今週もがんばったな、きつみは
残りもこのままのんびりゆっくりダラダラといこうな
だが・・・うん、やっぱり・・・そうだな、やはり・・・

>>270
「俺さん、久しぶりですね」
俺が連絡してから程なくして、あいつはやってきた
ちょっと目にはヘラヘラして軽めの若い男、と見えるが実は・・・
「ああ、疫病のせいで家に閉じこもりだよ」
「それはいつも同じでは・・・いえ、なんでもないですよ
ところで・・・急に頼みごとがあるから呼び出すなんて、何かあったんですね」
男の目がキラン!!と光った
いつもはウザイ奴だとは思うが、こんな時には頼りになる
だからこそ、俺の近くに置いているんだがな
「ああ・・・気になることがあってだな、対応に困っているんだよ」
「俺さんを困らせるとか、俺以上のアレですな」
こいつ・・・自分がアレでナニでとんでもない奴だと自覚しているのか
そりゃしているかw
「話すよりはこれを見てくれ」
俺は用意していたスマホの画面を見せた
「ふむふむ・・・なるほどね」
「でだ、そっちで対処してくれないかな」
「ふむ・・・判りました 俺さん、いや、きつみはさんに手を出さないように
こっちで説得しておきます あ、きつみはさん!!」
「ジタバタさんだ!いらっしゃい!!」
ああ・・・きつみはに見つかってしまった・・・
こうなるとお茶だなんだと時間が延びる
「今、お茶を入れるね 今年の干し柿もあるんだよ、食べてみて!」
「きつみはさんのお手製のものならもう何でも喜んで!!」
きつみはに会えてデレデレになった水谷だが俺の頼んだことはちゃんと覚えているのか?
少し心配だが・・・まあいいだろう、やる時はやる、そんな奴だから