がつかないだろうが、身近にいた田島はその変化にすぐに気づいた
三橋の目が、何時よりすわっている
その刺すような視線は打者のバット、つまり股間のイチモツに注がれていた
「もしかして三橋・・・本気になったのか?ちょっと怖くなりそうだぞこれは」
「さあ、三橋 振りかぶって投げたっ!打った!が、バッター動きません、どうしたのでしょう?」
「股間を押さえて蹲っていますね 当たり所が悪かったのでしょうか?」
「バッターの股間の様子が気になりますね・・・あ、今審判がデットボールをとりました バッターは一塁に進みます」
「バットに当たってデットボールとは実にこの試合らしいですね」
三橋は次の投手を睨む様に見ると、投球ポーズをとりながら思った
全てが敵なら、いっその事・・・全てのバットへし折ってやる、と つづく