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疾走する作者のひとりよがり

リアル高校野球漫画といえばとても妥当で耳触りも良い。
ただし、率直な感想を申し述べるのであれば、
「ただ漫然と日々を重ねる高校球児たちの姿」
を見せられているに過ぎない。冬休みのアルバイト事情も恋愛事情もなるほどそうなのかと得心はいくし、
高校生の時分では確かにあるあるだなとむず痒くなるものの、
ここ数巻の間感じていることは「これで全国制覇とやらが達成できるとは到底思えない」という所感だけが舞い踊る。
これから2年生になるのでさらに練習も濃くなっていくであろうし、成長はこれから描かれていくのかな、とも思う。
しかし、時同じくして新入生も加入しレギュラー争いなどが始まると思うと先の展開はだいたい予想がつくので暗澹たる気持ちは到底払拭できない。
三橋はいつになったらチームメイトと普通に会話ができるようになるんだろう