フォゼの川流れ事件

中洲で遊んでいたフォゼらを鉄砲水が襲う
和田が発狂して濁流の川に飛び込もうとするのを菊が止めるんや
そして呆然と流されるフォゼたち
濁流に飲まれる前のフォゼ島と目が合う和田
和田は明治の記憶が脳裏に過る
のる達もまるで羊の群れのごとく後を追って川に飛び込んで行く
まだ少し理性の残った菊おじが「のる達が浮きになって助けてくれるかも？」と思ったがのる達もそのまま溺れ流されて行った
救助隊の捜索も空しく数日後に下流で遺体となってフォゼのるらが発見された
菊おじは何故のる達だけでも救えなかったのか後悔に苛まれフォゼ杉の死に向き合えないでいる
一方和田は精神を病み廃人となった