きつみはもふもふふもふも
うん、そうだね
今日はもう大人しくしていよう
寒いし指先はバシバシ割けるしキーボードが血まみれになるかと思ったよ
でもおかしいな?前はこんな事は無かったんだが・・・
「俺くん、きっと乾燥肌になったんだよね、いい歳だし」
おいおい・・・おいおいおいおいおいおいきつみはよ
それじゃまるで俺がよほどの年寄りみたいじゃないかよ
そりゃ冬になると乾燥して肌は痒くはなるが
そんなに老いてはいないつもりだ!!
そりゃきつみははまだ子供でピチピチしているけどな
それにな、指先とかはバキンバキンと割れていても
この腹の皮はぷりぷりのぴちぴちなんだぞ
あ、すごい疑惑の眼差し・・・
いや、だって本当なんだからさ、なんなら触ってみるか?
「ん・・・俺が思うに俺くんのそれって・・・ただしの脂肪?肌の弾力とかじゃなくて」
おいおいおい、それじゃなんだい?
俺は脂肪の塊だとでもいうのか?
そりゃ確かに体脂肪が高いほうだけど・・・
いや、ほとんど脂肪なんだけど・・・
「冬はあかぎれとか仕方ないよ はい、これ」
ん?なんだい、この黄色い入れ物は?なんとなくメンタ○みたいな匂いがするけど
んん?こ、これは・・・薬用のハンドクリーム?
「ちゃんと手入れしないと俺くんの指は枯れ木みたいになっちゃうよ
そんな事になったら俺のご飯を作れなくなるから気をつけなきゃね」
き、きつみは・・・お前、そんなに俺の事を心配して・・・
というか、飯の心配?でも・・・嬉しい・・・ビクンビクン