>>21
非常にためになりました。
>>17さんは、意図も含めて正確な類推解釈をされる方の様ですね。
多分、そちらの読み方が正しいのだと思います。
原作38巻登場の「アワセール」について、
ドラえもんは「光を浴びるとどんなひどいうそでも合わせてくれる」
と説明しています(要旨)。
これを踏まえると、>>20の解釈が真っ当な読み方と思われます。
私が見た時、同作内で描写された「アワセール」の効き方は、
どう見ても強力な催眠で本当に信じている、
あるいは変質、変容作用でそのもの自体が言った通りに変化している、としか読めなかったので、
そうした効果によってドラえもんが言う様な結果が出る道具、と、私は解釈していました。
原作38巻の「アワセール」のラストは(題名はもっと長いですが・以下ネタバレ)、
ドラえもんが「アワセール」をセミに発射し、最期のコマで、
光を浴びた親セミが巣箱に餌を運び、
樹上の巣箱では大量の子セミ(イモムシ型ではなく成虫の小型)が生まれて、
親セミの運んでくる餌をねだってミンミン騒いでいる。
日記を読む限り生まれた直後らしい、もちろん同じ年の同じ夏。
その脇で、「アワセール」を浴びたみんなの言葉や巣箱のセミ親子を見る事で
そういう世界の改変を受け容れたスネ夫が観察日記を書いていると言うなかなかシュールなものです。
また、同作「これはネコなんだ」と言う実験では「アワセール」を浴びた犬が「フニャーゴ」と鳴いています。
犬はまだしも、セミはさすがに変容だろう、と言うのが私が受けた感想で。
なお、公式の大事典2008年版では、
「どんなことでも」それを言った人に合わせる様になる、と、説明されています。
>>17の指摘で自作を読み返して、原作に実例の無い無生物への使用は正直やり過ぎたかなとは思いました。
「メカメーカー」(22巻)に至っては、ドラえもんによる本質的な説明自体がほとんどありません。
ただ、製造方法とプロポ型のコントローラーで操縦できるとは言っています。
大事典では、図面通りの完成品が出て来る機械であると解説されています。
原作ラストを読んでも、
コントロールがプロポ限定ならラジコン製造器、と言う解釈が確かに正統になりますね。
ただ、材料を投入すれば図面の通りの機械が出て来るとは書いてあっても、
完成品がどういう機械に限定されるのかと言う説明は私の知る限り存在しない様です。
明らかに操作性がプロポの範囲を超えていますので、ドラ道具でよく考察される一種の脳波制御で
プロポは脳波伝達装置も兼ねているのでは、とも考察出来ますが、その辺はおいておきます。
作品でもないのに長くなってすいません。