何だか今週は調子が良い気がするなきつみは
うんうん、お前がいつも頑張ってくれているからの結果だよ
でもな・・・こんなに調子が良いと別の方向で心配になってくるんだよ俺
ほら、俺って小心者だからさ、幸せすぎると怖くなる、てやつなのかな
あ、きつみはがまた変な目で俺を見ているぞ
うう・・・何かきつみはに嫌われるようなことを言ったかな?
幸せが続けばそれはそれで嬉しいが、そうならないのが世の常
そんな事は身にしみて判っているから小心にもなるか
ん?どうしたきつみは?おっ?俺に抱きついて・・・ん?腹に顔を埋めるとか一体・・・
「俺くんのお腹、ポンポンでパンパンでむっちむちであったかくて・・・」
その後、きつみははうんと小さな声で何かをつぶやいたが俺には聞こえなかった
一体どうしたんだろ?

>>809
"ということは、やはり三橋もか?"
"いや、まだ判らないぞ そもそも三橋は野生の動物として扱えるのか?"
"三橋種としての動物ではあるがな"
"三橋たんハァハァ"
チャット部屋に入ってから、俺は今までの書き込みのログを読んでいった
やはり野生の三橋の愛好者たちは、突然わいたような野生動物の保護に関する話題に興味深々のようだ
"野生の三橋の数は減少しているのかな?近所の野原では群れになっているぞ"
"害獣でもないし、愛らしいがそれでも・・・と思う人間もいるということだ"
"それを勝手に捕獲して愛玩してるのがここの住人"
"俺の場合、死に掛けていたのを保護して買い始めただけなんだが"
"神降臨!!"
ふむ・・・結局皆もまだどうしていいか、今後どうなるのか判らなくて模索している感じか
そこで俺はキーボードを叩いてみた
"ようは勝手が駄目なら該当する役所なりに届けを出せばいいのではないだろうか"
"それもありだが・・・どこにだ?市役所か、環境省か、保健所か?"
"三橋もいよいよ許可制か、面倒くさいことになりそうだな"
結局皆もまだ今後に期待しつつ、今は静観している、という状態か
隣の部屋で空の鍋を叩いて俺を呼ぶ合図がしてきて、俺はチャット部屋から退室した つづく