0230fusianasan
2024/09/20(金) 17:00:11.40基本的には、台風のアジア名は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会の加盟国・地域からの要請を受けて、そのアジア名を以後の台風に使用しないように変更しています。
例えば、平成29年(2017年)の台風17号には、日本が提案した名簿5番目のテンビン(テンビン座)と名付けられたのですが、
フィリピンで大災害が発生したためテンビンは引退し、一巡して名簿5番目がきた令和5年(2023年)の台風14号には、日本が再提案したコイヌ(コイヌ座)と名付けられています。
逆に、令和元年(2019年)の台風15号は、「房総半島台風」と名付けられるほど千葉県を中心に大きな暴風被害が発生しましたが、
これによりラオスが提案していたファクサイという名前が引退し、ノンファという名前に変わっています。
また、令和元年(2019年)の台風19号は、「東日本台風」と名付けられるほど東日本を中心に大雨被害が発生しましたが、
これによりフィリピンが提案していたハギビスという名前が引退し、ラガサという名前に変わっています。