【風俗】娼婦でエロ小説 2【遊郭】
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0001名無しさん@ピンキー2010/07/14(水) 22:52:13ID:WAnNYur9

 遊女・ソープ嬢など、娼婦・風俗嬢に関するエロ小説総合スレッドです。

 娼婦に関連するものなら、現実/ファンタジー、日本/海外、現代物/時代物は問いません。
 
 投下をお待ちしてます。

 前スレ
【赤線】娼婦・遊郭でエロ小説【花魁】
 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1201959276/
0438名無しさん@ピンキー2012/04/16(月) 19:54:21.17ID:4FlY1JL7
強制娼婦堕ちも好きです。
二次元ドリームノベルスのノリで、初で気丈な女性が娼婦化調教されて春を売るようになるのが萌え。
0440名無しさん@ピンキー2012/05/01(火) 06:52:54.31ID:zW/1RST1
今日も路地裏で少年相手にザーメンを出させる一人の娼婦。
手コキで一発、フェラで一発、更に挿入して外出し一発。
おかげで娼婦が少年のザーメンでベットリ。

「あらあら、こんなに射精しちゃって・・・」

今日もブラジャー、ガーター、ショーツ、ストッキングに付着したザーメンを
指先で掬い舐め取る。
0441名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 19:39:50.91ID:WdRY548E
普段ケバい格好してる売春婦に甘ロリなドレスを着せてギャップを楽しみたい。
0443名無しさん@ピンキー2012/05/10(木) 23:11:56.42ID:PSfuZS6w
悲惨な目に会ってる娼婦を身請けして、愛人として囲って保護……これは金の力でスレ向けネタか
0444名無しさん@ピンキー2012/05/17(木) 07:09:33.74ID:lhtSykPh
セクシーな娼婦がバックシーム入りのストッキングを履いて、坊やのチンチンを弄ぶ。
「今日も白いザーメンが飛ぶわ」
0445名無しさん@ピンキー2012/05/19(土) 07:16:09.89ID:qAk0F7qI
娼婦のガーターベルトとストッキングに精液をぶっかける少年の話は面白そうだ。
0446名無しさん@ピンキー2012/05/26(土) 19:24:07.59ID:bcu+WnVP
中世ヨーロッパ風
江戸吉原風
現代アメリカ風

みんなはどのスタイル(娼婦、女郎、フッカー)の売春婦が好み?
0447名無しさん@ピンキー2012/05/27(日) 23:37:03.30ID:228w3Qnn
江戸吉原だな
文化的だし美学と悲哀があって良い
0448名無しさん@ピンキー2012/05/28(月) 02:47:55.97ID:N3PQ2Ddx
>>446
全部好物。
ついでに、ヨーロッパの海辺の町で気性の荒い海の男たちを相手にする
タフでおおらかで陽気な売春婦も美味しいです。
映画「日曜はダメよ」みたいな感じで。
0450名無しさん@ピンキー2012/06/01(金) 22:13:48.33ID:SIq9CccO
強制娼婦化されるもやがて春を売ることに抵抗が無くなり、肉の快楽を貪ることが生き甲斐に……
0452名無しさん@ピンキー2012/06/06(水) 00:40:31.36ID:yO1hDW88
娼婦のお姉さんを玩具を使って責めてあげたい。
最初は余裕を見せてるけど、そのうちに段々余裕がなくなってきて
最後には「止めておくれよ」って懇願されて。
でも止めたげない。
0453名無しさん@ピンキー2012/06/07(木) 19:57:23.53ID:BBS7zBOb
商売に馴れ始めて生意気になった娼婦は、お客様に無礼な口を働かぬよう、娼館の主からお仕置きを受けます。
0454名無しさん@ピンキー2012/06/18(月) 23:01:41.04ID:qi9qN1jM
可愛い子を侍らせたい、横浜の親不孝通りに繰り出したい、川崎のソープ街も良い
0455名無しさん@ピンキー2012/06/19(火) 04:12:00.20ID:pHVPHosu
遊郭街の検番ではたらく男の人はどんな
身分の人ですか 
誰でも希望すれば検番で働けたんですか?
0456名無しさん@ピンキー2012/06/27(水) 06:35:34.55ID:qd0A9Bfh
娼婦はドレスを脱いでストッキングとショーツとコルセット姿で
少年を誘惑して、童貞を奪う話が好きだね。
0459名無しさん@ピンキー2012/07/15(日) 10:24:19.12ID:uTvS9gNT
「ほらほら、あまりがっつかないの…」
「そんなに強くしたら痛いじゃないか…」
「中で出したいのかい?」
「ふう、ほんとうに中で出しちゃうなんてね…」
「子供が出来ちゃったらどうしてもらおうかなぁ」
「アンタのと私のが混じって流れ出してきてるのわかるかい?」
「ふふふ、2回戦行くのかい?じゃあ今度はもっとちゃんと味わいなよ」

そんな感じのセリフで宜しく。
0460名無しさん@ピンキー2012/07/17(火) 20:51:31.15ID:LM3a2loE
顔は地味というかちょいブスというか、
けど体つきはムチムチのエロエロな娼婦に、
ケバケバの濃〜い化粧顔で上目遣いしながら、
ねっとり濃厚なバキュームフェラをしてもらい、
チンポにルージュの跡をつけまくって欲しい。
0461名無しさん@ピンキー2012/07/24(火) 07:08:49.31ID:3wVNvu2U
ほ〜ら、坊や。坊やの立派なモノをアタイの胸に挟んでみない?
そして、それをアタイの中に入れてごらん?
ほらほら、アタイの身体に坊やの白い液を出してごらん?
まあ、凄いわ坊や。こんなに出てるわ〜。
0463名無しさん@ピンキー2012/08/02(木) 23:05:30.18ID:Tl/ogh2W
小遣い稼ぎのお遊び感覚で援交やってた少女を、プロの娼婦へと調教、とかは?
あるいはプロの娼婦から調教されるとか。

「このメスガキよくもアタイらのショバ荒らしてくれたね!」

「アタシらはオマ●コで日銭稼いでんだよ小娘が!」

「身体を売るってことがどういうものか、たっぷり教えてやるよ!」

てな感じに。
0465名無しさん@ピンキー2012/08/03(金) 07:05:11.98ID:xUqkTkjy
カワイイ少年と相手をする娼婦がいいな。

「ほ〜ら、坊や。男だったらアタイに白い物をぶっかけてみな?」

「あらら、顔と胸と脚にぶっかけるなんて、いい度胸じゃないか?」

「じゃあ、もっとアタイに坊やの白い物をぶっかけなよ」
0466名無しさん@ピンキー2012/08/09(木) 23:13:22.40ID:pUbBwVLH
小金持ちの家の甘ったれたガキと、歳上の(といっても20代くらいの若い)アバズレ娼婦の、なんとも言えない同棲関係。
ボンボンとそれに囲われた妾なのか、薄汚れた売女とそのペット扱いなヒモなのか、よくわからない、そんな湿った関係。
0467名無しさん@ピンキー2012/08/10(金) 21:30:04.25ID:xv/YR/DY
あまり可愛くない顔を、ルージュねっとりアイシャドーべっとりな、濃いメイクでごまかして
あまりスタイルの良くない身体を、丸出し丸見えのセクシーなファッションでごまかして

みたいな娼婦がイイ
0468名無しさん@ピンキー2012/08/21(火) 17:34:46.45ID:eAa5FSHk
場末の風俗で騎乗位素股で亀頭をビラビラでこすられたい
入るな入らないかのドキドキ感が良い、入るの前提なソープとは何か違う
0470名無しさん@ピンキー2012/08/29(水) 21:23:12.20ID:zOV26EGu
アニオタのおっさんが、援交娘に「セーラームーン」のような、今や懐かしのアニメのコスプレさせてエッチ。
0471名無しさん@ピンキー2012/09/08(土) 07:02:21.63ID:WpGXSz8N
娼婦が童貞坊やを誘惑して、全身をザーメンにぶっかけながらも童貞を奪う。
0472名無しさん@ピンキー2012/10/10(水) 01:41:36.12ID:SJDs7IOd
>>464
ファンタジーものな世界設定で、敗戦国の貴族令嬢なんかが娼婦として売り飛ばされて
一生消えることのない印を刻まれるとかだとすげえ興奮するななどと思いつつ保守
0473名無しさん@ピンキー2012/10/10(水) 23:17:42.04ID:A/eiqK8G
いいね
0474名無しさん@ピンキー2012/10/12(金) 00:18:00.81ID:EP3MywE3
悪名高きヨ●姫で>>472をやったら
全国のヒロインに好きな子の名を付けた
純粋な少年(当時)諸君のうさも晴れると思うのさ

一応あいつも敗戦国の姫だしw
0476名無しさん@ピンキー2012/11/01(木) 02:23:11.56ID:X1acS5GU
客に裸を見せてもまるで気にしないが、ヒモの少年に下着姿を見られると恥ずかしがっちゃう可愛い娼婦。
客との変態的なプレイにも応じるが、少年とのロマンティックなムードでベッドインすると顔を赤くする。
0477名無しさん@ピンキー2012/11/02(金) 04:06:02.00ID:E4LR1t/Q
>>476
図書館でアメリカの売春婦の研究をした本があったんでちょっと読んだけど、
プロの娼婦ほど仕事とプライベートを切り離してるから、
反動もあってか恋人に対しては普通の女性よりも恥じらい深いとか本当にあるらしいな。
0478名無しさん@ピンキー2012/11/04(日) 01:17:27.59ID:zuu4LwtL
>>476-477
普段は露出度の高いフッカーファッションで夜の街を歩いているのに、カレから「これ着てよ」
と言われたフレンチメイド服にドギマギしちゃう売春婦のお姉さん、というのも萌えますねぇ……
0479名無しさん@ピンキー2012/11/07(水) 21:48:14.90ID:8HYaUMt7
鉄火な娼婦が、未通だったアヌスを好き者の客に開発されて、アナルマニアに堕ちる。
「アタイの尻を買っておくれよう……前はタダでいいからさあ」
姉御肌だった気っ風は失せてしまい、浅ましく客に肛姦をねだる。
0480名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 07:02:13.47ID:u2WwnB+B
露出度が高いドレスを着た娼婦が、黒のストッキングに包まれ
スラリと伸ばした脚で坊やを誘惑したら
脚に坊やのカワイイ肉棒が擦りつけながら、腰を振ってくる。

肉棒が大きくなったら娼婦の秘穴に入れてあげて
腰を動かしたら、あっという間に子宮の奥に白い樹液が流れ込み、坊やにキスをして

「初めてだったかい、坊や?」

といった小説が見たい。
0482名無しさん@ピンキー2012/11/16(金) 03:04:52.29ID:bt3b241H
男なんてシャボン玉〜
0484名無しさん@ピンキー2012/11/17(土) 02:47:50.37ID:OS+ply17
以前は普通のOLだった。
面倒なコピー取りなんかの雑用を頼みやすいような、普通の。
ほら、あのちっちゃくてぽっちゃりした…と呼ばれるような、地味な。
それが今やデリヘル嬢。源氏名を小雪という。

ただなんとなく全部が嫌になってしまって、知らない世界を見てみたくなっただけだった。

見ず知らずの男の元へ派遣され、数十分後にはお互い裸で粘膜を擦り合わせる。
自分が気持ち良くなくても、相手を気持ち良くさせるために、身を捩り悶えて切なく喘いでみせる。
フェラや素股、時には胸や足裏、或いは客自らで。
たっぷりと焦らして焦れて、堪らなくなって果てる男達。
時間いっぱい快適に心地良く過ごしてもらえるように注意を払い、時間内だけは相手を愛するのだ。

元来のOL気質でキャストやスタッフにも丁寧に接していたら、店の中で愛されキャラのようなポジションに置かれたのも幸いした。
「ロリっぽくて可愛らしいおっぱいが大っきい子ですよ!」
「色白で今時めずらしく黒髪で、おっとりしていて癒し系の美人です!」
「敏感でウブな可愛い子ですよ!新人ながらリピーターもいます!」
「おしとやかで優しくて、至福のひと時を過ごせます!」
言葉巧みに店員がプロモーションしてくれたので、客付きも良かった。
ロリコン趣味な客から、年配客、Sっ気のある攻め好きな客、女性慣れしていない奥手な客まで。
NG客の無い幅広い客層をカバー出来るキャストは貴重だったらしい。
なんとなく入店した割には固定客も掴めてしまい、なんとなくそのまま働いている。

この不思議なルーチンワークに嵌ってしまったのだと思う。
ヘルス嬢という仕事がなんとなく肌に合ったようだ。
最初は目新しい生活に刺激も感じたが、最近はそうでもなくなりつつある。
見知ったオフィス街からホテル街へと、職場が変わっただけだった。
心の中は、淡々としていた。
0485名無しさん@ピンキー2012/11/17(土) 10:57:36.55ID:OS+ply17
その日の口開けは、ネット指名でロング数時間オプション無し、某ラブホテルのVIPルームへの派遣だった。
初対面でロングかぁ。時間一杯みっちりねっとりパターンかな、やだなぁ…。
身構えてあれこれ予想しながら指定のホテルへ向かう。

最上階の部屋に招き入れられ客と対面してみると、拍子抜けするほど感じの良い男性だった。
しかし、やはりどこか変わっていた。
ひと通りの挨拶や世間話をした後、それなりに雰囲気を作りつつシャワーへ…という流れが普通だが、この客は一向にその気配がない。
ニコニコと飲み物を勧め、ソファに隣り合って座って当たり障りのない談笑を続けるばかりで、刻々と時間が過ぎて行く。

ロングとは言え、さすがに一時間も経つと小雪もそわそわし始める。
サービスをせず長時間過ごして、後から文句を言われてはたまらない。

「あの…そろそろ、」
「あぁ。ごめんごめん、今日は俺に触らないでいいからね」
「え?」小雪は客の意図がわからず戸惑いを見せた。
にっこり笑い、客は続ける。
「女の子を気持ち良くさせるのが好きなんだよ」

小雪は頬を染め「え、やだぁ、恥ずかしい…」と呟き、可愛らしく照れて見せた。
なぁんだ、ただの責め好きか。
そういう客は少なくない、好きに触らせ、感じたふりをしてやればいい。
気持ち良くしてもらったお返しだと言って、攻守交代してフィニッシュだな。
接客パターンを頭の中でシュミレーションする。
大抵の男は自分もサービスを受けたがるし、固辞しても最後は快楽を受け入れるものだ。
さて、そろそろ始めるか。

「でも、一緒に気持ち良くなってくれなくっちゃ…」
客の二の腕の辺りを触ろうとした手を、不意にグッと掴まれた。冷たい手。
「それ、本気でそう思ってるの?」

小雪はギョッとした。
大きな手は、小雪の手首を掴んで、ソファの背に押し倒した。
「仕事はきっちりするタイプなんだ、真面目だね。物腰も丁寧だし」
男は覆い被さる体制になり、顔を覗き込んで柔和な表情で男は小雪を見つめる。
どうやら怒ったりはしていないらしい。気分を害したのかと一瞬焦った。

不思議な人だ。なんだか接客モードが解かれてしまった。
そのままソファの背もたれに追い詰められると、ドキドキする。

「大丈夫、こわがらないで。本当に何もしなくていいんだよ」
手首はそのまま、反対の手で小雪の白い頬を撫でる。
そのまま耳を掠め、首筋へ。
「ただ快楽に身を任せて、感じてみせてよ」
冷たい手が、うなじを撫でる。ゾクゾク、する。
思わず小さく吐息が漏れたのを聞き逃さなかった男は、微笑んだ。
瞳が潤んで頬は上気し、女の表情に変わりつつある小雪を見て、安心したように頷く。
唇を軽く合わせるキスをして「たまにはこんなお客もいいでしょ?」と静かに、しかし楽しげに囁いた。
0488名無しさん@ピンキー2012/11/17(土) 14:14:59.19ID:OS+ply17
いやー、深夜のノリで書き始めたけど初めて文章書いたから…。
しかもエロシーンとか、こっからどーしたもんかわからん。
0490名無しさん@ピンキー2012/11/17(土) 21:00:06.42ID:OS+ply17
いい返事が思い付かず、ただ惚けて困った表情で男を見返す。
男は「さっきより可愛い顔してる」と笑い、胸に引き寄せた。
指先は冷たいのに、押し付けられた胸はとても温かかった。

「良い匂いがする…」と、男の胸に顔を埋めて呟いた。
「ここのバスルーム凄かったよ、さすがVIPルーム」と笑って話す。
男の首元からは、清潔な香りがする。
首筋をなぞる指先の感触で、爪も短く滑らかに整えてあるのにも気付いた。

低く柔らかい声が、耳に。胸の鼓動が、脳に。心地良く響く。
よくわかんないけど、この人、全然嫌な感じしない。なんか、いい。
仕事中に個人的な感情を抱くのは初めてだった。
いつの間にか、小雪はすっかり気を緩めていた。

「ね、ここ座って。後ろ向きに…そう」
促されて、ソファに座り直した男の膝の間に立ち、素直にくるりと背を向けストンと座る。
すると背後から腕が伸びて、ボルドーのニットワンピースの胸元に覗く白い肌を撫で回す。
それから喉元をすぅっと撫で上げられ、小雪は思わず瞼を閉じ、頭を仰け反らせた。
手はそのまま顎へ、滑らかに動く。
後ろから抱きすくめられ、小雪は男の身体に背を預けた。

「小雪ちゃんも良い匂い…肌も綺麗で触り心地良いし…」
耳の後ろの髪に鼻を埋めて、唇を指でなぞりながら男は呟いた。
ガーターストッキングがずり上がったワンピースの裾から覗いていた。
出勤前の入浴の際、念入りにお手入れした小雪の肌は、白くしっとりとしている。
「あ、これ、ここまでなんだ?やらしいなぁ…太腿の触り心地も…」
と言いながら、もう片方の手で太腿を大きくさすり、撫で回す。
「ぁあ…やらしいのは…そっち。焦らし上手…ん…っ」
小雪は唇を開き、なぞる指先に少し歯を立て、小さく喘ぐように洩らした。

密着した背中から、服越しにも男の体温が伝わってくる。
まだ何もされていないのに、小雪はすでに疼きを感じていた。
シャワーや仕事なんて、もはやどうでも良かった。
この人に、もっと、触られたい…そう思っている自分に気付いてしまっていた。
0491名無しさん@ピンキー2012/11/19(月) 04:46:48.83ID:A/ZEywBn
>>484>>485>>490の続き。

しかし、そうもいかない。これは仕事だ。
「シャワー…行きましょう?」
うわずった声だが理性を残した声で小雪は言い、上半身を捻り男の方へ振り返ろうとした。
その時、頬を包んだ手で顔を横に向けられ、小雪は悟った。
…あぁ。もう、ダメだ。
諦めの気持ちで振り返って、男の唇を受け入れた。

貪るように唇を合わせる男に応えるように、小雪は唇を開き、そこへ男の舌が差し込まれる。
柔らかく、長い舌が、小雪の舌を絡め取る。
振り返った姿勢で少し開いた脚の内側へ、すかさず男の手が滑り込む。
そこは熱く、奥の付け根の方へ進むにつれ、熱さと湿っぽさが増していくようだった。
「…っん…んぅ……」二人の唾液と粘膜が絡み合う水っぽい音と、くぐもった声が漏れる。
男は、大きな手で包み持ち上げるようにして、小雪の胸を強めに揉みあげる。
ニットワンピースの上からでも、その張り詰めた柔らかさが伝わる。

しばらくして、男は唇を離した。
「このままここでもいいし、ベッドでもいいけど…お風呂がいい?」
小雪は目を伏せて、頬を染め「ベッドが…いい…」
やっと絞り出すように言ってから、男の胸にしがみつき、
「もう、焦らさないで…」と消え入りそうな声を出した。

そんな小雪を見て、サッと小雪の肩を掴み立ち上がらせ、抱き上げた。
合間にキスをしながらそのままベッドまで移動する。
「ごめんね。焦らしてるつもりはなかったんだけど…」
優しくベッドサイドに降ろして座らせ、小雪のワンピースを脱がせる。
素直に腕を上げワンピースを脱がせてもらった小雪は、白いスリップ姿になった。
片方のガーターストッキングは膝までずり落ちている。
男を見上げる小雪は、少女のようにあどけない顔をしていた。
0492名無しさん@ピンキー2012/11/19(月) 04:48:27.58ID:A/ZEywBn
男はスリップの肩紐に手を掛けた。
小雪の身体のラインをなぞるようにして、スリップを腰まで降ろした。
太腿で留まっているストッキングも同じく脚のラインをなぞりながら、スルスルと足首まで降ろし、脱がせる。
ブラジャーだけになった上半身を、小雪は腕で隠す。
「あまり見ないで…恥ずかしい…」
「それは無理なお願いだなぁ…」男は軽く笑って小雪の腕を取り、しげしげと眺める。
「なんて言うか…エッチな身体だなぁ。むっちりしてて、色が白くて…」
腰の辺りをゆっくりと撫でさすり、胸を包むようにして軽く揺する。
「やだ…恥ずかしいっ…太ってるだけです」
男の手が触れたところから、身体が熱くなっていくようだ。
小雪は赤くなって、両手で顔を隠し男から目を逸らした。
「なんで?ウエストはくびれてるし、全然太くないよ。痩せてる子よりずっといい」
好意的に見られているようで、嬉しく感じる。これも始めての感情だった。

「可愛い下着だね。ごめんねーもう脱がしちゃうけど…」
背中に手を伸ばす男の顔が、ちょうど胸の谷間あたりにくる。
「や、だめぇ…」小雪はカップを抑えるが、男の手はホックを素早く外し、
「だめじゃない。ちゃんと見せて…」肩紐を腕から抜き取ってブラジャーを剥ぎ取ってしまう。
丸いお椀型の形の良い胸が露わになった。
トップは淡い紅色で、小さめな乳首は尖って震えていた。
「綺麗だ…」男は呟いて、ふにふにと手の平で弾力を楽しむように胸を撫で回した。
乳首が固く擦れるのを感じる。
「あっ…ぁん…だめ…っ」直接の刺激に声が洩れる。
それを聞いて男は小雪をベッドに押し倒した。

覆いかぶさるようにしてキスをし、耳に舌を這わせ、首すじ、喉、鎖骨…あちこちにキスをしながら
「そんなイヤイヤして…気持ち良いくせに…」男は小雪に囁く。
乳首を口に含み、舌を絡め、舐め回す。
「あっ…ぁん…ごめん、なさ…っ…」
「今、いやらしい顔になってるよ…すげー興奮する…」左右の乳首を攻めたてながら、下の方へ手を伸ばす。
「あぁ…ゃ…恥ずかしぃ…っ」
「やじゃないでしょ?こんなにして…ほら」
下着に手を滑り込ませ、わざと派手な水音を立てて聞かせてみせる。
「やぁっ!…ぁ…やめてぇ…っ」涙目になって顔を手で覆う。耳まで真っ赤だ。
「だめ、やめない。いじめがいのある子だなぁ本当…」
0493名無しさん@ピンキー2012/11/19(月) 20:36:03.75ID:iT25ep+L
わっわわっふるわっふる!
0494名無しさん@ピンキー2012/11/20(火) 10:01:00.95ID:1kTAvff0
「なんでこんな敏感なの?この仕事しててこれじゃ、大変でしょ?」
余裕を失くした小雪を見下ろし、男は面白そうに尋ねる。
意地悪な質問だ…と小雪は思ったが、強く首を振りながら答える。
「いつもは…違うもん…」
ヌルつく割れ目にめり込ませた中指が動く度、微かに湿った音がする。
ぴったりと閉じた柔らかい肉の奥の粘膜は、十分な潤滑をもたらしていた。
優しく探るような指先の動きが焦れったいが切ない快感でもある。
小雪は瞼を閉じた。あぁ。説得力、ない…。
「ふぅん…そう?」
一番敏感な部分をグイッと撫で上げながら男は指を引き抜き、下着から手を抜いた。
「んぁ…ぁああっ!」不意の刺激に鳴き声をあげたが、すかさず小雪は反論を続けた。
「だって…そんなエッチな触り方…」
「違うよ」遮るように男は言った。
「小雪ちゃんがエッチなんだよ。自覚ないんだなぁ…」

男はガバッと起き上がり、腰にまとわりついていたスリップとショーツを一気に膝まで引き下げた。
「…っ!?」そのまま剥ぎ取られてしまう。
先程までとは違う荒々しい動きに小雪は驚いた。
いきなり一糸纏わぬ裸に剥かれ、一瞬のうちに露わになった下半身を咄嗟に隠そうとする。
男の方がそれよりも早かった。小さな手をさっと掴み取り、両手首を纏めてベッドに押さえつけた。
男は服を着たままだ。
小雪だけが裸で、心細い気持ちになり、男を不安気に見つめる。
「ごめん、意地悪はもう終わりね。こっから、本番…」
そう言って男は真剣な表情になり、小雪の頭を撫でてから、長いキスをした。
唇を離し、見つめあう。
「嫌な事はしないから…本当にやめてほしい時は、言ってね?」
優しい声を聞き、小雪は覚悟を決め、頷き、そっと瞼を閉じた。

愛撫を受ける小雪のその表情は、演技などではなく、ただの女そのものだった。
ポーズで焦らす事も思わせ振りに嫌がって見せる事もせず、肌を染めうっとりと切な気な表情をしている。
時折、口元を抑える仕草を見せる。
うっかり洩れる声を押し殺しているようだが、吐息に混じる艶っぽさは隠し切れなくなってきていた。
そんな小雪の姿を見て、男の愛撫はますます激しさを増していった。
身体の隅々まで撫で回し、そこかしこに口付ける。
時には舌でくすぐり、吸い付くようにし、弛緩を繰り返して男の愛撫は続く。
少しずつ、小雪の喘ぎ声も大きくなっていく。ついに、我慢の限界がきた。

「ん…っ、あぁ…気持ち、いぃ…。あ、あっ…もぉ…」
息も絶え絶えに訴える濡れた瞳を見やり、男はついに、濡れて柔らかくふやけた部分に手を触れた。
一際に甲高い声をあげ、身体を仰け反らせた小雪の目尻から、一粒の涙が零れた。
二人の身体にはうっすらと汗が滲み、こめかみに張り付いた髪が艶めかしく濡れて光っている。
「いい声だね…我慢できなくなっちゃった?」
濡れた細い毛がしっとりと張り付いてぷっくりとしたその表面を優しく撫でながら、囁く。
「ぅん…もぅ、おねがぃ…っ…もっと…して…ぇ…っ!」
半泣きになりながら腕を伸ばし縋りついてくる小雪のあられもない様子に
「あぁ…イイ表情、するなぁ…」と男は感嘆の声を洩らした。
0495名無しさん@ピンキー2012/11/29(木) 19:20:59.64ID:GF4cqKsY
黒人遊女とか萌える

チョコレート色の肌に真っ赤な長襦袢をまとわせて楽しむ
0496名無しさん@ピンキー2012/12/07(金) 19:36:21.75ID:7RHEQTGi
ケバくてエロカッコいい売春婦のお姉さんが、ヒモの少年にはトロットロに甘えちゃう……とかのシチュが好き。
0497名無しさん@ピンキー2012/12/21(金) 06:55:00.72ID:PC/rg+h2
「さあ、坊や。今日は冷えるからアタイと抱き締めようかい?」
0498名無しさん@ピンキー2012/12/24(月) 23:44:50.59ID:1Fx0JNwE
>>497
むしろ、この寒空に立ちんぼしてる貧乏娼婦を買い上げて、暖かい寝床に囲ってあげたいんだよなあ・・・・・・
0499名無しさん@ピンキー2012/12/26(水) 02:17:25.52ID:fHZvbXgp
プリティーウーマンみたいなのもいいよね。
自分も風俗嬢してたから夢見てしまうよ。
0500名無しさん@ピンキー2013/01/25(金) 22:19:17.39ID:YKKg3MzL
勝ち気で男勝りな娼婦(ベリショ、スレンダー)を気弱で女々しい性格に調教。
0501名無しさん@ピンキー2013/02/02(土) 17:02:14.68ID:vd6AP0C8
逆もイイネ。黒髪ロングの清楚な娘が、男の快楽を自由自在に引き出す
Sっ気のあるビッチに変貌。

ものっそい亀レスだけど、>>494さんGJです!
続きがあれば嬉しいです。
0502名無しさん@ピンキー2013/02/14(木) 04:11:13.59ID:tWGrZHIn
>>494からの続き。

「ここ…触ってほしいの?」と意地悪な笑みを浮かべた男は小雪の顔を覗き込みながら、
最初よりもずっと滑りの良くなった割れ目に指を二本差し入れて、上下に撫でさする。
「ぅ…あ…あぁ…っ!」焦らしに焦らし、ようやく触れられたその部分からの刺激は小雪の頭を真っ白にさせる。

柔らかいその部分を慎重に指で探り、入り口のほぐれ具合の感触を確かめるようにして愉しみ、敏感な突起に指を移した。
堅くなって膨れているが、核心部はそう大きくはないようだ。
柔らかな皮の中にコリコリとした手応えを感じる。
優しく捏ねるようにしそこを重点的に攻めると、小雪は息を詰め、太腿を震わせ始めた。
「ん…っ!…ぅ…ぁあ……っ!」ハッ、ハッ、と短く呼吸をし、切なげに眉を顰め快感に耐えているようだ。
「ここがいい?」小雪の脚を大きく開かせ、男はそこに身体を割り込ませた。
「えっ!あっ、や、待って…っ!」
男の次の行動を察し、小雪は慌てて身体を起こし逃れようとした。
男はそれより早く、小雪の手を掴み内腿に添えさせるよう押さえ込んで、開脚の姿勢に固定してしまった。
卑猥な姿勢をとらされ弱々しく抵抗する小雪を気にも留めず、男はそこをじっくりと観察する。
「うわ、やらしい…綺麗だ…すごい濡れてる…」独り言のように呟き、
「小雪ちゃん、舐められるの、嫌い?」と言い終わるかどうか、男はそこに両手を添え舌を伸ばし舐め始めた。

ヌルヌルとした舌が、小雪の敏感な部分を這いずり回る。
男の唾液と小雪の愛液が混じり合い、チャプチャプピチャピチャと水音が響く。
小雪は肌を赤く染め羞恥に耐えていたが、しばらくすると甘い声が漏れ出した。
「んっ……んぅ…ふ…っ、気持ちぃい……あっ、あっ、ぅ……あぁ…」
ようやく諦めて男の為すがままに身を委ねる事にしたようで、もう手を添えずとも脚は大きく開いたままだ。
やがて身を仰け反らせ、腰をうねらせはじめた。
右手でシーツの表面を弄り、左手中指の関節を噛んで唇を半開きにし、男の舌技に没頭しているようだった。

柔らかな襞を唇で食むようにし、抉るように突起を嬲り、さらにチロチロと舌先でくすぐる。
男の舌は器用に動き、小雪を弄ぶ。
薄く毛が生えた恥丘に指を添え上に引き上げ突起を露出させると、痛々しいほど赤く腫れ上がった芽が顔を見せる。
そこにたっぷりと唾液を滴らせて舌の表面全体で優しく擦るように舐め上げ、クルクルと舌先でいじめてやると小雪は悲鳴に近い嬌声をあげ始めた。
「あっ!…はぁっ、んぅ…あぁ…っ!や、だめ…だめ…」
激しく身を捩り、太ももをガクガクと震えさせる。
さらに唾液を絡ませ、唇で吸い上げるようにして口内で舌先をチロチロと纏わせ、追い打ちの刺激を与えてやると、
「ぃああぁ、やぁ…あんっ…!もぅ…あ……ぁ……イ…ッ………くぅっ……ぅう………!!!」
腰を突き上げるようにし上半身を丸め、男の髪を握り頭を押さえ込みながら、小雪は絶頂に達した。
0503名無しさん@ピンキー2013/02/14(木) 23:15:02.90ID:VtHyPRsT
小雪とやらが娼婦でなくても良くね?
つまらん
0504名無しさん@ピンキー2013/02/15(金) 08:06:21.08ID:jVtRqn2R
最初の頃は面白いかなって期待したんだけど、今は
ダラダラとSEXの描写してるだけ
0505名無しさん@ピンキー2013/02/15(金) 13:59:48.19ID:tGbREBMa
えーなんでー?
お仕事ゴリゴリのデリヘル嬢が本気で感じてるのが良いと思ったけど
もっとビッチ全開なのがいいの?
0507名無しさん@ピンキー2013/02/15(金) 22:05:44.95ID:eE8WH4e9
援交やってる黒ギャル女子校生が、テクニシャンの“パパ”にメロメロにされてそのまま愛人コース。
卒業後はパパの私有する南の島で暮らし、ねっとり爛れた愛妾生活を送る。
0509名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 23:49:37.29ID:lmG1a5Ad
男をなめたヤリマンビッチを、三つ指ついて客をお出迎えし、殿方に奉仕するのが無上の喜びとする娼婦に矯正。
0510名無しさん@ピンキー2013/03/17(日) 05:56:15.69ID:pJn6X9kK
海外のエロ動画で、いわゆる飾り窓の通りを散策して
「あの子カワイクね?」
「よく見ろ男だぞ」
とかしゃべりながら娼婦を品定めしてるシーンがあって、
お姉さん達も笑顔で「遊ばなーい?」って言って誘ってたり、
なんか会話があって楽しそうなのが印象的だった。
こういう営業形態だと日本と違って写真と実物が違うってことはないんだろうなと思った。
色んな意味でオープンなのはさすが外国。
0512名無しさん@ピンキー2013/03/22(金) 00:07:38.86ID:Ol24XND9
>>510
日本も昔の遊郭だとそんな感じだな
お女郎さんがずらっと並んで・・・
0513名無しさん@ピンキー2013/04/01(月) 00:05:06.55ID:JcJ9J8UI
真っ赤なルージュをねっとりと塗りたくった厚化粧の娼婦にフェラしてもらい、チンポに口紅の跡をつけまくって欲しい。
0514名無しさん@ピンキー2013/04/05(金) 20:19:51.58ID:1pL0MItz
亡国の王妃さまとお姫さまが母娘娼婦デビューさせられるとか。
0517夜の遊園地     1/82013/05/29(水) 22:51:11.41ID:0cmQGlkV
  
実際これは、優れた商売だと思う。
独身男性にとって都合がいいのは勿論、『嬢』にとってもキャバクラで延々と男の話に合わせるより、
仕事中に公然と絶叫マシンを堪能できるこっちの方が良いに決まってる。
それで“お水”なみのお給料が貰えるんだから、文句なんて出るわけもない。

もっとも、同じ嬢とはいえやる事は様々だ。
本当にただデートをするだけの子、デート後にさらに大人のサービスもしてしまう子。
私は後者だ。
別に今さら気取るつもりもないし、誰かに強制されている訳でもない。
ただそれを望んで、続けてる。

お客からの指名が来るまでは、基本的に私たちは控え室で待機だ。
女性が働く職場ならどこでも同じ、ガールズトークの繰り広げられる溜まり場。
お客が見たら一発で幻滅しそうな風景だ。
いかにも童貞受けしそうな真面目風の子が多いけれども、それがそこら中にいろんなものを投げ捨ててる。
今日は妙に蒸すせいか、みんな色々ともろ出しだ。
豪快にスッポンポンになってるあの人が、ナンバーワン嬢だなんてとても信じられない。
「おっとぉ、これは下着祭りですなーーっ!?」
明るい声を張り上げて出勤してきたのは、私の親友の美紀。
職場のムードメーカーであり、私のかつてのクラスメイトであり、風俗嬢としての先輩でもある。
ある事情で借金まみれになっていた私に、安心して働ける風俗店を紹介してくれたのも彼女だ。
それ以来私は彼女に頭が上がらず、半ば信仰にも近い親愛の情を持っている。

「花蓮(カレン)ちゃーん、さっそく御指名だよー!」
美紀に続くようにして、ボーイが控え室を覗き込んで私を呼ぶ。
さすが慣れているだけあって、控え室の惨状を前にしても涼しい顔だ。
「はぁい!」
私は揚々と立ち上がる。そろそろ待つのに退屈してきた頃だったので、丁度いい。
「うひー、また花蓮ノスケが第一号かぁ」
「やっぱ顔が天然モノで可愛いとねー。あーあ、もうナンバーワン取られちゃうー」
すぐに周りから茶々が入った。
「……あはは」
私は苦笑しつつ、鏡で前髪を整える。
鏡に映るのは、見慣れた顔。べつに可愛いとは思わないし、思いたくもない。
私が過去に付き合った4人の男は、みんな口を揃えて私を可愛いと褒めたけれども、最後には捨てていった。
彼らの言う『可愛い女』=『利用しやすい、チョロい女』という図式が私の中に出来上がってしまい、
そのせいで可愛いという表現にマイナスイメージを感じているのが実情だ。

「頑張れよぅ、花蓮。しつこくされたら、すぐアタシに言うんだぞ」
美紀が私の肩に手を置いて笑った。
彼女はいつだって私を護ってくれる。私のつらい過去を、全部知った上で。
「ありがと。行ってくるよ」
私は笑顔を作りながら控え室を出た。
最近はずいぶん自然に笑えるようになったものだと、我ながら思う。
0519夜の遊園地     1/82013/05/29(水) 22:52:31.10ID:0cmQGlkV
  
夜だけ開く遊園地。
会社帰りにふらっと立ち寄り、イルミネーションも眩い絶叫マシンでリフレッシュできる。
1人が寂しい人は、キャバクラのアフターよろしく女の子をレンタルしてのデート気分まで味わえる。
そんな場所があるのを、どれだけの人が知っているだろうか。

実際これは、優れた商売だと思う。
独身男性にとって都合がいいのは勿論、『嬢』にとってもキャバクラで延々と男の話に合わせるより、
仕事中に公然と絶叫マシンを堪能できるこっちの方が良いに決まってる。
それで“お水”なみのお給料が貰えるんだから、文句なんて出るわけもない。

もっとも、同じ嬢とはいえやる事は様々だ。
本当にただデートをするだけの子、デート後にさらに大人のサービスもしてしまう子。
私は後者だ。
別に今さら気取るつもりもないし、誰かに強制されている訳でもない。
ただそれを望んで、続けてる。

お客からの指名が来るまでは、基本的に私たちは控え室で待機だ。
女性が働く職場ならどこでも同じ、ガールズトークの繰り広げられる溜まり場。
お客が見たら一発で幻滅しそうな風景だ。
いかにも童貞受けしそうな真面目風の子が多いけれども、それがそこら中にいろんなものを投げ捨ててる。
今日は妙に蒸すせいか、みんな色々ともろ出しだ。
豪快にスッポンポンになってるあの人が、ナンバーワン嬢だなんてとても信じられない。
「おっとぉ、これは下着祭りですなーーっ!?」
明るい声を張り上げて出勤してきたのは、私の親友の美紀。
職場のムードメーカーであり、私のかつてのクラスメイトであり、風俗嬢としての先輩でもある。
ある事情で借金まみれになっていた私に、安心して働ける風俗店を紹介してくれたのも彼女だ。
それ以来私は彼女に頭が上がらず、半ば信仰にも近い親愛の情を持っている。

「花蓮(カレン)ちゃーん、さっそく御指名だよー!」
美紀に続くようにして、ボーイが控え室を覗き込んで私を呼ぶ。
さすが慣れているだけあって、控え室の惨状を前にしても涼しい顔だ。
「はぁい!」
私は揚々と立ち上がる。そろそろ待つのに退屈してきた頃だったので、丁度いい。
「うひー、また花蓮ノスケが第一号かぁ」
「やっぱ顔が天然モノで可愛いとねー。あーあ、もうナンバーワン取られちゃうー」
すぐに周りから茶々が入った。
「……あはは」
私は苦笑しつつ、鏡で前髪を整える。
鏡に映るのは、見慣れた顔。べつに可愛いとは思わないし、思いたくもない。
私が過去に付き合った4人の男は、みんな口を揃えて私を可愛いと褒めたけれども、最後には捨てていった。
彼らの言う『可愛い女』=『利用しやすい、チョロい女』という図式が私の中に出来上がってしまい、
そのせいで可愛いという表現にマイナスイメージを感じているのが実情だ。

「頑張れよぅ、花蓮。しつこくされたら、すぐアタシに言うんだぞ」
美紀が私の肩に手を置いて笑った。
彼女はいつだって私を護ってくれる。私のつらい過去を、全部知った上で。
「ありがと。行ってくるよ」
私は笑顔を作りながら控え室を出た。
最近はずいぶん自然に笑えるようになったものだと、我ながら思う。
0520夜の遊園地     2/82013/05/29(水) 22:53:01.91ID:0cmQGlkV
  
「あ……」
待合室へ出た瞬間、彼の姿が見えた。今日の私のお客。
深山さん、というらしい。勝手ながら、入社二年目かそこらだと見当をつける。
少なくとも、私の“本当の年齢”よりは下だろう。
「花蓮です。よろしく」
私はなるべく柔らかい笑みを浮かべながら告げる。
「あ、は、はい……」
深山さんは一瞬私の顔を覗き込んだ、けれども……ああ、目を逸らしちゃったよ。
何とも内気で、頼りがいがない。
顔も、悪いとまでは言わないけれど、少なくとも整っている方じゃない。
女の子が付きたいと思うタイプかといえば、残念ながらノーだろう。
ただ、私にとっての第一印象は悪くなかった。

高校一年の先輩から始まり、この人こそはと思った彼氏から4連続で痛い目に遭わされた私だ。
自分の『だめんず』ぶりを身に染みて感じると同時に、少々イケメンというものに辟易している。
その点、今目の前にいる深山さんのように、頼りなげな男の人というのは変に安心する。
利用されなさそうというか、ついリードしてあげたくなるというか。
お客に対して失礼ではあるけれども、ウーパールーパーを見ているような妙な癒しの感覚がある。
「今日は楽しみましょう、深山さん!」
彼の腕を取って言ったその言葉は、あながちリップサービスという訳でもない。
「あ、はい……よ、よろしくお願いします」
おどおどとそう答える様子に、つい蕩けそうな笑みが出てしまい、彼を赤面させる。
いけない、妙な空気になってしまった。

「と、とりあえず、あれ乗りましょう!!」
私は誤魔化すように彼の手を引き、すぐ目の前にあるジェットコースターを指差した。
そこまでハードという訳でもなく、スタートダッシュに迫力があるだけのオーソドックスなコースター。
まずはこれに乗り、お客が絶叫系を『イケる口』なのかを確かめる。
嬢によっては可愛くメリーゴーラウンドから始めたりするらしいけれど、私はわざとらしくて嫌いだ。
たまに言われるように、少し、肉食系女子なのかもしれない。
0521夜の遊園地     3/82013/05/29(水) 22:53:24.88ID:0cmQGlkV
  
意外というべきか、深山さんは絶叫系が強かった。
怖がりはするけれども、叫ぶというよりは恐怖を緊張して静かに堪えるタイプ。
回転ブランコ、フリーフォールと色々連れ回してみたけれども、そのスタイルは崩れない。
私もまったく同じタイプなので、これは嬉しかった。
サービスだから表には出さないけれど、絶叫マシンで連れ合いに煩くされると少し醒めてしまうのが私だ。
その点深山さんとは、自然体で擬似デートを楽しめる。

『イケる口』の深山さんと連れ立って、五番目に並んだのが園内最凶のコースター。
これに挑戦できる人はけして多くない。
乗る前から、その恐ろしさが嫌というほどに伝わってくる。
目が眩むほどに高い最高到達地点、コースターが地表近くを走り抜ける際の爆風に轟音、
そして今まさに乗っている人達のあられもない絶叫、絶叫、また絶叫……。
これで怖さが想像できない人なんているわけない。
大抵のお客はこれにしり込みするし、逆にお客から催促された嬢もほとんどが半泣きで嫌がる。
まさに規格外のモンスターマシンだ。
私は以前に一度だけ、完成直後のこれにスタッフ特権で乗った事がある。
結果、絶叫系にかなりの自信があった私が……大抵のコースターなら両手離しも余裕の私が……失神しかけた。
身体中の血が冷え切って、座席に座ったまま氷漬けになったみたいだった。
ただそのドキドキはどうにも忘れがたいもので、機会があればもう一度と思っていたところだ。

「それは……す、凄そうですね」
私の熱い体験談に聞き入った後、深山さんは目を輝かせて言った。
最初の頃すぐに目を逸らしていた人とは思えないほど、爛々と輝く瞳で見つめてくる。
これは、心の底から絶叫マシンが好きな人だ。スリル中毒だ。
「じゃあ、行ってみますかっ!?」
私は眼力を強め、挑むように尋ねた。
「は、はい!」
深山さんは、それでも全く逃げずに私を見つめ、強く頷く。
なんだろう。この子、可愛すぎる。
0522夜の遊園地     4/82013/05/29(水) 22:53:52.14ID:0cmQGlkV
  
「ひぃいい、いい…………!!!」

私は、思わず細い悲鳴を上げていた。
コースターがゆっくり、ゆっくりと最高地点に向けて登っていく。
山が遥か下に見えるほどのめちゃくちゃな高度。
ライトアップされた園内が豆粒のように小さくなり、深海を見下ろしている気分になる。
高高度独特の冷たく、乾いた風。
カテタン、カテタンと音を立てながらコースターが上がり、時々不具合が起きたかのように軋む。
山なりになった頂点が少しずつ近づいてくる。
なんともゆったりとした時間。でも私の心は、すぐに訪れる恐怖の瞬間にはち切れそうになっている。
それら全てのスケールが、一般的なコースターの数倍……いや、比べ物にすらならない。

ちらりと隣に視線をやると、さすがの深山さんも表情を凍りつかせていた。
それは、そうだ。こんなにはっきりと死を意識するような場面、そう何度も経験する訳ない。
その悲壮な顔を見ているうち、まるで本当に彼と2人で死地へ向かっている気分になる。
危機的状況で故意に落ちやすくなる、『吊橋効果』だろうか。
と、深山さんの手が動いた。
座席を越えて、私の方に伸び……空を掴む。
たぶん、私の手を握りたがっているんだ。でもそうしていいか解らずに、宙にぶら下がってる。
私は溜め息をついた。
そして同じく手を伸ばして、絡みつくように彼の手を取る。
深山さんの顔が弾かれたようにこっちを向いた。
汗まみれだ。きっと私も、同じような顔で彼を見つめ返している。
「い、いよいよ…………ですよ」
私は言葉を搾り出した。強風の中という事を別にしても、変に震えていた。
深山さんは情けない顔で頷き……私の手を握り返す。
2人とも、もう悟っていた。ここが頂点、今からがクライマックスだと。

一秒。

二秒。



そして…………世界が凍る。
0523夜の遊園地     5/82013/05/29(水) 22:54:15.41ID:0cmQGlkV
  

コースターから降りた時、私も、深山さんも千鳥足だった。
他の乗客だって皆そうだ。
あまりの恐怖で、誰もが腰を抜かしてしまう。
しばし休憩用の柵に身を預け、弾んだ息を整え……1人また1人と、心が屈強な順に出口へ向かい始める。
だいたい、グループの先頭は女だ。
私も深山さんを助けて出口を通り、売店に向かう。

このコースターは、最も恐ろしいポイントを通過する時に遠赤外線カメラで撮影が行われる。
昼に取る写真よりもさらに悲壮な顔になっている事が多く、これはもう傑作だ。

「っぷふはは、こっこれっ、あはははっ、へ、ヘンな顔!!!」
深山さんが受け取った写真を目にした瞬間、私は思わず噴き出してしまう。
そこにはあられもなく顔を歪め、顔中の肉という肉を波打たせた私達がいたからだ。
しかし第一の笑いの波を乗り切った時、私はしまったと思った。
仮にもお客に向けて、ヘンな顔とは何事か。
恐る恐る深山さんの顔を窺うと、しかし彼も写真を見て大笑いしている。
「ははは、これは凄いや!!」
実に朗らかな笑いだ。
助かった。深山さん、懐の大きい人だ。
「……楽しかったですね。外でちょっと休憩したら、次あっち行きませんか?」
私は嬉々として、お化け屋敷を指差す。
深山さんは笑ってくれる。

正直に言うと、私はこの時点で、かなり深山さんを気に入っていた。
サービスを抜きにして、自然と深山さんと腕を組んでいた。
粋な支配人の計らいで、お化け屋敷は入るたびに仕掛けが変わり、私達スタッフでも新鮮な怖さを味わえる。
その中で叫び、深山さんにしがみついたのは、断じて計算ではない。
とても楽しいデートになった。
……そして、大人のデートにはまだ続きがある。
絶叫マシンとお化け屋敷で存分に気分を高めた所で、園内からほど近いホテルに移る。

「……あ、あ、あの、ほ、ほ。本番も……き、希望してるんだけど…………」
部屋に入った瞬間、深山さんは臆病さを復活させて呟いた。
私は返事をしなかった。
服を着たまま、靴も半分しか脱がないまま、硬直した彼の首に腕を回す。唇を奪う。
熱く、深く、熱いキス。
本気が多分に混じっているから、相手もきっと、蕩けてくれる。
0524夜の遊園地     6/82013/05/29(水) 22:54:44.57ID:0cmQGlkV
  
もどかしささえ感じながらシャワーを浴びて、ベッドで深山さんに奉仕する。
態度は小心者ながら、しっかりと成人した男の人らしい大きさがあった。むしろ、少し大きめかもしれない。
「あ、あ、ああ」
私が先のほうを舐めるたび、深山さんはかぼそい声を上げた。
そういう声を出されると、私はさらに責めるというか、奥まで咥え込みたくなってくる。
「ひうあ、あ!!」
深山さんは腰を震わせながら、私の髪に手を置いた。
見上げるまでもなく、彼の熱い視線がディープスロートをしている私の顔に注がれているのが解る。
手は控えめに控えめに、私の頭を押さえつける。
それを感じて私は、あえて自分から深く咥え込んだ。
昔の風俗店で仕込まれた、喉奥を開いてアレの先を飲み込むディープスロート。
こちらの苦しさは尋常ではないけれども、相手の受ける刺激も半端ではないらしい。
「うわあ、ああ!!な、なにこれ、すごい、凄いっ!!!!」
深山さんは腰を震わせて、1オクターブは高い声で快感を表していた。
私が喉で先端を締め付けつつ扱くと、さらに堪らなそうな声になる。
ただ、私はある程度で彼のものを吐き出した。
そのまま続ければ、射精してしまうのが解るからだ。
20も過ぎた男は、一回の射精がとても重要だと私は知っている。
だからこそ、深山さんにこんな所で果てさせるのは忍びない。

「ふふ、おっきくなったね」
私は自分の唾液で濡れ光るものを手で扱きながら、彼をベッドの上に誘導した。
シックスナインの格好で彼の上に被さり、ゆるく口での奉仕を続けながら秘部を晒す。
少し、勇気が要った。
今の私は、正直に言って本気で発情しかけている。
元々目のない絶叫マシンに、死ぬほど乗った高揚感。それを相性の良いパートナーと堪能した満足感。
私なんて女は単純なもので、それだけをオカズに濡れてしまうわけだ。
『だめんず』ここに極まれり、と仕事仲間に笑われるのも仕方ない。
深山さんには、指を入れればローション無しでも水音のする秘部を見られてしまう事になる。
お客を相手に本気で濡れるなんて、嬢としては結構プライドが痛むものだ。
それでも、晒してしまう。
たどたどしい手つきで、舌遣いで責められ……私は2分か3分かの後に、物理的なものとはまったく別の絶頂を得た。
「うわ、すごいっ……」
何を指していたんだろう。
深山さんのその小さな声が、私には死にそうなほど恥ずかしく、けれども嬉しかった。
0525夜の遊園地     7/82013/05/29(水) 22:56:12.43ID:0cmQGlkV
  
キスしたまま彼のものにコンドームを被せ、正常位で繋がる。
「あ、熱い……そ、それに凄く、締まる」
深山さんが驚いたように呟いた。
私はべつに頑張って締め付けているわけじゃない。
ただ、割と本気で感じているだけだ。膣の中がふっくら膨らんで、彼自身を圧迫しているだけだ。
大股を開いて繋がる。
何もかもが彼から丸見えになっていて、もうどうしようもない。

深山さんは真剣な表情で腰を打ちつけてくる。
その正中線を真っ直ぐ下ろした場所の熱く硬いものが私の中に通じ、奥まりを突く。
それと同じリズムで快感が足の先にまで流れ、弾ける。
ジェットコースターで氷のように冷え切った身体が、温まって痒みすら感じているかのように。
「可愛いよ、花蓮さん……」
駄目押しのように、深山さんはそんな事を真顔で告げてくる。
私は……一秒だけ彼の瞳を覗き返したけれども、たまらず顔を背けてしまった。
頬がちりちりするほど赤くなっているのを感じる。
本当になんなんだろう。この、コースターが急降下するような惚れっぽさ。

突かれるたびに揺れる私の下半身のせいで、結合の姿勢は少しずつずれていく。
そしてついに反転し、バックスタイルになってしまう。
シーツに顎と胸をつけ、お尻だけを高く掲げるような格好だ。
深山さんはそんな私の腰をしっかりと掴み、さらに突き込みを開始した。
バックは正常位よりも簡単に奥まで届いてしまう。
より激しい快感が、私を貫く事になる。
「あ、あ……あ、ひっ……ひぃいいいいいっ!!!!」
私は数分と経たずに、その声を上げた。
なさけない喘ぎ声。
初めての時から一貫して、私はバックである程度以上気持ちが良くなるとこの声が出てしまう。

きっと、何かが怖いから。
きっと、何かが私の許容量を越えてしまったのが解るから。

その声が出た後の結果はいつでも同じ。
私は背後の人間に従属し、依存し、望んで良いようにされてしまう。
深山さんですら……そんな変化に気付いてしまったみたいだ。
両手で腰を掴んでいた彼は、その片手を離して私の背中を撫でてくる。
本当に、勘弁して欲しい。
そういうことをされると、私はシーツを掴み、腰をさらに高く上げ、膣を絞って……
『可愛い名器』に成り果ててしまう事が、もう身に染みて解っている。

「ううう、うう、ああああっ!!!!」
やがて深山さんが叫び、私の中で熱さを震えさせる。
薄いゴムが膣内でふよふよと漂うような感覚。でもすぐに張りをもって……かなり出ているとわかる。
「……はぁ、はっ、はっ……はぁ、あっ…………あ」
私はすぐに言葉も出せなかったけれど、膝を曲げて腰をずらし、態度で彼に抜くよう懇願した。
深山さんはすぐにそれを悟り、ずるりと物を抜いてくれる。

私は彼から用を終えたゴムを抜き、新たな一枚を被せた。
彼のものは少しお辞儀をしていたけれども、十分な硬さが見て取れたから。
0526夜の遊園地     8/82013/05/29(水) 22:56:40.35ID:0cmQGlkV
  
もう一度、正面から抱き合う。
今度はもっと近く。深山さんの首を抱え込み、膝の上に乗るようにして繋がる。
言葉を交わす余裕がない。
はっ、はっ、という息と、あっ、あっ、という喘ぎ声だけが響いていて、それがまた興奮を煽る。
自分から浅ましく腰を振っているのに気付いてはいるが、止める気にならない。
もっと、浅ましく。もっと、露骨に。もっと、気付いてもらえるように。
彼の首を抱きしめ、色んな場所に口づけをする。乳房を押し付ける。膣を締める。
深山さんは、そんな私の努力を流さなかった。
すべてに反応をくれ、慣れない風ながらに返してくれた。

泥沼。
反復

飽和。


カーテンから黄色く光が漏れるまで、私達は繋がっていた。
さっと血の気が引く。
「あ……あ、うそ、ごめんなさい…………か、会社が」
まだ平日。
深山さんには、今日も朝から出勤の義務がある筈だった。
けれども彼は晴れ晴れとした顔で、私の髪を撫でる。
「たまには、徹夜もいいよ」
そう笑う顔は、とても逞しい。私はどれだけ、人を見る目がないんだろう。


「…………また、指名してくださいね」
彼に後ろからシャツを着せつつ、私は言った。
営業文句ではけっして無く、本心から彼とまた遊びたいと思っていた。
勿論、私は風俗嬢だ。
彼に限った話ではなく、他の誰かにも似た感情を持つことはある。
でも、二個でも三個でも、本物の好意には違いない。
「ええ。また」
深山さんはそう言って、軽やかな足取りでホテルを出る。
私も、それから数分の間を置いて。


「お、まーたツヤツヤの顔して戻ってきやがった。全く参るねぇカリスマさんにゃ」
「その調子じゃ、結構ヒットだったみたいね」
控え室に戻ると、中に残っていた娘達が私の顔を見て言う。

私は、照れて笑ってしまった。




                       終わり
0531名無しさん@ピンキー2013/06/26(水) 22:50:17.32ID:0C2iW/tl
強制娼婦化→絶望→投げやりになって、爛れた快感に身をまかせる
という流れも好き。

自身を貶めることに躍起になって、よりいやらしく淫らに振る舞おうとする娼婦。
0532名無しさん@ピンキー2013/07/04(木) NY:AN:NY.ANID:89XaQQyt
「坊や、アタイの中がとっても温かくて気持ち良いかい?」
0533名無しさん@ピンキー2013/07/12(金) NY:AN:NY.ANID:SeP70do0
暑い季節なのでフッカーも涼しいように何時もより露出度が高くなるだろう
0535名無しさん@ピンキー2013/09/08(日) 23:57:47.56ID:DfOrcfhM
お金持ちの旦那様に身請けされてその愛妾になり、苦界から抜け出した娼婦ちゃん。
ですが旦那様は無類の売春婦萌えだったので、娼婦ちゃんはいつもケバい格好をして旦那様の夜のお相手をします。
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