月曜からまずまずの運気だぞ、きつみは
雪はまだ降らないが、コタツみかんで雪見なんてのもおつだな
そしてぞぬ、ふっくらとしているのは冬毛だからか、それとも・・・
いや、何もいうまい
時代や地域によってはふっくらふくふくな体型は富の象徴でもあるのだから
なら俺はきっと大富豪にちがいないよな、きつみは
みてくれよ、この体型！まさに神々しいまでの富の象徴！！
「でも今だと成人病予備軍の象徴だよね」
・・・orz

>>676
ﾊｧﾊｧﾊｧ・・・
息が苦しい、だが足を止めるわけにはいかない
どれだけ走っても、この家の敷地から抜け出せない恐怖と俺は戦っている
そう、恐怖・・・
この道のプロであり、組織ではエースナンバーである01を名乗る俺が無様にも翻弄されている
ボンッ！！
背後からまた爆発音とともに衝撃がきた
「うっ！！クソッ！」
衝撃でよろめき、転びそうになる
これで何度目の爆発だ？というか、何度も爆発できるくらいこの家の敷地は広かったか？
小さな疑問は、ふと見た足元の様子から確信へとかわる
今まで逃げることに必死になりすぎていて、見えなかったものが今は見える
俺が逃げようとしていた先には、いくつもの爆発によってボコボコになった地面があった
もしや俺は、ずっと同じ場所を逃げ回っていたのか？
この俺をここまで翻弄するとか、やはりこの家には同業者が、それも俺以上に腕の立つ奴が・・・
ボボンッ！！
左手からまたしても爆発が起こったが、もう慌てたりはしない
俺が何をされていたか、ある程度は理解できた、ならはその裏をかいてやれ！！
この家の敷地の地図を脳裏に思い起こし、方位を確認すると、他のものには目もくれずまっすぐに走り出した

「ん？あー気がついたか、流石プロ　でもね、まだ楽しみ足りないよね　俺もあんたも」　つづく