0533fusianasan2024/12/31(火) 20:52:36.19 偽果(ぎか)とは、果実のように見えるが、子房以外の部分が果実状に成長した果実です。花托や花軸、がく、苞などが肥大して果実の主要部分になったものを指し、同意語には「擬果」「偽果実」などがあります。 偽果の例としては、次のようなものがあります。 ナシ:花床が子房と密着して果実をつつんでいます。 イチゴ:果実と思って食べている部分は花托(花床)の部分が膨らんだもので、「種」と思っていたツブツブの部分が「実」です。 イチジク:花軸が肥大して壺状にくぼみ、中に多数の花が入っています。 一方、成熟した子房が果実になっていく一般的な果実は真果と呼ばれ、ブドウ、桃、梅などが該当します。 ^−^