百度や微信(Weixin)などを使って、禁止ワード検索や情報発信を行うと、一時的にインターネットが使えなくなるなどの不都合が発生します。
また、中国の禁止ワードには、禁止範囲の観点から、3種類に分けることができます。
検索または発言が禁止されているワード
広告での使用が禁止されているワード
中国のプラットフォームで一部使用が禁止されているワード
検索または発言が禁止されているワード一覧
中国における禁止ワードの中で、最も厳しく管理されているのが、検索または発言が禁止されているワードです。
中国でのインターネットのみならず、公共の場でも実質的に使用が禁じられています。
もし、使用した場合は、検索を行ったPCやスマートフォンが特定され、インターネットが一時的に使えなくなることや動きが遅くなることがあります。
また、明確なルールとして決まっていないことも特徴の一つです。
そのため、すべての禁止ワードを伝えることはできませんが、現時点で検索または発言が禁止されているワード一覧は、下記の通りです。
天滅中共:天は中国共産党を滅ぼすことを指す。
六四天安門:中国の「天安門事件」を指す。
平反六四:天安門事件の名誉回復をというスローガン。
勿忘六四:天安門事件を忘れるなかれというスローガン。
台湾独立:中国は台湾を独立国家として認めていない。
台湾国旗:中国は台湾を独立国家として認めていないため、台湾の国旗自体がタブーになっている。
光復香港:2016年に起きた香港民主化運動のスローガン。
解救維吾爾:ウイグルを救おうというスローガン。
熊婦産:「くまのプーさん」のことだが、中国の幹部がプーさんに似てると言っているとみなされ、中国では罰則を受ける。
習包子、大撒幣、習大帝、習ェ衣、習禁評、習門慶、習阿斗、刁近平、吸精瓶、小熊維尼、慶豊帝、当代秦始皇、毛近平、現代版毛沢東、紅旗下的蛋、袁世凱第二、趙王回車: