4月24日に、フランスのピティエ・サルペトリエール病院から発表された研究結果のことである。
なんと驚くなかれ、ニコチンが新型コロナウイルスの感染を抑制している可能性があるというのだ。

 同病院の研究チームが新型コロナの患者343人と軽症の感染者139人を調査したところ、喫煙者の割合がわずか5%で、フランスの喫煙率約35%を大きく下回っていたという。
要は、このデータをもってして、「喫煙者のほうが非喫煙者より新型コロナにかかりにくい」という説を唱えているのだ