京ノラはもろにこれやろ


後朝の語源や由来

語源は「衣衣(きぬぎぬ)」で、衣を重ねて一夜をともにした男女が、翌朝になるとそれぞれの家へ帰るために着る銘銘の着物を指した。
そこから転じて、相会った男女が一夜をともにした翌朝のことや、その朝の別れ自体を指すようになった。
平安時代には、契りを交わした男女のうち男性が夜明け前に自分の衣を女性に渡すとの風習もあった。