南方熊楠によれば、アイヌの伝承に、「昔、最上徳内が探検し発見したメノココタンという島の住民は全員女性で、春から秋にかけて陰部に歯が生え、冬には落ちる。最上が「下の口」を検めたところ、刀の鞘に歯形がつく程度の咬力があった」というものがあるという。