月曜からナイスポジションだぞ、きつみは
よーしよしよし、ご褒美に今日は特別丁寧にブラッシングをしてあげよう
さあ、遠慮しないでこっちにおいで
あ、また逃げようとする・・・
だがこっちは先手を打ってあるから逃げられないぞ
ほうら、稲荷寿司だぞ
俺んち特製のご飯いっぱい甘辛油揚げのむっちりむちむちな稲荷寿司だ
これからは逃げられまい・・・ククク・・・
「俺くん、これだけ?」
え?あっ!もう無い、だと?
確か五個ほど皿に盛っていたはずだが、もう無いとか
きつみはよ、もしやの瞬殺か?早食いすると胃に悪いぞ
「だから、もっと食べたいよ稲荷寿司!もっともっともっと!」
ああ、きつみはに火がついてしまった
こうなるともう止められない
だが稲荷寿司はもう無いんだよな、困った・・・
そうだ、卵なら沢山あるから、これでオムレツを作ろう
そしてケチャップできつみはの顔を描いて、と・・・
うん、我ながら上出来だ
「稲荷寿司稲荷寿司!!あっ、オムレツだ!俺の顔が描いてある!」
貪るようにオムレツを食うきつみはに、俺は安堵した
これで落ち着いてくれたら・・・
「俺くん、オムレツお代わり!それと稲荷寿司も!」
あああ・・・やっぱり駄目か・・・この食いしん坊め・・・orz