文春しでえ;−;
無惨しゃまかまいそう;−;

12/30(水) 6:12文春オンライン配信
ネットでは「頭無惨様」という言葉も

 もともと、そのキャラクター性から「小物界の大物」、「パワハラ上司」等、ろくでもないあだ名をネット民からつけられてきた無惨であったが、この言葉でさらに盛り上がったネット民により、このシーンを改変したコラージュが多数作られるなど、大きな反響を呼んだ。
 あの場でこの言葉を発する、まさに無惨を象徴するシーンだ。
 ネットで「頭無惨様」という言葉も生まれるくらい、ユニークな思考回路の持ち主の無惨であるが、まさにこのシーンはその最たるものと言っていい。

悪役にとっての理不尽

 ちょうどこれを執筆していた12月15日、ドワンゴとピクシブによるネットでもっとも流行った単語を表彰する『ネット流行語100』が発表されたが、その年間大賞に「鬼舞辻無惨」が選ばれた。
 やはり、この言葉も含めて無惨がネット民に与えたインパクトは大きかった、という推測は間違いではなかったようだ。
 さて、近年稀に見る印象深い悪役を貫きネット民に大きなインパクトを残した鬼舞辻無惨。
 だが、よりにもよって『鬼滅の刃』連載完結頃に再発見された『連ちゃんパパ』の展開に衝撃を受けたネット民から、「(『連ちゃんパパ』主人公の日之本進より)無惨様の方がマシ」と言われるなど、悪役としての理不尽を受けることになるのだが……。