0034fusianasan
2019/03/25(月) 12:32:27.96ほう・・・なるほど まあそういう時もあるよな
でもな、どんな時でもこの俺は、食い物に対しての決断力は早いぞ
「俺くんらしいよね」
何か言ったか、きつみは?まあいいや
例えばだ、今日はグラタンが食べたいなと思ったとしよう
ならどんなグラタンにするか考えるよな
基本はマカロニ、ちょっとリッチに海老とか牡蠣もいいぞ
ポテトも捨てがたいし、ミートソースを入れたのもいいな
さて、この中でどれを食べるかというと・・・迷ったら負けだぞ
そんなときは全部作って食うだ!これが俺のスタンスさ
「やっぱり俺くんらしいや・・・食い意地だけは人一倍・・・」
んん?また何か言ったかなきつみは?
「なんでもないよ、俺、油揚げがあればそれで嬉しいからね」
油揚げを使ったグラタンか・・・よし、考えてみるか!
高校球児の憧れの甲子園
そして今、選抜大会が開催されているが、その裏である催しも行われていることはあまり知られていない
ある日、三橋廉のもとに高野連から一通の案内が送られてきた
「高野連?選抜・・・でももう出場校は決定しているのに・・・」
三橋は訝しく思ったが、案内の内容に目を通した
「三橋廉様
厳正な審査の結果、貴殿に選抜高校野球大会(夜の部)の出場を決定させていただきました
詳細は下記にありますのでよろしくお願いいたします
なお、この件に関しては他言無用でお願いします
最後に、この決定事項に対して貴殿の拒否権はありません」
ん?夜の甲子園?夜に試合をやるのかな?
でも学校じゃなくて個人を指名するとかあるのか?
三橋は訳がわからなくて頭が混乱したが、夢の甲子園に立てるらしいと一応は喜んでしまった
この後、ものすごく後悔することになることなど知るよしもなく・・・ つづく