日本人の歴史認識に絶望感を覚える近頃、鶴見のキャラ造形で“ウイルクの弾丸”を起点にしたのには本当に思う所が･･
和人の作者が“和人登場人物にアイヌ登場人物へ恨みを持たせる為”どんな物語を作ったか？という構造への眼差しに終始してしまい鶴見中尉という人物への解像度を高める視点を持てない。

鶴見とウイルクの物語に
作者の意図と読者の望むものが可視化され恐ろしい気持ちになる。
本当に個人的な願望だが、鶴見のウイルクへの執着の土台は“マイノリティに大事なものを奪われる妄想に囚われたファシスト”で“魅力的な人間性で集団を間違った方向へ導く普通の人間”であるべきだったと今も思う