P2でエロパロ その2
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まあここに投稿するために初めて文を書いてみたなんて人実際にはあり得ないんだけどね 赤丸読んで三年後のヒロム=ハーレムとか思いついた俺は病気 >>131
ナカーマ
でもって大佐の「緊張が取れた」はアキラにぱんつ見せてもらったから
と思った俺 書いても書いても鬱展開しか思い浮かばないんだが、それでもいい、って人はいるかい? >>132
なんかヒロムが優勝→どこぞの国へ修行へ→本妻乙女、妾エリス&アキラとか思いついた俺は死んでいい ましろん×千佳を書きたいのだが、どうにも話が思い浮かばないんだ 千佳さん=酔っ払い・おっぱい
酔っぱらった勢いでおっぱい使ってセックスとかでよくね? 千佳が眞白に迫っても
眞白が千佳に迫っても
どっちも慌てずに互いをナチュラルに受け入れそうだから困る 乙女って最終回でどこに留学してたか描写あったっけ…。
あと乙女モノとしては
@12歳時代、ブログのオフ会でおねーさん方から性的指導を
A12歳時代、やはりオフ会で集まった男どもと鬱憤を晴らす女王様プレイ
B留学時代、ヒロム似の少年とひと夏の経験を
C留学時代、レイープ
D12歳時代or留学時代、参加したセレブ用パーティーで××
(たしか上流階級の娘だったはず)
が考えられるけど、どれか読みたいものあります? >>159
どれにしようか迷ってるんだ。ひとつ選んでくれると嬉しい >156
1か3がいいなぁ、乙女受けでかわいいとこ見せて欲しい。
どれもP2としては不自然だけどBあたりがままあり得そうだ 一人くらいダーク支持者がいてもいいだろってことで
唐突な留学はヒロムに言えない心の傷を癒すためだった
って感じでダーク系をw >>165
なんでおまいは職人にそんなに偉そうなのかと(ry 思わせぶりな事書き込んどいて投下しない人って何なの? 156じゃないが、今アキラで一本書いてる。
今月中には書き上げたいけど、今アクセス規制中で携帯からしか書き込めなorz 期待するような事を書き込んだからには絶対投稿してくれよ な?
もうP2のエロにかなり飢えてるんだから もう2ヵ月もご無沙汰か
まあ、打ち切られた漫画だしな… その代わりに入った新連載は3つの内1つは打ち切り、もう1つは巻末常連、もう1つは眼鏡っ娘可愛い
正直、P2続けていた方がジャンプ的に良かった筈なのに……
打ち切り決めた奴穴掘って埋まっちまえ ジャンプとして良いかっつーと微妙だろ
そのときそのときに人気のないものを消して新連載のための枠を開けるって概念が消えると停滞しっぱなしになる ここはエロメインというか…エロが一投下のうちに入ってないとやっぱダメなのかな?
連載形式で進むうちにエロが入る、みたいな形のやつとかはダメなんだろうか。 いいんじゃね?
投下自体ないし人居ないしレスつかないかもしれないけど 他のスレでもエロ無し作品なんて割とザラだからな。
途中まで健全でも全然おーけー まとめWikiも稼動してますから大丈夫ですよーと。 アキラ「ヒロムくん・・・ちんちん見せて」
ヒロム「えっ? 何? ち・・・」
アキラ「だから、ちんちん。コンドーム付ける練習したいから」
ヒロム「急に何で!?」
アキラ「学校の保健の授業、私休んで練習してないから・・・」
ヒロム「練習ってそんなの学校でやったの!?」
アキラ「うん、試験管でやったみたい。だから、ヒロムくんのちんちん見せて」 >>183
試験管サイズだと思ってたら
意外と大人チンコでびっくりして泣いちゃうアキラ想像して萌えた
多分チンコの記憶は幼少時の涼で止まってるんだろうな 174です。やっとこ書き上がりました。
一応アキラメインですが、エロ度は控えめです。
どちらかというと後日談を見るつもりで読んでくれたらいいな。
以下から、
「俺を忘れるな」 表彰式を終えて、アキラは浮かれていた。
約束通り彼は見せてくれたのだから。
高槻との戦いで、彼の秘技鳳翼天翔を破った奇跡のような1セットの後、その奇跡すら飛び越えて、彼女が育て上げた彼の翼が羽ばたくのを。
その激闘の後、久勢北は決勝で敗れたものの、疲労困憊の中でなお1セットを奪った。
もはやどこまで飛んでいくのかわからない。
観客席の相馬が彼の激闘を見ながら引きつった顔で笑っていたのが印象的だった。
彼と語りたいことがたくさんあった。
大会来賓としての、お偉方との退屈な会話を終えて、彼を探しにいこうとしたら、意外な人物が現れた。
「よおアキラ。一緒に帰ろうぜ」
「十悟、来てたの」
「来てたのはないだろ。前みたいに護衛を兼ねて送ってやるよ」
王華に入ってから、アキラが外出するときには十悟は大体同行してきた。
アキラとしてはうっとうしいと思ったこともあるが、助かったこともある。
卓球関係者が多いところでは、確かに単独行動していると面倒なことになる。
十悟の申し出は普段ならば歓迎すべきものだった。
だが、今は事情が違う。
「ヒロムくんと帰るから、いい」
一刻も早くヒロムに会いたかったのだ。
その思いが思わず口をついて出た。
その言葉に十悟は敏感に反応した。
「ヒロムってあの藍川か。どういうことだよ」
「……十悟には関係ない」
「大ありだぜ。白雪の川末アキラが俺の女だってのは周知の事実なんだよ」
十悟としては、息が詰まりそうだったお姫様を休日のたびに連れ出して気晴らししてやったのだ。
もちろん同情だけでなく、アキラを気に入っていたからに他ならない。
いくつかは客観的に見てもデートと呼んでもいい内容だった。
それが、あの日藍川ヒロムに会ってから、何か狂った。
しかも今はそいつを探しているという。
許せなかった。
「勘違いしないで。十悟の女なんかになったつもりはない」
卓球台を挟んであらゆる相手を屈服させる視線が十悟に突き刺さった。
それから、ぷいと顔を背けるように体を翻す。
その背中が、十悟の頭の中で何かのスイッチを押した。
「そうかい。じゃあ、今からそうさせてやるよ」
「え?」
不覚にも、アキラは何が起こったのかわからなかった。
体が引っ張られ、ガラガラと扉を閉める音。石灰の臭い。背中にマットの感触。
アキラが我に返ったときには、すぐ横にあった体育倉庫の中で十悟に押し倒されていた。
両肩を両手で押し付けられ、両膝を両足首で拘束されるという体勢だ。
ここで悲鳴を上げないあたりがかわいげがないと十悟もアキラ自身も思った。
「何の真似?」
「見りゃわかるだろ。俺の女にしてやるんだよ」
「また股間を蹴り上げられたいの?今度は蹴り潰した方がいいのかな」
「はっ、今度はそうはいかねえよ」
同行している最中に、十悟がアキラに股間を蹴られたことは一度や二度ではない。
だが十悟はそうやって蹴り上げられるたびに興奮していたのだ。
アキラがそんなことをしてくるのは自分だけだと信じていたし、事実そうだった。
それに、例え蹴るという行動であっても、あのアキラが股間に触れてくるというのは、それだけでもすごいことだったのだ。
悶絶しながら、アキラの足に自分の股間を触れさせたことに歓喜し、もっと先のことがしたいと思い続けていたのだ。
一時の気の迷いだけでここまでの行動に及んだりはしない。
「そう、じゃあ潰してあげる」
「うおっ!」
ぐっとアキラの右膝が起き上がろうとしたのを察した十悟は、潰されまいと両足に力をこめて押さえつける。
しかしその動きと予告はまとめてフェイントだった。
十悟の注意が下半身に向かった隙に、アキラは微かに力の緩んだ右肩を滑らせて拘束から外し、ラケットを振り抜く勢いそのままに平手打ちを繰り出した。
「あぶねえっ!」
叫びつつ十悟はアキラの右肩を押さえていた左手を素早く動かして、アキラの右手首を寸前で止めた。
しかし、それでは終わらない。
アキラとしては右肩を自由にしたことである程度胴を動かせるようになったので、腰をひねって両足の拘束を外そうとする。
うまく左足が抜けた。
「十悟、覚悟!」
押し倒された体勢からは普段のような蹴りができないので、膝で股間を狙った。
だが、十悟はこれで喧嘩慣れしていた。
アキラと同行しているときに、何に絡まれてもアキラを守れるようにと鍛えていた。
それが今、逆の役に立っている。
巧みに太腿で膝蹴りをブロックし、逆にアキラの膝の間に割って入った。
十悟が脛でアキラの両太腿を抑え込んでいる体勢になった。
太腿と呼ぶのが躊躇われるくらい細い両足だなと、十悟は妙に冷静に思った。
「まったく、こんなときまでオールラウンダーな奴だな。
だが諦めろって。いくらお前が頑張っても、喧嘩じゃ俺には勝てないよ」
「……そうみたいだね」
体勢が変わったことで本気になった十悟からかかってくる力は、男子と女子との差以上に明確なものだと、アキラも認めざるを得なかった。
「あんまり暴れるなよ。殴ったりはしたくないんだ」
「っつ……、婦女暴行という言葉は知ってる?」
「合意の上なら暴行にならないんだとさ。諦めな。」
アキラは十悟を睨み付けながらも下唇を噛んだ。
大声を上げられない事情があったのだ。
直情径行のままことに及んだ十悟は考えもしていなかったが、アキラは自分の体よりもこの問題が発覚することを恐れていた。
部員同士とはいえ、仮にも卓球界では名前の知られた自分が絡んだ淫行騒動など表沙汰になったら、王華の大会出場停止はおろか、県大会の中止にもなりかねなかった。
それは、先ほど見たばかりの翼が飛んでいく先を潰してしまうことになる。
自分が我慢すればいいだけのことだとアキラは自分に言い聞かせた。
こんなバカをやらかしたとはいえ、サシャと違って十悟にはそれほどの嫌悪感は無いのだから、きっと我慢できるはずだと、慰めにもならないことを無理矢理思うことにした。
そこでアキラの体からふっと力が抜けたのを確認し、十悟はごくりと唾を飲み込んだ。 いきがってはいるが、十悟も中学一年生だ。
当然童貞で、持っているエロ本は修正付きの物しかない。
勢いに任せてここまでやってしまい、アキラの目の前で弱みを見せないように平静を装っているが、その実、喉はカラカラに乾いて、心臓は跳ね回っていた。
かといってやめるという選択肢はありえない。
初めて会ったときから自分のものにしたいと思っていた美少女が、今手中にあるのだから。
これでアキラが泣いてやめてくれと懇願していたら、あるいは十悟も罪悪感に駆られて止められたのかもしれないが、いつも以上に冷徹な態度を取られたことで十悟も意地になっていた。
しかし、悩んでしまった。ここからどうすればいいのかわからない。
スカートをめくってパンツを下ろして、入れればいいのだろうかと思ったが、いきなりそれもどうなんだろうとも思う。
とにかく、大切にしているエロ本に従って、裸に剥くのが順番だと結論づけた。
しかし、どうすればいいのかとまた困ってしまった。
十悟の右手はアキラの左肩を押さえていて、左手はアキラの右手を押さえている。
アキラが諦めたような様子だといっても、手を自由にさせるのは不安だった。
「どうしたの?やらないの?」
相変わらずの冷たい口調に十悟は怯みかけたが、強がりはやめなかった。
「少しは泣き叫べばいいのに、可愛げないなお前」
そんな可愛げの無い女を襲っている本人に言われたくないとアキラは思ったが口にはしなかった。
悩んだ十悟は結局、右手だけでアキラの両手首を押さえて、左手で作業することにした。
しかし、まずリボンが問題だった。
シャツだけならそう苦労はしないはずだったが、緊張しきった左手一本では首もとを止めているリボン一つ外すこともうまくいかなかった。
「ああもう、くそう、面倒だな!」
もたもたしていてアキラに下手と思われるのはやってられない。
いらついた十悟は、力づくでリボンを引きちぎることにした。
一緒にシャツのボタンが二つ外れて飛んだが、強姦なんだから最初からこうすれば格好の悪いところを見せずに済んだのにと、十悟は少し後悔した。
ともあれ、これで胸元の肌が露わになり、薄い平板のようなスポーツブラの白さが視界に飛び込んできた。
アキラが変に派手な下着を付けていないことに、十悟はほっとした。
当たり前だが、これでアキラが処女だと今更ながら確信した。
嬉しさを噛み殺しながら、シャツを引っ張って、いくつかボタンを飛ばしつつ、胸から臍まで露わにする。
その乱れたはだけ方が、強姦しているという十悟の気分を高揚させてきた。
「さて、それじゃ拝見するぜ」
「……勝手にどうぞ」
ブラに手を掛けた十悟に目を合わせずに、アキラはつとめて素っ気なく言い返した。
「やれやれ」
ぼやきながら、十悟はブラをめくり上げた。
さっきの反省を踏まえて、脱がし方のわからないものは無理をしないことにしたのだ。
何しろAAのブラなので、無理に外そうとしなくても、簡単にめくれるくらい平板状なのだ。
その下から、薄紅色の淡い輪が姿を現した。
十悟は内心叫び出したいほど興奮して、下半身は痛いくらいに立ち上がっていたが、なんとか自分をなだめつつ、改めてじっくりと舐るように眺めて堪能する。
「全然胸ないんだな。付ける意味あんのかよ」
ヒロムに裸を見られても気づかれなかったくらいなので、アキラとしてもそんなことは言われなくてもわかっていた。
「胸に不満があるならさっさと入れれば」
どうせまだ月のものが来ていないので、妊娠はしない。
痛いだろうし、屈辱的だが、それ以上のダメージは無いと、どこかアキラは冷徹に考えていた。
ただ、ヒロムのことを思い出してしまったのはいけなかった。
初めてはできることなら、と微かに思ってしまった。
この状況で逃れるのはかなり絶望的だ。
力ではかなわないのはよくわかっている。
「そう焦るなよ」
自分に言い聞かせながら十悟はアキラの胸に手を伸ばした。
触った感触はまだ固い。
予想はしていたが揉んで楽しむということは無理だった。
薄紅色の先端もまだ小さく、摘むのも難しい。
「押されると痛いんだけど」
これから膨らみ始める蕾は快感を伴う前は痛みばかりが先に来るのだ。
「そうかい。悪いことしたな」
半ば本気で呟いた十悟は、アキラの胸に顔を寄せた。
当然だが胸に顔を埋めるなんてことは期待していない。
その痛いと言った蕾の先端を慈しむように舌を伸ばした。
「ひっ……」
十悟としては痛みを和らげてやるつもりだったのだが、冷たくじっとりと濡れた舌に敏感になった先端を嘗め上げられることは、アキラに猛烈な嫌悪感を催させた。
ナメクジが胸を這い回る様を連想させるその感覚は、十悟へのわずかに残った好感を消し飛ばすほどにおぞましく、寒気とともに肌を収縮させて、結果、小さな蕾を尖らせることになった。
アキラの乳首とも言えない先端が固くなるのを舌先で感じた十悟は、アキラが感じていると勘違いして感動していた。
微かな汗の匂いとともに、肌の表に残っていた塩気を帯びた味を存分に堪能した。
これがアキラの味だと思うと、いくらでも味わいたかった。
乳首を舐めて感じてきたら乳が出るのではないかと、エロ本から覚えた間違った知識を元に、微かに尖った右の先端を二度三度と舐め上げた後、唇を当てて吸いついた。
「ん……っ」
アキラの口から押し殺した呻きが漏れたことにまた興奮させられた。
右だけでは物足りないと、今度は左の蕾に口を寄せた。
あふれ出てくる涎を垂らし、薄紅色の輪の周囲に塗り込むように、舌で押しつけ回していく。
膨らみがほとんど無いため、舌を押し込むとすぐ固い感触に当たる。
だが、あばらの感触さえ舌で感じることができたことが、アキラの未成熟っぷりを十悟に改めて実感させた。
青い果実ってこんなことを言うんだろうなと思いながら、たっぷりと周りを濡らすと、蕾の周囲の赤色が光を反射して輝いて見えた。
少なくとも、十悟には神々しくさえ見えた。
「すっげ……」
十悟はしばし陶然と見入っていた。
乳が溢れてこないのは残念だったが、この大きさなら仕方がないかと、十悟なりに諦めをつけ、アキラの体を味わうことを優先することにした。
アキラの胸がもっとあったら十悟は中学生男子の例に漏れずにたっぷりと胸をいじくり回していただろうが、胸が薄かったために、むしろアキラの身体の他の部分でも楽しみたいと思ったのだ。
膨らみの無い胸から下に向かって両手の指でなぞり、うっすらとあばらの浮かんだ細い体ながら、滑らかで心地よいその感触を手で確かめた後、舌を這わせてじっくりと味わっていく。
気が付けば、いつの間にか両手を離してアキラの手を自由にさせてしまっていたが、もう拘束しなくても抵抗さないだろうと十悟は勝手に考えた。
アキラとしても、裸同然の体を撫で回され嘗め回されるという、屈辱的でおぞましい感触が続いたことで、体から反抗する力をはぎ取られていた。
ただ、瞳だけは、なお屈服の色も見せずに、見下ろす視線で十悟を睨みつけていた。
十悟はしばらく、きめ細かな肌の舌触りとほのかな汗の味に陶然と酔っていたが、やがてその視線に気づいた。
強姦している最中だというのに、いつも通りのその視線に何故か安心させられた。
しかしそれと同時に、その顔を一変させてみたいとも思った。
目の前にはちょうどアキラの臍があった。
「え?ちょっと、十悟、何を……」
十悟はアキラの臍の周りを一撫でしてから、その窪みに舌を伸ばした。
「や……、やだ!十悟、やめ……」
くすぐったいのと、臍という生まれてすぐの自分に関わる根源をいじられているという未体験の感触に、アキラは思わず悲鳴をあげた。
しかし、今まで無反応に等しかったアキラからそんな声を引きずり出せたのだから、十悟としてはその命令を聞くどころか、ますますやる気になって、固めた舌先で臍の中をぐりぐりと弄り回し、あげく、唇を寄せて思い切り吸い上げた。
アキラにとっては、臍を通じて体の中身を賞味されているようだった。
「十悟の……、変態……っ」
押し殺した声ながら吐き捨てるようになじったアキラだったが、これが逆効果だとは思わなかった。
言われた十悟はむしろ爽快で、聞いた耳から脳髄に染み渡るように快感さえ覚えていた。
あのアキラが、もはや言葉でしか抵抗できないくらいに追い詰められ、敗北宣言に等しいことを言っているのだ。
しかも変態とのレッテルが十悟を興奮させた。
自分は変態なのだから何をしてもいいのだと思うと、もはや免罪符をもらったような心境になった。
「ああ、お前は今その変態の餌食になるんだよ」
調子に乗った十悟は、指と舌とを這わせて、固い胸と違ってふわふわと柔らかいお腹の感触と味を存分に堪能する。
その間に、アキラは自分が人形になってしまったように思われた。
おぞましい感触も、今の状況も、何も考えたくなくなってきた。
正直言って、早く終わればいいのにとさえ思い始めていた。
アキラがおとなしくなったので、十悟はもう仕掛けてもいいかと思った。
ここまでの変態行為で、下半身は痛いくらいに張り詰めていて、触りもしていないのに爆発しそうな気配が込み上げてきていた。
十悟は乾いた喉に無理矢理唾を飲み込ませると、いよいよという心境でスカートに手を掛けた。
しかし、どうもホックが腰の斜め後ろにあるようだとわかった。
両手が使える今では脱がすことも出来そうだったが、そんなに長いスカートではないし、上半身は胸を見せていても脱がしていないことを思い出した。
どうせなら、下も服を着せたままの方がいいと十悟は思い直した。
チェックのスカートの裾を摘み、これを持ち上げながらも顔を近づけていく。
まだ肉付きを増す前の、棒のように真っ直ぐな線を描いた白い腿がゆっくりと姿を表し始めた。
その細い脚の奥に、ブラと同じく飾り気の無い真っ白な下着が見えた。
一瞬ならば翻った隙に見たことがあるが、ここまでまじまじと見たのは初めてだった。白い表面には影さえ見えず、素っ気なく包むその様がなおさら十悟を興奮させた。
半ば無意識のうちに手が延び、力任せにぐいとずり下げて、中に隠していたものが露わになった。
「これが……」
十悟は二の句が継げなかった。
エロ本だとモザイクで隠されているその場所は、モザイクを見る限り赤いものだと思っていたが、まったく違っていた。
お決まりのヘアなど一本もなく、つるつるとしたなだらかな丘に、そこが目指す場所であることを示す小さな縦の割れ目が真っ直ぐに走っていた。
割れ目の左右は二枚貝のようにぴったりと合わさり、日の光が当たるはずもないので、白い下腹部の中でも一際抜けるように白い肌が誰も踏み荒らしていない雪原のように輝いていた。
その汚れなさが、十悟の思考を焼ききった。
広げようとか濡らそうとか、そんなことはもうどうでもよくなって、とにかく一秒でも早くこの割れ目を押し裂いて、中に入って出したかった。
十悟は一秒すら惜しく、ズボンとパンツを纏めて下ろして、人生最高の大きさにふくれあがった自分の分身を取り出した。
すっかり剥けた赤い亀頭はエラまでががっちりと張り詰め、そこへ至るまでの肉茎は太く膨れて大きく反り返っていた。
十悟自身、ここまで大きく立ったことは記憶に無かったが、アキラを貫く自分の槍が巨大なことには満足した。
これならアキラの処女膜を破るのに不足はないだろうし、粗チンなどとは間違っても言われないで済むと自信を持った。
一方、人形になろうとしていたアキラだったが、それを見た瞬間、さすがにどうにも無視などできようもない恐怖に襲われた。
兄や遊部と一緒に風呂に入ったときに見たものとは大きさも形も全然違っていた。
半ば覚悟していたが、あんな棍棒のような肉の塊などを入れられたら、身体の中まで壊されてしまうのではないだろうかという想像が現実的な恐怖として迫っていた。
もう犯されるのは仕方がないと諦めも付くが、壊されてしまったら、もう、彼に入れてもらうこともできなくなってしまう。
「いや……、いや……!十悟、やめて……、そんなの入りっこない……」
「やめるわけないだろ。こいつはな、お前にぶち込むためにあるんだよ!」
力任せに両膝を開かせたときに、膝に引っかかっていた下着があっさりと破れた。
もう妨げるものは何もない。
「よく見ておけよ、アキラ。今からお前の中に入ってやるからよ」
十悟はふくれあがった肉を掴んで、先端を割れ目に当てがおうとしたが、うまく行かなかった。
いつもなら多少は動きの自由がきく分身は、今は処女貫通の期待に膨れすぎてガチガチに固くなっており、向きを下げることすら容易ではなかった。
それでも本能で身体が動いた。
膝を落とし、腰ごと押し出すようにして、ようやく反り返った裏側が割れ目に押し当てられた。
ふんわりと柔らかい感触が、過敏になっている裏筋に当たるだけでも落涙しそうなほど感動していたが、これからもっとすごいことをするのだと思うと、さらに血液が流れ込んで固くなっていく。
十悟は荒れてくる息をなんとか三度の深呼吸で落ち着けて、意を決して腰を押し出した。
「いた……っ!」
アキラは小さな悲鳴を上げた。
しかし、予想していたような身を裂くような激痛ではなかった。
十悟の肉茎はアキラの割れ目の上部に少しめり込んだが、結局、割れ目から上に逸れてしまい、姫洞を守る処女膜に微かに触れただけで終わった。
十悟はわかっていなかったが、入るわけがないのだ。
自分で身体を慰めもしていないアキラの割れ目はぴったりと閉ざされており、しかもまったく濡れていなかった。
そんなところに、臍まで付くくらいに反り返ったものを押し込もうとしても、ただでさえ角度が悪いのだから外れてしまう。
しかも十悟は、割れ目のどの方向に穴が通じているのかわかっていなかったから、割れ目に押し当てれば入るものだと思っていたため、本来あてがう箇所よりも上にずれていた。
ばつの悪さを隠して腰を引き、もう一度押し入ろうとするが、やはりせいぜい割れ目の周囲を擦りあげるだけで終わった。
しかし、それだけでも十悟にとっては未体験の興奮だった。
入れられたわけではないにしても、未成熟な性器に強い圧力をかけられたことでアキラが苦痛にうめく声を聞くだけでも、エロ本とはくらべものにならないくらいに興奮させられているのだ。
そして男として入れるべき最終目的地の直前で、肉茎の裏側だけでも擦っているのだ。
しかもそこはまったくの無毛で妨げるもの一つなく、確かに新雪を踏み荒らしているという感触はあった。
童貞中学生にその刺激を我慢できるわけがなかった。
あっという間に下半身から脳髄まで駆け上がった射精衝動を止める暇もなく、気が付いた瞬間にはアキラの割れ目に密着した状態で、先端が白く爆発していた。
「うわあああっ!」
あまりの快感に十悟は悲鳴を上げていた。
アキラの身体にぶちまけたその光景は視界に入っていたはずだが、オーバーヒートしたかのような快感に頭が真っ白になって、見開いた目に映ったものを何も認識できなかった。
それも一瞬では終わらなかった。
脊髄を走る甘美な稲妻は一度ではなく、心臓の鼓動に合わせて二射、三射と発射された。
そのたびに、とにかく下半身の全てが玉から尿道を止めどなく駆け上がるようなしびれが走り、その錯覚に不足していないほどの大量の精液が、脈動のたびにアキラの全身にぶちまけられた。
第一射は割れ目から臍の間でべっとりと広がり、角度が上がっていた第二射は大きく放物線を描いて左の胸の突起を覆って広がり、第三射は襟もとから肩にかけてシャツにこびりつき、落ち着いた第四射からはめくり上げていたスカートや腰回りをどろどろに汚した。
何回脈動したのかわからなかったが、気が付けば十悟の目の前には、白濁液で服と言わず身体と言わず全身汚れまくったアキラの無惨な姿があった。
やるべきことが出来なかった壮絶な羞恥心とともに、微妙な達成感にも包まれていた。
唾を付けるのとは訳が違う。
これだけ精液をぶっかけたからには、アキラの全身はもう自分のものだと思った。
一方アキラは、何をされたのか理解するのにしばらく時間がかかった。
ひとまず助かったということが理解できたが、それでも身体中辱められたことには違いない。
物のように扱われたことへの怒りが今更ながら沸き上がった。
「……早漏」
アキラの全日本の同僚がロッカールームで並べていた彼氏への罵倒の中で、一番効きそうな単語を思い切り叩きつけた。
本来なら自分だけ楽しんだ男を非難するための言葉で、強姦のときに主張する言葉ではないが、言葉の意味が分かるくらいに知識があった十悟には十分堪えるものだった。
いくら暴れて抵抗したところで、よがらせてしまえばいい、などという目論見とともにプライドまで粉々にされた。
だが、それでは終わらなかった。
落ち込みかけたところで、十悟自身が今し方ぶちまけたばかりのアキラの姿を目の当たりにしたからだ。
服も肌も白濁液で汚れた、それでも処女のままのアキラの姿は、萎えかけた下半身に膨大な活力を甦らさせるに十分だった。
「はっ、一発で終わる俺だと思ったのかよ。不満ならしっかり期待に応えてやるよ。腹の中がいっぱいになるまで何発でも注いでやるぜ!」
「え?」
男は一発出せば終わりだと聞いていたアキラにとって、十悟の復活は予想外だった。
あっと言う間に両足首を捕まえられて、左右に開きながら持ち上げられてしまい、アキラが気づいた時には両足を大きく開き十悟に向かって秘部を突き出すという、あまりな格好をさせられていた。
「これならいくらなんでも入るだろ」
突き出されて微かに広がった割れ目に押し当てる肉の棍棒は、既に十分な大きさを取り戻していた。
先ほどよりやや反り返りが甘くなっていたが、その分前を向いて入れやすくなっていた。
当てられた瞬間にアキラはまずいと思い、十悟はいけると思った。
十悟の分身は今先ほど自ら出した白濁液が先端にべっとりとついており、これが潤滑剤のように働いてうまく割れ目を分けようとしていた。
「い、いやあああ……っ」
「行くぜアキラ。初体験だぜ、泣いて喜びな」
そういって十悟は大人の階段を駆け上がるべく、腰を突き出そうとし、横からの物音に振り向いた。
扉が、開く音だった。
「え?」
「な?」
二人揃って間の抜けた声を上げて見たそこには、
「アキラちゃん?」
「……ヒロム……くん?」
皮肉にも十悟の声を聞いて不審に思い、体育倉庫の扉をそっと開けたヒロムの姿があった。
式典が終わった後、アキラと話をするために探し回っていた結果であった。
ヒロムの姿に、一瞬喜んだアキラだったが、体格の違いすぎるヒロムが十悟に腕力で勝てるわけがないとすぐに計算できてしまった。
むしろ、秘部までさらけ出したあられもない姿で陵辱される様をヒロムに見られるかと思うと恐ろしくなった。
その怯えが顔に出たのを十悟は見逃さなかった。
強気一辺倒だったアキラの弱点を掴んだ。
そして何より、自分からアキラを奪おうとするヒロムにアキラの純潔を奪うところを見せつけてやれることに、何にも勝る征服感を覚えた。
「いいとこに来たな。藍川。
そこで見てな。今からアキラを女にしてやるところだからよ!」
「やめて!ヒロムくん、お願い、お願い、見ないで!」
しかし、ヒロムはアキラの懇願には従わなかった。
「アキラちゃんに、何するんだ!」
頭が沸騰して、気が付けば十悟にタックルしていた。
サシャに挑みかかったときと同じ、だが、あのときのような失敗は許されなかった。
天翔もかくやという初速のまま、ヒロムは身体ごと十悟の脇腹に体当たりするようなタックルをぶちかましていた。
まさにちょうど、突き立てられた棍棒が純潔の壁を破る寸前で、全神経をそちらに集中していた十悟は、視界がひっくり返って側頭部に衝撃が走った理由がすぐにはわからなかった。
ただ、本懐を邪魔された下半身が、雌を奪い合うという雄の原初の闘争心を奮い起こした。
十悟は頭を二三度振り、状況を把握する。
アキラと引き剥がされ、自分とヒロムとが絡まってマットに転がり、左の側頭部を横にあった鉄製のボール籠にしたたかに打ち付けていて、そして、肝心の分身は赤く染まっておらずに、自身が出した白濁液に濡れているのみだった。
「てめえよくも……」
十悟は失望を押し殺し、交尾を邪魔されたという怒りをバネにして立ち上がった。
ついでにヒロムの胸に思い切り膝を叩き込む。
「げほっ……」
ヒロムは一瞬呼吸が止まったかのように感じ、思わず転げて十悟から離れた。
それで十悟は確信する。こいつは弱いと。
単に一時邪魔されただけで、ヒロムを叩きのめしてからゆっくりとアキラを犯してやればいいのだと思い直す。
「アキラ、ちょっとそこで待ってな」
ひとまずズボンとパンツを引き上げて、ヒロムを叩きのめすことを優先する。
「ヒロムくん、逃げて!」
十悟が本気になったことを察したアキラは自分のことを忘れて叫んでいた。
どう見てもヒロムに勝ち目はない。叩きのめされるのは余りにも明白だった。
「逃がさねえよ!人呼ばれたくないしな!」
ヒロムはアキラの声を受けて立ち上がり、そして、逃げるのではなく十悟に向き直った。
現状に頭がついていっていなかったが、そんな状況でもヒロムにはわかることがあった。
今自分が逃げれば、アキラが酷い目に合わされるということだった。
初対面の時から十悟に抱いていた苦手意識さえ忘れていた。
「憂さ晴らしに付き合ってもらうぜ!」
ケンカ慣れした十悟の左手がフック気味に繰り出されるのを、ヒロムはしっかりと見た。
身体がそれに応じて動いた。
スレスレのところで十悟の拳は空を切る。
「こいつ……!」
舌打ちとともに繰り出される右手のストレートは今度こそ本気だったが、それも空を切る。
「くそ、なんで、こんな奴に!」
アキラには状況がよくわかった。
ヒロムは元から驚異的な動体視力を持っていたが、さらにこの数ヶ月の鍛錬でその視力に足が付いて来るようになったのだ。
攻撃の軌道がはっきり見えていれば、足の移動だけでかわせてしまう。
そしてアキラは知らなかったが、十悟はアキラを守るために自分より大きな相手に喧嘩を売ることがほとんどだった。
自分より明らかに小さいヒロムのような相手と戦うのは、勝手が違い過ぎた。
焦りで十悟の攻撃に大振りが目立つようになってきたところで、ヒロムはそっと拳を握った。
今まで人を殴った経験など一度も無いが、それでも戦わなければと思った。
アキラを守らなければと思った。
勝たなければならなかった。
どうすればいいか、かわしながら必死で考えた。
非力な自分がちょっと殴ったくらいで倒れる相手じゃない。
一撃で倒れる急所はどこか、スポーツはいつも憧れながら見ていたから、ボクシングも少しはわかる。
「この野郎!」
十悟が思い切り繰り出したストレートを、身体を思い切り下げてかわし、十悟の懐に潜り込んだ。
金的を狙われると思った十悟はとっさに両足を閉じてブロックしようとする。
ヒロムが見上げれば、顎が隙だらけだった。
真上に飛び上がるようにしてアッパーを繰り出した。
真下の死角からの攻撃を、十悟は読めなかった。
「が……!?」
顎を跳ね上げられたことで脳が大きく揺さぶられ、十悟は倒れ込む前に失神していた。
「はあ……、はあ……」
ヒロムは、十悟が倒れたことを確認し、その場にへたり込んだ。
初めて人を殴った拳はひどく痛み、試合で勝ったときのような高揚感よりも、間違ったことをしたような後悔がこみ上げてきた。
倒れている十悟の姿と、彼を打ち倒してしまった自分が未だに信じられず、忘我の顔のままで血がにじんだ右拳をみつめていた。
「ヒロムくん、すごいね……」
そこに、声が掛けられた。
ヒロムの迷いを吹き払うほどに、純粋な賞賛が込められた声だった。
そこでようやくヒロムは、自分が何をしに来て何をしたのかを思い出した。
「あ、アキラちゃん、大丈夫……!」
振り向いたヒロムは、そこで今更ながらアキラの姿を確認することになってしまい、顔から蒸気を噴き出しそうになった。
アキラとしては、以前にもヒロムに見られているため、もう隠すまでもないと開き直っていた。
助けてくれたヒロムに対して隠すのは失礼だとも思った。
確かにヒロムにとっては以前にも見た凹凸の少ない身体だ。
しかし、今はその身体のそこかしこが白く汚されていて、その分壮絶な色気を漂わせていることにアキラ自身気づいていなかった。
ヒロムは女の子の裸を見たことは何度もある。
エリスの裸を見ても冷静に対処できたのは、小学生のころから発育がいいくせに無頓着な乙女に引っ張り回されていたからだ。
ある意味では女性の裸には慣れてしまったつもりでいた。
だから、こんな風に下半身の一点に猛烈に血流が集まるほどの衝動を覚えたのは初めてだった。
それは、せっかく絵を描いていたキャンバスに、誰かが汚い絵の具をぶちまけた様にも似ていて。
自分の中にある白い絵の具をありったけキャンバスにぶちまけて、自分色に染めたいというどす黒い思いがこみ上げてきた。
「うん、ギリギリだったけど、なんとか助かった。
ありがとう、ヒロムくん」
アキラからまっすぐに向けられた礼の言葉に、ヒロムは今し方の自分の衝動をひたすらに恥じた。
そこでようやくほっとする。
今までにないくらい固くなってしまった下半身をアキラに悟られないようにしながら、後ろポケットからハンカチとポケットティッシュを取り出した。
いくらなんでもアキラをその惨状のまま放っておくわけにはいかなかったからだ。
「う、うん。とにかく拭くよ」
「あ……うん、お願い……」
照れ隠しに思わず言ってしまったヒロムも、思わず頷いてしまったアキラも、その後で自分が何を言ったのか思い至った。
そして、二人とも引き返せなくなった。
しかしアキラとしては、正直言って十悟の出した精液になぞティッシュ越しでも触れたくなかったため、取り消すこともできなかった。
ヒロムは覚悟を決めると、ティッシュを一枚取り出して、アキラの胸に手を伸ばした。
桜色の輪にこびりついた白濁液を完全に拭き取ろうとして、力をかける。
「ん……っ!」
「ご、ごめん……!痛かった……?」
「う、うん、ちょっとね……」
思わず声を上げたアキラにヒロムはあたふたしたが、アキラとしては正直に言えるはずもなかった。
ヒロムに間接的に胸を触られただけで、身体が跳ね上がりそうになるくらい気持ちよかったなどとは。
まして、もっと直に触って欲しいなどとは。
それからヒロムはアキラを痛くしないようにおそるおそる、しかし、しっかりと拭えるように力を込めるという微妙な力加減でアキラの胸を拭っていった。
それが終わると、ヒロムはしばらく固まってしまった。
湯煙越しに見たことがある胸とは訳が違う。
しかし、アキラのスカートの下もひどく汚されていて、拭わないわけにはいかなかった。
そしてアキラとしては、こんな場所であってもやはり自分で触れるのは恐ろしく、ヒロムにして欲しかった。
「あの、ヒロムくん、駄目……かな」
「い、いや、する。するよ!」
駄目な男だと思われたくないため、ヒロムは慌ててもう一度頷いた。
新しいティッシュを取り出して、震える手のまま汚された割れ目の上に持っていく。
今度は力を込めるわけにはいかない。
下手に力を込めて、中に押し込んでしまったら元も子もないということくらいはなんとか頭の片隅で理解していた。
壊れ物を扱うかのように、そっと触れる。
そのまま、押し込まないように、ぬぐい去るようにして、こびりついたものを拭き取っていく。
それでも微かに力は掛かる。
アキラは、そのわずかな強弱のたびに嬌声を上げたくなるのを必死で噛み殺した。
いっそあられもなく声を上げてしまった方が楽に思えるそれは、甘美な拷問だった。
そうして、翳り一つ無い割れ目が露わになった。
どうにも目をそらすことができず、ヒロムはその場所を食い入るように見つめてしまった。
そこはとても綺麗で、汚されていたことが許せなくて、守りきったことが嬉しくて、そして、どうしても、自分で壊したくなるほどに儚く美しかった。
ヒロム自身が過去に描いてきた何よりも、鮮やかにはっきりと、網膜と脳裏に刻まれる光景だった。
その突き通すような視線にアキラは当然気づいていたが、自分で頼んだ以上、見ないで欲しいと言えるはずもなく、そして、溜飲が下がる思いでもあった。
あのときは女であるとも認識してもらえなかったのが、今ははっきりと女だと意識してもらっているのだ。
気恥ずかしさとともに、見られていることへの嬉しさもあって、結局、何も言えないまましばらくヒロムの視線を受け続けていた。
しかし、いつまでも黙り続けているわけにはいかなかった。
先に我慢しきれなくなったのはアキラだった。
「どう、しよう……」
「あ……、うん、そうだね、どうしようか」
何かを尋ねているようで、実のところその言葉自体には何も意味がなかったが、その一言で呪縛が解けたように、ヒロムも口を開いた。
ヒロムは、アキラの言葉はこの後の処理をどうしようかと尋ねてきたものだと解釈した。
あまりにも名残惜しいが、意志の力を総動員してアキラの割れ目から視線を引きはがし、アキラの着ている服に目を移動させた。
肌を濡らしていた箇所はすべて拭ったが、シャツやスカートにもべったりとついている。
しみこんでしまっているので、拭いてもどうにかなる状態ではない。
「これ、拭いても多分取れないよ……」
「そう……だね」
アキラは、言われてから自分が着ている服の状況をようやく思い出した。
お気に入りの服だったが、これ以上着ていたくなかった。
そもそもボタンを飛ばされているし、パンツは破かれているし、ここからどうやって帰ればいいのか。
どうしていいかわからなかったが、とにかく嫌悪感が先走ってしまい、シャツとスカートを脱ぎ捨て、ブラも外した。
靴と靴下だけは汚されていないのでなんとか捨てるのをこらえたが、多分これも二度と身につけることはないだろう。
ただ、ヒロムは再び顔から蒸気が吹き出た。
胸をはだけていたときのような扇情的な姿から、靴と靴下だけを残した事実上の全裸になって、あのシャワー室での邂逅を思い出してしまったからだ。
さすがに直視できなくなったヒロムは顔を背けた。
なんとかしなければいけないが、アキラに精液まみれの服を着ろとは言えないヒロムは、とっさに思いついた。
幸いにも、アキラとは体のサイズは縦にも横にもほとんど変わらないことに。
「あ、あのね、アキラちゃん、ひとまず僕のユニフォームを代わりに着てよ……」
「でもそれじゃ……君はどうするの」
ヒロムのユニフォームを着るということ自体は、アキラは別に嫌ではなかった。
あえて言えば兄と同じユニフォームを図らずも着ることになることへのよくわからない思いくらいだ。
しかし、一着しかないものをアキラが着るとヒロムは当然裸同然になってしまう。それではここから出られない。
「それは……」
アキラのことだけ考えていて自分のことを考えていなかったヒロムは困ってしまい、視線を泳がせて、そこでいいものをみつけた。
「うん、あれを借りるよ。僕は男だから上は裸にこれでもそんなに変じゃないと思う」
サッカー部やバスケ部が使う、上から着るカラーゼッケンだった。
ヒロムの身長だと、膝近くまで隠れるくらいの長さがある。
これなら大丈夫だと、ヒロムは上着と短パンを脱ぐことにした。
「汗くさいけどごめん。少しの間我慢して。出たら助けを借りよう」
「うん……」
別に問題があるわけではないのに、上半身が裸になったヒロムを見て、アキラは気恥ずかしくなってしまった。
ほとんど同じくらいの身長ながら、細い身体にはこの数ヶ月で身に付いた筋肉がついて、小さくても男の子の身体だということがよくわかった。
それに比べると、凹凸のないアキラ自身の身体でも、女の子の身体ということがはっきりとわかる。
いまごろになってアキラは裸でいることがいたたまれなくなり、ヒロムの身体から目を逸らそうとして視線を下に向けた。
そこで、気づいてしまった。
「ヒロムくん、君も、立ってるの?」
思わず口にしてしまったのは、心のどこかで、ヒロムが男の子であることを拒絶したかったからだった。
十悟に襲われていたところに助けに来てくれたヒロムは、十悟とは違うものだと思いたかったからだった。
だから、パンツ一枚になったヒロムの股間がはっきりと膨らんでいることが、アキラにとっては意外でさえあったのだ。
「ごめん……これは……」
立っていることを知られないようにしていたのにも関わらず、短パンを脱いだことで墓穴を掘ってしまったことにヒロムは今更ながらに気づいた。
なんとかフォローしようと思ったが、間違いだと言い張ることができるような「状態ではなかった。
助けにきたというのに、アキラは信頼してくれているというのに、欲情してしまっている自分が恥ずかしく、一方で、アキラに知られてしまったことで、抑えようとしていた黒い衝動が表に現れようとしていた。
「ヒロムくんも……、私を襲いたいって、思うの?」
アキラは、今度は無意識ではなく、意識を持って尋ねていた。
それは、ヒロムが十悟と同じ男という生き物であるという事実を確認することへの恐怖と、襲われた自分が傷ものになっていないことをヒロムによって確認して欲しいという期待とが混ざった、アキラ自身でもよくわからない思いであった。
ひとたび闘争心を燃え上がらせた後の少年に、アキラの声に込められたその被虐的な音色は我慢できるものではなかった。 「え……?」
気が付いたときには、ヒロムはアキラの肩に手を掛けてマットの上に押し倒し、パンツを下ろして自分の分身を取り出していた。
十悟のものと違い、未だに皮を被ってはいたが、その器官が自分の役割を果たすには十分な堅さと大きさを持っていた。
「ヒロム……くん?」
アキラは、悲鳴をあげなかった。
先ほどまでの恐怖と期待との天秤が期待に傾き、いっそ、十悟に汚された自分の身体をヒロムに中から洗い流して欲しいという思いがこみ上げてきていた。
「君なら……」
いいよ、とアキラは言いかけた。
だが、そこでヒロムは辛うじて正気に戻った。
やりたい、という原初の衝動を抑え込もうとするその意識は、数年に亘ってヒロムに刻み込まれた記憶から生じたものだった。
駄目だと、それをしては駄目だと。
先端を割れ目にあてがう直前で、ヒロムは腰を引いてアキラから飛び離れた。
「アキラちゃん、見ないでっ!」
そう言ってヒロムはアキラに背を向けると、我慢の限界に達していた分身を取り出して猛然としごき始めた。
とにかく今自分の中にある衝動を何とかしないといけなかった。
「アキラちゃん、アキラちゃん、アキラちゃん!」
自分でもわからないままにアキラの名前を連呼して目をつぶり、当の本人の目の前でアキラをオカズにして、頭の中でだけアキラの割れ目に自分の身体を突っ込み、そのまま思い切り射精した。
途方もない快感に、何が起こっているのかももうわからなくなってしまった。
アキラは、ヒロムの頼みを聞けなかった。
憎からず思っている少年が、自分の名前を連呼しながら虚空に向かって射精する様は、どこか美しくも悲しく思えて、その様を見届けずにはいられなかった。
どうして、目の前に自分がいるのに相手をしてくれなかったのかと、恨めしくさえあった。
一方、12年間生きてきた中で、最も激しい射精を終えて、ヒロムは全身の力が抜けたようにその場に膝をついた。
アキラの裸を初めて見た日に自慰をしたときには、こんなにも気持ちのいいことがあるのかと思ったが、今し方の快感はそれをも凌駕していた。
きっと、アキラに向かって射精し、自分の絵の具でアキラを汚していたらもっと気持ちよかったのだとはわかっていた。
だが、それをしなかったことだけは正しかったのだと、荒くなった息を整えながらヒロムは確信していた。
衝動はなお消えずに残っていたが、それでも、ありったけの欲情を吐き出したことで、なんとか我慢できる程度になり、精も尽きた分身はアキラの中に入れられるような固さを失っていた。
「ヒロムくん……どうして……」
「したいよ……。
今すごく、アキラちゃんにひどいことをしたいよ。
でも……、やっちゃ駄目だ。
女の子の弱みにつけ込んでそんなことするなんて、やっちゃ駄目だ」
その答えは、とても爽やかで、それなのにアキラには少し苦かった。
ヒロムがその答えに行き着いたのは、彼の傍にずっといた、あの保護者のような女の子の存在があったからに他ならないのだから。
それでも、アキラは救われた気持ちでいた。
先ほどまでの自分がどうかしていたと思う。
もしヒロムが自分を陵辱していたら、その一瞬は満足できたかもしれない。
しかし、そうされていたら、アキラはもう、男とはそういうものにしか思えなくなっただろう。
しかし、ヒロムは止めてくれた。
止まってくれた。
だからアキラはまだ、男というものを信じることができた。 「……そう」
照れ隠しにアキラの口から漏れた言葉は素っ気なく、ヒロムは自分が間違えたのかと慌てた。
フォローしなければと思ったが、照れくさくなってしまったアキラは、ひとまず借りたヒロムのユニフォームを着ることにした。
下着も無しに男の子が着ていた服を着るというのは、どこか背徳的だった。
特に、素肌に短パンを履くときには、背筋が甘く凍るような痺れを覚えた。
ヒロムの言うとおりに熱戦の名残である汗の匂いがしたが、しかし、その匂いでまるごと体中が守られているように思えてきて、心地よくさえあった。
傍目には久勢北の新人マネージャーのような装いになり、下着をつけていないことにはまず気付かれない姿になった。
それから、破れたパンツを含め、着ていた服を畳んで纏めた。
もう着たくないが捨て置くわけにもいかない。
ヒロムは、アキラが怒っているのかとビクビクしながら、とりあえず自分もゼッケンを引っ張り出して着ることにした。
こちらは予想以上にぶかぶかで、アキラとは別の意味で下を着ていないことには気付かれにくそうだった。
「うん、じゃあ出ようか」
「うん……」
アキラは、俯きかげんのヒロムに何か言わねばと思ったが、何かと言葉に出すのは苦しかった。
それならと、拳を小さく握りしめてから、ヒロムに近づく。
「これは……、ただの挨拶じゃないから」
「え?」
アキラは、とまどった顔のままのヒロムの頬ではなく唇に、そっと自らの唇を寄せた。
そう、挨拶ではなく、お礼。
いや、もしかしたら、それ以上との思いを込めて。
「アキラ……ちゃん」
呼吸はおろか鼓動さえ止まっていたような時間のあと、唇が離れたことを確かめるようにヒロムはアキラの名を呼んでいた。
「出ようか?」
しかしアキラは、それ以上は留まらずに外へ出ることを促した。
傍目にはわからないだろうとは思ったが、なんとなく共犯者のような後ろめたさがあり、二人は手を繋いでいた。
ただしこれは、ヒロムの頭が半ば茹であがってしまい、アキラが誘導しないと足元が覚束ないということもあった。
ともあれ、このままでいるわけにもいかない。
「このあと、どうしようか」
「うん、そうだ、乙女ちゃんに頼もう。アキラちゃんも会ったことあるよね。
乙女ちゃんならきっとアキラちゃんの服とか用意してくれるよ」
「ああ、あの……」
忘れるはずもない。アキラはしっかりと乙女のことを覚えていた。
それなのに歯切れの悪い返事をしたのは、ヒロムが見せた絶対的な信頼に、やっぱりアキラは嫉妬を覚えてしまった。
しかし、今は頼ることにした。
間違いはないはずだとアキラは自分に言い聞かせる。
ヒロムをここまで育てた人なのだから。
「彼女、来ているの。じゃあ、お願いしようか」
「うん」
大会が終わった後とはいえ、人影はそれなりに残っており、おそらく彼女も残っているものだと思われた。
そうでないと困るが。
「ところで、……十悟のことなんだけど」
「え?」
体育倉庫に気絶したまま放っておいたが、問題はそれだけでは済まない。
虫のいい話だとは思ったが、アキラは正直にヒロムに頼むことにした。 「この件、表沙汰にしないでくれるかい。
発覚すれば王華学園は出場停止は免れないし、下手をすれば廃部だ。
それは、私としては避けたい」
「うん、僕も人を殴ってしまったし……。
でもいいの?彼をそのままにしていたらまたアキラちゃんが襲われるんじゃ」
素直に受け入れてくれたヒロムに感謝しつつ、アキラはここにいない十悟に向かってため息をついた。
「それは、心配しなくていい。
君にケンカで負けたことで彼のプライドはズタズタだ。
もう襲いかかってはこないよ」
それくらいには十悟のことをわかっていた。
もっと理解しているつもりだったのだけれど、男の子はわからない。
ともあれ、乙女はすぐに見つかった。
というよりも、恐るべきアンテナを持つ彼女にすぐに見つかった。
「あのさ、乙女ちゃんには話していいよね?」
「……うん、説明しないと協力してもらえないだろうし」
一度会っただけだが、どこか一本筋を通す人物だという印象を受けていたので、ヒロムの信頼もあり、アキラは全面的に頼ることにした。
「……何があったの?」
ただならぬ雰囲気を察して、乙女の目がきらーんと光った。
「うん、えっとね……、秘密にしておいて欲しいんだけど」
ヒロムはざっとことの次第を説明しはじめた。
始めは興味深げに聞いていた乙女だったが、途中から十悟の暴挙に憤り、ヒロムが十悟と殴り合ったところで唖然となった。
「ヒロム、あんたが人を殴るとはね」
「うん、でも、間違ったことはしてないと思う」
乙女はその返答に息をのんだ。
同い年の、年下としか思えないような少年が、そのとき、とても大きく見えたからだ。
「女の子を守って戦ったんだからね。よかろう。許す」
ヒロムへの私の教育は間違っていなかった。
誇らしいその思いの中、何故か少し悔しい理由を、乙女は無意識のうちに考えまいとした。
結論から言うと、乙女はヒロムの信頼に100%応えた。
アキラをシャワー室に放り込んだ間に、どこをどうやったのか、速やかに下着から着替えまで用意して、万端整えてしまった。
「……ありがとう」
感謝の気持ち以上に、驚嘆の気持ちの方が強かったが、ひとまず当分彼女には頭が上がらないなとアキラは思った。
「あ、一つ言っておくことがあったわ」
着替えを手渡す前に、ひょいと取り上げる動作をして乙女は条件を突きつけた。
「何?」
「この件で、私に借りを作ったと思わないこと。
あなたを助けたのはヒロムよ。
その事実だけは揺るがさないで」
アキラは一瞬息をのみ、少しだけ苦い爽快感とともに頷いた。 後日のことになる。
十悟はどこをどうしたのか、とりあえず家には帰ったらしいが、一週間に亘って学校を休んでいたようだった。
とりあえず問題は発覚していないらしく、ようやく落ち着きを取り戻してきた頃、アキラは自分の上履き入れに置き手紙を見つけた。
翌日に会いたいという十悟からの手紙だった。
そこには、ヒロムも引き連れてくるようにとの指定もあった。
悩んだ末に、結局アキラはヒロムに連絡をとった。
捨て置くこともできず、かといって一人で十悟に会うのは勇気を通り越して無謀だと思ったからだ。
「来たか」
翌日、学園の体育館裏でいつもの帽子をかぶって十悟は待っていた。
改めて相対すると、アキラは改めて怒りがこみ上げてきた。
さりとて、早々に近づくのも恐ろしく、ヒロムの手を握ったまま、距離を取ったところで立ち止まった。
十悟はそれを見て、大きくため息をつき、帽子を脱いだ。
「え?」
「ええええええ!?」
帽子の下は、呆れるほど綺麗な坊主頭だった。
そのまま十悟はその場に膝をつき、頭を下げてコンクリートの床に額をこすりつけるようにして土下座した。
「許してくれなんて言えた立場じゃねえのはわかってる……。
だが、済まなかった、アキラ、藍川」
アキラの知っている十悟らしい態度だった。
洒落者を気取った十悟が髪の毛を全て落とすということが、どれほどの決断なのかもわかっていた。
それでも、味わわされた恐怖と屈辱を思い出し、アキラは改めて怒りがこみ上げてきた。
かつかつと十悟に近づくと、丸めた十悟の頭を思い切り踏みつけた。
「あ、アキラちゃん……それは……」
ヒロムは予想外の成り行きに、諫めなくてはと思ったものの、アキラの形相に一瞬腰がひけていた。
だが、ヒロムに声を掛けて貰ったことでアキラはようやく頭が覚めてきた。
考えてみれば、十悟に助けてもらったことは何度もある。
事実、襲われ掛けたところを十悟が助けたこともあるのだ。
外出時に男装し、無理して男言葉を使っていたのもそのためだ。
許せない気持ちは確かにある。
だが、こうして踏みつけられても文句どころか苦痛の呻き一つ上げない十悟の覚悟もわかった。
コンクリートにめり込んだはずの額からは血がにじんでいても、十悟は揺らぎもせずにアキラの怒りに耐えていた。
ふうっと、アキラは全身の力を抜いた。
「これまでに免じて、今度だけは許してあげる……」
「かたじけねえ……」
アキラが踏みつけていた足をどけ、それから、数歩離れてから、ようやく十悟は頭を上げた。
アキラがスカート姿であることを踏まえた上での配慮だということはアキラにもヒロムにもよくわかった。
確かに十悟はもう、二度とあのようなことはしないだろう。
アキラが許した以上、ヒロムとしてもそれ以上追求する気にはなれなかった。
もういいよ、という代わりに、ヒロムは十悟に向かって頷く。
それに対する返答は意外なものだった。
「藍川、お前に言っておくことがある」
「何?」
「県大会では正々堂々勝負だ。勝ったらアキラは俺がもらう」
これに驚いたのはアキラだ。
「と、と、と、十悟、一体何を。私は別に、その、ヒロムくんのって……」
大あわてで否定しようとしたアキラの前に、十悟の宣言からアキラを守るかのように、ヒロムの背中が広がった。
「アキラちゃんは、渡さないよ」
「言ったな。その言葉、忘れるんじゃねえぞ」
この後、県大会でどのような熱戦が繰り広げられることになったのかは、また別の物語であり、その結果生じた喜劇もまた、別の物語である。
おわり ちょwwwアキラの目の前でオナニーとかすごい技術wwww やべぇwwwwwGJすぎるwwww
さっさと保管しておきますノシ >>201
ヒロムのオナニーとかエロ可愛すぎてきゅんきゅんしました。
他作品も読んでみたいけど、さすがに贅沢か ていうかP2打ち切られたからその後のストーリーはっきりしてないんだよね
俺は結局7巻の最終話の意味深な回想がようわからん
結局あのあとましろんとヒロムが秀鳳に勝って色々あって海外のエリスの兄も倒したってこと?
あとサシャなんたらの出番なかったな >>215
そこに同人の介在する余地があると思うんだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています