でも・・・エーちゃんだけはえっちな目で私を見てないんだよね。
ホント毎日マジメにテニスのことばっかりに没頭しちゃってて・・・
でもそれって嬉しい反面、ワタシ的には女としてはどーよ!?ってカンジ?

エーちゃん、私のこと女として意識してないのかな・・・?
私の胸とか興味ないのかな〜?
それってなんかフクザツ〜
普段マジメで女に興味なさそうなエーちゃんが
私に興奮してくれたら、ちょっと嬉しいかも♪

「・・あんっ!・・やん」
無意識のうちにナツの指先は彼女自身の敏感な部分を撫で始めていた。
「・・やだっ・・エーちゃん」
妄想の栄一郎にいぢられるナツ。
「シコラー栄一郎」などというニックネームでさえ、
今のナツには自慰のネタだ。

じゅぷじゅぷとイヤらしい音を立てて高みへ駆け上ってゆくナツ。
「・・・いや、いや・・・エーちゃん・・・
好き・・・ホントは好きなの・・ゃん!ゃっ・・・エーちゃぁぁん・・・!!」

・・・イク時の遠い真っ白な意識の中で、・・・ああ、やっぱり。
やっぱり私はエーちゃんが好きなんだ、と気づいたナツであった。