ポップンのエロ小説スレ
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0001名無しさん@ピンキー2010/04/25(日) 17:26:03ID:BmweMAVV
新作稼働中なので期待して来てみたらスレが無かったので立てました

まとめサイト
ttp://popnmusic.h.fc2.com/
0312名無しさん@ピンキー2012/05/04(金) 02:39:17.19ID:51NEMKL5

「ぁぎッ!!!?」

そして一気に奥底まで貫く。
短い悲鳴が上がり、目を白黒させて。状況が飲み込めないニットの細い腰を掴んだまま、
強引かつ本能まかせの荒い抽送を開始した。

「や、ぁあッ!ダメッ、ぇッ、う、うご、いッ、ちゃッ!あッ!ダメだってッ、ばぁッ!んんンッ!!」

ぎゅうぎゅうに締め付けられる中、俺はひたすら快感を求めて引き抜いては奥へと打ち込んでいく。
上半身を仰け反らせ、髪を振り乱しながら鳴き叫ぶ姿と、ぱたぱた音を立てつつ靡くエプロンが背徳的な程にマッチして、更に情欲が昂っていく。

「いやぁぁッ!ひィッ、ンぅッ!ふ、ふとぉッ……、おっきすぎッ、ぃぃいいッ!」

否定の言葉を放っているニットは自分で気付いているだろうか。
今、無意識の内に恍惚の表情を浮かべた“女”になってしまっていることに。

「あぁッ!お、おくぅッ!!おく、ぅッ!だ、だめぇッ!!ごりごりぃッ、しちゃッ、またッ……」

執拗に子宮口を責め続けていると、跨がる姿勢を保てなくなったのかニットがこちらにしなだれかかってきた。
服越しに肩に爪を立てられ、小刻みな吐息を首にかけられ、こちらの興奮も否応無しに上がってゆく。

「――――――ッ!!!」

勢いをつけて挿入すると、度重なった刺激に開きかけた子宮口を突き抜けて、余っていた陰茎が全てニットの最奥まで収まってしまう。
声無き嬌声を上げて、再びニットが上体を反り返らせ、結合部から粘液を散らせた。
衝撃で絶頂まで押し上げられてしまったのだろう、舌を出しただらしなく淫蕩した表情を晒しながら、膣内が一定間隔で俺をきゅんきゅん締め付けてくる。
0313名無しさん@ピンキー2012/05/04(金) 02:43:49.29ID:51NEMKL5

「ニット、ニット、ぉッ……そろそろッ、もうッ」
「あッ!あぁッ!ひゃめぇ……はげッ、しッ! ひ、……だ、だめぇッ!またッ、きちゃ、あッ、ぁぁああ!!?」

肉棒の全てを強烈に扱かれ、陰嚢からぐつぐつとマグマのように劣情の塊が駆け登ってくる。どうやら俺の限界もすぐそこのようで。
涙やら唾液やらで、端麗な顔をくちゃくちゃにしながら、ニットも再び迫り来る絶頂の予感に身体を戦慄かせていた。

「ニット……ニット、ニットぉッ、ニッ……トぉぉぉぉ……ッ!!」
「あ、あ、あ、あつッ……〜〜〜〜ぁぁぁあああああァ――――――ッ!!!!」

細身の身体を強く抱き締め、何度も愛する相手の名を呼び、渾身の一突きをねじ込んだところで、俺は堪えきれなくなり子宮内に堰を一気にぶちまけた。
すると、大きく身体を反らせ悩ましげな絶叫を上げて、ニットは幾度となく痙攣しながら達した。

「はぁ、はぁッ、……ッぁ、は、……ッ」

俺にぐったりと身体を預けて、胸の当たりに荒い吐息を何度も何度も吐いてくるニット。
ほとんど精を吐き出してしまって、半分硬度を失った陰茎を抜きもせずに
とろんとした表情で、唇を、甘えるように重ねてきた。

疲労とすっかり回った酒の二重苦で、それでも心地よい幸福感に包まれながら
暖かく柔らかな唇の感触の中、俺はほぼ必然的に意識を手放していった――――――。
0314名無しさん@ピンキー2012/05/04(金) 02:48:53.54ID:51NEMKL5


またヘンな夢を見てしまった。やっぱまた溜まってたのかな。

じくじくと二日酔いに痛む頭に手を当てながら、半脱げになってたパンツとズボンを履き直す。

枕元には前回の不思議体験アンビリーバブルや!の時と同じくe-amusementpassが…………ッ!?


「……シールの絵が、3Pカラーに、なってる……!?」



何故かそのカードはニットの3Pカラーも解禁されていた

な、何を言ってるかわからねーと思うが
俺も何をされたのかわからなかった……
頭がどうにかなりそうだった……




ついでに、普通に今まで登場した3Pカラーのラッキーコードは新しいキャラクターブックに表記されてましたとさ。

……全然入手不可能じゃねえじゃん。



0315名無しさん@ピンキー2012/05/04(金) 13:03:16.62ID:6rRD5spD
>>314
あまりにもGJすぎる
GJすぎてニットちゃんに結婚申し込んでも誰も反対しないレベル
0317名無しさん@ピンキー2012/05/21(月) 02:29:11.62ID:++eJiHUn
ほしゅ
今回の隠し曲ではア・ミリア良さげなキャラやね
0319名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 07:11:27.93ID:cRhdRbBc
まず、最初に謝っておく。すまん。
キャラブックのコードじゃニットの3Pカラーは使用可能にはならない。
やっぱり正規のやり方じゃ今のところ解禁は不可能だ。
でも最近なんか背景が3PニットだけFLOWERのものになってたから、もしかしたら正規ルートでもワンチャンあるかもな。

……まあどう考えても、俺のやり方は正規ルートとは言い難いけど……

これに気付いたのは俺の数少ないゲーセン仲間から、俺が3Pニット選択して突っ込まれた時。

「あれ、お前カード引かない勢だったよな?」
「お、おう。いや、これは、ほらキャラブック! あれにひみつのコード付いてたじゃんか――」

「そのコードではニットのカラーは解禁されねえぞ?」

しくった。
さすがにその場はいとこがカード集めててたまたまレアカード持ってた、って言って凌いだけれども。

……3Pカラーのニットご当人と、その……エプロン付けて、着衣……ゴニョゴニョして、気づいたら解禁されてたとか
そんなん口にした瞬間に貴重なゲーセン仲間が消滅するに決まってるじゃねーの。
最悪頭の病院にご招待だ。

こんなん俺が一番何が起こってるか知りたいってのに……

0320名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 07:13:30.74ID:cRhdRbBc

まあなんだか湿っぽい話題はここまでに、みんな今回の解禁作業やってるか?
俺はボチボチ。人魚のキャラ可愛いなー、と思ったくらい。
そうそうニットのクエストもあるんだよな!
もちろん速攻貢いださ。筐体からさ、ニットが俺に編み込む感じのオジャマ見せてってせがんで来るんだよ。感動モンだぁね。
思わず俺のファット判定ラインもドキドキポップ君してしろポップ君ボンバーしそうになるってもんですよ。

……で指定されたオジャマがクロスと。
いやはや、俺の嫁ながらなかなかどうして鬼畜なオジャマ欲しがります。
何が怖いって白黄、緑青が同時押しで来ると重なって見えない時がある。
同時押し満載曲だと無理押しも満載。俺キルトEXに付けて後悔したもん。
いや、でもオジャマアクションに見とれてたって理由もあるけどさ。オジャマアクション使用してるだけじゃ見れないから新鮮で可愛かった。
隠し曲が出ようが出まいが、ニットと会えるんなら鬼畜オジャマでもなんのそのですよ。

でもクリアしたら“このままほつれないようにね”みたいなこと言われたんだけど
正直、もうクロスは懲り懲りです……


あ、そういや俺最近2Pカラーのニット使用してるんだけどさ。
なんつーかその……ピンク髪って……性的だよな。
ピンク髪のキャラって、他のキャラにくらべて薄い本の比率が高い気がする。いや気がするだけなんだけど。
最初に“淫乱ピンク”って単語考えた奴ちょっと来い。握手しよう。
だから、その……ついそういう目で見ちゃう訳よ。加えて俺妙な夢も見ちゃってるんだし。
0321名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 07:15:02.86ID:cRhdRbBc



――調べはついてる。怪しいのはこのe-passだ。
謹製のニットpassを枕の裏に仕込んで、二拝、二拍手、一拝。帰って来たらニットが布団で待ってくれてますように。

前の二件、よく考えたらニットとあんまり話が出来てなかった。
そりゃそうだ。まず話をしようとせず毎回襲ってたのは俺なんだから。
さすがの俺もこれには猛省。
だから、今回会えたなら最初は健全に談笑といきたい。ピロートークとかなんとか言ったっけ。そんな感じ。
いや、出来れば今まで無理させてた分、今回は最後まで健全な方がいいか。
いやまあなんにせよ、まずニットに会えたらのお話なんですけどね。

そんな事を思いながら、俺は帰りの楽しみをバネにお仕事へと勇み立って行ったのです。
あの二件が起こった時はどちらも仕事帰りだったからな!
条件の一端を担ってると睨んでのこの行動、さて吉と出るか凶と出るか……

―――――――

とまあそんなこんなで帰り道。いやあ、愛する人が家で待ってるかと思うと断然モチベ変わるね。
いつもの倍はやる気あったわ。このモチベがあれば苦しいことも乗り越えられそう。必ず最後に愛は勝つ。
疲労感も薄いし、ちょっくらゲーセン寄って帰ろうかなーとも思ったけど、
そういやe-pass家だったなって。今日は真っ直ぐ帰ります。

んで。マイホーム。
正確にはアパートの一室だからマイルームかな? まあいいや。
当たり前かも知れないが、電気は点いてなかったし人の姿も見えない。
ベッドを覗いてみたら枕にe-passが置いてあるだけっていう。
哀愁漂いまくりのガン下げマイテンション。セカンドヘヴンはサード続かず。
……まあ、今までのふしぎ出来事はやっぱりただのリアルな夢だったってお話。
0322名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 07:16:36.51ID:cRhdRbBc
そう思いながらベッドに腰を落ち着け、e-passを回収す……あれ。
絵柄が2Pカラーに変わってる……それに俺、枕の下に入れてたよな?
とぼんやり思った瞬間
「だーれだ」
目元が暖かくてやわらかな手で包まれる。
突如として湧き上がる幸福感。駆け巡る脳内物質。
ムチからのアメとかそんなの反則ですってマイワイフ。

「に……にっ……」

声が震えて上手く言葉になっちゃくれないや。
嬉しすぎてなんだかガチで泣けてきた。
いかん。このままだと只の変な奴って印象を与えかねない。

「ニット……ぉ」
「はい、良くできました」

手が放された瞬間後ろを振り向いた俺に飛び込んだその光景は、あまりにも愛らしく微笑みかけてくる桃髪の天使。
あっ、今俺死んでもいいや。
素直にそう思った。こんな天使に案内されるなら余生とかいらねえや。
きゅうきゅう胸が苦しくてたまらなくて、その小さな身体をすっぽり抱き締めた。

「……もう、今日はすごく甘えん坊さんね?」

そう聞こえて、頭にニットの慈しみに満ちた手が載せられる。
それだけでネジがかっとびそうだった。鼓動が早打ちを繰り返した。

ダメだ。今回はニットに無理をして欲しくない。
積もる話もある。こらえろ。こらえろッ!ニットは俺の性欲処理の道具なんかじゃないだろう……!

「えっと、こんな部屋だけど、来てくれて、その……ありがとう」
「どういたしまして」

なんとか理性を総動員、なけなしのそいつらを振り絞って、ニットから身体を放す。
こちらの気苦労も知らずにニコニコと上機嫌なニット。プレー中には見れない超貴重な表情です。お見せできないのが非常に残念。
0323名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 07:18:10.56ID:cRhdRbBc

「で、その、あの」

頭の中は依然として真っ白。会話の切り口が見いだせない。
どうしよう。あ、そうだ、まずは風呂に入ってからにしよう。最近汗かく季節になって来たから汚れも
「ねえ……」

「は、はいッ!」

声のトーンが下がったセリフに思わずびっくりする。
まずい。俺がもたもたもたもたしてっからニット様がカンカンでいらっしゃる。誰か宥めて差し上げろ!

「今日は……その…………しないの…?」

恥じらいがちに頬を赤らめて俯いて上目遣いでそんな可愛すぎるセリフ使うの禁止――――――
しぬ――――――
うあ――――――
理性が
「ふ、ふろぅっ!」

は。
う、裏声ながらもなんとか発音出来てた。
グッジョブ俺。ナイスガッツ俺。

「……え?」
「あ、ああああの、ちょっと、ままままままず風呂入ってよかですか」

危なかった。かなりヤバかった。
なんかオービタリックテクノの曲紹介文みたいな言い方だったけど、なんとかなった。
今日ばかりはニットと健全なお付き合いをしたいんです。頑張れ俺の精神。手を貸してくださいポップンの神様。MZD様々。

「えっと、待ってる間暇だと思うから、テレビでも見ててください。充電が済んでるからポップンポータブルやっててもよかです」
「え?え?」

つい魅了されてしまうからまともに顔が見れない。そしてなぜか思わず敬語になってしまう。
タンスから急いで着替えをひっつかむと、下の階の人に迷惑なくらいドタバタと風呂場に駆け込んだ。
0324名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 07:19:37.94ID:cRhdRbBc


……はあ。シャワーは良いものだ。
気持ちいいし。手軽だし。髪も体も一辺に洗えるし。
さて。このへんで一旦切って、シャンプーを頭にわしゃーっと


 ばたん


えっ。
ちょっと待てよ。なんで風呂の扉開くんだよ。
開くのは歌と魔法の不思議の扉だけで十分だろ。れっつごーぅわんだらーんど。

「……背中……流すね」

ちょっと待て。それはマジでやばい。
俺のキレイな理性が吹っ飛ばされる。
そんな間にも、石鹸を擦る音がする。どうやら泡立て始めてしまったようだ。

「ちょっ……ニット……」
「大丈夫。まかせて」

主に俺の下半身が大丈夫じゃない。こんな自己主張してるとこ見せられない。
夢にまで見たシチュエーションだけど、素直に喜べない。いや、果てしなく嬉しいけど。嬉しい悲鳴上げまくりだけど心の中。
でもこんなんまた理性が
「んッ……」

やわらかい。
やわらかくてあったかくてところどころふにふにでいてぬるぬるな感触が背中を襲う。
これって。やっぱり。

「ッふ……くぅ……んん……ッ」

加えて押し殺された艶っぽい声が、耳に入ってくる。
泡まみれの肢体が、俺の背中に執拗に擦り付けられてる。
こんなの、堪えきれる訳がない。頭で思った時には、俺は既に後ろを振り返ってニットを抱き締めていた。

「は……ッはぁ……ッ」

息を荒げながら、限界まで勃起したそいつを泡や他の液体にまみれた割れ目にあてがう。
理性のブロック命令が脳から何度も送られるが、一度点いた火は燃え盛っていく一方で

「……きて……」

一言だけ、切なげな声で囁かれる。
つまり最後にニット直々にトドメを刺される、と。はいぼくのりせいおしまい。
0325名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 07:21:10.07ID:cRhdRbBc

「ッアあああぁ――――――!!」

なかが十分に潤っているのを確認して、最初の一突きで深々と子宮口まで貫く。
それだけで達してしまったのか、ニットは大きく身体を跳ねさせて、結合部から潮を噴き出し俺の腹にかけた。

「あ……ッか、ぁ……」
「動くぞ」

一瞬にして飛ばされてしまいぶるぶると震えているニットに
理解する間も与えず、俺は亀頭を残して一気に抜き去った。

「あッ あッ あッ あッ ―――――――ッ」

絶頂から戻れてない様子のニットを容赦なく何度も突き上げ続ける。
そのたび強烈な締め付けと、本気汁が俺の陰茎を見舞ってくる。

「ごッ…かは……ッ」

身体を戦慄かせ苦しげに空気を喉奥から吐き出すニット。
それもそうだろう。連続でイかされている最中に唐突に子宮口を突破されたのだから。

「あ……あぁ……ッあああ…………ッ」

そしてそのまま直に中出し。
過激な快感を一気に畳み掛けられたからか、ニットは虚ろな瞳で苦しそうな声を漏らしていて。
華奢な腕が回された背中に、ニットの爪が食い込んでいて。

「痛ッ………… あ……っに、ニッ…ト……」

そこまでされて、ようやく馬鹿が我に返った。
猛烈に押し寄せるやっちまった感に、激しく死にたくなる。
ニットの表情を見やれば、顔を歪ませ、涙をボロボロこぼしながら。ずっと身体を震わせていた。

死にたい。
ニットのことを考えずに、自分勝手に無茶苦茶に犯して。
最低のクズだ。何が“今回はニットに無理させない”だ。何が“最後まで健全に”だ。
そうだ死のう。いっそこの場でカミソリでも手首に
「……ッごめん なさい」
0326名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 07:26:10.51ID:cRhdRbBc

「……え……」

ニットが息を落ち着かせながら放った一言は、あまりにも意外な物で。
男に身勝手に陵辱された後の言葉とはとても思えない。

「その……あ、あんまりにも感じ過ぎちゃって……背中、傷付けちゃった」
「……あ」

そう言って恥ずかしそうに顔を手で隠すニット。
俺の引け目より自分の罪優先とか。
マジでどこまで天使なんですか。この子。

「で、でも、ほらっ」
「え……?」

顔を隠すのを止め、俺の肩を押して、今の今まで密着していた身体を放してみせる。
そこには、まだしっかり繋がった二人の粘液にまみれた陰部と……泡にまみれた身体が、2つ。

「まっ、前の方も、……洗えた、でしょっ」

そう言うと赤らんでいた顔を真っ赤にさせて、再び手で顔を隠した。


……嗚呼。

嗚呼神様。
どうか、どうか欲深く罪深き俺に、心優しく無垢なこの子をください。

幸せにします。
俺の人生を掛けて、この子だけは絶対に幸せにしてみせますから。


沸々と涙が溢れるままに、彼女の恥ずかしがるその手を除けて、
俺は行為に夢中で忘れていた大切な物を、ニットの唇に重ねて贈った。



続く。
0328名無しさん@ピンキー2012/06/21(木) 09:07:47.23ID:eA21+1uw
ニットちゃんの旦那様相変わらずGOODJOB!!
いやポップン的にはGOODと言うよりGREATやCOOLのレベルだぜ
0331名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 02:17:49.50ID:qKi5oX4r

 ザァァァァ――――――………………


高めに固定してあるシャワーヘッドから、心地よいお湯が雨のように俺達に降り注ぐ。
血が、泡が、粘液が、先程の出来事が
文字通り、少しずつ水に流されていく。

深く唇を交わし合い、互いに抱き合いながら、ニットと濡れ鼠になっていく最中、
俺は水を弾く珠の様な滑らかな肌を、余すところ無く撫でていた。

改めて見ると、ニットの不健康なんじゃないかと心配しそうなまでに白い肌は、とても美しくて眩しいくらい。
でも、相変わらずボキャブラリーの少ない俺にはただただ綺麗だ、としか口に出来そうにない。

「っは……」
「ニット……さっきはごめん」

唇を離して、謝罪の言葉を述べる。
しかし、なんだか当人はきょとんとした面持ちだった。

「どうして謝るの?」
「あ、いや、ちょっと、さっき……乱暴にし過ぎたかな、って」

我を忘れ、ニットのことを思いやる事を忘れ、ひたすらに欲望のまま喰い散らかして。
男として、いやさニットの夫として……最低なことをしてしまった。
……そんな自分に、自己嫌悪。

「ああ、確かに。さっきは激しかった……」

そう言いながら顔を伏せるニットに、俺は心底焦りと後悔の念で気持ちがいっぱいになる。
そりゃ怒るって。あんな自分勝手に抱いたら誰だって怒るだろう。

「でも……たまになら、その、激しくしても………いい……よ…?」

やっべ可愛い。
なにこれ可愛い。ちょっと止めてまた理性がインフィニティブーンするから止めてマジで。
ごめん嘘ついた。もっとやれ。こういうのもっとやって下さいお願いします。

0332名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 02:20:06.24ID:qKi5oX4r

「じ、じゃあキレイになったことだし、お湯に浸かりましょ。ねっ?」

シャワーを浴び終えて、まだ顔を少し赤らめながらニットは浴槽の蓋を取り去る。

そう言えば俺が帰ってきたのはついさっきだから、現実的には風呂が沸いてるなんて事は有り得ないのだが
なんとそこにはなみなみと湯が張られたクライマックス湯船があって。

「これ……ニットが沸かしてくれたのか?」
「あなたが帰ってくるまでに、時間があったから。あと……一応、ご飯も作ってあるんだけど。晩ご飯は食べてき……ッ!?」

ニットマジ天使。
ニットマジ天使!
大事な事なので以下略!
夫が帰ってくるまでにお風呂とご飯とわ・た・し♪ をちゃんと再現してくれるとかマジ良妻。感動して思わずまた抱き締めてた。

「是非ともいただきますっ!」
「ど……どうぞ……召し…上がれ」

なんでそんな消え入りそうな声なのか、まさか引かれた? とか、さっきのことやっぱり怒ってるのかな? とか
ちょっぴり不安に思ったけど
取り敢えず浴槽に体を預けることにしよう。狭いけどギリギリニットも入るだろう。

「ふいぃ〜……いい湯加減だよ、ニット」
「え!?あ、ああ!あ、そう。良かった」

後ろ姿でもじもじしていたニットにそう言ってやると、なぜかオーバーリアクションした後また顔を真っ赤にして、俺に背を向けるように浴槽に入ってきた。
どうしたんだろう。やっぱり裸の付き合いは恥ずかしかったのだろうか。
でも、さっきソープ一歩手前……というか思いっきりソープな事してたし、それに比べればあまり……

……はっ。も・し・か・し・て。

「なあなあニット」
「な、なに?」
「なんで湯船浸かる前、もじもじしてたん?」

……あ。耳真っ赤だ。
こんなに早く逆上せる訳が無いから、多分図星なんだろう。

0333名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 02:21:41.44ID:qKi5oX4r

「〜〜だって、…あなたがっ、抱き締めながら……“いただきます”なんて言うから……その……うう……また……ううううぅ」

ヤバい。おいなんだこの可愛い生き物。やばい可愛い。
如何せんそっぽ向いてるからこちらからニットの表情は見えなかったけれど。可愛い。
耳を真っ赤にしながらぷるぷると小刻みに震えている様子から、おそらく勘違いして少なからず“期待”してしまった羞恥に身を焦がしているのだろう。可愛い。

……正直、辛抱たまらんね。
咄嗟に後ろから腕を前に回すように抱き締めたら、その小さな肩がぴくんと揺れた。

「……もっかい、されると思ったんだ?」
「し、知らないっ!」

ぶっちゃけ、もう一戦したいです。ぼくのはすでに臨戦態勢に入ってます。
どうしよう。本当にニットが可愛過ぎて生きるのが辛い。
ニットの前に回している手を、さっき好き放題してしまった箇所に思わず伸ばしていたくらいには。

「でも、ここはすっごい濡れ濡れだけど」
「お、お湯じゃない?ッふぁ……やッぁ」

膣口に少し触れただけで、ぬるりと滑った感覚がわかる。
ちょっと指を内部に忍ばせてみたら、そこは言い逃れ出来ないような事態になっていた。

「お湯はこんなにヌルヌルしないと思うんだけどなぁ……なかもすっごい大洪水だし」
「んッ、あッ、はっ、あふッ、……だってえ、だってさっきッ、あなたがなかにッ……あんなにいっぱッ、だしてぇッ」
「また出して欲しい?」
「ひっ……」

あなた。あなただってよ。おいおいニットにあなたとか言われちまったよ。幸せ過ぎる。
そんなことを思いながら浅く指を抜き差ししつつ、意地悪なニュアンスを込めて囁くと、
第一関節あたりまでしか入れてない中指がキュッと締めつけられ、ニットは可愛い声を漏らす。

0334名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 02:24:10.28ID:qKi5oX4r

「ニットの一番奥……一番大事なトコに」
「やッ、やぁあ」
「たっぷり……たぁくさん……」
「あ……ッあぁぁ……ッ!」

そう吹き込みながら中の指を曲げていけば、押し殺した嬌声と共にゾクゾクとニットの背筋が震えて。
膣壁が淫猥に動いて、指をもっと奥へと呑み込もうとしているのがわかった。

「でも、さっき酷い事しちゃったから」
「あ……っ」

ツプ、と音を立てるくらい大袈裟に指を引き抜いて、震える肩を抱き締める。
残念そうなニュアンスを含んだ溜め息が、すごく艶めかしく思えた。

「またニットに無理させちゃいそうで」
「あなた……」

それは半分意地悪で。半分本音で。
抱き締める腕に、壊してしまわないよう注意しながら力を込めていく。
すると、頭の後ろに手を回されて、右の方を向かされたと思った瞬間振り返ってきたニットに優しく唇を塞がれた。

「ん……」
「ちゅ……っは、……心配しないで。私は大丈夫。だから……その……ちょうだい」

聞いたことのあるフレーズだった。そう言えばあの曲も、新谷さなえの曲だったか。
頭の片隅にそんなどうでもいいことを考えながら、慎重に秘裂へと亀頭を宛がう。

「あなたのを……ッん!ふにゃ…あああ…ッ」

腰を突き上げ、ゆっくりとニットの膣内に侵入していくと、仄かに淫蕩した声が風呂場に響く。
さっき指で味わった、とろとろで、ぬるぬるで、キツキツで、アツアツのそこを
思い切り責め立てたくなる衝動をぐっと喉奥に飲み込んで、緩やかに奥底までの抽送を始める。

「あッ、ふぁ、ぁあんッ!かッ、かたいのッ……ぐり、ぐりぃッ!らめ……ぇッ」

0335名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 02:25:33.07ID:qKi5oX4r
じんわりと如何ともしがたい快感の連続で、つい腰の動きに熱が入りがちになってしまう。
このままではいかんと、俺は欲望の捌け口を未成熟な胸へと向けた。

「やッ……むねはぁッ、ちいさいから……やぁッ」
「くッ、小さくてもニットの胸だから、すごく魅力的だよ」

僅かな膨らみを下から優しく揉み上げ、自己主張する出っ張りを強めに摘んで……を繰り返す。
青い果実を揉みしだく度、ニットの吐く息が色っぽくなる。先端に刺激を送る度、声に甘いものが混じってゆく。

「あひッ、やぁッ、むね、ばっかぁッ!」
「ああもうッ、ニットが可愛いから、胸の可愛さも相まってッ、とんでもない可愛さになってるよ……ッ」
「やぅ……ッこんなときに、かわい、とかぁ……ッいわな、でぇッ」

またまた煙が出るくらい顔を赤くしながら、両手で顔を覆うニット。犯罪的に可愛い。
いやそれだけじゃない。なんだか奥の方から、ねっとり熱い液体が溢れ出して来ているのを感じた。
もしかして、可愛いって言われて感じてしまっているのだろうか。なんにせよ可愛い。

「可愛い、可愛い、ニット可愛い、かわいいよッ!」
「やぁ!ッぁ、は、はずか、しッ」

ビンゴだった。もとより狭かったニットの膣内が更にきゅんきゅんと締まって食い付いてくる。可愛い。
あっまずい。可愛さ余って肉欲千倍。もう限界が見えてきた……。

「可愛い、好き……大好きだ。ニットッ……大好きだよ……ッ!」
「ひぁ……ッ」

抽送を早める。胸への愛撫も激しく早く。
もう、全てが制御出来なかった。溢れ出しそうな感情が、完全にタガを外してしまっていた。

0336名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 02:26:55.46ID:qKi5oX4r
やっと気付いた。人間、極限状態に迫ると、思いやりとか手加減とか出来なくなる。
ニットの奥を容赦無く穿つ腰を少し自重させようとして、出来なくて。思い知った。

「ニット……ッ」
「んにゅぅぅッ!あ、あなたぁッ、わたひ、もぉ……ッ!」

胸を弄くり回していた手が腰を掴んで、容赦無く子宮に何度も何度も打ち付ける。
そしてそのまま最深部へと貫いた瞬間。

「あいしッ……ひぎィ!イッ、ひぐぅぅうううッッ!!」
「うぁッ!ニット……ニッ……ト……ぉッ!」

炸裂する刺激。しぱしぱとフラッシュバックする視界。
許容量を超えた快楽に、獣の様に呻き声を上げながら、ガッチリ腰を抑えつけて大量の精液をニットの胎内に直接流し込んでいく。
長く中の感触を味わっていた分、先程膣内に射精した分と同等……いや、それ以上の量が出ているかもしれない。

「……ぅ、二、回目なのに……ッ出し過ぎぃ……ッ」
「ッあ、はぁ……はぁ……ごめ…ん…」

肩で息をしながら、俺の体に完全に身を預ける体勢でぼやくニット。
俺も体力殆ど無くなっていたから、思わず生返事気味に謝りながら頭を撫でた。

「あやまらな…、や、待って!」
「ふぇ?」

腰を下げて、すっかり大人しくなった自身を引き抜こうとした瞬間、ニットに制止される。

「その……あの………ま、まだ抜かない…で」
「え、えーと。もうさすがにキビしいものがあると思うんですけど」

こっちも恥ずかしくなるセリフを、恥ずかしそうに言ってくるニットたまらん。可愛い。
でもさすがに三連戦は無理があると思う。疲労的な意味でも、残弾的な意味でも。

0337名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 02:28:49.68ID:qKi5oX4r

「違うの、そうじゃないの……まだ、あなたと……つながって、…たいの」
「ニット……」

ああ、もう、どうしてこんな可愛いんだろう。いや、もう可愛いってレベルじゃないなこれ。
愛くるしいって表現すれば良いのかこの感情は。本当にニットが愛おしくてたまらない。

不意打ち気味にうなじにキスをしたら、「ひんッ」なんて上擦った声が漏れた。

「ま、またおっきくなってきてるんだけど……!?」
「あー……ニットが可愛過ぎて半分復活してきてる」

本当に現金な体だと思う。いや、でも仕方ないとは思うんだ。こんなに可愛くて、愛おしくてたまらないニットと一緒に裸のつきあいしてるんだから。
だからこの反応は男として……いやさ、生物として当然の摂理。そうだろ?

ニットと繋がりあったまま、体勢をこっちに向かせる。ちょっと涙を浮かべながら、ひどく顔を赤らめてむくれていた。可愛い。
可愛い。やばい。ニットの可愛さで俺がやばい。禁断の三発目が出てしまうかもしれない。
なんて最低な千鳥だ。

「もう……これ以上はダメなんだからっ」
「わ、わかってるって……お姫様」

思わずツンデレみたいなことになっているニットを抱き締めて、とがらせてた口にキスをした。
唇を離そうとしたら、ふんわり頬を掴まれて、恐る恐るながら辿々しい舌が滑り込まれてくる。

「んん!?」

結構びっくりして思わず一瞬硬直してしまう。
な、なんだか今回のニットさん……すごく積極的なんですけれども。
なんかあったんですかね? いや、俺的には全然ウェルカムなんですけれども。

もしかしたらやっぱりアレか。淫乱げふんげふん
ピンクなカラーだから、いつもより性に開放的というか。そんな感じなんでしょうか。
そんなことを考えながら、俺はこの期にニットの柔らかな感触を、どこもかしこも思う存分愉しもうと画策している次第でありました。


まだ続く。
0338名無しさん@ピンキー2012/07/03(火) 05:25:34.02ID:4hY1lzup
ちょっと、ちょっとちょっと!
なんなのこのけしからんリア充カップル
いいぞもっとヤれ
0339名無しさん@ピンキー2012/07/04(水) 23:10:49.36ID:Yc55pG64
「(ぺこり)……えーと、いつもあたたかいコメント等ありがとうございます、あの人の……その……つ、妻、です」
「えと、今回はあの人からのお知らせが2つあって書き込みさせていただいた次第です。よろしくお願いします」


「まず一つ、本日午後3時のポップン更新で、DJ YOSHITAKAさんの楽曲をプレーしていただくとゲージが溜まるようになって、およそ12〜13曲程でゲージが満タンになりFLOWERというリフレク初出の曲が遊べるようになりました」
「こちらの楽曲の担当を3Pカラーで務めさせていただくことになりましたので、よろしければプレーしてみてください」

「あ、ちなみにあの人は3時になった途端にお店の人にアップデートを頼んでくれて、ほぼ最短の300円で解禁してしまいました……凄いですね」
「そして次のプレーで、全難易度で……初見なのに、その、ぬ、……脱が…されちゃいました」
「生足生足って言われてそれだけでも恥ずかしいのに……み、みなさんは、お手柔らかにお願いします……ね」

「あ、あとこの前あの人が“FLOWER解禁すればコードを入手せずとも3Pカラーが使用可能になるかも”と作中で表記してしまいましたが」
「実際には解禁されても使用可能にはなりませんでした。皆様を誤解させてしまうような書き方をしてしまい、本当に申し訳ありません……」


「2つ目に、この私とあの人の……その……出来事、は、今執筆に当たっている分……つまり次でおしまいとなるそうです」
「これまで長々とベタベタしてるだけのお見苦しい所をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした。ですが、どうかよろしければもう暫くお付き合いくださいませ」

「あの人の、……ニットからのお知らせでした。長文失礼しました(ぺこり)」
0340名無しさん@ピンキー2012/07/05(木) 01:01:55.98ID:lbIbqNrE
礼儀正しいニットちゃんイイヨイイヨー 旦那もGJ!
次回で最終回か…名残惜しいが、全裸で待ってるぜ
0341名無しさん@ピンキー2012/07/09(月) 18:59:31.87ID:a+L1EYo6
にんじんちゃんが書きたいが……。
根本的に……駄目だ……orz
0344名無しさん@ピンキー2012/07/22(日) 19:48:02.48ID:EU/RXFP8
なにが?
0351名無しさん@ピンキー2012/09/24(月) 23:23:15.39ID:Z+vmVDdL
うぉ!ニットちゃん可愛い!やっぱ1,2Pカラーも可愛いけど3Pカラーが一番。毎回選ぶほどニットちゃん大好き。
0352名無しさん@ピンキー2012/09/24(月) 23:23:48.05ID:Z+vmVDdL
うぉ!ニットちゃん可愛い!やっぱ1,2Pカラーも可愛いけど3Pカラーが一番。毎回選ぶほどニットちゃん大好き。
0354名無しさん@ピンキー2012/10/15(月) 22:45:32.74ID:/ik1YIt0
ちなつちゃんと一緒に縁日に行きたい
そして綿菓子を買って上げて食べて貰うんだ
綿菓子を口に含んでから5秒位して
少し唾液が混ざった綿菓子を口移しで食べさせられたい
そこからディープキスに発展してしまい、人影の少ない所に行って青姦したいよ…
0355名無しさん@ピンキー2012/10/17(水) 00:50:19.70ID:FLRMwctb
一番花火に気を取られてる隙を衝いて強引に唇を奪ってクソ甘ったるい唾液を流し込んだ日には先輩なんて確実にイチコロなのに
ウジウジ悩んでるから最後の夏というチャンスを逃しちゃうちなつちゃん
しょうがない娘だねぇまったく
0356名無しさん@ピンキー2012/10/21(日) 22:55:34.44ID:EOVPEPCb
7月のニットちゃんの人以来全然人がいないね。
書きたい事はあっても妄想レベルだから文にはならずorz

やっぱり絵の方が盛り上がるのかもしれないけど、文も好きな自分にとっては寂しいね…
0358名無しさん@ピンキー2012/11/16(金) 02:37:38.47ID:8Fnmq0+t
このスレ定期的に覗きに来るけど、いろは以降過疎りすぎてて悲しい
ファンタジアに可愛いくて犯し甲斐のある子たくさんいるのに…
職人さん戻って来て 切実に
0359名無しさん@ピンキー2012/12/24(月) 11:46:11.61ID:eKOLJEIG
良スレあげ
0360名無しさん@ピンキー2012/12/28(金) 23:04:26.79ID:YjsxKi4C
あげ
0361名無しさん@ピンキー2013/03/07(木) 03:07:17.22ID:7Baou/19
三色ニットちゃん以来すっかり過疎り過ぎててカナシス…

なんか投下できるネタがあればなあと思って
ひらめいたのがモブ×ポップルとかいう自分でもわけがわからないもので
そして俺は考えるのをやめた
0362名無しさん@ピンキー2013/03/07(木) 22:47:39.10ID:v7puuVnC
o0(投下したいと思ってもせいぜい妄想レベルだからできないなあと感じられ)

つぎドカとか紅蓮の焔のキャラとか美味しい所が沢山あるのに…
0363名無しさん@ピンキー2013/03/13(水) 13:24:36.87ID:K/GeWxqn
つぎドカ勢をポ●モンのタイプで例えると
烈→ほのお
風雅→ひこう
氷海→こおり
鈴花→くさ

つまり鈴花が総受けである可能性が微レ存
0364名無しさん@ピンキー2013/03/15(金) 22:04:31.39ID:BFCYXM8v
ホワイトメリーちゃんが泣きながら便所飯するSS下さい
0365名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 23:23:32.43ID:wNarSPo4
age投下

かおりん使ってたら何か書いてみたくなって勢いで書いてみた
ただし負けアニメから妄想が展開してしまったせいでかなりバッドエンド臭くなったので嫌な方スルー願います
0366名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 23:24:58.99ID:wNarSPo4
ある晴れた日。
公園をひとりの少女が駆ける。
トレードマークの双眼鏡をぶら下げて。
「今日もアコガレのあの人を観察観察っ!」
その少女――かおりんは真っ直ぐ中央の噴水広場へ向かう。
土曜日昼の広場端のベンチ、待ち合わせたわけでもないのに彼女の探す人物はいつものようにそこに座っていた。
「おっ、はっけ〜ん♪」
目標がいるのを確認すると彼女は樹の影に身を潜め、ノート片手に双眼鏡を覗きはじめた。
憧れのヒト、その一挙手一投足をじっと観察する。
彼女はそれだけで気分が高揚していくのだ。
「はふぅ…いつかあの隣に、わたしが居るんだ…。どんな事話してくれるかなぁ?」
いつか来る将来に希望を馳せるかおりん。
彼を想うだけで胸のドキドキが激しくなる。
その甘酸っぱい彼女の妄想は不意に打ち切られた。
「えっ…?」
ベンチに座る彼の元に一人の女性が現われた。
二人は親しげに言葉を交わした後、立ち上がった彼はその女性の手を取り何処へか歩いていく。
ただの友人、と言うには距離が近く、そのやりとりは非常に小慣れていた。
「だれ…あのヒト……」
かおりんの手からノートが滑り落ちる。
双眼鏡を持つ手もやがてその重さに耐え切れず、だらりと下ろされた。
「かのじょ……?あの、おんなが?」
落としたノートにも気を留めず、彼女は力なくふらふらと歩きだしていた。

「そんな、わけないよね…?見間違いだよ……ね?」
あてもなく彷徨い、気付くと公園を後にしていた。
言い様の無い虚しさ、胸に空いた空白感。
それを何かに押しつける気力さえ、無い。
辺りの喧騒がノイズの様に響く。
足音、子供の笑い声、信号機のチャイム、店先から流れる音楽、車のエンジン音。
そして甲高いクラクション。
「……え?」
赤信号に気付く余裕すらなかったらしい。
振り替えると車が近くまで迫っていた。
キュルキュルと響き渡るブレーキ音を最期に……
彼女の思考は止まった。
0367名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 23:26:01.30ID:wNarSPo4
「――かい!君!大丈夫かい!」
「ん…んぅ…?」
目を覚ますと誰かの腕の中で介抱されていた。
優しい声が徐々に思考を働かせる。
「あっ…!?」
「よかった、意識が戻った!君、危ないじゃないか!信号も見ないで!」
自分を叱るその声の主、間違え様もない。
顔を見てそれは確信になった。
「でも良かった…君が無事で」
「あ、あぁ…!!」
他でもない、あの人。
ずっと、誰よりも見つめ続けていたあの人。
胸がぎゅうっと締め付けられていく。
「あ、あのあのっ!ありがとうございますっ!!」
「ふふっ、どういたしまして。立てそうかい?」
あまりの興奮に声が出ない。
戸惑っている間に彼は微笑み、そのまま持ち上げた。
「ひゃわっ!?」
「ご、ごめん!痛かった?」
「い、いえっとんでもない!」
それは正に夢に見たお姫様抱っこ。
実際に味わうそれは、妄想の中のそれよりも力強く、頼りがいがあった。
「怪我は特に無さそうだけど…念のため僕の部屋で見ようか。すぐ近くなんだ」
(あ…あの人の部屋……!?)
妄想の中でも遂にたどり着けなかった未知の領域、彼の家。
夢にまで見た展開にもう胸がはち切れそうだった。
0368名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 23:27:04.71ID:wNarSPo4
歩くこと数分、彼の部屋に通されて布団の上に鎮座する。
ドキドキで全身が張り裂けそうだ。
「ごめんね、急だから散らかってて」
救急箱を手に現われた彼が正面に座る。
「いえっ!その、あのっ……!」
「さ、脚を出して」
差し出された彼の手にゆっくりと右脚を伸ばす。
ニーソックスを丁寧に剥がされ、晒し出された右脚は彼の手に包まれた。
(やだ、パンツ見えちゃうかも…!でも、彼になら…)
「んー…腫れとかは無さそうかな?痛かったら言ってね」
そう言って彼は右脚を優しく揉み始めた。
最初は爪先、そこからふくらはぎへと上り、太股を擦る。
(やぁっ…あっ、きもちいいっ…!)
「んっ、んふぅ…」
彼に心配されまいと声を押し殺す。
その間も彼の手は右脚を入念に調べていた。
「こっちは大丈夫そうだな、と。左も見せてくれるかい?」
「は、はいぃ……」
素直に左脚が伸びる。
優しくあらわにされた左脚は少し蒸れて汗の臭いがした。
(さっき感じちゃってたからだ…)
「ありがとう。じゃ、またちょっとゴメンね」
左脚も彼の手にかかった。
彼の体温が魔法のように脚から染み渡り、全身を気持ち良く駆け巡る。
(とりこになっちゃう、かも…)ピンクのショーツの奥から熱を持った蜜が染みだしてきた。
汗の臭いに混じり、少し女の臭いが漂う。
「…キレイな脚だ」
「へ?」
「ゴメン、もう限界だ」
「きゃっ」
急に押し倒され、布団に包まれた。
ふわっと舞い上がる彼の臭いが鼻をくすぐり、更に身体が熱くなる。
「浅ましい男かと思われたかな?でも君が余りに可愛いから、もう我慢できない」
彼の顔が間近に見える。
「抱いても、いいかな?」
ずっと、ずっと待ち望んできた言葉。
妄想の果てにいつも辿り着く展開に、答えは一つ。
「はい。いっぱい、可愛がってください…」
0369名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 23:29:04.19ID:wNarSPo4
唇が重なる。
最初は挨拶代わりのフレンチキス。
「ありがとう」
そして濃厚に絡まるオトナのキス。
二人の舌が交わり、絡む程に深く堕ちていく。
「脱がせるよ」
「はい…」
彼とお揃いのジャージ。
本物の彼と重なるために今はちょっとだけお別れ。
優しく曝け出されていく女の身体。
「綺麗だよ」
おなかを指でなぞられる。
おへその周りで這う彼の指。
「ふぁっ、あぁっ…」
「ここ、気持ちいいんだ?」
「ひゃい…」
「じゃあいっぱい可愛がってあげる」
指が離れ、今度は舌がひたりとおへそを這う。
「ひにゃぁっ!?そ、そこだめっ!あっ、あぁん!」
(すごいっ、おかしくなっちゃう!)
おへそを離れ、おなかを上り、膨らみの先っぽへ。
硬くなったそこを舐められ、転がされ、甘噛みされる。
「ふあぁぁっ…やっ、あっ、んにゅ…」
「可愛いよ」
「あっ、あぅ、あぁぁ…ふにゃあぁぁっ!」
「可愛い」という言葉に堰を切られたかのように絶頂へと上り詰めた。
ピンクのショーツはじっとりと濡れて張りつき、くっきりと内側の形を映し出していた。
「お、おねがいします…入れて、ください…!おちんちん、ください!」
彼はゆっくりと頷くと、ぐちょぐちょのショーツを剥がした。
(おまた、ひんやりする…)
そして目の前にいきり立つ男根。
(あれがはいるんだ…わたしの、なかに…)
互いの物が重なり、ニチャリと音がする。
「入れるよ」
ズブズブと飲み込まれていく棒。「う、くぅぅぅっ……!」
(すごくあっつい…硬くて、おっきい…!)
奥まで辿り着く頃には、結合部から鮮血が流れていた。
(はじめては痛いって、ホントだったんだ…!)
「大丈夫?」
「はい、動いて…わたしのナカに、いっぱいだしてください…!」
優しく頭を撫でてから、彼の腰が動きだす。
激しいピストンに始めは少し痛みを感じたが、次第に快感が勝り、気が付くと二人とも腰を振っていた。
「ふぁっ、わたしっ、もうだめ!イク、イッちゃいますうぅっ!」
「はぁっ、ぼくもそろそろ…出すよ!」
「ナカに、ナカにいっぱいくださいっ!あぁ…ふにゃあぁぁぁん!」
至上の快感に身を委ね、二人はそのまま暫らく重なったままでいた。

「あ…あのっ!わたし、ずっと前から好きでした!付き合って下さい!!」
それから少し後、正式に想いを打ち明けた。
彼はその想いを受け入れ、晴れて二人は想い人同士となった。
0370名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 23:30:00.82ID:wNarSPo4
それから更に後。
二人の絆は交際を重ねるごとにより深く、強くなっていった。
それと同時に、身体を求め合う頻度も増えた。

「ふぇんふぁい(先輩)、ふぃおふぃふぃいれすか(気持ちいいですか)?」
「あぁっ、最高だよ…!で、出るっ」
「むっ、んむっ!?……こくん」「の、飲んじゃったんだ…」
「えへっ、ごちそうさまでした♪」
「か、可愛い…」
「先輩、またおっきくなってきましたよ?」
「うぇっ!?我ながら元気だなぁ…いや、かおりんが可愛いからだな」
「よ〜し、じゃあここからは下のお口でご奉仕しちゃいます♪」
長い時間が掛かったが、想いは遂に報われた。
この先どんな困難が立ちはだかろうとも、力を合わせて乗り越えていけるだろう。
これからも二人で、ずっと。

ずっとずっと。

ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
―――
――
0371名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 23:31:32.55ID:wNarSPo4
「先生、娘は大丈夫でしょうか!?」
病室で機械に繋がれ横たわる娘を前に、母親は動揺していた。
医師も心中察しているのか、言いだしにくそうにしていたが、意を決して口を開いた。
「落ち着いてくださいお母さん、娘さんは大丈夫です。奇跡的に当たりどころが良かったみたいで一ヶ月ほど入院すれば後遺症も残りません、ただ…」
医師はややためらいがちに続けた。
「四日経った今も目を覚まさないのです。脳の状態も正常なのですが…」
「あぁっ…」
娘の手を取り、目覚めを祈る母親。
果たして、目覚めたとき娘は本当に幸せなのだろうか。
そのような事は知る由もない。
一人眠り続ける少女の顔は、安らかだった。


おわり
0372名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 23:36:42.11ID:wNarSPo4
以上です
かおりんからは何か精神的な危うさを感じる
でもどうせなら次はもっと元気で明るいかおりんで書きたい。次があるならだけれども…

では失礼しました
0373名無しさん@ピンキー2013/06/29(土) 22:06:26.50ID:LWcP9QvC
かおりんちゃん悲恋ぽいからなー…
彼と結ばれる夢からずっと醒めなくてもいいんじゃないかって思えてくる
それで眠ったまま想像妊娠しちゃうとか…
0375名無しさん@ピンキー2013/07/04(木) NY:AN:NY.ANID:8FBzpyC7
烈×鈴花を投下したいが需要はあるか?
0377名無しさん@ピンキー2013/07/20(土) NY:AN:NY.ANID:yXt3XH4c
ホワイトメリーちゃんが泣きながら便所飯するSS下さい
0379名無しさん@ピンキー2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:XB97gD4J
動物園の解禁時期的に嫁えぇっ!欲しいぃっ!なライアンさんの檻に偶然迷い込んだポチコが贅沢言わずに嫁にされちゃう妄想が頭をよぎった

ま、わんコア解禁してないけど!
0380名無しさん@ピンキー2013/09/05(木) 13:33:02.47ID:maF/g9rC
思ったんだが
ニャミ→猫
タイマー→(種族的には)普通の人間

つまり公式で獣姦って事かこの二人。wktk
0381極卒→なのこ2013/09/15(日) 21:28:17.75ID:kZPpvu6R
おんなのこって目深帽子一択かと思ってたけど、二次的には極卒とも人気有るんだな
と思って書いた目深帽子(故)×おんなのこ←極卒君な話
暗いしエロも一瞬で未遂、水死体表現注意
極卒君は口調不安定 なのこは終始平仮名 読みにくいねスマソ


「ひょひょひょ、君ってば溺れかけて死んでたんだよ〜!」

少女が目を覚ました時、そこは念願の天国ではなかった。
目の前には七三分け、青白い肌に赤い唇が不気味な男。
傍らにいた筈の愛しい人…目深に帽子を被った男はいない。

──わたしだけじごくにいっちゃったのでしょうか…

不安と絶望にかられる少女に、不気味な男はさらに言葉を続ける。

「いや〜、良かった良かった生きてて!
もう一人君と一緒に引き上げた人いるんだけど!
なんだかもう息絶えてたからね!心配になっちゃったよ〜」

目の前の男のこの言葉を聞いた瞬間、少女は飛び跳ねるようにして立ち上がる。
その姿に不気味な男は一瞬驚くが、すぐ平静を取り戻す。

「きょひょ、ちょっとどうしちゃったのさ〜!」

見渡せば、丸太が積み重ねられた壁。
どうやら小屋にいるらしい。
そう言えば、自分達が…入水をした湖にも、小屋らしきものがあった。
つまりここがその小屋だとすれば、…まだ湖の近くにいるという事だ。

「あ!何処行くのさ!」

少女は走りだして小屋のドアをやや乱暴に開けて外に飛び出した。

見渡す限りの山紫水明。…そして、湖べりに横たわる黒い姿。
その姿に帽子は無い。

いつも目深に帽子を被っていた姿が印象的な青年だった。
何度か帽子を外した姿を見た事はあったが、少女の中では青年は帽子を被っているのがいつもの事であった。

だが…湖に飛び込んだ際、彼の帽子は飛んで行った。

慌てて駆け寄り、手を握る。

…無情にも、いつも少女に温もりを与えてくれたその手は冷たかった。
0382極卒→なのこ2013/09/15(日) 21:29:41.29ID:kZPpvu6R
「あ〜もう、今目覚めたばっかしなんだから無理しちゃダメだよ〜!」

不気味な男が少女の後を追いかけてきた。
しかし声こそ気の抜けたような調子ではあったが、少女の雰囲気が変わったのを微かに感じ取っていたもいた。

水死体となった男の手を握りながら、ぽろり、ぽろりと涙を流す少女。
その涙が、不謹慎だが美しい。

不気味な男は、それに見惚れていた。

(「まったくもう、僕らしく…ないじゃないか」)

いつもの自分だったなら、こんな状態の人物達にすら罵詈雑言を吐き、足蹴にした。
悲壮な状況を空気も読まず賛美する事を、不謹慎とすら思わなかった。

しかし、この少女を湖から引き揚げた時から、この少女を美しいと思った時から、そういう行為には及べなくなってしまっていた。
少なくとも、この少女に対しては、だ。

不気味な男は、この少女に恋してしまっていたのだ。
所謂一目惚れ。


ゆっくりと、不気味な男は彼女の傍へと歩み寄る。
前の自分なら、ズカズカと無神経に踏み鳴らしていただろう。
だがやはり、彼女を思うとそれが出来なかった。

そして、彼女の傍へしゃがむ。
0383極卒→なのこ2013/09/15(日) 21:30:48.39ID:kZPpvu6R
「くうぃ、君とこの彼は、どういうご関係だったんですかねぇ?」
「……」
「ああ、見ず知らずの男には話せませんかね?
ボクの名は極卒と言います、軍人してるんだよぉ〜。」

少女が目を伏せる。
そして、ポツリポツリと語り始めた。

「このひと、わたしのだいじなひとで…
でも、このひと、とってもひくいみぶんだったの
わたし、このひととけっこんはおろか、ならんであるくことすらゆるされなくて…

…だからわたしたち、いっしょに…」
「…入水で死のうと?」
「はい…
みぶんさなんて、もうなくなったはずだったのに…」
「…まあ、法律で差別を禁止しようが、差別の法律をなくそうが…
長らくその束縛に甘んじてた人間の考え方なんて、そう変わるもんじゃないですよねぇ」
「……」

少女は悲壮そうに俯く。
だが、何かを決意したように顔を上げる。

「…ありがとう、ございました。」
「何処へ、行くのさ?」
「…」

──さきにいってしまった、このひとを、おいかけに。

そう呟いて、少女は青年の亡骸を引きずって、立ち去ろうとした。

その言葉を聞いた瞬間、極卒は。

彼女を無理矢理押し倒していた。

積もったばかりの雪が舞う。
0384極卒→なのこ2013/09/15(日) 21:32:45.60ID:kZPpvu6R
「!」
「…ああ、そんなこと言う君が悪いんだよぉ〜

せっかく…せっかくボクが助けてあげたのに…また死ぬなんて…
許さないよぉ…」

極卒は無理矢理、少女の唇を自身の赤いそれで塞ぐ。
激しく抵抗されるが、軍人相手に少女の抵抗など無に等しい。

太もも伝いに、手をワンピースの中へ滑らせる。
指で下着越しに少女の秘所をなぞる。

「ひゃああっ・・・」
「ふふっ、良い声だね〜」
「だっ、だめです…。

はな、して…あのひとのところへ、いきたいの…」
「ダメ、ダメだよ許さない。せっかく生き残れたんだ…死ぬなんて勿体ない…」

抵抗し涙を浮かべ始める少女の耳元に、極卒は囁く。

「ボクは君に恋してしまったんだ。」

「…え?」
「だから死ぬなんて許さないよぉ〜…でも」

極卒は少女から身を引く。

「君に嫌われるのは、もっと嫌だな〜」
「…。」
「だから今はやめてあげる、続きはまた今度」
「…つづきなんて、ありませんよ…」
「そうかな〜?変わらない気持ちなんて、なかなかありませんよ〜?」

極卒は少女の手をつかみ、持ち上げる。少女は極卒の支えで立ち上がった。
少女の服に付いた雪を払い、極卒は告げる。
0385極卒→なのこ2013/09/15(日) 21:33:42.49ID:kZPpvu6R
「もうちょっと、生きてみても良いんじゃないかな?」
「…」
「死ねる幸せもあるなら、生きて味わえる幸せだって知るべきじゃない?

好きな子は幸せにしたいもんね〜、ボクは。
君に腕にも抱えきれない幸せを、あげたいな〜

君は運が良いね〜、僕がこんな事言う人なんて滅多にいないよ〜?」
「うでにも、かかえきれない…」

青年との幸せを数えていたら、指が足りなくなった。
だが逆に言えば、指を少し超える程の幸せしか、自分達は育めなかった。

…それでも、並ぶ事すら許されない自分達には十二分に幸せだったけれども。

「でも、もしどうしても天国の彼が良いなら…ボクが直々に君を殺してあげるよ」
「…」
「好きな子の最期は、見送りたいからね。勝手に自殺されたら悲しいよ
どんな結果であっても、ボクが君の事好きだって、変わりないからさ〜」

「…ありがとうございます、ごくそつさん」

この少女がどのような道をを選ぶかは、また別の話である。

fin.
0387名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 17:36:16.34ID:WZ7+iJGX
硝子ちゃん×ちなつちゃんのハードな電車内レズ痴漢ものが見たいです><
0389名無しさん@ピンキー2013/09/27(金) 21:05:06.22ID:7WI8xwVC
和キャラで絡んでるのが見たい
椿×桔梗とか ムラサキ×鹿ノ子とか
0391名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 11:48:06.97ID:Pqs9U8cW
>>390
何かしてほしいシチュとかこだわりとかそういうあったら言って下さい
なかったら自分で勝手に作りますので
0392名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 21:28:00.07ID:FFh+QM3l
>>391
よろしければ…硝子攻めちなつ受けでお願いします
後失禁シチュがあると凄く嬉しいです
0393硝子→ちなつ2013/09/30(月) 21:04:22.17ID:2wOmHhCx
>>392
了解しました。失禁wwいいでしょう、入れますw
ここでそういうの初めてみたいですが大丈夫でしょうかね…
リエさなみたいなラブラブ百合ではなく絶対凌辱ものですね…余計楽しそうですが
できあがったら挙げますので楽しみにしてくださいませ
0394名無しさん@ピンキー2013/10/02(水) 02:02:30.85ID:x7MsTLVL
>>393
ありがとうございます!
失禁リクに内心ドン引きされるかと思っていましたが…
書いて頂けるとの事で非常に楽しみです
今からティッシュを用意してお待ちしています
0399名無しさん@ピンキー2013/12/25(水) 01:22:48.32ID:aQ6Ahnr6
唐突に投下します。
うさぬこ×ニアです。

※脳内妄想全開です。ニアちゃん女装っ子だったり、うさぬこが変態だったりします。苦手な方スルーでどうぞ・・・・

******

今日は待ちに待ったオフ会の日だぬっ!
ずっと会いたかったあの子にも会えるぬ・・・

カランカラン。喫茶店のドアを開けると、取り付けられたベルがなった。
「みぃんなぁ〜!おまたせだぬっ!ギャラクシーのトップアイドルことぉ〜・・・うさぬこだぬっっvv」
キマった・・・うさぬこはすでに集まっているオフ会メンバーに得意の挨拶をした。
「こ、こんにちわ・・・」
「あれ、来てるのはキミだけかぬ?他の人は?」
喫茶店には憂鬱げな表情のヘッドホンをつけた少女以外に客は見当たらなかった。
「みなさんそれぞれ急用ができたみたいで・・・今日は私とうさぬこさんだけみたいです」
「えー!!なんだぬ、それちょっと都合がよすぎないかぬ???」
うさぬこは頬に手をあて、にやにやと笑った。
「ご、ごめんなさいっ!私だけじゃ、つまんないですよね・・・」
「ぬふふ、ふふふ・・・・vそんなことあるわけないぬ、むしろ最高に面白い展開だぬっ!ニアちゃんっ」
うさぬこはニアのとなりに座り、手をぎゅっと握った。
「え、私の名前覚えて・・・」
「あたりまえだぬ!出身はp-M-crewプロモーション、誕生日は6月10日、趣味はひとりコスプレ・・・ニアちゃんのことは何でも知ってるぬ!」
「う、うれしいですっ!まだ駆け出しの私が、ネットアイドルのトップのうさぬこさんにそんなに知っててもらえて・・・」
ニアは顔を赤くして、うれしそうに微笑んだ。同時に、手を股にはさんでもじもじしている。
「ニアちゃん、どうしたんだぬ〜?トイレにでも行きたいのかぬ?」
「いえ、これはその・・・なんでもないんです」
俯いてはにかみながら答えた。
「そう、まぁいいぬ!ニアちゃん、せっかくだから一緒に遊びに行こうぬ!カラオケは得意かぬ??」
「いえ、あんまり・・・」
「大丈夫だぬ!宇宙一の歌唱力をもつこの私が指導してあげるぬっ」
うさぬこは半ば無理やりニアの手を握って喫茶店を飛び出した。後ろからついてきたニアは、前かがみになりながら何故か恥ずかしそうにしていた・・・
0400名無しさん@ピンキー2013/12/25(水) 01:25:17.67ID:aQ6Ahnr6
「ふふ、ニアちゃーん・・・」
部屋でふたりきりになるとすぐ、うさぬこはニアに抱きついた。
「え、あ、あの・・・うさぬこさん・・・その・・・歌は・・・?」
「いきなりホテルに誘うのもあれだし、カラオケが手っ取り早かったんだぬっ。大丈夫だぬ、私に任せておけばすぐ気持ちよくなれるぬ・・・・」
ソファーにニアを押したおし、上から覆いかぶさる。
「だめですっ・・・そんな・・・女の子同士で・・・」
「女の子同士?何言ってるんだぬ・・・これは男の子にしかついてないぬっ」
ニアのスカートをめくると、女物の下着が大きく膨れ、上から勃起したペニスがはみ出していた。
「はぁ・・・・ぁぁぁっ・・・ば・・ばば・・ばれちゃった・・・」
真っ赤な顔を両手で覆った。
「ごめん・・・実は最初から全部知ってたんだぬっ。ニアちゃんが可愛すぎて、スト・・・観察してるうちに、ニアちゃんがほんとは男の子だってこと・・・」
「うぅ・・・ぅぅぅ・・・・」
まだ顔を隠して唸っている。自分が男だと知られたショックを受け止められないようだ。
「だ、大丈夫だぬ!他の人には絶対にしゃべらないぬ!この秘密は私が墓場まで持っていくぬ・・・」
「ほ、ほんとに・・・?」
「もちろん!約束だぬ」
「う、うん・・・」
顔から手を離すと、ニアに少しだけ笑顔がもどっていた。
「はぁ・・・やっぱりニアちゃんは笑うととっても可愛いぬ・・・男の子とは思えないぐらい・・・」
「ち、近いですうさぬこさん・・・・」
顔を近づけてくるうさぬこに、たまらず横を向いて視線を外した。
「だめだぬっ、ニアちゃん・・・・」
横を向くニアの顔を手でおさえつける。
うさぬこはゆっくりゆっくり唇を近づけた。
「あ・・うさぬこっ・・・さんっ・・・・」
なにか言いかけたニアの唇をうさぬこの唇がふさいだ。
数秒の後、離れたお互いの唇からは唾液が糸を引いていた。
「わた、私のファーストキスです・・・今の・・・」
「そうなんだ・・・ニアちゃんのファーストキス奪えてうれしいぬっ・・・」
「あの・・・もっと・・・うさぬこさんと・・・したいです」
「もちろんっ・・・いっぱい可愛がってあげるぬ・・・」
もう一度唇が近づき、触れた。今度はニアの方から。
「んんんっ・・・ニアちゃん・・・」
キスをするニアの身体を優しく抱きしめる。
うさぬこは舌をゆっくりニアの口の中へ挿入した。
「はぅん・・うさぬこさんっ・・・」
「ニアちゃん・・・私の唾液飲んでほしいぬっ」
うさぬこの唾液が舌を伝って、ニアの口へ流れ込んだ。
「はぁ・・・ぁぁ・・・ごくっ・・・の、飲んじゃいました・・・」
ニアが今日一番の顔で笑った。
0401名無しさん@ピンキー2013/12/25(水) 01:27:15.24ID:aQ6Ahnr6
「ニアちゃんっ・・・だめ・・・かわいすぎる・・・・ぬっ・・・」
うさぬこも顔を赤く染めて、口の端からはよだれがたれている。
股からはぽたぽたと雫が落ち、床に水たまりを作っていた。
「ニアちゃんのせいで、私のここ・・・ぐっしょりだぬっ・・・ほら・・・」
スカートをまくり上げると、ふとももまで汁が滴り、下着は一目見てわかるほど濡れていた。
「う、うさぬこさんがこんなえっちな人だったなんて・・・」
「ふふ、ニアちゃんの前でだけだぬっ・・・んっ」
うさぬこは自分の下着に手をいれ、秘部から愛液をかきあつめた。
「これで・・気持よくしてあげるっ」
後ろから抱きしめて、自分の膝の上に座らせた。
スカートをめくり、大きく膨れたニアのペニスを愛液で濡れた手で握る。
「あぁ・・・ぬるぬる・・・だよぉっ」
「ニアちゃんのおちんちん、すごくあったかいぬ・・・」
ゆっくりと手を動かし始める。
「う、うさぬこさんっ・・・・もうでそうですっ・・・」
「え、もう!?」
うさぬこが返事をするより早く、ニアは大きく身体を震わせ、果ててしまった。
ペニスはびくびくと震え、うさぬこの手を白く汚していく。
「ニアちゃん早すぎだぬ〜・・・キスも初めてだし、やっぱり童貞なのかぬ?」
「え、えっと・・・はい・・・それに・・・憧れてたうさぬこさんに握ってもらっただけで興奮しちゃって・・・」
「じゃあ、私がニアちゃんの童貞奪っちゃうぬっ」
耳元で囁いた。
「・・・は、ぁぅっ・・・お願いしますっ・・・」
うさぬこはソファーに押し倒すと、馬乗りになった。
濡れた自分の秘部をニアのペニスに押し当てる。
「ニアちゃん、よく見ててっ、今からキミのおちんちん食べちゃうぬっ・・」
ゆっくりと腰を落とし、ニアのペニスを飲み込んでいく。
「先っぽが入ったぬ・・・ふふ、亀頭全部入っちゃったぬ・・・今半分くらいかな?・・・・ぁっ、根本まで入った・・・」
完全に腰を落とし、うさぬこの秘部はニアのペニスを完全に飲み込んでしまった。
「ふふ、ふふ・・・全部食べちゃったぬ・・・ニアちゃんと・・・せっくすしてる・・・」
「はぁ・・ぁ・・・うさぬこさんとっ・・・こんな・・・ことっ・・・」
「気持ちいい・・・・?」
トロンとした目でうさぬこが覗き込んだ。
「は、はい・・・その・・うさぬこさんの中、温かくてとっても・・・気持ちいいです・・・」
「うれしいっ・・・私もとっても気持ちいいぬっ・・・またニアちゃんの精液絞りとってあげるっ・・・」
うさぬこはゆっくりとその腰を動かし始める。
「ふぁぁっ・・すごっ・・・気持ちいいっ・・・・」
手でされるのとは比にならない快感がニアを襲った。
「いつでも出していいんだぬっ・・・ニアちゃんの好きな時にっ・・・私のことオナホだと思っていいのっ・・・」
「まだ・・・我慢しますっ、うさぬこさんともっとしてたいっ、からっ・・・」
「はぁ・・・うれしい・・・ニアちゃんっ・・・ニアちゃんっ・・・大好きだぬっ」
馬乗りから覆いかぶさる形になり、そのままキスをした。
「んっ・・・んぁ・・・・ぷはぁっ・・・うさぬこさん・・・私も・・・その・・好きです」
「はぁっ・・・あっ・・・ニア・・・ちゃんっ」
頬をすりよせて、強く抱き合った。
腰はお互いに激しく動かしあい、艶めかしい喘ぎ声がもれる。
「ニアちゃんみたいな早漏の女装っ子はぁっ・・・一生彼女なんてできないんだぬっ・・・仕方ないから私がもらってあげるぬっ・・・・だからさっさと中出しすればいいぬっ」
「うれしいですっ・・・うさぬこさんとっ・・・・けっこんしますっ・・・」
「うんっ・・・けっこんして・・・あげるからっ・・・はやくぅ・・・ちょうだいっ・・・」
うさぬこは歯をくいしばってイきそうになるのをこらえている。
「は、はいっ・・・もうだめですっ・・・でますっ・・・うさぬこさんっ・・・ちゅ・・・してっ」
「んっ・・・ちゅっ・・・一緒に・・・イくのっ・・・ニアちゃんっ」
キスしたまま、腰を打ち付け合う二人。
ニアが一番奥へ押し付けると二人同時に絶頂し、結合部からは白い液がたれていた。
「んむむぅっ!んんっ・・・んー・・はぁ・・・で、でてるぅ・・」
「はぁ・・・はぁ・・・あっ・・・」
二人は息を切らしながらも、抱き合いながら絶頂の余韻を味わっていた。
0402名無しさん@ピンキー2013/12/25(水) 01:28:49.10ID:aQ6Ahnr6
****

「今日はとっても楽しかったぬっ」
カラオケ店から出ると、うさぬこは笑顔で話しかけた。
「わ、わわわわたしもたた、たたたのしかったですっ・・・」
ニアの顔はまだ真っ赤なままだ。
「まだ顔が赤いぬ〜・・・もしかしてまだヤりたりないぬ?」
口元を抑えながら、にやにやした顔のうさぬこが覗きこむ。
「ち、ちちちがいますっ!」
「ふふ、冗談だぬ。必死で否定しちゃって、ほんとにニアちゃんはかわいいぬ〜・・・ドロドロのシチューに溶かして食べちゃいたいぬ・・・」
うっとりした顔のうさぬこ。
「な、なんだかコワイです・・・」
「またまた冗談だぬ。ほんとに楽しかったぬ〜・・・また近いうちに会いたいぬっ」
「それは・・・その・・・もちろん・・・いつでも大丈夫です・・・」
「絶対また遊ぶぬっ、約束だぬ!」
「は、はい、約束です」
二人はまた会う約束をして、それぞれの家路についた。



おわりです
0403名無しさん@ピンキー2013/12/25(水) 01:35:58.08ID:aQ6Ahnr6
うさぬこちゃんニアちゃんの話題はスレに1件もありませんでしたが、需要があると信じて・・・!
でわ失礼しました。
0404名無しさん@ピンキー2014/01/28(火) 20:24:45.68ID:floBAURT
新年明けてから数日もレスないなんて

新しいの出るなら、後付けでも良いから今までのキャラの関係性に一石投じる様なキャラ出して欲しいなぁ
まあポップンはキャラ設定に後付け割と当たり前だけどさw

今のところプロデューサーキャラが男性しかいないし、個人的には女性プロデューサーキャラ出て欲しいわ
男性アイドル逆レイプとか
0405名無しさん@ピンキー2014/02/26(水) 20:53:18.25ID:7+PFYiZG
ホワイトメリーちゃんがトイレの個室の中で
パンをかじりながら携帯電話で新しく立った2chのスレに>>1乙するSS下さい
0406名無しさん@ピンキー2014/03/12(水) 16:11:48.57ID:Bn39OATW
翼ちゃんがメルちゃんにエッチされている小説を下さい。野生児で記憶喪失の
翼ちゃんという設定でお願い…。
0407名無しさん@ピンキー2014/03/15(土) 20:25:06.89ID:snQb0b+X
冬から春への季節の移行を感じる今日この頃。
という訳で、しおんとフローラの百合話を用意します。
まずは導入から。
0408名無しさん@ピンキー2014/03/15(土) 20:27:17.56ID:snQb0b+X
ここは、とある山奥。俗世から離れ、滅多に人の来ない自然溢れる高原。
冬の銀世界に覆われた静かで平和な所。
…のはずであった。
そこには人間嫌いの雪女がいる…という言い伝えがあるらしい。

自然に覆われた広間にどんと置かれた場違いなかまくら。
入り口付近に青い髪と無愛想な顔をした一人の少女がいた。

「…強い風…」

わたしは不意の強い風に裾を押さえることもなく遠くを見た。
ワンピースの裾が風の喜びを感じたように舞い上がった。
他人に見られたらわたしの尻や股間は丸見えだろう。

誰もいなかった…動物すらいない。別に興味はないけど。
ふて寝するように後ろへ倒れ込んだ。
…と思ったが一人の気配を感じた。

「し お ん ちゃーんっ!」

緑の髪と白い花を散りばめた、柔らかそうなワンピースドレスに包まれた
少女がこちらへ近づく。
「ただいまですっ!」
「フラ、おかえり」
「しおんちゃん、日向ぼっこですか? 混ぜてくださいっ」
「いいわよ。ご自由に」
「わーい!お隣、いただきますねっ」

笑顔を浮かべた少女は両足を曲げ、隣に座り寝転んでるわたしに顔を近づけた。
三角座りした彼女からスカートの中が見えた。
薄く色づいた綺麗な足と、ドレスよりもさらに白〜い純白レースのぱんつ。
絶景だから黙っておこう。わたし達しかいないので言う必要もないし。
よくある光景だが、わたしは未だに慣れない。

彼女の名はフローラ。2ヶ月ほど前にここへ来た、花の精霊…のようだ。
(詳しいことは知らない。訳ありな子に聞くのも野暮だろう)
寒さは白い花を散りばめて凌ぐことができるのだ。多分人間ではない。
わたしは彼女の名前と「フラワー」にちなんで『フラ』と呼んでいる。

「しおんちゃん。最近、風が強くなりましたね」
「…そうね。春一番。もう冬も終わる頃ね…」
「それにあちこち回ったら雪解けもありまして。春の気配です!
もうすぐ春になります。そうすれば動物さんもお花さんも元気に集まりますよっ」

フラはにっこりと微笑んだ。
かわいい。わたしでも素直に思うのだから間違いないだろう。
わたしは仏頂面だが特に気にしたこともなかった。

「うん…そうね…」
「はいっ!」

そんな感じでフラとのひと時を過ごした。
わたしは口数こそ少ないが、会話を楽しんだ。
(ちなみに、彼女はずっと三角座りのままだった。頻繁に目線が寄ってしまった)
0409名無しさん@ピンキー2014/03/15(土) 20:30:03.12ID:snQb0b+X
その夜、かまくらの中。
もしもの時の薬草、簡素な囲炉裏と火起こしやフラ用湯のみ。
そしてフラ手製の花布団(二人用)以外何もないところ。
でもフラにとっては大切な住まい。
わたしにとっては、フラと一緒にいるための空間。
白い花でできた布団でフラは寝息を立てている。
わたしはこの子の寝顔を眺めながら、今までのこと…フラとのひと時を思い出した。

フラが言うのに、わたしはとても優しく素敵な子…らしい。
無愛想だけど話も聞いてくれるし、森で困ったことにも相談に乗ってくれる。
道案内や動物さん達の生息地も教えてくれる。
おまけにこんなでっかいかまくらも用意してくれるっと。
わたしは雪女だからそんなことは動作もない。
その度にお礼と笑顔をくれるこの子のためにしたことだ。

『しおんちゃんがいなかったら、私どうなっていましたか…』

…以前聞いた言葉だ。
恐らくここに来る前に何かあったのだろう。でも向こうから言わない限り
それを尋ねる筋合いもない。訳ありなのはお互い様だ。

フラは寒さを凌ぐため、毎日ここで寝泊まりする。
寝る前にわたし達は布団で横になり、他愛のない可愛を楽しんでいたものだ。
フラは最近嬉しそうに言う。
ここは春が訪ればあっという間に一面の花と草が生い茂げる。
動物や小鳥がさえずる生き生きしたところになると。素敵!
…とフラは言う。
フラは春の訪れを一心に喜んでいる。そう、わたしも春の気配を感じた。
相変わらず銀世界であったが、この一週間で雪解けが進み、さっきのような強風が吹き巡っている。
今も降っているのは雪ではない。小雨だ。

しかしわたしは春の景色を知らないのだ。見たことがないから。
わたしは春の訪れとともに消える。
体が溶けるようになり…痛みや苦しさこそないが、感覚がなくなりだるくなる。
寝た時のように、五感が消えるのだ。その時にわたしは消える。
そして次の冬まで姿を見せることは出来ないのだ。
わたしはそういう体質だから、他人とは関わらないようにしている。
冬にしか会えないような面倒な奴に関わる物好きもいないだろう。
だからいつものように冬の終わりに、寝るように体を預けるだけ。
0410名無しさん@ピンキー2014/03/15(土) 20:30:40.76ID:snQb0b+X
でも…こんなことは初めてだ。
となりで寝息を立ててるこの子は、無邪気にわたしへ接してくれる。
選択が違っていたら…もしかしたら邪険に扱って森から追い出したかもしれない。
勿論、それで済ますには遅すぎた。そんな訳にはいかなかった。
初めて会った時…森に迷っていた、服もぼろぼろで目も虚ろな彼女を見たとき
放っておくことはできなかった。
急いで即興のかまくらをこしらえ、
一緒に森で薬草探しや、背中にフラを乗せて温泉へ連れて行ったり。
寂しそうな時はそばにいて、話し相手になった。
口下手なわたしが…弱った彼女に。自分から話すのはとても苦労した。
時には手をつないだりもした。手に温もりがありますっ、とフラは言った。
(ちなみに食べ物は不要だ。お互いにただの生物ではないようだ)
その甲斐あってフラは元気になり、笑顔と優しさ溢れる子になった。
表情や声色で、嫌でも伝わる。
我ながらよくここまで尽くしたな、と思った。

わたしは今まで雪女なことも体質のこともフラに告げてない。
何故か伝えることが出来なかった。

『し お ん ちゃーん!』

脳裏に、微笑むフラの顔がよぎった。
何も言わず、彼女の目の届かない所へ去っても良かった。
だがもう遅い。遅すぎる。この子をおざなりにすることは出来ない。
この子はわたしがいなくなって悲しむのか。
次の冬までずっと覚えていてくれるのか。
…会いたいと思っていても、出来ないのはとても辛いことだ。
それくらいのことはわたしも分かる。

…ふと気づくと視界が揺れている。
わたしの目に、水のようなものが溢れ…やがて頬を伝っていった。
どうすればいいだろうか。
この子との思い出が欲しい。わたしの以前の記憶はずっと残る。
もしこの子に会えるのなら…次の冬が楽しみになる。今までになかった感情だ。
わたしは両手を強く握り締め、力を込めた。
小雨は落ち着いたがまた降るだろう。もう時間がない。明日に備えよう…。
しばらくして、わたしはフラの手を握ったまま眠りについた。

別の手に握っているのは…青い小石とツルで作った粗末なアクセサリー
自分の冷気で作った、ずっと溶けない不思議な氷。
0411名無しさん@ピンキー2014/03/15(土) 20:32:55.23ID:snQb0b+X
導入終わりです。続き(本番)は今日中か明日です。
風邪にはお気をつけください。
0412名無しさん@ピンキー2014/03/17(月) 21:57:52.26ID:DLzNz+Fd
(ここでクレイジーサイコレズ化するしおんちゃんに期待age)
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