▲▼ ARIAでエロパロ! 6 ▲▼
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0273名無しさん@ピンキー2008/05/08(木) 00:36:47ID:ky65qK1L
自分はARIAにエロはいらん派なんだが、他作品のエロパロスレに良作非エロssが
たまに転がっているので、ここにもないかなと思って来てみた。

すごいタイミングでいいものに遭遇できた。神ss作者と素敵な奇跡に感謝!
0274名無しさん@ピンキー2008/05/08(木) 03:00:19ID:iU4PkCqY
>>269
たぶん中途半端にイケメン設定&ろくに登場もしていないのに無理矢理絡む
が原因だと思う

あれは「殆ど関わりのない男が自分の好きな子にネタもないのに絡もうと
必死になっているのを目撃したとき」に近いウザさがある
0275名無しさん@ピンキー2008/05/08(木) 19:10:14ID:0D9aNB9t
すまん……
水を差すようで非常に申し訳ないのだが………………
……………アイちゃん、確かあかつきん知ってたよな?
0280名無しさん@ピンキー2008/05/12(月) 08:49:30ID:PNPwyobS
>>278
俺も学生時代にそういうのあったよorz
女の前でだけ急に強引になる空気キャラってむかつくわ
0282名無しさん@ピンキー2008/05/17(土) 00:25:48ID:oHNmx2oW
ネオヴェネチア中にいる灯里のお友達同士の間では結構ギスギスした人間関係が・・・
0283名無しさん@ピンキー2008/05/17(土) 11:44:04ID:OsRGYJoV
>>282
灯里の人を惹きつける魅力は半端ないからな、灯里からみれば友達でも
相手からみたら恋愛感情込みとか、ネタ抜きでありそうだ。
0285名無しさん@ピンキー2008/05/20(火) 08:17:26ID:aPl9Di0V
灯里は超大型の台風の目

灯里自身は通り名のアクアマリンそのままの
どこまでも澄み切った綺麗な心の持ち主

だけど、周りはアリシアを筆頭に物凄い嵐
0287名無しさん@ピンキー2008/05/29(木) 23:18:36ID:ZaFOmuqD
暁×灯里の小説が読みたかったりする
0288名無しさん@ピンキー2008/05/30(金) 06:19:54ID:o3lbAbOR
暁って、なんか話に絡め難い気がする。
どういう流れでえちーに持ち込むのか想像つかん、みたいな。
ARIAって、基本、女の子が動く話だからかねぇ。
0294名無しさん@ピンキー2008/06/01(日) 22:27:39ID:6j+XfBH/
灯里とあかつきんは恋人としては発展しそうにない気がする
アリシアさんみたいに灯里もいつの間にか結婚してそう
0295名無しさん@ピンキー2008/06/05(木) 21:35:16ID:XKlIL+5r
0296名無しさん@ピンキー2008/06/08(日) 11:41:46ID:H/U5qOPT
しゅ
0297名無しさん@ピンキー2008/06/09(月) 20:11:07ID:LY7ybcOs
ほしゅひゅうまw
0298名無しさん@ピンキー2008/06/10(火) 19:05:28ID:N3Nz4DmW
暁の兄貴の名前なんだと思う?
0301名無しさん@ピンキー2008/06/12(木) 20:25:14ID:SZUX4MSQ
age
0302名無しさん@ピンキー2008/06/15(日) 11:00:00ID:yAdn3N0M
なんか書いてよw 暁灯里で出来ちゃった婚とかw
0303名無しさん@ピンキー2008/06/16(月) 00:34:14ID:A/TQV6zr
アイがアリアカンパニーに入社して、3ヶ月がたった
彼女はとても努力家で、操舵技術もメキメキと上達している
「灯里さん、練習行ってきます」
彼女は元気に出ていった。同じシングルの仲間との合同練習だ
「行ってらっしゃいアイちゃん」
そう言った灯里の笑顔は、対照的にどこか疲れているようでもあった
灯里は仕事の準備をしながら、自分の友人たちのことを考える

藍華は任された店舗の経営も上々で、自身も人気ウンディーネとして活躍している
アリスも既にオレンジプラネットのエースとして、先輩であるアテナすら追い抜く勢いらしい
一緒に頑張ってきた仲間が活躍する姿はとても嬉しいと灯里は思う
しかし同時に、自分の現状と比べると惨めにもなる


アリシアが引退してから、アリアカンパニーの業績は右肩下がりになっていった
初めはいろいろな人の紹介で来る客がいたので、なんとかやっていけたが、その客も二回目はほとんど来ない
「さて、私もそろそろ行こうかな」
ほとんど予約のない灯里は、朝から晩まで、街に出て客を探す
見つからないときには、昼食の時間さえ惜しみ、仕事をした
休日返上で働いて、生活を切り詰めて、どうにか会社を運営出来ている状態である
本音を言えば、アイにもトラゲットなどをして、少しでも業績の足しにしてほしい

しかし、アリシアが自分に自由にさせてくれたように、アイにも自由にさせたいのだ

夏場、炎天下の中、ろくな休憩も取らず、灯里は仕事をした
疲労と、経営に関する心労で食事も喉を通らない

「灯里さん……私が作った料理、やっぱりおいしくなかったですか?」
料理に手をつけない灯里に、アイは不安そうに聞く

「ううん、そんなことないよ。ちょっとお昼ご飯食べ過ぎちゃって……」
アイに心配させまいと、彼女の前では極力明るく振る舞う
「で……今日はこんなことがあって…」
合同練習の話を楽しそうに語るアイ
その笑顔を見て、やっぱり彼女には余計な心配や苦労はかけさせないようにしようと、改めて灯里は決意した

しかし、この状態をどう改善すればいいのだろうか……
それを考えるには、灯里はあまりにも疲れすぎていた……
0307名無しさん@ピンキー2008/06/16(月) 23:15:40ID:E0e9iL/y
灯里はすごく人当たりがいい娘だから、リピーターがつかないってことは無いと思う。
エロパロにするのはいいけど、キャラの設定を変えてしまったら元も子もないかと
0308名無しさん@ピンキー2008/06/17(火) 00:18:10ID:I4IhbJUH
>>303
これは期待
0309名無しさん@ピンキー2008/06/17(火) 00:43:29ID:uY3M6Ias
あんた、また痩せたんじゃないの?」
忙しい合間を縫って遊びに来てくれた友人の心配そうな声に、灯里は明るく返した
「へへ、ちょっと夏バテしちゃって……」
無理に笑顔を作ったが、付き合いの長い藍華には、灯里の体調の悪さが見てとれた
日々の激務から来る疲労、食欲不振、不眠症、最近では昼夜問わず頭痛がした
「会社、大丈夫なの?」
藍華の耳にもアリアカンパニーの業績悪化の話は届いているのだろう
「うん……なんとか」
弱音を吐くわけにはいかない。
「なんとかって……ほとんど休みもとってないんでしょ?」
灯里は二ヶ月前に会ったときよりも少し痩せて、顔色も青白く、疲労はピークに達しているように見えた
問題は体調面だけではない。以前はよく笑っていたのに、今は伏し目がちで、たまに見せる笑顔もどこか痛々しかった
精神的にもすっかり参ってしまっているのだろう
「あっ、紅茶もう一杯作ってくるね」
そう言って立ち上がった灯里だったが突然ふらつき、テーブルに寄りかかるように手をついた。その衝撃で、テーブルの上にあったティ−カップは床に落ちて、粉々に割れてしまった
「灯里大丈夫!?」
灯里の様子に驚き、慌てて駆け寄る
「あっ、ごめん藍華ちゃん。うん……平気、ちょっと眩暈がしただけだから」
灯里の額からは大粒の汗が流れ落ち、呼吸も荒かった
「こんなの……全然平気じゃないわよ……。こんなこと続けてたら……」
藍華は自分が泣いていることに気づいた

藍華はアリアカンパニーが好きだ
偉大なグランマやアリシアが守ってきた、この会社の大切さも分かる
でも……友人……本当に大事な友人と比べたら、会社や伝統なんて比較するのもくだらないほど卑小なものだと、藍華は思う

「灯里!もう……」
「藍華ちゃん、覚えてる?」
藍華の声を遮るように、灯里は話し始めた
「藍華ちゃんとアリスちゃんと私で、アクアで一番のウンディーネになろうって約束したよね」
その声はとても美しく、優しかった
「藍華ちゃんもアリスちゃんもその約束に向かって頑張ってる……だから私も頑張れるんだよ」
そのときの灯里の笑顔は、以前と少しも変わらない彼女らしい笑顔だった

藍華はもう何も言えなかった
このまま行けば、きっと取り返しのつかないことになってしまうだろう
それでも藍華は何も出来なかった
灯里がこれほど頑張っているのは、会社のためでも伝統のためでもなく、あの日の約束を守るためだと知ってしまったから……

0310名無しさん@ピンキー2008/06/17(火) 00:47:21ID:O4TYGnVw
ヤバイ… 気になるじゃねぇか!
0312名無しさん@ピンキー2008/06/17(火) 04:34:32ID:HdI3ZKMK
見たくない…。しかし見たい!
0313名無しさん@ピンキー2008/06/17(火) 23:23:00ID:O4TYGnVw
つ…続きはまだか…
0314名無しさん@ピンキー2008/06/18(水) 00:12:35ID:m1PnLjML
灯里が救われますように悪い方向に進みませんように(ToT)
0315名無しさん@ピンキー2008/06/18(水) 01:15:23ID:lHqATczY
ううっ 涙が出てきよった…
0317名無しさん@ピンキー2008/06/18(水) 04:18:23ID:G09H2IU8
灯里が倒れた──
アイからその一報を受けた藍華は仕事を早々に切り上げ、灯里が運ばれた病院に向かった
院内に入り、灯里の病室の近くまで来たとき、困惑するアイを見つけた
「藍華さん…………」
アイはすっかり取り乱した様子で、藍華に駆け寄ってきた
「………………」
「わ、私、どうしたら……まさか灯里さんが……」
藍華は目の前が真っ赤になるのを感じた
アイの無神経さに腹が立ったのだ
そして次の瞬間には、平手でアイの頬を打っていた
「なんで気付いてあげなかったの!?灯里は……灯里はあんたのために……」

自分は卑怯だ、と藍華は思う
灯里はアイに余計な心配をかけないように振る舞っていた
だからアイが灯里の異常に気付かないのは、仕方がないことなのだ

一方自分はどうだろうか……
それに気付きながら、何も出来なかった。いや、出来ることはあったはずなのに……何もしなかった
そして今はアイに、その全ての責任を押し付けているだけではないか

「うっ……ぐすっ……」
立ち尽くしたまま、涙を拭うアイを残し、藍華は灯里の病室に向かった

灯里はベッドを起こし、窓の外の風景を眺めていた
「あ、藍華ちゃん来てくれたんだ」
病室のドアを開けた藍華に、灯里は笑みを投げかける
「……灯里」
その笑顔はシーツの白さと相まって、病的なほどの蒼白さを藍華に感じさせた
「えへへ、倒れちゃった。お医者さんは疲労がたまってたんだろうって」
灯里は不注意でカップを割ってしまったときのように、照れながら言った
「しばらくゴンドラは漕げないって……」
しばらく……と灯里は言ったが、もう二度と漕げなくなる可能性もある
肉体的な疲労はすぐ回復するだろう
しかし問題は精神的な方だった
毎日長時間働かなければ、会社を存続していけないという強烈なプレッシャーとストレスは、灯里の心を確実に蝕んでいた

「藍華ちゃん……お願いがあるの」
黙って、ただ俯いていることしか出来ない藍華に灯里は言った
「アイちゃんを、姫屋で預かってくれないかな」
なんとなく予想は出来ていた……
今回灯里が倒れたことで、ARIAカンパニーは休業せざるを得ないだろう
そのためアイが今まで通りの練習を続けるには、他会社へ移籍する他はない
「うん、いいわよ」
そんなことで灯里が少しでも救われるなら、いくらでもしてあげたいと藍華は思う
「ありがとう藍華ちゃん」
二人は久しぶりに笑顔を見せあった
しかしその笑顔も、かつて二人が同じ夢を目指していたころのそれとは、悲しいほどにかけ離れていた

「灯里は……完治したら……どうするの?」
藍華は最も重要なことを聞いた
彼女は本人さえ頷けば、アイとともに灯里を姫屋で引き取ることも考えていた

しかし灯里は藍華にとって最悪の答えを出していた……
「私は……もう少し頑張ってみるよ」
灯里は精一杯の笑顔で答える
藍華は愕然とした……

彼女はこれ以上、何を頑張るというのだろうか……
0318名無しさん@ピンキー2008/06/18(水) 04:21:41ID:G09H2IU8
遅れてすいませんでした
前の2つは結構前に書いたものを投下しただけで、本来続きはなかったんですが、とりあえず書いてみました
もうネタ切れなのでたぶんこれで終わりです
0319名無しさん@ピンキー2008/06/18(水) 17:57:54ID:loFSe8Y+
頼むから続き書いてくれ あと…できればハッピーエンドで頼む
0320名無しさん@ピンキー2008/06/18(水) 20:30:45ID:HRs8pXQn
もし、318氏が続編を描かないのであれば、誰か続きを・・・
堕ちていく灯里がみたい・・・
0322名無しさん@ピンキー2008/06/19(木) 00:22:22ID:YlnuP5WJ
ハッピーエンドでもいいから、一度、堕ちるところまで堕ちて、
それからハッピーに持っていってほしい。・

といっても職人さんのモノに要望というのもおかしな話だが。
0323名無しさん@ピンキー2008/06/19(木) 01:24:04ID:vb5Q1QyA
暁が灯里と結婚して灯里を支えればいいんじゃね?
0324名無しさん@ピンキー2008/06/19(木) 05:37:45ID:5HLdxpGe
ハッピーエンドを…
昔の笑顔を…
0325名無しさん@ピンキー2008/06/19(木) 07:22:02ID:/Iytr9Es
暁なんてそのへんのウンディーネAとでもくっついてりゃいい
0327名無しさん@ピンキー2008/06/19(木) 19:44:36ID:q+8td4tE
灯里は夢を見た…………
いつのことだったか、思い出せないくらい普通の、特別なことなんて何もない日常の風景
「こりゃ灯里、恥ずかしいセリフ禁止!」
藍華は灯里の頬を引っ張りながら、そう言った
「灯里先輩はでっかいロマンチストですね」
アリスはそんな二人を楽しそうに見守っていた

それはもう二度と戻れない、温かく優しい夢

灯里は静かに目を覚ました
(夢……か……)
灯里はベッドから起き、病室の窓を開ける。太陽はもう地平線に近づき、西の空はすっかり赤く染まっていた
ひっそりと静まり返っていた病室に、外の喧騒が流れ込んでくる
時折芳しい春の風が吹き、疲れ果てた灯里を優しく包んだ
「…………藍華ちゃん…………アリスちゃん…………」
大好きな友人たちの名前を口にする
無性に彼女たちに会いたくなった。以前はいつも一緒で、会いたいと思えばいつでも会いにいくことが出来たのに、今はそれも出来ない
今の自分には、彼女たちと顔を合わせる資格がないから……

私はどうしてしまったのだろう────
考えなければいけないことはたくさんあるのに、思い浮かぶのは昔のことばかりだ
目を瞑れば今でも鮮やかに思い出せる……
泣き出してしまいそうなくらい、懐かしくて愛しい思い出

灯里の目から涙が溢れ、頬をつたって落ちた
それを拭いもせず、灯里は沈んでいく太陽を見続ける
夜はもう、すぐそばまでやってきていた…………
0328名無しさん@ピンキー2008/06/19(木) 19:50:00ID:q+8td4tE
>>317を書いたものです

短くて、ストーリーは何も進んでいませんがとりあえず書いてみました
私はネタ切れなので、どなたか続きを書いてくださっても構いませんよ
0329名無しさん@ピンキー2008/06/20(金) 00:28:37ID:4RQt51n5
誰か書いてくれ!
0330名無しさん@ピンキー2008/06/21(土) 01:20:03ID:LR0UCiev
 雨が降り始めた。冷たく、悲しい雨。不思議なほど、寒さは感じなかった。
夜の闇を虚ろな目で歩く一人の少女。やがて彼女は、人気の無い桟橋の上にしゃがんだ。
そういえば、ここでトラゲットの仕事もしたっけ。あの時であった杏やアトラ、あゆみは
今も元気だろうか。

 彼女はしばらく、夜の深い水を眺め続けた。
 ふと、彼女は思い立ったように立ち上がる。その目には、絶望と決意の色があった。

――どうせ私は、もう水先案内人としてやっていくことはできない。
いつも一緒にいてくれたみんなに合わせる顔も無い――

 「いいよね。私の人生だもん」

 そう自分に語りかけ、桟橋に腰掛けて足先を水につけてみる。

 「冷たい」

 その足先から伝わる感覚に、少しだけ目が覚める。それと同時に、お世話になった
アリシアさん、グランマの顔が脳裏をよぎった。

――私がもしここで行ってしまったら、アリアカンパニーは…
それにアイちゃんも――

 はっと我に返る。そして自分は何てことを考えていたんだと、自責の念で胸がいっぱいになった。
でもどうせ私なんて…と再び絶望に駆られる。もう一度足を水につけた。先ほどよりも深く、身を乗り出して。
遠くに聞こえるかすかな声。自分を呼んでいるように感じた。

「灯里ーっ!」
「灯里センパーイ!」

それは空耳ではなかった。向こうからかけてくる2人の影。やがてその姿ははっきりと見えた。

「藍華……ちゃん……アリスちゃんも……」

「何やってるのよ灯里!心配したじゃない!」
「灯里先輩が部屋からいなくなったって、でっかい騒ぎで捜してたんですよ」
「ごめんね2人とも。でも私、自分でもどうしたらいいかわからなくて……もういっそのこと……なんて」
灯里の目から、大粒の涙が溢れ出た。それは雨の夜でも十分にわかるほどだった。
次の瞬間、灯里の頬に平手打ちが飛んだ。藍華だった。
「あんたねぇ、何てことを考えてるの……!そんな、灯里だけ先になんて、絶対に、ぜったいに許さない
んだからっ……!」
「そうですよ灯里先輩、3人一緒じゃないと世界が滅びるって言ったじゃないですか」
そう言うアリスの目にも、うっすらと光るものがあった。

「ごめん、ごめんね……」
灯里はただ謝ることしかできなかった。
「謝らなくても……いいのよ……」
3人は雨の中、抱き合って涙を流し続けた。
0331名無しさん@ピンキー2008/06/21(土) 01:22:22ID:LR0UCiev
とりあえず>>327の続き
文末の読点、小説的表現などこれまでの流れをぶったぎってますがお許しを…
0333名無しさん@ピンキー2008/06/21(土) 11:02:24ID:TTFhEcCr
よくやった 続きを頼む
0335名無しさん@ピンキー2008/06/21(土) 11:18:55ID:/JDmvr3k
いやいや、ストーリーってのはきっかけつうか書き始めが難易度高いからね。
>>330さんもみごとだけどそれは>>327までの出来がよかったからって理由も
あったと思うし。
0336名無しさん@ピンキー2008/06/21(土) 12:11:08ID:4PeF2YBG
>>335
ひがみ乙
0337名無しさん@ピンキー2008/06/21(土) 21:55:37ID:3gXmjHBB
>>336みたいなアフォは放置しといてとw
アリシアさん、グランマが助け舟だせないって状況はウンディーネ業界自体が危機的
状況で、アリカンを気にする余裕なかったってトコなんですかね。
あと、グランマもアリシアさんも誰かの重荷になるだけのアリカンなら潰して構わな
いって言うような気がする。
なぜなら、幸せになるために作った会社だから。
0339名無しさん@ピンキー2008/06/22(日) 20:43:54ID:lWE3g/a9
>>335
>>330みたいな素晴らしい作品にケチつけんなよw
ひがみか?
0340名無しさん@ピンキー2008/06/22(日) 22:50:59ID:sWZ+GZzv
>>339
ケチつけているようには見えん
0341名無しさん@ピンキー2008/06/23(月) 00:26:06ID:5643GYCZ
お前らわかったから少しおちつけw
0342名無しさん@ピンキー2008/06/23(月) 14:46:26ID:/R0APhlN
アイちゃんがフェレットに化けて灯里の風呂覗くシーンが見たい………
0343名無しさん@ピンキー2008/06/24(火) 19:26:42ID:tSgJYDLj
なんでフェレットなんだ?
0345名無しさん@ピンキー2008/06/26(木) 17:47:08ID:dJjLaWpX
ウンディーネは若い美人と言うイメージだけど、うだつの上がらない三十女とかいないのか?
男の客を乗せてゴンドラを入り組んだ区画に進めてそこで大人のサービスなんて事を妄想してしまう…
0346名無しさん@ピンキー2008/06/26(木) 19:13:38ID:ohk6n//c
主要3社以外の店のプリマならやりかねない
うん、俺の妄想がどんどん膨らむぜ
0347名無しさん@ピンキー2008/06/26(木) 22:59:45ID:22j/XLmz
wikiで調べたら主要3社以外も存在すると知ったけど、制服のデザインなど不明な点も多い。
表向きはゴンドラ協会に入っていても裏では売春に始まり、ウンディーネの整形や豊胸は当たり前でゴンドラをオールを漕がなくても
巨大版マブチモーターwで動くようにしたりなどアクアらしくなさでマンホームからの観光客を持て成す会社があってもいい
でもぼったくりは勘弁w
0348名無しさん@ピンキー2008/06/26(木) 23:38:48ID:hCKLn0iF
まあウンディーネのコスでプレイできるイメクラとかはありそうだな
観光地だから当然風俗は多いだろうし
0349名無しさん@ピンキー2008/06/27(金) 00:18:04ID:/m5l3YKJ
とりあえず>>345の発想で書いてみるぜ
「その 麗しき水先案内人は…」

登場人物:主人公、オリキャラ

 早いもので、俺がこのネオ・ヴェネツィアに来てからもう1ヶ月ほど経つ。
仕事の都合で来たとはいえ、とても住み心地のよい街だ。次の異動で
ここを離れることがほぼ確実なのが実に惜しい。アクア支社への転属を希望したいところだ。
 だが、俺はネオ・ヴェネツィアンを名乗るには欠かせない事項をクリアしていなかった。
そう、俺はゴンドラでこの街を遊覧したことがないのだ。仕事柄ゴンドラに乗る機会は多いが、
大抵は荷物用かトラゲットだ。しばしばすれ違う遊覧船と、乗っている水先案内人を見ると
俺もあんな贅沢がしたい、と切に思ってしまう。「月刊ウンディーネ」なる雑誌も買ってみたりした。
読めば読むほど、乗ってみたいと思う気持ちは強くなっていった。(余談だが、俺的観光案内
してもらいたい水先案内人ランキング1位だったアリシアさんが引退してしまったのは惜しい)
 しかし、観光案内付きの遊覧船ともなる料金はそれなりに高い。一時的な滞在なので、会社からは
最低限の旅費しか送られてこない。宿泊費を引いた残金ではとてもではないが乗れないだろう。
そんなことを考え、ここに転属するまでの辛抱だと半ば諦めていた。

 ある日のことである。その日は仕事が早く終わったので、昼間の喧騒の中を帰ることとなった。
いつも俺が通るのは早朝か日没後の人もまばらな広場だから、この光景は新鮮に感じる。
明日が休日であることも手伝って、俺の心はすこし浮かれ気分になっていた。ちょっと寄り道でも、
とカフェ・フロリアンにてお茶をすすった後、気の向くままにぶらぶらしていると、桟橋の辺りに
札を掲げた水先案内人らしき人物が数人立っているのが見えた。そう言えば、プリマになったはいい
ものの客が集まらず自ら客引きに出向く水先案内人もいる、なんて話を聞いたことがあった。彼女
たちも大変だな、と思っていると、一人の水先案内人が手に持っていた札が目に入った。

"Dozzinale Gondola"

 直訳で「安いゴンドラ」、多分他社に比べて安価なことを伝えたいのだろうが、dozzinaleは
「安っぽい」「粗悪な」といったマイナスの意味だったと記憶している。何とも笑える訳だ。ここ
ネオ・ヴェネツィアの公用語は日本語だから、「日本人的な間違い」なのだろう。economico(経済的な)
などの方がまだマシと思われる。どちらも下手な訳ではあるが。
 それでもそんなに安いなら今の俺でも、と思い話しかけてみた。30代前半の大人のお姉さんといった
感じの水先案内人だ。美しく落ち着いた容姿と声は、俺の好みには合っていた。
「で、いくらで乗せてもらえるんですか」
「はい、当社では2つのコースをご用意させていただいております」
 そう言って彼女は、紙を差し出してきた。どうやら"natura"、"costruzione"の2つのコースがあるようだ。
自然コースと建造物コースとは何と適当なコース名だろうか。本場のネオ・ヴェネツィアンなのだから、
もう少し高度なイタリア語を使って欲しい。

 さて、どうしようか?

1.naturaコースで。
2.costruzioneコースで。
0350名無しさん@ピンキー2008/06/27(金) 00:25:48ID:SdsSfW9A
ぐぐったら水先案内人及水先案内店ノ営業等ニ関スル法律というのがあったので、主要3社以外の店のプリマが手っ取り早く稼ごうと思うと法の裏をかく必要がありそうだ。
稼ごうと思えば顔をアリシアみたいに整形し、操船技術の甘さはこっそり取り付けたモーターのアシストでカバーして売春行為に及ぶ場所は傍目に付かずしかも潮が満ちてもゴンドラを通れる場所を
キープしておけば可能だろう。
03513492008/06/27(金) 00:57:59ID:/m5l3YKJ
とりあえず今回のコンセプトは
・一人称視点なので主人公=読み手の想像が容易
・濡れ場以外がただのオマケにならないよう少しは構成を考える
・相手は操舵術、容姿ともにそこそこで、整形やモーターなどのチートはなし

って感じで。需要あるか分からないけど一応最後まで書こうと思う
0352名無しさん@ピンキー2008/06/27(金) 01:18:28ID:qsPWHJYz
オリジナル水先案内人って健全サイトにもある企画だったんですね。
このスレの住人としてはまだ日が浅いけど、神349の活躍に期待…
03553492008/06/28(土) 21:29:10ID:qwIdF/l6
<2.costruzione>

「じゃあ、こっちのcostruzioneコースで」
 俺は初めてだということもあって、値段が安かった方を選んだ。
「はい、かしこまりました」
 大人の魅力を漂わせながら、彼女は笑顔で返事をした。流石水先案内人、
営業スマイルもバッチリ決まってるぜ。おっと、せっかくだしこういうことは
考えないようにしよう。
 そんなことを考えていると、ゴンドラはゆっくりと動き出した。
 乗り慣れている荷物用ゴンドラやトラゲット用のそれとは全く違う、優雅な
乗り心地だった。普段はゆっくりと味わう機会もないこのネオ・ヴェネツィアの
魅力を改めて知った気がした。
 水先案内人さんとの会話も弾む。
「お客様、観光用ゴンドラのご利用は初めてで?」
「ええ。会社に言われて短期滞在してるだけなんで、お金もあまりないんですよ」
「あら、じゃあいつか出て行っちゃうのかしら」
「次の異動で戻ることになりそうです。でもここは本当にいい街ですね。いつか
アクア支社に転属したいところですよ」
「そう。是非またいらしてくださいね」
「もちろんです」
 あまり人と話すのが得意ではないタチの俺だが、この人には何故かいろいろと
話せる気がした。俺はどうやら、大人の魅力を持つ女性の方が好きなようだ。
「そういえば水先案内人さん、お名前は?」
「私?うふ、亜美・I・ベッリーニです」
「亜美さんですか。素敵なお名前ですね」
 俺も適当に自己紹介を済ませた辺りで、ちょうどよく出発した桟橋に戻ってきた。
「今日はありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそ。もうお別れだなんて、時間はあっという間に過ぎるのね」
「そうですね。また機会があったら乗りに来ます」
「うふふ。またよろしくお願いしますね」
 若い水先案内人だけじゃなく、あんな大人なのもいいなぁ、なんて思いつつ、
俺は家路に着いた。

「その 麗しき水先案内人は…」通常ルート 〜完〜

>>354の声に応えて2.から先に書いてみた
残念ながらこっちのルートはこのスレ的にはハズレです。
03573492008/06/29(日) 02:10:44ID:8CiOBwuq
<1.natura>

「じゃあ、こっちのnaturaコースで」
 やや値は張るようだが、他の会社よりは確実に安いのでこっちを選ぶことにした。
たまには贅沢だってしてみたいというものだ。
「うふふ、ありがとうございます」
 色っぽい大人の笑顔をたたえた彼女は、俺の目には実に魅力的に映った。
こんな贅沢もいいもんだな、なんて思っていると、ゴンドラは滑るように動き出した。
流石の操舵術。こうして一人で営業しているということは、彼女もまた、プリマの
一人なのであろう。一流の腕前を持っていても、あんな風に客引きに出なければ
ならないのか。なかなか厳しい業界なのだろう。
 ゴンドラは順調に街中を進み、俺は観光案内を聞きながら、普段ゆっくりと見る暇も無い
ネオ・ヴェネツィアの美しい風景を堪能した。今日の俺はいくらか開放的な気分になっていた
ので、水先案内人さんとの会話も弾んだ。
「お客様、観光用ゴンドラのご利用は初めてで?」
「ええ、会社に言われて短期滞在してるだけなんで。なかなかこんな贅沢できませんよ」
「うふふ、お仕事お疲れ様です。短期滞在ってことは、すぐにこの街を出て行ってしまわれるの?」
「次の異動で戻ることになりそうです。でもここは本当にいい街ですね。いつか
アクア支社に転属したいところですよ」
「そう。是非またいらしてくださいね」
「そうですね、機会があれば」
 聞けば聞くほどいい声だ。俺は大人の魅力を持つ女性が好きなようだ。
 ここで会ったも何かの縁。尋ねておきたいことがある。
「ところで水先案内人さん、お名前は?」
「私?うふ、亜美・I・ベッリーニです」
「亜美さんですか。素敵なお名前ですね」
「あら、ありがとうございます。うふふ」
 そんな会話をしているうちに、出発した桟橋が遠方に見えてきた。
「もうすぐ終わりですね」
「いいえ、ここからは特別ルートに入ります」
 そういうと彼女、亜美さんは、巧みなオール捌きでゴンドラの向きを変え、建物の隙間の細い
水路へと船を進めた。

今日はここまで。エロSSは経験が浅いので本番シーンとか自信ない俺童貞orz
0358名無しさん@ピンキー2008/06/29(日) 06:03:49ID:T1vj/t/I
久しぶりすぎて忘れてしまったかもしれませんが鬱ARIAを完結させようと思って最終話書いてみました。>>330の続きです

>>330氏の協力感謝します
0359名無しさん@ピンキー2008/06/29(日) 06:12:40ID:T1vj/t/I
入院して1ヶ月、灯里は今日退院し、ARIAカンパニーへ帰ってきた
本来はもっと早く退院出来る予定だったのだが、病室を抜け出したことで、それも少し延びてしまった

「ただいま……」
返事はなく、灯里の声は1人では広すぎる室内に虚しく響いた
また1人になってしまったのは少し寂しいが、でもそれ以上にまたここに戻ってこれたことが、たまらなく嬉しかった
もちろん退院したからといって、すぐに仕事を再開できるわけではない
「しばらくは会社のことも仕事のことも忘れて、ゆっくり休んでください」
退院する際、担当医は灯里にそう注意した
(お医者さんさんはあぁ言ってたけど、やっぱり早く復帰したいな)
入院した当初は肉体的にも精神的にも衰弱していて、このままもう二度と、ゴンドラには乗れないのではないかとも思ったが、回復するにつれ、徐々に仕事をする意欲も湧いてきた

(そうだ……久しぶりに)
灯里はクローゼットを開ける
そこには綺麗に畳まれた制服があった
入院してる間に藍華たちが洗濯してくれたのだろう、制服からは、柔らかなピンクローズの香りが微かに漂ってきた
「えへへへ」
自然と笑みが溢れる
制服を胸に抱くと、その香りとともに、彼女たちの優しさまで感じることが出来るような気がした
三週間前、極限まで追い込まれ自殺まで図った自分を、涙を流しながら抱き締めてくれた二人
(藍華ちゃん、アリスちゃん……ありがとう)
灯里は丁寧に制服を広げ、ゆっくりと着替えていく

(制服ってやっぱりいいなぁ)
姿見で制服姿の自分を写す
以前は毎日のように着ていたのに、今はとても新鮮な気分だった

(お医者さんには止められてるけど、ちょっと漕いでみようかな)
制服を着てしまったら、もう我慢など出来なかった

やっぱり私はこの仕事が好きなんだ──

気分が高揚し、つい早足になってしまう
オール置き場から、4のナンバーが刻まれたオールを手に取った
(………………?)
そのとき灯里はほんのわずかな違和感を覚えた
注意していなければ、簡単に見過ごしてしまうくらい、小さな小さな違和感……
使い慣れたはずのオールが、上手く手に馴染まない感覚
胸に一抹の不安が宿る
(久しぶりだからだよね。きっと……ゴンドラに乗れば大丈夫)

自分にそう言い聞かせて、広がっていく不安を無理矢理掻き消した……
0360名無しさん@ピンキー2008/06/29(日) 06:13:30ID:T1vj/t/I
灯里は外へと繋がる階段を降りて、係留ロープで繋がれたゴンドラへ近づいていく
プリマになったとき、アリシアから受け継いだ、美しい装飾が施された白いゴンドラ
灯里はロープを外し、今までと同じようにゴンドラの後ろ側に立つ
ずっと前から繰り返してきた、あまりに当たり前な行為

しかしその時、今度は無視出来ないほどの強烈な違和感が、灯里を襲った
足はきちんとゴンドラの底を捉えてるはずなのに、まるで足場がなくなってしまったかのような妙な浮遊感
まだ漕ぎ出してもいないのに、オールを握る手はぐっしょりと汗で濡れていた
(漕がないと…………)
頭では分かっていても、体が強張っていうことをきかない
心臓は気味が悪いくらいに、強く鼓動を打っていた
「…………ハァ…………ハァ…………」
呼吸が苦しくなって、視界は徐々に狭く曇っていく
そうしている間にも、気持ちの悪い浮遊感は一層強さを増し、灯里はもう立っていることさえ出来なくなって、その場に蹲った
灯里の手から離れたオールは、どこまでも青く広がるネオ・アドリア海の水面に落ちて、大きな波紋を描いた
その波紋が消えるのとほぼ同時、船底にポツリ、ポツリと水滴が落ちる
それが灯里の額から落ちた汗なのか、それともどうしようもない苦しみから来た涙だったのか、灯里自身にも分からない

ゴンドラに乗ることへの恐怖感と、それを感じてしまう自分への絶望とで、灯里は蹲ったまましばらく動くことが出来なかった

ぼんやりとした思考の中、灯里は考えた
(……なんで……こんな風に……なっちゃったんだろ……)

灯里は今度こそ気付いてしまった………

自分はもう……

ゴンドラに乗ることが出来ないということに………
0361名無しさん@ピンキー2008/06/29(日) 09:45:51ID:jW60Kw1e
つ、続きが気になる・・・
でも灯里が救われますように!!
0362名無しさん@ピンキー2008/06/29(日) 10:46:11ID:6LSaumyY
どうか…どうか灯里が助かるようにしてくれ
0365名無しさん@ピンキー2008/06/30(月) 18:02:06ID:RuM4XOuJ
作者の意思を尊重してこのまま終わらせ、ハッピーエンドにしたい人は各自の想像で補うのか
ハッピーエンドを希望する人のために誰か加筆するのか
難しいところだ

読みたい人だけ読んでくださいってことでどっかのろだにzipで…ってSS的にそれはアリなのだろうか
0366名無しさん@ピンキー2008/07/01(火) 22:20:58ID:iAFiY845
ハッピーエンドにしたい人は各自の想像を投下するのはおkか?
渋滞にはまってる間にアイデアをひとつ思いついたし
0367名無しさん@ピンキー2008/07/01(火) 22:42:49ID:ytms01+p
自分としてはおk。むしろ歓迎!続きが見たい。
ただ製作者はあれで完結のつもりだったのかな?
0368名無しさん@ピンキー2008/07/01(火) 23:30:11ID:0LBsbMQj
>>367
自分としてはあれで完結させたつもりですが続きあれば好きに書いちゃっていいですよー
俺がハッピーエンド書くとかなり陳腐になっちゃうんで……
0369名無しさん@ピンキー2008/07/02(水) 00:34:08ID:383mHKes
思いつきと言うか消去法で救うにふさわしいキャラが見つかっただけです。
アンナは晃を丸くした感じの印象だったし、きっとアリシアより人間ができてるので、パートと言う形ででも
復帰して会社を切り盛りしつつ灯里が回復したらアリシアから学べなかったことを教えれば灯里も成長し、
結果的にアンナも稼ぎたいときだけゴンドラに乗れる自分サイズの幸せを手にできるだろうと感じた。
でもSSにする程の意外性はないな('A`)
0370名無しさん@ピンキー2008/07/02(水) 05:21:07ID:+ukavUXu
身も心もボロボロになった灯里はあてもなく街をさまよっていた。
そして、いつもと変わらぬ暁と出会う。
「どうしたのだ、もみ子?」
いつもと変わらぬ暁に何故か涙が溢れてしまう灯里。
「おっ、おい、もみ子?一体どうしたと言うのだ?」
暁の胸に飛び込み泣きじゃくる灯里。
「あ、暁さ〜〜んっ!!」
困り果てる暁だがそっと灯里の肩を抱くのだった。

どれだけ時間がたったのだろうか?
ようやく落ち着きを取り戻した灯里は暁から離れる。
「すいません、暁さん、みっともないところ見せちゃって」
痛々しいつくり笑顔でなんとか暁に言葉を発する灯里
「もみ子よ、アリシアさんが、引退した今、おまえがそんなんでどうする?」
空気の読めない暁は灯里に説教を始める。
「アリシアさんの築き上げたアリアカンパニーをおまえが守っていかなくてどうするのだ?」
そんなことは灯里も分かっている。
でもどんなにがんばろうが、ダメなものはダメなのだ。
自分はアリシアさんがいないと何もできない現実。
灯里は暁の言葉にさらに打ちのめされるのであった。
「暁さん、ありがとうございます・・」
一応の礼をしつつ、暁のもとから離れる灯里。
「もみ子よ、今日のようなことは今回限りにしてくれ。」
「誰かに見られでもしたら勘違いされてしまうからな、はっはっはっ!」
最後まで空気の読めない暁にいらつく余裕さえない灯里
この人には二度と頼らないようにしようと、心に誓うのだった。
0372名無しさん@ピンキー2008/07/02(水) 12:08:35ID:kUx0t4kZ
恥ずかしいから一緒に帰りたくないってときメモかよw
暁はアリシア寄りだし、少年の心を持ちすぎてるから女のピンチを救ってモノにするなんて芸当は不可能かも
もし灯里が浮き島に来てたら飛び降りるかもしれないので、街中でよかったと信じたい。
ウッディーやアルやケットシーに期待しよう。
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