おおかみかくしでエロパロ
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0001名無しさん@ピンキー2010/02/03(水) 02:07:29ID:y7b0fE7m
需要あるかな?
0117郭嘉ヴァサーゴ2010/04/03(土) 21:22:36ID:vGVPESEr
>>61
お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな…
01191142010/04/07(水) 19:53:19ID:u4YhY8jC
>>115
規制引っ掛かってたorz
サンクスです!とりあえず前編を近日中に投下する予定でござんす
0121名無しさん@ピンキー2010/04/09(金) 09:58:47ID:Tp3lLpGc
さっきアニメ全話観終わったんだけど、何あの最終話……








イイじゃないの……
0123名無しさん@ピンキー2010/04/09(金) 22:12:03ID:/Um3cnnY
>>114の中の人です。
・眠×博士です。
>>47氏の設定を利用させていただきました。この場をお借りして謝意と敬意を表します。
・アニメ第8話の設定です。
・より多角的にお楽しみいただけるよう、視点が途中で変化しております。ご注意ください。
(博士)→(眠)→(博士)の順で変化します。
・誤字脱字等は温かい目でスルーしてください。
・今回投下分は前編となります。後編にエロがある…かも?
・至らぬ点も御座いますが、温かい目で見守ってくだされば幸いです。
・もし途中で途切れてしまいましたら、鯖落ちもしくは規制かと思われます。

それではどうぞ↓
0124名無しさん@ピンキー2010/04/09(金) 22:18:59ID:/Um3cnnY
◇(博士視点)

もうこの真っ暗な蔵に閉じ込められてから何時間経ったんだろう…。

時間の間隔もままならなくなってきた。
横に目をやるとずっと何かに耐えているような櫛名田さんの姿がある。

でもその何か…を知ってしまった僕は、ただただその現実を前に茫然と立ち尽く
すことしか出来なかった。
正直この状況は怖かった。やっぱり何がなんだかさっぱりわからない。
蜜って何なの…?櫛名田さんは何なの…!?

好奇心と真実を知りたい衝動にかられ、「信じる」という言葉だけで櫛名田さん
を楽にしてあげた時にはもう遅かった。

「…九澄くん…」

「…櫛名田…さん…?」

「九澄くん…おいしそうな匂い……ほしい…!」

目の焦点があってない。普段とは違う櫛名田さんの姿がそこにはあった。
まるで…獰猛な…そう、腹の空いた狼のような…。

―本当…だったんだ…。

喰われる…!誰か…誰でもいいから助けて!

一誠さんに掘られ…じゃない。車の中で襲われそうになった時のことを思い出した。
そう…あの時もこういう風に…。車内に充満した、鼻の奥に染み付くような八朔
の酸っぱい匂いが鮮明に思い出させる。

―そうか…八朔か…!

―八朔…!八朔…!頭の中のメモ帳を片っ端からあさっていく。

「そうだ…!そういえば…!」
昼間、かなめさんに貰った小さい八朔がポケットに入っていることを思い出す。

勢いよく取り出して、力まかせに握り潰す。
新鮮な果汁が四方に飛び散る。

「…あっ…ごめんなさいっ…!」

―よかった…。正気に戻ってくれたようだ…。

「いや…それはしょうがないこと…なんでしょ?」

こんな言葉で安心させられるわけがない。
でも…気持ちくらいは伝えておきたかった。
櫛名田さんの方はまだ無言で衝動に耐えているようだった。
0125名無しさん@ピンキー2010/04/09(金) 22:23:24ID:/Um3cnnY
◆(眠視点)

―どうして…?どうして…なの?
伯父様の言葉はやっぱり間違ってたの…?

…伯父であると同時に病院の院長を努める櫛名田重次。その彼からありえないことを告げられたのが昨日。
それから私はずっと考えてきた。
だけどまだなにがなんだかさっぱり分からない。

―『眠ちゃん、どうやら君の体のは神人のフェロモンが含まれていないんだよ。』

わけがわからなかった。
なぜ神人である自分の体からそんなものが出ているのか。
最初は伯父の悪い冗談か何かだと思っていたが、次の一言で完全に思考の余地をうばわれてしまった。

―『もしかすると…だけど、私もこんな話は聞いた事がないんだが…その、眠ち
ゃんはどうやら神墜人の体になっているみたいなんだ。』

―私が…神墜人!?

結局その日は心配してくれた伯父によってすぐ返してくれたが、もし伯父の言葉が本当
ならこんなことはありえないはずなのに。

―もし…本当に私が神墜人だったら…。
神墜人が神墜人を求めるとき…。
それって……

答えが出る寸前、自分の体の変化に気付いた。

―これは…なんなの…?

神人が神墜人を求める感覚とはまったく別のものを私は感じていた。
こう…体の奥底からカッと火照ったものが湧き上がる感じ。
それはちょうど両足の付根の間…股のあたりを中心に疼いていた。
…パンツも濡れている…?
もう耐えられない。こんなの理性では押さえきれない。
恥ずかしさよりも湧き上がる欲求が体を支配し、本能に従うほかなかった。

そう。私は九澄くんの蜜なんかじゃない。九澄くん自身を求めていんだ。
それは神墜人としては当然のこと。我慢する必要なんてないんだ。
だって…私は神墜人なんだから…。

でもそれは九澄くんに申し訳ない。神人ではないので九澄くんに『感染』させる
危険はない。でも…九澄くんにとってはイヤなんじゃないのかな。
だけどそんなこと…どうだっていい。

頭はパニック寸前の状態で普段の冷静さを失い、理性のダムはもう決壊寸前だっ
た。
それでも考えれば考えるほど大粒の涙は溢れるばかりだった。
0126名無しさん@ピンキー2010/04/09(金) 22:26:24ID:/Um3cnnY
◇(博士視点)

―これが『ミツ』…の力か。
先程からそっぽを向いてうずくまっている櫛名田さんの背中を見て思う。
櫛名田さんは体を抱えるようにして…しかも指先を見るとかなり力んでいるようだ。

明らかに『放っておいて下さいオーラ』が感じとれる。

それでも気になってしょうがなかった。
そりゃ女の子が苦しんでるのに放っておく男がどこに…というのは建前で、そも
そも自分のせいでもあるし、それが櫛名田さんとなると…ね。

格子状の窓からかすかに月明りが忍び込む。
それはひっそりと少女の顔を照らし出した。
頬に光る一筋の航跡。そして幾つもの光がそれに続く。

―泣いて…る?

確かに櫛名田さんは声を殺して泣いていた。

まるで何かを悟られまいとするように。
0127名無しさん@ピンキー2010/04/09(金) 22:34:01ID:/Um3cnnY
思い切って声を掛けてみる。傍から見ればデリカシーがないなどなんだの言われ
るだろうが、そんなのはもうマナに何度も言われて分かりきってる。

「やっぱり…僕のせいで…ごめん…。」

「ちがう!九澄くんのせいじゃない!これは…私達神人が背負う宿命だから!」

突然櫛名田さんが声を荒らげる。涙が跳ねる。

「いいよ…もう。これ以上櫛名田さんが苦しむ姿は見たくない。
だから…もういいんだ。櫛名田さんの好きなようにして…。」

「えっ…!?」

彼女は一瞬面を食らったような顔をした。
が、その顔はすぐに歪んだ笑みに変わり、さっきの獰猛な狼の姿へと変化してゆく。

「…ごめんなさいっ!!」

蔵に櫛名田さんの声が響き渡る。その残響が消えるか消えないか。櫛名田さんが
僕の上にのしかかる。

一誠さんに襲われたときのことが脳裏に今度は鮮やかに、網膜に重なるように写
し出される。
…でも、それは完全には一致しなかった。

視界が遮られる。唇に触れる熱い感触。
口内に侵入してくる生暖かい異物。
身体の力がしぼむように抜けていく。
腰に回された櫛名田さんの手に力がこもる。

気付けば自分も舌を絡め合わそうとしていた。
だんだん酸素が足りなくなってゆく。

脳の酸素が不足し、意識が遠のいていく…。

「ぷはあっ!」

櫛名田さんが普段とは違う、妖艶な声をあげる。

「これで…僕もおんなじだね…。」

ある種のあきらめともつかぬため息を吐く。人生を達観するとはまさしく今の自
分のような状態を言うのだろうか。

「くすっ。」

短い笑い声。

「やっぱりあなたは私を受け入れてくれた。あなたは何も変わってはいません。
わたしが、ようやく…本当の意味で…あなたと同じになれたのかもしれません。」

「えっ…?」

「だから…もっと同じになりましょ…。」


(つづく…はず)

0129名無しさん@ピンキー2010/04/09(金) 22:40:02ID:/Um3cnnY
前編は以上です。初投稿者の板汚し失礼しました。

後編は未だ書いてないのでどうなるかはわかりません。
でもうちの街ではエロシーンを書くと狩られるってじっちゃんが言ってた。
だからエロシーン書けるかわからんね。
0131名無しさん@ピンキー2010/04/09(金) 23:46:46ID:6sXOIbdj
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0135472010/04/14(水) 17:53:16ID:OmInQujd
てす
0136472010/04/14(水) 17:55:30ID:OmInQujd
規制されていて落とせませんでした。

眠の話が思いつかなかったので、かなめの話を書いてみました
0137472010/04/14(水) 18:00:33ID:OmInQujd

私の心は一度壊れた。

親友の手によって、治す事ができないぐらいに粉々に。

今でもその事を思い出すと心が痛くなる。



彼女にとって私はただの食べ物として考えられてたの?



そう、考えてしまう。そんな事は絶対にないはずなのに。

けどあの時の私はそれを信じて疑わなかっただろう。

だって、心が壊れていたのだから……


私は親友にある病気をうつされた。発病したら治らない病気を……

その病気を発症すると、人を襲いたくなってしまう。赤の他人でも親友だったとしても。

親友は理性に負けて私を襲った。

始めは何をされたのか分からなかった……

次第に自分が何をされたのかを理解してその場を去った。

その時は何も以上はなかった。ただ、今された事の意味が分からなくて……恥ずかしくて……その場をすぐに離れたかった。


私の体に異変が起こったのは、翌日だった。
0138472010/04/14(水) 18:01:37ID:OmInQujd
最初はただの風邪だと思っていた。けど違った。

ただの風邪なのに、血液まで取るのか分からなかった。

検査が終わって帰って居たときに、私は捕まった。

目が覚めたときに、私が最初に見たものは、鉄の柵だった。

何でこんな所に居るのかが分からなかった。

私は叫んだ。唯ひたすらに。

怖くて仕方がなかった。

私の声に気がついたのか、直ぐに人が来た。

そして、そこで始めて私はこの病気のことを知った……

誰にうつされたのかも聞かされた……


始めの内は同じ病気に罹った人たちが来てくれていた。

しかし、私がその人たちのことを無視している内に、来てくれる人が居なくなり、最終的には誰一人として来なくなった。

来たとしても、食事を持ってくる人か、見張りの人しか居なかった。

そして私の心が完全に壊れてしまったときに、彼が来た。

彼も彼女に病気をうつされてしまったらしい。

それから、彼は毎日来てくれるようになった。

今日学校で何があったのか、面白いテレビ番組、いろいろな話を毎日毎日聞かせてくれた。

最初は鬱陶しかった。

けど、いつの間にか私は、彼の言葉に耳を傾けるようになっていた。
0139472010/04/14(水) 18:02:58ID:OmInQujd
そして考えた。その彼のことを。


きっと彼は、私よりも辛かったに違いない。

以前誰かが言っていた。ミツの少年には気をつけなさいと。

その少年に私は、心当たりがあった。

転校初日から、男女問わず人気があった。顔も、ルックスも並みのこの人のなにがいいのか、私にはわからなかった。

ミツは、この病気を発症している人を惹きつける匂いを発するらしい。

だから、人気があったんだと思う。

私の親友もそれでやけに引っ付いていたんだと思う。

彼はその事を知らなかった。

だから彼女から好かれてると思ってしまった。いや……本当に彼女は彼のことが好きだったのかもしれない。

だからこそ、彼は辛かったと思う。その事を知ったときは。

自分が好きな相手はただ、自分の匂いに釣られていただけで、好きでも何でも無かったのでは?

自分の恋人の死ぬ理由を作ってしまった。それだけでもすごく辛いのに、さらに、その恋人は本当は自分のことが、好きでも何でも無かった。ただ良い匂いがするから一緒に居た。
0140472010/04/14(水) 18:04:19ID:OmInQujd
彼はその様なことを考えたのだろうか?きっと考えたんだと思う。

会っているときの、彼の顔を思い出すと、何かに傷ついていたような……そんな顔をしていたと思う。

そう考えたら、私は自分のことが恥ずかしくなった。

彼は生まれ持った体質の所為で、色々な人から恨みを買い、あまつさえ恋人もその体質に引きよせられ、そしてその体質の所為で殺されてしまった。

それでも彼は、毎日私の元へ来くれている。心が壊れた私の元へ。

そう考えた私の心はいつの間にか治っていた。
                                                                                                      〜おわり〜
0141472010/04/14(水) 18:04:56ID:OmInQujd
人の不幸と比べて、自分のほうが楽だからとか、そういう理由で治ったんじゃない。

私はそれだけ辛くても、人のことを心配してくれる、お人好しさんに心を奪われたからだ。

きっとほかの人は見ようともしない、彼の優しい心に。

その心は私しか知らない。私だけの秘密。

そんな事を思い出しながら私は、いつもと同じ時間に同じ道を歩いてる。

そろそろ彼が来る時間。パタパタと靴を鳴らして。

そして彼が来たら、私は、振り向いて、微笑み、そしてこう言うんです。




「おはようございます!博士さん!」
                  〜おわり〜
0142472010/04/14(水) 18:07:10ID:OmInQujd
投下終了。

140の〜おわり〜は気にしないでください、消し忘れです。

感想を聞かせてくれたらうれしいです。
0144名無しさん@ピンキー2010/04/15(木) 23:21:29ID:aWGyVdVO
GGGGGGGGGJJJJJJJJJJJ!!!!!
0145472010/04/16(金) 23:33:29ID:9dDDFDvH
てす
0146472010/04/16(金) 23:40:00ID:9dDDFDvH
少しスランプ気味なので、次が浮かぶまでほかのカップリングが、書きたいなと思い、どのキャラの需要が高いのか、聞きにきました。
0148名無しさん@ピンキー2010/04/16(金) 23:44:13ID:9dDDFDvH

1.眠(この前の続き)

 2.かなめ(この前の続き)

3.五十鈴

 4.香織

5.マナ   

どれがいいですか?
0156名無しさん@ピンキー2010/04/18(日) 23:05:16ID:XZvQiTBq
0159名無しさん@ピンキー2010/04/20(火) 16:58:43ID:cEF9Mo1/
5
0162名無しさん@ピンキー2010/04/24(土) 23:42:49ID:NWsfj3Uh
保守
0163名無しさん@ピンキー2010/04/25(日) 01:17:03ID:CEBnWt5H
眠ちゃんは真剣に頼めばやらせてくれそう
0165名無しさん@ピンキー2010/04/29(木) 21:39:13ID:9ZmXgiuC
ほしゅ
0166名無しさん@ピンキー2010/04/30(金) 23:21:41ID:X80tyY0x
やはり、人に頼るのはアレなので、今、博士×マナ(少しマナ×博士か?)を(いつの間にか指が勝手にうご(ry 書いている
だからもう暫しお待ちを〜(もう中風に)
0169159≒1662010/05/03(月) 01:27:53ID:FJMT1etl
取り敢えず、本番は完了しましたので、最後は悪ふざけたっぷりのエピローグを書きます。
では、もう暫くお楽しみに待って下さい(`・ω・´)キリッ
0170名無しさん@ピンキー2010/05/04(火) 12:53:18ID:Dud91rTs
保守(キリッ
01711692010/05/05(水) 02:30:24ID:Dv+u2OyM
眠れないので、幾つか投稿します。
0172名無しさん@ピンキー2010/05/05(水) 02:31:46ID:Dv+u2OyM


最近…何故かお兄ちゃんが側にいないと胸が苦しくなるのは何でなの…?
この嫦娥町に来てからだ…。

何かお兄ちゃんが何処か遠くに行きそうで…、その事を考える度に胸の苦しみが強く感じる…。

今までこんな事、無かったのに…。
もう我慢できない…。

私、九澄マナはこれから、お兄ちゃんの部屋に行きます…。

キコキコキコキコ…

マナは車イスを最小限の音に抑えて動かした。

マナ「先ず最初は…。」

マナは父、正明の書斎に行った。
0173名無しさん@ピンキー2010/05/05(水) 02:32:44ID:Dv+u2OyM
マナ「……大丈夫…みたい…。」

お父さんは今、小説を書いてる途中で寝ていた。
本当なら毛布を掛けてあげたいけど…、今はごめんなさい。

ふと、私は時計を見た。

マナ「……1時か…。」

私…ずっと寝ずにいたらしい…。そんな事はどうでもいい。
私はお父さんが寝ているかどうかの確認を終えて、お兄ちゃんの部屋に向かった。
0174名無しさん@ピンキー2010/05/05(水) 02:33:53ID:Dv+u2OyM
キコキコキコキコ…

マナは車イスの音を最小限に抑えながら兄、博士の部屋に向かった。

マナ「…………」

マナは博士の部屋の前に着いた。

マナ「何か…此処に来るまでが遠かった気がする…。」

マナはそう言ってドアノブに手を掛けた。

ドクン、ドクン、ドクン、ドクン…

私の心臓は、周りに聞こえているかもしれない位の大音量を鳴らしていた。

マナ「でも…!」

マナはゆっくりと、ドアノブを捻った。

カチャ…

扉はゆっくりと開かれた。

マナ「……!」

マナは更に心臓が高まった。
ベッドには、勿論博士がスヤスヤ寝ている。

マナ「……ゴクッ…!」

マナは唾を飲み込んだ。
その音すら大きく聞こえた。

キコキコキコキコ…

マナは扉を閉め、鍵を掛け、博士に近付いた。

マナ「……………」

だが、マナは何かを思い付き、車イスを動かす手を止めた。

そうだ! ベッドの高さもそこまで高くないし、このまま這いで行けば良いんだ。

マナは車イスから降り、匍匐前進の要領で進んだ。
0175名無しさん@ピンキー2010/05/05(水) 02:34:29ID:Dv+u2OyM
今回は此処まで
0177名無しさん@ピンキー2010/05/05(水) 23:24:02ID:Dv+u2OyM
投下開始だコノヤロー
0178名無しさん@ピンキー2010/05/05(水) 23:25:13ID:Dv+u2OyM
マナ「ん…しょ…!」

マナはやっとの事でベッドに上がる事に成功した。

マナ「……………」

マナは博士の顔を覗き込んだ。

博士「スゥ…スゥ…スゥ…」

博士は規則正しい寝息を立てていた。

マナ「……………」

お兄ちゃん…、良く寝てるなぁ…。
私はお兄ちゃんの口を注視していた。
その口は規則正しく動いていた。

マナ「……………」

お兄ちゃんの寝顔…こんなに綺麗だとは思わなかった…。
何時も私の為に動いてくれているお兄ちゃん。

マナ「…お兄ちゃん…。」

私はそう呟くと、私の顔をお兄ちゃんの顔に近付けた。

後20cm…

マナ「……………」

後15cm…

ドクンッ…!! ドクンッ…!! ドクンッ…!!

後10cm…

マナはずっと鳴っている自分の心臓の音を聞きながら更に顔を近付けた。

後5cm…

後3cm…

マナ「…んっ!!」

マナは其処で素早く動き、そして…
0179名無しさん@ピンキー2010/05/05(水) 23:26:11ID:Dv+u2OyM
今回はこれで終了wwwwww
0181名無しさん@ピンキー2010/05/08(土) 19:50:11ID:2l8m0CDY
眠&マナ(うさエルさんの着ぐるみを着て)「保守だピョン♪」
博士&正明「……………」
0182名無しさん@ピンキー2010/05/10(月) 00:11:58ID:roWzpg0L
保守
0183名無しさん@ピンキー2010/05/10(月) 23:18:44ID:roWzpg0L
…しょうがない、投下してマッナマナにすっぞ!(えっ
0184名無しさん@ピンキー2010/05/10(月) 23:20:47ID:roWzpg0L
ちゅ…

遂に私はお兄ちゃんと…キスを…

博士「んっ…んんっ…?!」

マナは博士から口を離した。

博士「な…何…?」

お兄ちゃんは何が何だが分からない様な様子で起き上がった。
あ、そういえばお兄ちゃん、メガネが無いとまともに歩けない位の近眼だった。

博士「えっと…、メガネメガネ…。」

博士は手探りでメガネを探し、取った。

マナ「……!」

マナは博士がメガネを掛けた途端、足が動かせないとは思えない程の動きで博士に抱き付いた。

博士「!?」

メガネは掛けたものの、未だ頭がボーッとしていた博士は、マナのこの抱き付きに反応が遅れ、そのままベッドに倒れてしまった。

博士「うわっ?! なっ、なに…」

博士の言葉は其処で途切れた。
何故なら、マナが自分の唇で博士の唇を塞いでいたからだ。

博士「!!?」

マナは博士の唇を貪るように吸い、舌を入れた。

マナ「んっ…うんっ…んん…!!」
博士「うっ…ううっ…?!」
0185名無しさん@ピンキー2010/05/10(月) 23:22:06ID:roWzpg0L
わ…分からない…。
寝ていたら突然口が何かで塞がれて、息が出来なくて起きたら、倒されて、また口を塞がれて、もう、何が何だが全く分からない。
ただ、この状況を作り出した犯人は分かった。
そう、妹のマナだ。

博士「…ぷはぁ…!」

博士はマナの肩に手を乗せ、そのまま引き離した。

博士「ま…マナ…?! 何でこんな…?」

僕はマナが何故こんな事をしたのか問い質した。

マナ「……………」

だけどマナは何も言ってはくれなかった。

暫くこんな状態が続いた。
0186名無しさん@ピンキー2010/05/10(月) 23:23:52ID:roWzpg0L
数分か十数分が経ったか分からなかったが、漸くマナは小さな声だが口を開いてくれた。

マナ「寂しかった…。」
博士「…?」
マナ「お兄ちゃんが何処かに行きそうで…、お兄ちゃんが側に居ない度に胸が…苦しくて…寂しくて…。」
博士「マ…ナ…。」

俯いているマナの頬から、涙が流れ落ちていた。

マナ「だから…全部お兄ちゃんのせいだから…。」
博士「……………」

博士はマナから目を背けた。

マナ「お兄ちゃん…。」

マナはゆっくりと顔を上げ、博士の顔を見た。

僕はマナの声を聞き、マナの方を見た。

博士「うっ…!?」

僕はマナの顔を見て、絶句した。
何故なら、マナの涙で濡れた顔は、今まで見た事が無いくらい艶やかだった。

マナ「………………」
博士「…!…!…!」

マナは博士に近付き、博士はマナから逃げていたが、マナの目から離れずにいた。

ゴッ…!

博士「?!」

博士は背中を壁に付いた。

マナ「…お兄ちゃん…。」
博士「…!!」

マナは博士の頬に片手を当てた。

博士「うぁ…?!」

だ…駄目だ…! 僕とマナは兄妹だ…!! こんな事…! でももうキスまで(ファーストキスだったのに一方的にされたけど)したし…。でも…でも、マナは僕の妹…!

マナ「良いよ…。お兄ちゃんだったら…。」
博士「えっ…!?」

マナは僕の耳元でそう呟いた。
それはまるで悪魔の囁きにも聞こえた。

マナ「…そういえば…お兄ちゃんに…ファーストキス…上げちゃったんだ…♪」
博士「ま…マナ…?!」

まずい…。
僕の頭はマナのその言葉で真っ白になって理性が崩壊しそうだったが、それでも僕は何とか耐え切ろうとした。
0187名無しさん@ピンキー2010/05/10(月) 23:24:22ID:roWzpg0L
今回は此処まで
0188名無しさん@ピンキー2010/05/11(火) 23:26:49ID:ld9en4tB
GJ!続き待ってるよ!
0189誰か保守ぐらいしろ2010/05/13(木) 17:05:52ID:0fWsl5fc
保守
0194名無しさん@ピンキー2010/05/16(日) 01:42:03ID:2rnIEaUi
寝る前に投下開始だコノヤロー
0195名無しさん@ピンキー2010/05/16(日) 01:42:55ID:2rnIEaUi
マナ「………………」

私が幾らやってもお兄ちゃんはそれに耐え切ろうとしていた。

マナ「お兄ちゃんがその気にならなかったから…私がその気にならせるね…?」

駄目…。
もう理性が追い付けられなくなっていた…。
もう私…お兄ちゃんを………。

スッ…

博士「!!??」

僕の身体はビクッとなった。
何故なら、僕の股間にマナの手が置かれていたからだ。

博士「だ…駄目…だよ…マナ…!」

そう言っている博士だが、その声は弱々しかった。

マナ「……………」

マナは博士の言葉に耳を貸さず、そのままズボンとトランクスを脱いだ。

博士「!!」
マナ「うわぁ…!」

マナは博士のモノを見て、歓喜の声を上げた。

博士「マ…マナ…! 駄目だよ…!」

だが、マナは博士の言葉に耳を貸さなかった。
0196名無しさん@ピンキー2010/05/16(日) 01:44:25ID:2rnIEaUi
これが…お兄ちゃんの…!

私はお兄ちゃんのそれにまじまじと見た。
触ってみようかな…。
私はお兄ちゃんのそれに触れた。

博士「わぁ?!」

お兄ちゃんはそれを触れられて、ビクッってなった。
可愛い…。
私はお兄ちゃんのそれを握った。

博士「うっ…うわっ!?」

お兄ちゃんは更に声を上げた。
あっ、大きくなってきた…。

博士「うっ…くうっ…!」
マナ「駄目だよお兄ちゃん…。お父さん起きちゃうよ?」
博士「う…うん…!」

あ…あれ?
何でうんって言ったんだ?
まあ、もう…どうでもよくなってきた…。

博士「マナ…ゴメン…。」

僕はその言葉を発する間にマナを抱き締めた。

マナ「お兄…ちゃん…?」
博士「ゴメン…。寂しかったん…だろ…?」
マナ「うん…。寂しかった…。」
博士「ゴメン…。」
マナ「私もゴメンね…。」
博士「えっ…?」
マナ「私の為に色々してくれて。でもそれを邪険して、本当にゴメンね。でも…」
博士「でも…?」
マナ「私はお兄ちゃんに自分の時間を過ごして欲しいから、……だから邪険してた…。」
博士「そうだったのか…。でも、僕のせいで『事故』にあって、それでも嘘を付いてまで僕を庇ってくれて…、だから出来る限りマナを護ってあげたい…。今までも…これからも…ずっと…」
マナ「……!!!」

マナの顔はトマトもビックリなくらい真っ赤っかになった。

マナ「えっ…あ…う…うん…。どう…致しまして…。えっと…、これからも…宜しくお願い…します…。」
博士「マナ…。」

博士はマナをお姫様抱っこした。

マナ「わっ?!」

そのまま博士は枕の上にマナの頭を乗せた。

マナ「お兄ちゃん…。」
博士「……良い…のか…? 僕達、兄妹…なんだよ…?」
マナ「うん…。お兄ちゃんだったら……良いよ…。」

僕はマナのその言葉を聞き、マナのパジャマに手を掛けた。
0197名無しさん@ピンキー2010/05/16(日) 01:47:03ID:2rnIEaUi
あ…
お兄ちゃんの手が近付いてくる…。
あっ! お腹の下辺りが何か熱い…。そしてアソコが濡れてきた…。

博士「服…脱がせるよ…?」
マナ「うん。」

お兄ちゃんは私のパジャマに手を掛けた。

僕はマナのパジャマを脱がせた(たくしあげた)。
其処には、真っ白なキャミソールがあった。

博士「これも…。」
マナ「うん。」

僕はマナのキャミソールをたくしあげた。

博士「…ゴク…ッ!」

博士は唾を飲み込んだ。
キャミソールの下から出てきたマナの胸は、まだ発育途中で、膨らみは少しだけだが、それでもその頂点にあるピンク色の乳首は、その存在を主張していた。

博士「マナ…。」

博士はマナのまだ発達途中の乳房を掌で包み込んだ。
マナ「あ…お兄ちゃんの…手…」

マナの乳房は、発達途中ながら柔らかった。

博士「マナ…」

博士はマナの乳首にそっと口を付けた。
0198名無しさん@ピンキー2010/05/16(日) 01:47:47ID:2rnIEaUi
マナ「んっ…!」

お…お兄ちゃんの口が…私の胸に…。

マナ「あ…うっ…」

僕はマナの声がとても色っぽくて、それをもっと聞きたくて、マナの乳首を舌で転がし、もう片方の乳首を摘んだ。

マナ「あっ…んっ…んんっ…!」

マナは可愛らしい声を出した。

マナ「ふぁ…ああ…んぁ!」

僕はマナの乳首を吸った。

マナ「いゃぁ…!! 吸っちゃ…ああん!」

僕はマナの乳首から口と手を離した。

マナ「はぁ…はぁ…おにい…ちゃ…ん…」

マナは息を荒げていた。

博士「マナ……下もいいか…?」
マナ「…うん…。」

マナは伏せ目がちで言った。

博士「それじゃ…!」

博士はマナのパジャマの下を脱がした。
0199名無しさん@ピンキー2010/05/16(日) 01:48:22ID:2rnIEaUi
今回は此処までだコノヤロー
0201472010/05/16(日) 15:16:25ID:Fw6CK3OD
どうもお久しぶりです。
47です。
規制が終わったので投下しに着ました。
カップリングは博士×眠の続きです。ちなみにまだエロはありません。
苦手な方はスルーでお願いします。
では次レスから投下スタートです。
0202472010/05/16(日) 15:16:53ID:Fw6CK3OD
*****(博士視点)


「今日の夕飯何がいい?」
今日は日曜、僕が家事の当番の日だ。無論、食事の用意もそれに入っている。
僕は献立とかを考えるのが、苦手だから当番の日はこうやって、マナや、父さんに何がいいか聞いている。
「何でもいいよ」
「今は特に食べたいものは無いよ」
…こういう答えはやめて欲しいと思う。
「…じゃあカレーでいいかな?」
「「いいよ〜」」
関心の薄い家族だ。


  *****


商店街までの道の途中、新市街と旧市街を繋げる橋の向こうに、綺麗な赤い着物を着た人がいる。
眠さんだ。
「お〜い」
手を振りながら近づく。
彼女も僕に気づいたようで、走り寄って来た。
「こんにちは、眠さん。何処かに行くところだったの?」
「こんにちは。はい、九澄君のに用事があって、今からお尋ねしようと思ってたところです。」
「僕に用事?」
いったいなんだろう?
「はい、実は……」
眠さんは言葉を選んでいるのか、それから中々話してくれなかった。
「眠さん、言いにくい事なの?」
「…はい」
眠さんは、顔を赤くしながら答えた。
「僕にできる事なら何でも言ってよ」
それにしても、何で顔赤くなってるんだろう?それほど言いにくい事なのかな?
「・・・そっ、その実は・・・」
「うん」

「私・・・神堕人になってしまいました。だから久澄君の家に少しの間泊まらせてほしいんです。いいですか?」

「・・・・・・」
・・・?どういうことだろう?聞き・・・間違いかな?
眠さんが人に?なんで?意味が分からない。取り合えずもう一度確認してから、よ〜く考えよう。
「ごめん、眠さん。よく聞こえなかったからもう一度言ってくれない」
「?私神堕人に「うん、よく聞こえた。ありがとう。眠さん!」そうですか」
うわぁ!やっぱり聞き間違いなんかじゃなかったし!眠さんが人に!?大変な・・・事?
・・・別に悪い事じゃない・・・のか?いや、むしろいい事だよね、だってこれで眠さんが煙たがられる事がなくなるし。それに同じ人なら・・・
「久澄君?」
「ああ、ごめん。ちょっと考え事してた」
「?そうですか。それで・・・その、いいですか?」
人になったからなのか、眠さんは何時もより、何て言うか・・・その、近い。
僕は取り合えず、眠さんを片手で制して返事を返した。
「うん。僕はいいよ。ただ・・・最終決定権は父さんにあるからまだ何とも言えないけどね」
「分かりました。久澄君」
「ん?なに?」
「ありがとうございます」
「!?・・・うっ、うん・・・とっ、取り合えず家に行く前に夕飯の買出しに行こう」
「はい」
正直不意打ちとか早めて欲しい。何時もは綺麗な感じの表情だけど、今のは間違いなく“可愛い”の表情だった。
0203472010/05/16(日) 15:18:14ID:Fw6CK3OD
  *****


僕達は今、商店街のとあるスーパーにいる。ここのスーパーはよくタイムセールをやっているので、よく賑わっている。ただ、ある意味賑わいすぎな気もする。いや、賑わっているというより戦っているといった方がしっくりくる。何でかって?それはね。
眠さんが頑張ってくれてるからだよ。
正直意味が分からないだろうけど仕方ないと思う。
“キャベツ一玉50円”正直つぶれないのか疑問な感じの値段だけど、これに主婦がよってこないわけが無かった。僕も以前取ろうと頑張ってみたけど、あの壁に僕なんかは直ぐにはじき返されてしまう。
その事を眠さんに話してみたら
「取ってきましょうか?」
そういってきた。正直無理だと思っていたけど、僕は眠さんを甘く見ていたかもしれない。
眠さんは返事を待たずに壁の方に向かっていくと、その場でジャンプした。
多分あれを見たときの僕に顔は酷い顔だったと思う。けど仕方ない。だって、和服の高校生が壁の上をたった1回のジャンプで飛び越えて、戻ってきたときには、約4つの戦利品を持っていたのだから。
「あっ、ありがとう。何て言うか、凄いね。」
「そうですか?」
眠さんは、カートに戦利品の入れながら魚介類のコーナーをちらちら見てる。
「じゃあ、後はお肉を買えばおしまいだ。行こうか眠さん」
そういってお肉が置いてある所に向かってカートを押そうとして。

がしっ

掴まれた。
「・・・え〜っと・・・。如何したの?眠さん?」
「久澄君、秋刀魚が安いです」
「え?どれ?」
ん〜確かに安い(一尾60円)・・・けど、
「今日はカレーだしな〜」
買い置きって手も有るけど、それをしとくとマナがうるさいからあまりしたくなかった。何でもマナが言うには冷蔵庫が腐るらしい。僕適には臭くなるを聞き間違えただけであって欲しい。
「うん、そうだね」
僕はこれだけ言って、その場から離れようとした。

がしっ

逃がしてくれなさそうだ。
「久澄君、秋刀魚が安いですよ」
「うっ、うんそうだね」

がしっ

「久澄君、秋刀魚が安いですよ」
「え〜っと・・・食べたいの?眠さん?」
どうしても食べたいなら、今日のカレーは止めでいいと思う。だって食べたいものを言ってくれるほうがいいし。
「いいえ、食べたいわけでわありません」
「あれ?そうなの?」
なんだ、食べたいわけじゃないのか。

ミシィ!

「いだだだだだだっっっ!」
「食べたいわけではないのですが、久澄君が食べたいなら私も食べたいです」
いったぁぁぁぁ!めちゃくちゃ痛い!何か肩がメキメキいってるし!しかも怖い!
「食べたい!何か凄く秋刀魚が食べたくなってきた!食べたいから早く放して!」
「そうですか、では持ってきますね」
そういって眠さんは、秋刀魚を取りに行った。
「はぁ〜・・・眠さんはいったい何尾食べる気なんだ?」
0204472010/05/16(日) 15:20:33ID:Fw6CK3OD
ちなみに今、袋の中には10尾いる。


  *****


結局買ったのは、キャベツ2玉(一人2玉までで、店員さんに怒られた)と秋刀魚15尾だった。
・・・誰がこんなに食べるのかな?秋刀魚?
僕達は商店街から帰路に着き、やっと玄関前まで来た、は良いんだけど・・・。
「なんか、嫌な予感がする」
ドアに手を掛けた瞬間に痛い目に合う気がする。
「如何したのですか?久澄くん?」
「えっ?ううん、なんでもないよ」
勘違いだと言い聞かせながら、ドアノブに手を掛ける。

キィ・・・

「良かった」
ホッとしながら最後まで回した瞬間、

バンッ!(五十鈴ちゃんが飛び出してきた音)

どんっ!(五十鈴ちゃんが僕に力いっぱい抱きついてきた音)

がすっ!(五十鈴ちゃんに抱きつかれた反動で、後ろに下がってしまい、僕の後頭部が眠さんのおでこにぶつかった音)

「おっかえり〜!ヒロく〜ん!」
どうやら僕の勘は間違ってはいないようだった。後ろには、僕の後頭部におでこがぶつかった、眠さんが頭を抑えている。
「よかった〜。何か今日は胸騒ぎがしてね、ヒロ君になにか悪い事がおきそうな予感がして、何かあったら如何しよう!思ったの。けど良かった、何も無かったみたい・・・?何で眠るちゃんがいるの?」
・・・如何しよう?言った方がいいのかな?
「取り合えず、家に入ろうよ」
「?」
「眠さん、大丈夫?」
「・・・はい」
なみだ目で言われても、信憑性が無いんだけど。
0205472010/05/16(日) 15:20:53ID:Fw6CK3OD
  *****


さて・・・如何しよう?物凄くめんどくさい事になった。
なぜかって?それはお分かりのとうり五十鈴ちゃんの事だよ。
僕は、父さんとマナとの了承を得ればいいと思ってたし、五十鈴ちゃんには明日にでも言うつもりだった。
けど今、此処には僕、眠さん、父さん、マナ、五十鈴ちゃんの計5人が居たりする。
まず、僕はもう此処に眠さんが住むのを了承している。
次にマナ、多分・・・いや、絶対に了承してくれると思う。
父さんは多分良いと言ってくれる筈だ。
普通はこれで終わりのはずだけど、今此処には五十鈴ちゃんが居たりする。話がややこしくなるのは間違いなしだ。

話が変わるけど、今居るのはリビングで、皆揃っていたりする。けど何時切り出したらいいのだろう?難しい。
等と考えているうちに、眠さんが切り出した。
「久澄君のお父さん、いいですか?」
「ん?なんだい?」
ええっ!いきなり!?
「はい・・・。実は・・・「眠さん!」なんですか?」
しまった!つい口を出してしまった!如何しよう・・・?
「え、え〜っと、ゆっ、夕飯作るから手伝ってくれない?」
「いいですよ」
よっしゃ!話をそらせた!
「けどその前に、さっきの話の続きをしますね」
「ええっ!」
なんでだぁー!話がまた元に戻ってるし!
「あっ!ちょっとまっ・・・「此処に住まわせてください」夕飯の準備して来る!」

だっ!

家の中?そんなの知らない。ただ、今は出来るだけ遠くに逃げる事だけを考えなきゃいけないと思うんだ。
何でかって?眠さんの言葉を聞いた時の五十鈴ちゃんが怖かったからだよ。
僕は、全力で走った。玄関を出て階段を降り切った。後は走るだけだった筈なのになんで捕まってるんだろう?
「ヒロく〜ん・・・。何で逃げるのかな?」
「五十鈴ちゃん、一体何所から・・・?」
「あそこから降りてきた」
あそこって、2階から!?ていうか、降りてきたって言うより、落ちて来たの方が正しい気がする。
そんな現実逃避をしながら僕は、五十鈴ちゃんに引きずられていった。
「おい、博士。如何した?急に飛び出して?」
「はは・・・何でも無いよ」
「そうか、それでさっきの事なんだが・・・」
0206472010/05/16(日) 15:21:20ID:Fw6CK3OD
がしぃ!

「ヒロ君、逃げちゃだめだよ」
「はっ、はい・・・」
胃に穴が開きそうだ。
「うん、いいよ」
「「えっ!いいの!」」
「・・・ほっ」
眠さんは安心したのか、溜息をついている。
「さっき博士達が出て行った後に、眠ちゃんが理由を聞かせてくれたしね。これで、だめ何て僕は言わないよ」
「ええ!で、でも!」
五十鈴ちゃんはまだ納得していない様だった。
「何ですか?」
それに眠さんが答えた。
「なっ!何で一緒に住む事になってるの!?私達は神人だよ!同じ家に居たら危ないって!」
「私は今神人ではありません。神堕人です」
「「ええっ!!」」
言っていいの!?
「ななななんで!?」
「さあ?」
さあって・・・
「でっ、でもだからって一緒に住むのは良くないよ!」
「私友達少ないんです。住ませて下さいと頼めるほど中のいい人たちは、久澄君ぐらいしか居ません」
眠さん・・・自分で言って傷つくのはやめようよ。さっきから凄く痛いんだけど、腿。
「ぐっ・・・でっ、でも〜・・・」
なんか五十鈴ちゃんも涙目になってきてる。それは良い。いや、良くないけど、何でわざわざ僕の肩を思いっきり抓るの?腿も肩も抓られて凄く痛いんだけど。
「うっうっうっ。ヒロ君のバカ〜!!!」

メコッ!


 
  *****



「あれ?此処何所だ?」
殺気まで・・・さっきまではリビングで・・・あれ?思い出せない?何があったんだっけ?凄く思い出したくない気もするのは何でだ?
「起きたんですか?久澄君」
「あれ?何で眠さんが此処に?」
「大丈夫・・・ではないんですね」
「???」
「私がここに一緒に住む事になったの覚えていますか?」
「ええっ!・・・あっ・・・。思い出した。僕五十鈴ちゃんに肘鉄食らったんだっけ?」
旋毛より少しだけ下の辺りに。嫌な音って言うか・・・随分怖い音がした気がする、思い出したくも無いわけだ。
「取り合えず、夕食は出来ているので、落ち着いたら食べてください」
「うん、ありがとう。眠さん」
なんだか今は取り合えずお風呂に入りたい。お風呂に入った後に頂こう。

「ふぅ〜・・・」

我ながら親父臭い気がしないでもない。けど仕方ない。だって今日は凄く疲れたんだもん。溜息ぐらい出でるよ。

・・・なんでだ?また嫌な予感がする。さっさと出よう。
嫌な予感がしたから、僕はその後直ぐにお風呂を出た。
ヘタレじゃ無いよ!

0207472010/05/16(日) 15:22:30ID:Fw6CK3OD
これで取り合えず今回分は終わりの予定です。
駄文ですが読んでくれたらうれしいです。
0210名無しさん@ピンキー2010/05/17(月) 22:50:42ID:gHNS43wR
ほっしゅ〜♪ ほっしゅ〜♪
0212名無しさん@ピンキー2010/05/19(水) 19:49:08ID:phuQk+WR
ほっしゅ〜♪ ほっしゅ〜♪ 嫦娥のほっしゅ〜♪
0213472010/05/20(木) 23:01:04ID:Sm7LC/no
47です。
参考までに聞きたいんですが。直して欲しいところ、直したら良いところなどがあったら教えてください。
0214名無しさん@ピンキー2010/05/21(金) 23:49:25ID:9rZ55yRM
皆さん、おおかみかくしの同人誌に『マナあに』という博士×マナ本が出たの知ってますか?

……まあ、自分は投下するだけなので、<<198の続きです
0215名無しさん@ピンキー2010/05/21(金) 23:50:43ID:9rZ55yRM
博士「…!」

其処には、キャミソールと同じ、真っ白いショーツがあった。

博士「あ…濡れてる…?」

博士はショーツが濡れている事に気付いた。

マナ「いやぁ…見ないで…!」

マナは手で股を隠そうとした。

博士「今更?! っというかマナだって僕の見てたじゃん!」
マナ「うっ…」

マナは珍しく博士に言い負けた。………ってか何時も言い負け過ぎだろ博士………

博士「まあまあ。」

博士はショーツ越しにアソコに触れた。

マナ「あん…!!」

博士は次にショーツを脱がそうとした。

マナ「あっ…お兄ちゃん?!」

博士はそのままショーツを脱がせた。

マナ「!!?」

マナは顔を真っ赤にして、顔をいつの間にか持ってきたうさ耳カエル(以後うさエルさん)で隠した。

博士「……………」

博士はそれに少し呆気に取られたが、直ぐにマナのアソコを見た。
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