>>34
あらゆる苦楽をともにした十数年。私は本当に幸せでした

あの運命の日から
あれからも、朝は来て、日は、暮れていきます。やかましかったセミは、いつのまにか鳴りをひそめ、高い空には、秋の雲がたなびくようになりました。

あなたという人がいないのに時は過ぎる
無情にも過ぎていくことに
私はいまだに許せないものを覚えます