少し遅めの夕食をとろうと地下の薄暗い洋食レストランに入った俺は、何故か急に尿意に襲われた。
急に便意に襲われることはあるが、急に尿意というのはまずない。
ビールやコーヒーを大量に飲んだ場合は短時間に何度もという経験はある。
しかし今回はそんなことは思い浮かばない。
まあそんなことはどうでもよくて、まずはトイレだ。
俺は注文を適当に決めてトイレを探した。
ところがこれが見当たらない。
どうにもわからなくてウェイトレスに尋ねると、そこだと指をさされた先には暖炉のような大きさのキャビネットがあるだけであった。
胸位の高さまでしかないそれはペパーミントグリーン色の観音開きの扉がピタリと閉じている。
この先に通路でもあるのか?そう思い、把手を引いてみると、それはまさしくただの括りつけのキャビネットだった。
中は同じペパーミントグリーン色で床よりも10センチくらい下がっており、角材がひとつ転がっている。
通路もなければ便器もない。まさかここで用をたせとでもいうのだろうか?
振り向いてウェイトレスにもう一度尋ねるがここで用をたせという。
そんな馬鹿なと言いたいところだが、どうにも尿意が我慢できなくなってきた。
俺は意を決してその場にしゃがみ、ズボンのジッパーを降ろして放尿を始めた。
我慢も限界に近かったので俺のペニスは半分勃起してる状態だった。

半分くらい出したところで俺は頭上に気配を感じた。
振り向くと誰かいる。そのまま顔を上げると女が肩越しに俺が放尿してるのを見下ろしていた。
それも一人ではない。三人、いや四人いる。それぞれが俺の放尿中のペニスをガン見している。
好色そうな女たちはニヤニヤしながら俺のペニスだけを見つめていた。
すると被虐心に火がともってしまった俺のペニスは、勢いよく小便を噴出しながらもついに本勃起してしまったのだ。