ト書き、かわいいよト書き…
(そういうた、ボクはト書きを強く抱き締めた)
(切なくて、何者にも変え難い思いが込み上げてきて、ト書きの体を潰しそうになり慌てて離した)

ご、ごめん、つい夢中になって…
大丈夫だった?
(ト書きの細い顎を指ですくい上げて顔を覗き込み目を合わせる)