【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第5夜【嫁!】
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0001名無しさん@ピンキー2010/10/27(水) 20:39:32ID:j60ZHXJJ
「あなたの色に染めてください」という意味が秘められた
純白のドレス・・・そんな姿の花嫁さんたちにハァハァするスレです。
愛し合う2人の世界を描くもよし、
式場で花嫁を奪い去る黄金パターンを想像したり、
逆に花嫁を奪われるといった流行りの寝取られ展開を入れてもよし、
政略結婚で好きでもない男に嫁がされる薄幸の美少女に興奮するもよし、

とにかく花嫁が出ていれば何でもOKです!
もちろん2次元キャラ同士のカップリング&新婚生活なんかも大歓迎!!

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【俺の】結婚&新婚萌えスレッド【嫁!】
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保管庫
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「オリジナル・シチュエーションの部屋その7」に収蔵されています。
0337名無しさん@ピンキー2012/05/04(金) 10:30:53.04ID:CKbYddF2
今日一日中雨だったら、らぶらぶで馬鹿でいちゃらぶな話書く。
現在こっちは雨降りまっただなー。

良スレなんでこっそり覗いてました。
0340名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:07:39.60ID:286fIhS9
遅れましたが雨でした。携帯から。
目付きが悪い女の子、飲み物口移し。
展開とっぴ。本番無し。
文法や誤字脱字はめんご。
0341名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:09:01.50ID:286fIhS9
「っと、できたっ」
 制服を着た少女の目の前には、綺麗に盛り付けられた初挑戦のたまご丼。
なかなか上手くできたかな、と少女は笑顔を浮かべた。
その笑顔も瞬時に真顔へ変わり、使った鍋などの後片付けを手早く行う。
 小さくはないが鋭い目、黒目が他人より上向きに付いてるため、目つきが悪いだの恐そうだの散々言われてきた。
それでも今は学生生活をそれなりに楽しみつつ、新婚生活の真っ只中だ。

玄関が開く音に少女の心が跳ねる。
ちょうど片付けを終え、リビングのドアへ駆け寄る。愛用する「しろにゃん」のスリッパがぺたぺた鳴る。
「ただいま!」
帰宅と同時に少女は抱きしめられた。大好きな彼の匂いが鼻腔に広がる。
「んっ……おかえり優斗」
抱きしめられた温もりで心臓がとくんと跳ね、甘い声を漏らしてしまう。
「ケーキ買ってきたから食後に食べよーな」
飛び込んできた眩しい笑顔に、少女は頬を染め頷いた。
「んっと、ちょうどごはん出来たからんんっ!?」
ただいまのキスの不意打ち。
「小羽」
耳元で名前を囁かれ、
「ひゃっ、待っんっ!」
再びキスで言葉を塞がれてしまう。
「んんっ! ちゅ、ふぁっ、んんぅっ! ひゃ、ぷぁあぁぁっ……」
唇同士の浅く熱いキスから解放され、小羽は甘い溜め息を漏らした。
「あ、ぅ、ご、ごはん冷めちゃう、から……」
恥ずかしさのあまり優斗からしゅぱっと離れ、食事の準備にかかろうと食器棚へ向かう。
「ははっ、照れてる小羽可愛いなぁごはあぁあぁぁっ!」
可愛いという言葉に反応した小羽の音速突きが優斗の脇腹に直撃する。
「うるさいっ!!」
優斗が可愛いと言う度に、小羽の突きや肘打ちが繰り出される。
可愛いと言わない約束だが、優斗はつい本音を漏らし、いつも小羽の一撃を喰らってしまう。
「もう言わないって言った!」
小羽がドスの効いた目で睨み付けても、
「あたた、ははっ気をつけるよー」
笑顔で流されてしまう毎日。その度に小羽は溜め息を付く。
「はぁ……もういいから座ってて」
優斗のいつもの調子に負け、小羽は食事を並べていった。

「いただきます」
「ん、めしあがれ」
優斗と小羽は並んで椅子に座り仲良く御飯を食べる。
顔を見られるのが恥ずかしいという小羽の要望で、二人はこの形で食事を取っている。
「えと、国立病院で食べた味に近付けたつもりなんだけど……」
優斗の一口目をどきどきしながら見つめる。
「うまい! 小羽の方が上手だよ」
笑顔で頬張る優斗に、小羽は安堵の溜め息をついた。
「ふぅっ、よかったぁ……」
ようやく小羽も一口目を頬張り、なかなかの出来に頬を緩ませた。
0342名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:10:25.01ID:286fIhS9
「ごちそうさまでした」
「んっ、ありがとうございました」
二人は他愛のない話をしながらゆったりとした食事を楽しんだ。
食後は優斗が食器を洗い、小羽はソファーでくつろぐのが日課になっている。
小羽は愛用中の「しろにゃん」の等身大ぬいぐるみを抱きしめ、一日を振り返ったり優斗の事を考える。
時折ぱたぱたさせる足にも「しろにゃん」のふわふわスリッパ。
先程のキスを思い出し、頬を真っ赤に染めたり、上手く料理が出来たことに笑顔を浮かべたり。
そんなふわふわした事を巡らせていると、食器洗いを終えた優斗の姿が目に入った。
「しろにゃん」のぬいぐるみを脇に寄せる。
「終わったよ。ゆっくりしよっか」
優斗の言葉に小羽は笑顔で頷いた。

 小羽は先程ぬいぐるみにしていたように後ろから抱きしめられ、二人一緒にソファーに沈む。
密着した背中越しに心臓の音がとくんと伝わる。
「小羽制服着替えなくていいの?」
さりげない気遣いが小羽は嬉しい。
「ん、土日休みだから大丈夫……」
制服のシワよりも優斗と一緒にいることが小羽には大事なことだった。
それに制服を着ていると、嬉しそうな顔をする優斗が見れるのも小羽は嬉しかった。
「そっか、ありがとな」
言葉と同時に抱きしめる力が強まり、小羽の心臓がどくんと跳ねる。
柔らかい沈黙が二人を包み、感情に熱がこもる。
「小羽」
耳元で囁かれる名前。甘い魔法。
「小羽、好きだよ」
優しくて、甘くて、切ない囁き。小羽の身体中がぞくっと震える。
瞬間、身体中に甘い電気が走り、
「ふあっ!? んくぁぅうぅっ!!」
小羽は艶に満ちた声を漏らした。
「う、あぁ、ぁっ……い、きな、り……ず、るい、よっ……」
小羽はぽにゃぁっと崩れ、熱を帯びた可愛い顔を浮かべながら甘い余韻に浸った。
小さな身体が何度もぴくんと跳ねる。
「ふぁ、ぅっ、ゆ、うろっ……」
甘い感覚に呂律が回らない。
「好き」
言葉と同時に耳にキスが降る。
「にあぁああぁあっ!?」
身体をのけ反らせ甘く可愛い声を漏らしてしまう。
「ひあっ! まっ、てっ! おくっ、きゅんって、して、っる、からぁっ!!」
優斗の腕をぎゅうっと握り振りほどこうとするが、とろけた状態では何も出来ない。
「小羽」
再び囁かれる名前。
「ひゃわっ! すとっ、ぷ、だか、らっ!」
「ダメ、小羽の声聞きたい」
優斗の声が耳に染み込む度に、小羽の身体から力が抜けていく。
「ぅやあ、あぁっ! だっめだか、らっ」
小羽は甘い声で鳴きながら、言葉ではなんとか抵抗する。
「好きだよ小羽。好き。好きだ」
重なる「好き」の言葉とキス。
小羽はあまりの刺激に目を見開き、身体がぴぴんっ!と伸びた。
次の瞬間、
「ぅあぁあぁああぁぁっ!!」
今宵一番の甘い淫美な声が部屋に響いた。
情けなく開いた口からは涎が漏れ、制服に淫らな染みを作っていく。
眉を歪ませ、とろけた表情で甘い時間に浸る。
「いあぁっ……ゆー、とっ! ゆ、うとっ! す、きっ、すきぃっ! す、きっ!」
優斗に応えるように、小羽は大好きな人の名前を呼び、「好き」を繰り返す。
「ふぁあっ、ゆーと、す、きぃっ……」
小羽は優斗の愛を身体中に感じながらまどろみに飲まれていった。
0343名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:11:52.20ID:286fIhS9
「う、んっ?」
小羽が目を覚ますと先程と変わらぬ光景が目に入った。
「あ、起きた? やりすぎたかな、ごめん小羽」
優しく、包まれるように抱かれながら小羽は思考を巡らせる。
途端に小羽の頭の中でぼんっ!という音が鳴り、頬がみるみる赤く染まっていく。
「あ、あああ、の、あの、あ、う……」
「汚れたり濡れたとこは拭いておいたから」
優斗の優しい声。
「う、うん、あり、がと……って、拭いた? あ、そそそ、そんな、ことっ……!?」
わたわたと慌てる小羽。
「え? あ、だ、大丈夫だって! あんまり見てながぱぁああっ!」
小羽の豪速の肘が、優斗の脇腹にクリーンヒットした。
「ばかっ!!」
小羽は怒号を発しながら優斗から離れ、再びしろにゃんを抱く。
そのままぷいっと背中を向けご機嫌ななめ状態に入った。
「ご、ごめん……んと、さ、制服姿だったから調子乗っちゃって……」
「しらないっ」
振り向かず、しろにゃんをぎゅっと抱く。
「ほんと、ごめん……僕、さ、小羽のことほんとに好きだから、伝えてないと不安で……」
寂しそうな声に小羽の心がきゅっと痛む。
「小羽はあんまり好きとか言わないしさ、迷惑なのかな、って思って、その……」
愛されている、十分過ぎる程に。
「ん。いいよ。もう怒ってない、から……」
振り向き、笑顔で優斗を見つめる。
「あ……ありがと。ごめんな……」
しろにゃんごときゅぅっと抱きしめられ、小羽は目をつぶり温もりに身を任せた。
「そろそろケーキ食べよっか」
いつもの調子に戻った優斗の声に、小羽は胸を撫で下ろし頷いた。

「あっ!?」
いつものココアが一人分しかない。
「僕はいらないから小羽飲みなよ」
優斗が笑顔で返す。
「で、でも……」
「いいから。さっきのお詫び。僕は勝手に他の飲むから」
頭をぽんぽんされ、小羽は頬を赤く染めながら頷いた。
「んっ。ありがと」
夕御飯の時と同じように、二人は並んで椅子に座る。
「紅茶ケーキ?」
甘い匂いに小羽は思わず笑顔を浮かべた。
「そそ。はい。あーんして」
「えっ?」
優斗のいきなりの行動に、小羽は固まってしまった。
差し出された一口大のケーキ。
「あ、の、えっと……」
恥ずかしさに堪えられず視線を泳がせる。
「きっとおいしいよ? ほら、あーん」
小羽は一瞬にして頬を林檎色に染めてしまった。
このままでは終わりそうにないので、仕方なく差し出されたケーキを口にする。
「うぅっ、あむっ……」
口に広がる紅茶の香りと甘味。
「おいしい?」
目に飛び込む優斗のとびきりの笑顔。
「お、いしい、です……」
味よりも恥ずかしさが上回り、クリームとは対称的な真っ赤に染まる頬が際立つハメになってしまった。
堪えられなくなった小羽は俯きながらぶつぶつと文句を呟く。
「ばかっ、ばかばかばかっ……」
ケーキはまだまだ残ったまま。甘い時間もまだまだ続く。
0344名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:13:34.07ID:286fIhS9
「ココア遠慮しないで飲んでいいからね」
優しいのは嬉しいが、恥ずかしさで上塗りされてしまう。
「う、うん」
ココアを一口飲み心を落ち着ける。
「はい、あーん」
だが再び甘々の笑顔が小羽を包む。
「あぅ、ぅぅっ……あ、あむっ」
打ち消すようにココア。ココア。
「うぅっ……あっ、優斗飲み物いいの?」
ふと優斗の方へ目を向ける。マグカップはあるが中身はない。
「いいよいいよ。ケーキ楽しんでるからさ」
ひらひらと手を振り笑顔を返す優斗。
「でも……あっ、じゃ、じゃあ……」
小羽はココアを口に含み、優斗の口元へ運ぶ。
身長が小さいため、椅子から立ち上がり、優斗の顔に手を添えながらココアを流し込む。
「んっ、んんっ、ふゃあぁぁっ……」
小羽は上手く出来た安堵から甘い溜め息を漏らし、ぺたんと椅子にへたり込んでしまった。
「んと、これなら優斗も、ココア飲める、から……」
小羽は頬をさらに赤く染めながら視線を逸らす。
「あ、ありがと。小羽がこういうことしてくれるって思わなかったからびっくりした……」
優斗も頬を染め照れ笑いを浮かべる。
「うぅ……恥ずかしい……あっ!」
小羽が目を真ん丸くして叫ぶ。
「べ、別に、優斗と半分こすればいいだけじゃ……」
小羽の頭の中で「しばらくお待ちください」のテロップが流れる。
次の瞬間、頭の中がぼぼんっ!と爆発し、ぷしゅうと煙が漏れた。
小羽はテーブルに顔を突っ伏し、自分の行動を呪った。
「ばかばかばかばかばか……」
恥ずかしさで今すぐ消えてしまいそうな気分だ。
「でもさ、可愛い小羽の味もしておいしかったよ」
ぺかーっという効果音が鳴りそうな程の優斗の笑顔が広がる。
「うるさいっ!!」
小羽の強烈な突きが優斗の鳩尾にずびゃんと決まった。
「ごぼぉ!」
小羽は痙攣する優斗を尻目に、さっさとケーキを食べ終えてしまった。
「ばかっ……」
残ったココアをのんびりと飲んでいると、
「一口いい?」
痙攣から復帰した優斗が顔を覗かせた。
「だめ!!」
容赦なくギッと睨み付ける。
「小羽。お願い」
不意に耳元で囁かれ、ぴくんと身体が跳ねる。
「だ、だめ、だからねっ」
抵抗が弱まる。
「小羽」
普段とは違う低く真剣な口調に、心臓をぎゅっと掴まれてしまう。
「あ……あ、さ、最後だから、ね……」
小羽は震える両手でマグカップを握り、ココアを口にする。
「んっ……」
先程と同じように立ち上がり、優斗の口元へ自分の味が混ざったココアを運ぶ。
優斗の頭を優しく抱き、少しずつ愛の蜜を注いでいく。
「んんっ……、ひゅあっ、んんっ!」
漏れる熱を帯びた声。
「んっ、んっうっ、ふぁっ、ちゅぁぷっ、んあぁあぁぁっ……」
事を終えた小羽は淫美な溜め息を吐き、優斗に寄り添うように崩れ落ちた。
「ありがと小羽」
「あぁ、うぅっ……」
小羽は優斗の声に心地よさを感じながら甘い感覚に浸っていった。
0345名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:16:35.21ID:286fIhS9
「ひぁっ!?」
身体が浮く感覚に小羽は情けない声を上げる。
「ソファーで続きしような」
「あわ、わっ」
わずかな距離だがお姫様抱っこでソファーまで運ばれる。
優斗の膝の上にちょんと座らされ、向かい合う形になった。
「っ!? やだっ!!」
小羽は顔を思いきり背け、優斗から離れようとする。
「小羽の顔見せて」
「いやっ!」
ただでさえ恥ずかしい行為だというのに、見られながらするなんて小羽には堪えられない。
可愛くない姿を晒すのがとても辛い。
「今日もだめ? じゃあ……」
瞬間、ぐんっ!と引き寄せられる小羽。
「うあっ! んんっ!? んちゅぁっ、ふぅっんっ!」
突然のキスに小羽は戸惑いの声を上げた。
「ぅあっ……んっ」
キスが止むと、優斗の胸の中に促される。
「あ……ゆう、との匂い……」
きゅっと優しく抱かれ、小羽の心がとくんと跳ねた。
「これならいいよね?」
「う、ん……」
優斗の匂いが頭を柔らかく包み込み、小羽は頬を擦り寄せながら頷いた。
「僕は小羽じゃなきゃ嫌だから」
頭上から降る声。心が踊り、心に刺さる。
「可愛いよ。小羽が一番好きだ」
優斗の「可愛い」の言葉に胸が痛くなる。
他の人に言われても特別気にしないのに。
優斗に言われた時だけ胸が痛い。
「可愛いよ小羽」
まただ。
声は可愛い。名前は可愛い。料理は可愛い。何かが可愛い。
だったら可愛い「顔」は?
付き纏う三白眼。付いたあだ名は狼少女。
「う、るさいっ……」
優斗に抱き付く手に力が入る。
「うそ、ばっかりっ! やめてよっ!」
ギリッと優斗を睨み上げる。
「絶対趣味おかしいよ! なんで可愛い人と結婚しなかったの!? バカだよっ!」
心の堰が崩壊する。
「私なんて、いつも睨んだ、ような目だしっ、恐いって、ひっく、言われ、るし、ひぐっ狼みた、いだ、しっ」
溢れる涙と本音。
「も、うやだ、っ!! ひくっ、嫌われ、るの、やだっ!」
涙で優斗が見えない。
嫌いって言われたら楽なのに。
嫌いって言われたくないのに。
「ば、かぁっ! ゆ、とっきら、いっ! やさ、しい、ひくっからっ、きらいっ!!」
ボタボタと涙をこぼし、制服が悲しみで濡れる。
「きらいっ、て、いって、よっ! かわい、くないっからっ、ひぐっ、きらいって!!」
0346名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:18:05.19ID:286fIhS9
吐き出した。全部。汚い言葉で。馬鹿だ。
瞬間、頬をぐにっと摘まれた。
「はにっ!?」
いきなりの事に情けない声を上げる。
「僕の結婚相手は、小羽に付き纏う世間体なんかじゃないよ」
真っすぐで淀みがない真剣な声。
「僕は小羽と結婚したんだ。小羽が好きだから結婚したんだよ。
それとも小羽の人生を狂わせたいがために結婚したと思ってるのか?」
わずかに含まれる怒り。だがすぐにやんわりとした口調に戻る。
「もしまた同じこと言ったら、またほっぺぎゅーってしてあげるから。覚悟しといてね」小羽の目から別の味の涙がこぼれ、染み込んだ制服が少しだけ笑った気がした。
「小羽が一番可愛いよ」
とびっきりの笑顔に小羽は涙を流しながら応える。
「う、うる、さいっ、ばかっ」
小羽は突きの代わりにキスをお見舞いする。
「んっ……ぅんっ、ふぁっ……」
目を腫らしながら、見つめながら。
「時間たくさんあるからもっとキスしような」
優斗の囁きに小羽は頬を赤く染め頷いた。
「う、んっ……」
0347名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:21:00.06ID:286fIhS9
「ちゅっ、んんっ、ふぁっ、ちゅ、んっ」
キスの音色が部屋に甘く響く。
小羽はソファーに押し倒され、されるがままにキスを感じていた。
「んうっ! ふぁぷっ、ちゅっ、ちゅ、ぷひゃっ、んむっ!」
時折唇が離れ、笑顔で見つめられる。
「小羽」
「うーっ、はず、かしいから……」
優斗を無理矢理引き寄せ、小羽は再びキスを味わう。
「んっ、んくっ、ちゅっ」
浅くても愛を感じる優しいキス。
「んむぁっ、ひゅあっ! んっ、ちゅっ」
可愛い声を上げながら小羽の快感が高まっていく。
「んんっ! んっ、あぁっ、ちゅ、ちゅっ、んぅっっ、ふぁぁっ……」
唇が離れ、涎が糸となり二人を繋ぐ。
「なんか、幸せ、かも」
小羽はにへっと笑顔を浮かべる。
「僕もだよ。小羽。大好き」
優斗は応えるように小羽の髪をとかす。
「んっ……」
手から伝わる温かい安らぎに声を漏らす。
「じゃあ耳にもキスするよ」
小羽はぴくんと身体を震わせ、身体を強張らせた。
「緊張してる? 可愛いな」
耳に落とされるキス。ぞくっと甘い電気が走り身体の奥が熱くなる。
「やぁっ、んっ! ゆ、うとっ!」
キスも声も心も甘い。
「小羽。好き、好きだ」
優斗のキスと囁きが激しくなる。同時に小羽の甘い声も濃度が増していく。
「うぁあぁっ! だめっ、そ、んなっ、あっんあぁあっ! や、だっ、んぁああぁぁっ!」
身体をのけ反らせ快感に包まれる。
全身にキスを落とされたような甘く刺激的な感覚に心がとろけていく。
「ひゃぁうっ、あ、ぁあぁっ……」
ふにゃあっと小羽の顔が緩み、口から涎が漏れる。
普段の姿からは想像も付かない淫美な姿。
0348名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 10:22:00.30ID:286fIhS9
「そろそろいいかな?」
不意に伸びた優斗の手が、小羽の一番熱い部分に触れる。
制服と下着越しの感覚にも関わらず、小羽の頭に甘く白い電気が走った。
「ひゃうぅっ! あぁっ、だっめっ!!」
両手で優斗の手を押さえるが、とろけた思考では力が入らない。
「楽になっていいよ」
「まっ、てっ!」
小羽の言葉に重ねるように、優斗は小羽の甘い熱溜まりを撫で上げた。
「あぁああぁあっ!!」
視界が脳内が思いが弾ける。
「小羽。大好きだよ」
小羽は耳に愛の言葉とキスをプレゼントされ、甘い秘部を先程より強く撫でられた。
「んあぁああぁああぁぁっ!!!」
一瞬にして甘く可愛い嬌声が部屋いっぱいに広がった。
「にあぁあっ! やっ、えっ、ちなこえっ、やらっ!」
無意識に出てしまう淫らな声。恥ずかし過ぎて頬が林檎色に染まる。
「あ、あぁあっ、ゆーろっ、あ、ぁぁっ、」
ぎゅうっと優斗に抱き付き、快感の余韻から身体をぴくんと震わせている。
「わた、しも、すきっ、ゆう、とっ、すきぃっ……ふぁあ、ゆ、っとすきぃ……」
重なる心臓の音に心地よさを感じながら小羽は目を細めた。
「じゃあは反対の耳でエッチしよっか」
優斗の優しい甘い呟き。
「ふぁいっ……!」
小羽は優斗をさらに抱きしめ甘い声で鳴いた。
ソファーの隅ではしろにゃんが二人をまったりと見つめていたのだった。

えんど、れすらぶ!
0351名無しさん@ピンキー2012/05/25(金) 21:52:42.18ID:exkul+ql


0352名無しさん@ピンキー2012/05/29(火) 14:52:46.26ID:f0XY8Lj3
鉄猫新作キボンヌ
0354名無しさん@ピンキー2012/06/01(金) 14:37:02.42ID:gHhzFyLS
彼女が「御裾分けです♪」と言って蟹持って来てくれた
皆で夕飯の時食べようとなり、お袋と彼女が料理してくれた
蟹が出て来ると親父が動いた!w

親父:(;`・ω・´)‥‥(蟹の身をひたすら取り出し、溜めている)
お袋:(゚д゚)お父さんったら、もう。嫌な食べ方してー、彼女ちゃんに失礼でしょ!
親父:(;`・ω・´)‥‥(脚の取り出し作業終了。胴体へ移行)
お袋:(*゚∀゚)あらすごい蟹味噌!
親父:(;`・ω・´)‥‥(蟹味噌の詰まった甲羅に取り出した身を苦心して盛り付けている)
お袋:(*゚д゚)もう、お父さん!子供みたいな事しないでってば!
親父:(;´・ω・`)フゥ‥‥終った。

親父:(*´・ω・`)はい、お母さんどうぞ。
お袋:(*゚д゚*)‥‥

彼女の視線が痛かった・・・

0356 ◆xVyOMQDmAoh6 2012/06/30(土) 02:59:31.38ID:BuuCpJ9d
鉄仮面と子猫投下しようとしたのですが、規制中のためアップローダーに上げました。
・今回タイトル「再会」、長編で今回の投下は途中までです。残りは後日投下させて頂きます。
・今回投下分はエロ無し、シリアス展開です。
宜しければ下のURLからダウンロードしてお読み下さい。
ttp://firestorage.jp/download/07391bc205b7bf71668f0718be48f59b98704201
0357 ◆IyXS.0zNHsKv 2012/06/30(土) 07:37:58.39ID:2w3Mq3Ev
トリップを間違えてしまいすみません。
お目汚し失礼しました。
0359名無しさん@ピンキー2012/07/01(日) 22:00:38.20ID:La2iObqg
鉄猫でシリアス展開になるとは…
ともあれ続きお待ちしてます
0360名無しさん@ピンキー2012/07/02(月) 18:04:06.09ID:Qf2T2M5E
途中までということで、我慢できる自信がないから読まずに待とうと思ったが
結局読んでしまった!
鉄猫クオリティ恐るべし!

続き全力全裸で待ってます!
0361名無しさん@ピンキー2012/07/11(水) 06:24:34.50ID:xlLuEAgW
いつもありがとうございます!鉄仮面と子猫大好き!
続きを楽しみにお待ちしています!
0362名無しさん@ピンキー2012/07/15(日) 00:51:09.22ID:SHIqXiNO
復帰
0363 ◆xVyOMQDmAoh6 2012/07/17(火) 02:06:56.48ID:fOOYl3vp
鉄仮面と子猫「再会」、残り投下します。
規制中のためロダに上げました。
注意:長編かつシリアス展開。エロは薄めで最後のほうに少しだけです。

再会 2章〜5章
ttp://firestorage.jp/download/b5acb276661ae8f569d52083fdd4700d45d6e2a9

再会 6章〜9章
ttp://firestorage.jp/download/34adf6bfec530868ea6021124ab67cd8d1152a9e
0366sage2012/07/18(水) 10:23:56.35ID:o5+Motq1
鉄仮面も雪子ちゃんも碧さんもみんなみんな凄く良かったよー
作者さんありがとう

0367名無しさん@ピンキー2012/07/19(木) 00:57:05.26ID:4oVETg5u
>>363
GJ!!!大号泣です
作者様、あなた様はなんてお優しい方なのでしょう
自分のドロドロに汚い心が今、洗われたような気がします
いつもありがとうございます!!!
0368名無しさん@ピンキー2012/07/19(木) 02:49:41.65ID:4a387Afe
こんなにも目から汗を滴らせてしまう物語に出会えてよかったと、心から思います。ありがとう、GJ!
0369名無しさん@ピンキー2012/07/19(木) 14:44:44.61ID:lWCRpR1G
読むほどに発見がある良作でした。
エロ少なくて何がエロパロだよ派だが何度も読み返してしまった。gj!
0370名無しさん@ピンキー2012/07/20(金) 17:39:49.37ID:EhVz4lSZ
うー!凄い好きだー

料理やちょっとしたことも凄い読んでて幸せになるよー

作者様ありがとうございます。
これからも応援します
0372名無しさん@ピンキー2012/07/29(日) 00:41:25.55ID:rpCHSQF1
え、エロパロで泣くことになるなんて…
初期から拝見してましたが始めて書き込ませていただきます。
本当にこの作品に出会えて良かったです。読んでいて、優しくて切なくて心が澄んでいくようでした。GJ!
0374名無しさん@ピンキー2012/08/28(火) 23:18:08.86ID:Af4en+xO
鉄仮面海へ行く。
砂浜でスイカ割りとか?



似合わねぇw
0377名無しさん@ピンキー2012/09/24(月) 00:04:35.62ID:H7R9vTu6
許嫁で初対面で結婚させられたロリとショタが、処女童貞同士でオタオタしながら初体験する話が読みたい!
0378名無しさん@ピンキー2012/10/10(水) 14:10:39.22ID:IWN0OUEH
保管庫に鉄仮面入ってたネー
職人さん乙ですー

もちろん作者様もありがとうございます。
ホントに子猫と鉄仮面のシリーズは大好きだー


新作読みたいっす
0380sage2012/11/21(水) 01:06:36.31ID:N7d4/kaP
保守!
0383名無しさん@ピンキー2012/12/04(火) 10:24:16.16ID:drb/azW/
いい夫婦の日にすら投下がなくて悲しい
0384名無しさん@ピンキー2012/12/04(火) 22:15:37.72ID:4d9QBWWq
作者様のサイトを見ると、今新作を書いていらっさるみたいだよ!
とっても楽しみだ
0385sage2012/12/07(金) 16:44:26.10ID:dJXZ5Xn9
鉄猫が気になるー!!
エロパロとかなくても良いから読みたいッス

作者様 よろしくです。
0386 ◆IyXS.0zNHsKv 2012/12/08(土) 00:38:50.68ID:GT7IZQvl
皆様、地震は大丈夫だったでしょうか。
こんな日にどうかとも思いましたが、鉄仮面と子猫10作目、投下させていただきます。
タイトルは「令嬢のお仕事」、雪子の過去編になります。
長さは3万文字程度です。
ロダに上げたので下のURLからダウンロードしてお読みください。

ttp://firestorage.jp/download/158ea81e23b5d61fa139beb2b26967edeaf41547
0387sage2012/12/08(土) 02:39:12.76ID:8PxCc7Rx
新作キターーー!!

今回も濃くて良かったー
作者様ありがとうございます。
ごちそうさまでした!
0389名無しさん@ピンキー2012/12/09(日) 22:00:04.43ID:Wlnr0SO6
鉄猫キターーー!
愛情や人情あふれ、エロも溢れるこの作品の虜です

作者様、いつもありがとうございます!!!
0391名無しさん@ピンキー2012/12/23(日) 08:16:48.08ID:EdwBVuZF
鉄仮面って他の部署(?)に嫌われてんだよね?雪子ちゃんがキッカケで周りの見方が変わる話読みたいな〜。
(ちなみに自分は、会社にあるラジオorテレビで、雪子と分かるPNの手紙が読まれて(その内容は鉄仮面が恥ずかしい思いをするもの)高感度が上がる、みたいなの想像した)
0392名無しさん@ピンキー2012/12/23(日) 20:53:37.21ID:nPO/nGAu
幸せな気分でクリスマスを迎えられるな…
ありがとうありがとう
0393名無しさん@ピンキー2012/12/25(火) 19:13:22.16ID:O+Vgd3ZH
鉄仮面は雪子ちゃん似の娘が産まれたら親バカ父ちゃんになりそうだ…
0395 ◆IyXS.0zNHsKv 2012/12/30(日) 00:24:58.34ID:0uW+zjSy
鉄仮面と子猫、新作投下します。
今回エロ無しです。申し訳ありません。
タイトルは第十一話「帰る場所、還る所」
相変わらず規制中のためロダに上げました。
下のURLからダウンロードしてお読みください。

ttp://firestorage.jp/download/3d07599630dfbcd8ae65373dffe8c6c606c5c336
0396sage2012/12/30(日) 01:52:35.62ID:EHocGdkG
うぉーぉー!

新作キテター
今年は幸せな年越しになるー!!

作者様ありがとうございます。
大好きですーー
0397名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 13:02:42.36ID:j9aE36jg
今から旦那の実家に行くのに涙顔でどうしよう……

作者様GJ!
良い年を迎えられそうです!
0398名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:17:56.61ID:iywNz1SM
『引きちぎられたウエディングドレス!! 披露宴前夜に花嫁は・・・』

満島誠は週末には妻となる順子と愛を確かめ合っていた。婚約者の逞しい手で存分な愛撫を受けた順子の肉体は熱りきり、微笑むと三日月型に変わる瞳は潤んでいる。
騎乗位の体勢でやがて猛り立った誠の肉棒を受け入れると、順子はまるで処女を失った日を思い起こさせるほどに初々しく身悶え、喘いだ。
そして、誠が沸き起こる性欲をセーブしながらも、激しく腰を揺らすとその歓喜の声は次第に大きく、甘く、寝室中に響き渡る。
「アア・・・ ま、まこと・・・さ・・・ん いッ、いいッ!! あッ、あぁ・・・いぃッ!!、いいぃ〜〜ッ!」
結合部から聞こえる卑猥な粘着音。それすらも2人の結婚を祝福するシンフォニーに聞こえる。

自らのシンボルから湧き出るカウパー液が順子のラブジュースと混ざり合う感触に、言い知れない感触を味わいながら誠は妻となる女の乳房をモミしだく。
膨張した形の良い豊満とも言えるバストの上で、勃起しきった乳首がツンとそそり立っている。
フィアンセの快感の印を優しく下から指で挟んで、その悦びをさらに昇華させるべく愛撫を続ける誠。
「や、やんッ! ま、まぁことさぁんッ!」
順子は全身を痙攣させるように震わせ、愛らしい顔で天井を仰いだ。その可愛らしさに征服欲を刺激された誠は、性器に己の精力を漲らせながら順子に囁く。
「順子・・・幸せにするよ」
順子は喘ぎながらも、切なさと憐美な瞳で夫となる男の逞しさに敬意を払う様に見つめてくる。
「わ、私も…誠さんを・・・幸せにするから・・・10年も・・・待ち焦がれていたんだもの」

2人の出会いは高校時代まで遡る。誠が2年の時に新入生の中でひときわチャーミングな娘を発見した。それが順子だった。
サッカー部だった誠は、新体操部入部を希望していた彼女を半ば強引にマネージャーに引き込んだ。
困惑しながらも、恥ずかしげに逞しい先輩、といった眼差しで自分を見つめる順子の姿は今でも彼の高校時代の大切な思い出だ。
ほどなく相思相愛の関係に陥った2人は親、教師、公認の仲となった。
一線を超えたのは順子の18歳の誕生日の夜だった。すでに大学に進学し、上京していた誠のもとを訪れた彼女を万感の想いで抱いたのだ。

順子も誠を追うべく上京し、短大に入学してからは寸分を惜しんで逢瀬を続けたが、同棲することだけは避けた。
それは誠なりにけじめをつけたかったからだし、一人娘を上京させてくれた順子の両親への配慮でもあった。
卒業後、栄養士として就職した順子はすぐにでも誠と結婚したいと言い張った。
結婚がずれ込んだのは、大学院に残り研究者としての道を志していた誠の都合によるものだが、現在はすっぱりと諦め、中堅どころの私立高校の教師に収まっている。
ようやく生活の道しるべを確立し、共に生きるべき娘を伴侶として迎える決意をした誠は幸福だった。
0399名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:18:45.80ID:iywNz1SM
かなり精力は強い方と自負する誠だが、その荒々しい腰遣いにも順子は達することはない。
その愛の行為をすべて受け止めるようとその肉体を震わせ、膣痙攣でも起こすのではと思えるほど秘部で愛する男のそそり立つモノを捕えて離さない。
「俺達…よほど、相性がいいよね 心も…身体も・・・」
順子は身悶えよがりながらも、頷いて見せる。その彼女の唇から唾液が糸を引いている。あまりに淫微な婚約者の痴態に誠はピストンをさらに速めた。
順子もオーガズムに達したように、ビクンビクンと肉体の震えを加速させた。誠が「果て」、順子が「イク」のはほぼ同時だった。

既に深夜の12時。思えば、2時間近くも睦みあっていたのだ。誠は下着だけをつけた姿でベッドに腰をかける。
そこへ、花柄の純白のブラジャーとパンティ姿の順子が微笑みながら戻ってきた。小さなお盆の上に、少量のブランデーを入れたグラスが乗っている。
順子はお盆をサイドボードに置くと、艶めかしくも初々しい仕草で誠の肩をそっとさすりながら、彼の傍らにそっと腰をかける。
「飲もぅ! 誠さん はい」
琥珀色の液体の入ったグラスを一つ、誠に差し出した。
「どうしたんだい、順子が自分から飲むなんて」
「今日は酔いたい気分なの」
順子はブランデーで唇を潤すと、誠の右腕をとり、頬を寄せた。
「ちょっと張り込んじゃったかなぁ?」
順子の視線の先には純白のウエディングドレス。週末の披露宴で彼女が身につける特注品だ。
一生に一度のものだから、本番の前に眺めていたいという順子の希望で家に持ち込んでいた。
素封家とまではいえない地方出身の順子の父親は、愛娘を送り出すのに恥ずかしくないようにと、目一杯の予算を組んでくれた。
教会の挙式、そして都内のホテルを借り切っての披露宴は数百万円をかけて行われる。
その宴のヒロインを艶やかに彩るドレスの胸元にはバラがあしらわれていて、豊満だが、清楚で家庭的な顔立ちの順子が身につけると妖しげでコケティッシュでもある。
「楽しみだよね、披露宴 みんな来てくれるかなぁ?」
誠は男だけに、それほど披露宴にこだわりはなかった。でも順子は女の子らしく相当に入れ込んでいる。
それもこれも、自分との結婚を心底愉しみにしている証拠だと思うと誠も嬉しいのだ。
「ねえ、誠さん・・・私のウエディングドレス姿はどう?似合うかな」
順子が甘えるように訊ねる。
「綺麗だよ でもちょっと肉つきがよすぎるからなぁ、順子は・・・この辺が特に」
誠がブラに隠れた順子の乳房を指差す。
「もうH!」
順子は頬を膨らませたがすぐにまた甘えた表情になる。
「幸せになろうね、誠さん」
二人はまさに幸せの絶頂にいた。
0400名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:19:25.21ID:iywNz1SM
披露宴前夜の夜、勤務を終えた誠は郊外の自宅へと帰りついた。
日の暮れた新興住宅地に佇むマイホーム。実父に頭金600万の援助は受けたものの、30年ローンを抱え、決して生活は楽ではないだろう。
しかし、それも順子との愛の巣だと考えると活力が生まれてくるから不思議だ。
洒落た木製のドアを開くと、愛する女、順子が出迎えた。その姿に誠は息を呑んだ。順子は純白のウエディングドレス姿。
髪をホップさせているわけでもなく、メイクを入念に施していなくとも順子の美貌は輝いている。バラのあしらわれた胸元から覗く豊かな乳房もコケティッシュだ。
「おいおい、それは披露宴までとっておけよ・・・」
披露宴で招待客から喝采を浴びるであろう、花嫁姿を惜しげもなく披露する彼女に、誠は眼を細めた。
だが、順子の顔は対照的に沈んでいる。いや、そればかりか恐怖と困惑に強張っていた。背後から、男の声がする。
「愛する旦那様のお帰りかね?」
シラフにもかかわらず、爛れた響きだった。
「誠さん、実は・・・」
順子が誠に身を寄せる様にして泣きべそをかき始めた。
「ど、どうした、順子!?」

リビングでソファに腰かけた男たちが誠を出迎えた。彼らの顔を思い出すまでには時間がかかった。
それは懐かしい顔。しかし竹馬の友ではない。幸福だった青春期の汚点とも言うべき存在だ。
「よお、新郎様!」
大柄の男は宇佐美だ。
「色男クン、ついに初恋のカノジョへの純愛を貫き通したわけ、ね!」
皮肉るような口調でデップリ肥った体躯を揺らす男は久須美。
「まさか、満島と窪田が結婚するとはねぇ」
順子を旧姓で呼び捨てにする挑発的な物言いを知るのは林だ。
「お前ら…どうして家にまで…」
まさに突然の来訪。彼らと会うのは高校以来初めてだ。
順子は今にも泣きだしそうだ。それもそのはず、順子は高校時代、3人に襲われかかったことがある。
下校時に彼らに捕まった順子は危うく拉致されかかったのだ。
その時も、誠が救ってことなきを得た経緯があるのだ。
順子の両親が騒いだので、教師に知れることとなり、3人は後に退学。
元より評判の悪い3人のことなど、卒業時に口にする者もおらず、2人にとっても忘れかけていた悪夢だった。
0401名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:20:05.67ID:iywNz1SM
「決まっているじゃん、窪田のウエディングドレス姿を見せてもらいたくて、な 俺らには招待状は来ねえだろうし」
宇佐美が粘着質な言い回しで、誠の背後で強張った表情を見せる順子を見つめた。
「高校時代のマドンナの花嫁姿っていうのは格別だねぇ」
今度は久須美がだらしなく目じりを下げながら、下品な口調で言う。
「そうカリカリすんなって! せっかく祝福に来てやったんだ それにしても窪田のナマ着替え姿も最高だったけどな」
「何!?」
思わず、激昂する誠。こいつらの面前で順子は着替えをさせられたのか。
「ハハハ、冗談だよ」
林が茶かすように誠をなだめる。
「貴様ら、目的は何だ!?」
憤る誠を嬲る様に、宇佐美が切り出した。
「あんまり焦らすと新郎が可哀そうだぜ 実はな、俺ら会社を立ち上げてな」
宇佐美は一枚の名刺をテーブルの上に置く。
『エキサイティング・プロジェクト 専務取締役 宇佐美和孝』
「早い話がAV会社だよ」
宇佐美は何の後ろめたさもないように言う。
「俺たちは今、新企画を考案してさ 幸せの絶頂にいるモノホンの花嫁の欲情する姿を集めた素人DVDを制作するんだ その栄えあるヒロインにお前の女房が決定したっていうわけ!」
「貴様ら、そんなことをして済むと思うのか!? 女房に指一本触れるな!」
夫になる男の威厳で言い放った誠。しかし…。
「俺達にそんなことを言っていいのかなぁ〜〜」
久須美がソファから立ち上がり、誠の肩を撫でながら粘りつくような口調で囁く。誠は蛇に睨まれた蛙のように固まった。
宇佐美が順子の露出した白い肩を両手でモミしだく。
「さあて、新婦殿! ご主人の許可も下りたことだし、さっそく今から稽古と行こうぜ!」
「い、いや!やめさせて、誠さん」
順子が哀願する。しかし、誠は動けない。
「まずはいきなりで何だが、俺らの前でオナニーをしてもらいましょうか」
「い、いや、絶対にいや!!」
哀願するように首を振る順子。しかし、男たちは容赦しない。もうすぐ日本一幸福になるはずの花嫁が悲嘆にくれる姿に、嗜虐的な美しさを見出したらしい。
「大丈夫だよ 俺らは女を操るプロだ すぐに、自分から絶頂を求めて歓喜にむせび泣く、幸せな花嫁に仕立て上げてやるよ」
0402名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:21:21.42ID:iywNz1SM
若く希望に満ちた誠と順子の新築の住まいはなかなか瀟洒なつくりだ。
広めのリビングには洒落た床から天井に向けてウエーブのきいた木製の格子が取り付けられている。
その格子にウエディングドレスに包まれた健康的な肉体を大の字に固定され、晒された順子は惨めな表情で項垂れるだけだった。
手首足首はそれぞれ左右に広げられ、格子に荷造り用の紐で固く結ばれている。まさに磔だ。
女にとって最高の幸福を感じる瞬間に身に纏うべき、ウエディングドレス姿で残酷な磔刑に処された花嫁がかつているだろうか。
しかも、である。そのウエディングドレスの裾は中心から引き裂かれ、まるで羽を広げられるかのように、たくしあげられ格子に画鋲止めされている。
下腹部が露わになり、ドレスに負けず劣らず清楚な純白のパンティが丸見えだ。
その姿は美しい白鳥が罠に囚われ、羽をもがれかかっているかのようだった。
(お願いです!ウエディングドレスは切らないで!)
ウエディングドレスを引き裂かれる際の順子の哀願が誠の耳に残る。
しかし、彼には成す術がない。後ろ手に縛りあげられ、芋虫のように転がるだけだ。
そんな彼の目前で、妻として迎える女性は青春期から舞い戻った悪魔に穢され始める。

磔の順子が愛らしい顔を引きつらせた。宇佐美に女陰をなぞられたのだ。
宇佐美は丹念に、執拗に、パンティのうえからワレメに沿って指を上下させる。
「あッ、う、うぅ・・・」
順子は喘いだ。
(や、ヤダ…感じてる 私・・・)
誠以外と関係をもったことのない順子は、相容れない、いやそれどころか嫌悪を覚える男の指遣いに女芯を熱くし始めた自分に戸惑った。
「結構感度がイイねぇ、順子ちゃん 愛する旦那に可愛がってもらってるんだろうが? でも俺の指遣いに慣れたら、嫁に行く気がしなくなるかもな」
宇佐美はさらに順子の性感を昂ぶらすべく、責めを続ける。醜悪な、生理的に受け付けない筈の宇佐美の鼻息を陰部に感じながら、順子はビクンとその不自由な肉体を震わせる。
ほどなく、熱いラブジュースがじゅわあ〜〜っとパンティにシミを作る感覚に自分でも信じられない卑猥な感覚に襲われる。
「はッ!はぐぅッ!」
順子は柔和な表情を甘く崩し、耐えられません、という様に天を仰ぐ。
「ハハハ、最初はあれだけ嫌がってやがった癖にもうマン汁垂れ流して、値をあげてやがる」
久須美が嬲る様に誠を観た。
0403名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:22:00.97ID:iywNz1SM
「やめろ、順子は俺の妻だ!」
次第に宇佐美の意のままに嬲られていく新妻の姿を直視できず、叫んだ。自分の妻が他人の凌辱に感じている姿など、観たいはずがない。
ましてや、数日後に控えた披露宴で着る筈の花嫁姿だ。しかし、宇佐美は残酷な口調で言葉でも、誠を、そして順子を責める。
「女房だろうと、花嫁であろうと、女なんて濡れてきちまえば後はイクまで雌犬同然に‘欲しがる’だけで、貞操観念も何もあったもんじゃあねえよ」
指責めから解放された順子は、カクンと頭をもたげ、ウエディングドレスに包まれた肉体を心悸亢進で震わせている。
「満島!俺はなぁ、高校時代から仲睦まじ〜〜い、お前ら2人を見るとムカついてな 特にこの女の‘誠さんしかみていません’ていう表情が許せなかったぜ」
宇佐美は高校時代からの鬱屈した感情をぶちまけるように続けた。
「女は子宮でしかモノを考えないってとこをお前に分からせてやる それが、結婚間際の最高に幸せな時っていうのがグッドタイミングだぜ」
宇佐美は順子のラブジュースが滲み出るパンティの上から、己のベロを泉の源に突き立てる。
「はあうぅッ!やめてぇ〜〜ッ」
順子は敢え無く、喘ぎ悶える。その声に触発されるように宇佐美の舌は、新婦の性感を昂ぶらせていく。
「ハハハ、宇佐美 おまえ気に入った女をいたぶる時はいつも回りくどい責め方だな 早く‘本題’に入れや」
林が性感を弄ばれる順子の姿を嘲るように言う。
「まあ、いいじゃねえかよ 高校時代のマドンナを徹底的に祝福してやる幸運に恵まれたんだ たっぷりと生き恥、いや、快感を味合わせてやらなきゃ、と思ってよ」
宇佐美は順子の愛液を唇から滴らせながら、残酷な目を妖しく光らせる。股間をヒクつかせ、白いパンティの陰部をびしょ濡れにされた順子はその痴態を夫に公開されてしまう。
「どうだぁ?太腿までエッチなジュースでびしょ濡れじゃあねえか よっぽど、俺の‘お祝い’が気に入ってくれたらしいな」
「お、お願い・・・も、もう許して・・・彼の前で・・・こんな・・・」
順子は快感を覚えた肉体をひた隠すように、哀願する。
「まだ、そんなこと言ってやがる こりゃあ、本格的に可愛がって、亭主のモノより気持ちいいものがあることを教え込んでやらないと、こっちも沽券にかかわるな」
宇佐美はほくそ笑む。

愛液まみれのパンティをずりおろした宇佐美の人差し指と中指が、磔の新婦の聖なる穴に滑り込む。
ビクンと痙攣する順子をさらに嬲る様に女芯の源を乱暴につまみあげる。だが、嫌悪感を覚えたのは一瞬だった。
クリ×リスを弧を描くように快擦されると、宇佐美への憎しみよりも快楽の虜になり、堕ちてゆく自分を感じざるを得ない。
「あ、あぅあぁぁ・・・あぁッ・・・あッ、あぁ〜〜〜・・・・」
宇佐美の激しくも粘着質な指遣いが、囚われの花嫁の女芯を嬲る。まるで女の快楽のツボを心得たような苛め方・・・。
「どうだぁ? 俺の指コキは? 下手なバイブよりもよっぽどお前のGスポットを理解してるぜ 下手すると、旦那のモノよりも・・・」
認めたくはないが、順子自身、誠の愛撫でここまで肉体を燃え上がらされた経験はない。
夫の眼前で屈辱的に縛められ、女は子宮がすべてという侮辱まで受けた身としては、死んでもこの男の指遣いになど感じてたまるものかと思っていた。
しかし、愛情も嫌悪感も無関係の、女としての本能を弄ばれる感覚。
3人の男の手に堕ち、不可抗力の状況で性感を昂ぶらされるというマゾヒスティックな気持ちも次第に強まる。
熱いラブジュースが股間を滴り落ち、太股に糸を引く感覚に順子は昇天が近いことを自覚せざるを得なかった。
0404名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:22:47.38ID:iywNz1SM
そんな順子に引導を渡すべく、久須美と林も卑劣な手段を企てる。
「いいねぇ、旦那の前で新婦順子のオナニーショー 披露宴のサプライズビデオを作ってやるぜ」
林がビデオカメラを向けてくる。
さらに久須美は妙な薬品を紙の上でライターの火であぶり、四肢の自由を奪われたままの順子の鼻下に差し向ける。
奇妙な香りが鼻孔を突き、次第に意識が虚ろになる。それとは正反対に宇佐美にいたぶられている股間を起点にして異様なまでの快感の波が押し寄せてくる。
「ハハハ、チョっぴりヤバ目の薬だが、新婚祝いにはちょうどいいだろ!? 思いっきり恥ずかしい声出して、旦那を愉します予行演習してやれ!」
「あ、あぁ・・・いッ、いひぃぃ〜〜ッ!!・・・」
相変わらず、宇佐美は快楽の源泉をつまんだり、扱いたり、膣壁をなぞったり、そしてバイブのように指を震わせ、花嫁の昇天を寸止めしたり・・・。
額に艶めかしく汗をかき、全身を熱らせ身悶え喘ぐウエディングドレス姿の順子はある種の妖艶さも放っている。
(ど、どうにかなりそう・・・ま、誠さん・・・ゆるして)
この恥ずかしく、ややもすれば、発狂してしまいそうな状況から逃れるためにはその性欲から解放されるしかない。
夫となる男に性欲を発散する姿を見られるのはこの上ない屈辱だが、これ以上弄ばれる姿をさらされるのは花嫁となる順子には耐えられないことだった。
「あッ、お、おねがい・・・い、いか・・・いか・・・いかせてッ!」
「ええ!? なんだって? 聞こえねぇな」
宇佐美の言葉に、他の2人の爆笑する。意地悪くも、宇佐美は順子を指コキから解放し、じらすように訊ねる。
「お、お願い! イカせてくださいぃ〜〜ッ! も、もうッ、我慢できませぇん〜〜ッ」
順子はまるで自分から快感を要求するように、大の字に縛られた肉体を捩り、己の愛液に濡れた恥毛を揺らし、腰を振る様にして催促するのだった。

室内に散乱するウエディングドレスの切れ端。その傍らで、一糸まとわぬ全裸で後ろ手に縛められた順子が、猛り立った林のペニスを口に含んで呻いている。
「ほらほら・・・イカせて欲しきゃあ、まずはちゃあんとしゃぶってもらうぜ」
性器を露出した林の前に跪かされた順子は抗うこともなく、その凌辱を加えた相手のシンボルを口に含んだ。
もはや、凌辱から逃れることを諦めたのか、己の性欲を満たして欲しいが為に忠実な性奴隷になったのかは分からない。
だが、目の前でそんなフィアンセの姿を見せつけられた夫の誠を打ちのめすには十分な姿だった。
高校時代から続く、順子への愛。そして命が尽きるまで共に生きるであろう彼女が、赤の他人の愛撫に悶え、性感を弄ばれ、快楽を求めた。
3人がかりで嬲られれば、責め手は強し、身は弱し。理屈では分かっていても順子の「アへ顔」は宇佐美の公言通り、女は子宮でモノを考える、という言葉そのものだった。
そうこうしている間にも、順子はオーガズムに達した林のスペルマを唇から滴らせ項垂れた。
「次は俺だぜ! 高校時代のサッカー部の美人マネージャーさんにしゃぶってもらえるなんて・・・ヘへへ、最高だね」
久須美の黒々とした性器が、順子の愛らしい鼻筋をなぞる様を見た誠は歯ぎしりをして縛られた身体を捩った・・・。
(こ、こんな奴らに俺の順子が・・・・)
しかし、彼になすすべはなかった。
0405名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:23:56.06ID:iywNz1SM
「やめろ、やめてくれぇ〜〜」
芋虫のように転がる満島誠はただ哀願するしかなかった。残酷にも誠の眼前で順子のレイプが今始まったところだ。
順子を抱きかかえるようにして、夫の方へ顔を向けさせ己の絶倫で「串刺し」にするのは無論、「新婦順子凌辱計画」の首謀者宇佐美だ。
「やめるわけにいかねえんだよ、満島! お前の花嫁さんに絶頂を味合わせる約束をしちまったからな」
黒々としたイチモツが順子の茂みを分け入り、夫となる自分以外のソレが侵入したことはなかったであろう聖なる場所に恨み嫌う男のシンボルが「領海侵犯」しているのだ。
卑猥な音を立てる結合部。それを目にし、耳にするだけで誠は嫉妬と悲しみで発狂しそうになる。
「はぁ、はぁ・・・ま、まこと・・・さ・・ん、あんッ、あッ、あッ、ああッ!」
順子は愛くるしい顔を甘く歪め、苦悶に首を左右に振りながら夫の名を呼ぶ。
「おら、順子! 気持ちイイ癖に、なんで旦那の名前なんか呼んでんだ!?」
宇佐美は激しいピストン運動で順子を突き上げ続けながらも、ほとんど息を乱さない。恐ろしいまでの精力がさらに誠を打ちのめす。
そのエネルギーに妻となる女が「感じている」のは事実だったためだ。
全身を汗ばませ、豊かな乳房は膨張し、その上で乳首は信じられぬほど勃起し、結合部からは互いの混じり合った液体が、宇佐美の太腿から床まで流れ落ちている。
それでも、順子が誠の名を呼んだのは、不可抗力で犯されているとはいえ、快感を覚えている自分ができる夫へのロイヤリティであろう。
その証拠に、順子は心底快感に身を委ねてはおらず、必死に何かをこらえる表情を時折見せる。
しかし、宇佐美はその2人の絆を断ち切るとどめの一手を打った。
「教えてやろうか、窪田? 高校時代お前を襲ったのは俺たちだが、それを命令したのは誰か?」
宇佐美の肉棒を秘部に戴き、身悶えていた順子も一瞬ビクンとする。そう、順子は高校時代にも彼らに犯されかけていた。その記憶を改めて蘇らせたのだ。
だが順子以上に誠はぎょっとした。そう、彼の青春時代に暗い影を落とす一つの出来事。常に笑顔に溢れていた順子との思い出の中で唯一後ろめたい過去。
今日、目の前で最愛の順子を嬲り者にされているにもかかわらず、無抵抗の理由。
「そこで転がっているお前のフィアンセ、満島誠だよ!」
「あッ、ああ・・・な、なんですって・・・」
呻きながら、絶句する順子。
「こいつ、お前との仲を深めたいとか何とか言って、わざと俺らに襲わせて、それを助けるっていうガキの漫画にも出てこないような筋書きを立てたんだよ」
「ああ・・・」
誠はすべてを失ったように、床に顔を伏せる。
「ほ、ほんと・・・な・・・の?」
順子の問いかけにも無言だ。それは事実と認めた証拠だった。
高校時代、付き合い始めたはいいが、なかなか本格的に進展しない関係に苛立った誠は、ワルと目されていた3人に順子の襲撃を依頼したのだ。
彼女を自分の手で守る強さを示すことで、2人の絆は深まると思ったのも事実だし、実際にそれが功を奏し今があるわけだが…。
「今夜の俺らの‘贈り物’は、本当は高校時代に渡す筈のプレゼントだぜ それがこんなにいい女になってから抱かせてもらえるとは、な へへへ」
そういい終えると宇佐美は順子を抱きすくめ、白い首筋に舌を這わせその愛らしい顔をねじると、背後から唇まで奪った。
さらに豊かな乳房をわしづかみにし、乳首を指で扱く。
「やめろ、ぉ〜〜頼むぅ」
絞り出すような声で哀願する誠。
「あぁ・・・」
だが、正反対に順子は甘い吐息をもらす。そんな高校時代のマドンナに興奮したらしく、宇佐美は激しいピストンを繰り返した。
「あ、あんッ!やぁんッ!ひいぃッ! はうッ、いッ、いッ、いいわッ!! ああぅあぁぁ〜〜ッ・・・」
くちゅくちゅという結合部の音、妻の漏らす甘い声、宇佐美の息遣い。すべてが誠を責め苛む。
罪悪感が消え失せたのか、順子はあろうことかピストンに合わせて自らも快楽を求める様に腰を浮かし、艶めかしく悶える。
その頬には潤んだ瞳から一筋の涙が漏れた。
0406名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 14:39:33.88ID:iywNz1SM
公言通り、絶倫を味合わされた順子は猛り立ったままの宇佐美のペニスを引き抜かれた瞬間、潮を吹き果てた。
おびただしい液体が、ジュワジュワッと噴出し、絨毯を濡らす様を見せつけられた誠は何かが自分の中で壊れていくのを実感した。
いたぶり尽くされ、床に投げ出された順子の太腿から湯気が上がる。尿道が緩んだのだろう、ハードなプレイにより失禁した証拠だった。
「おいおい、こっちはまだ一度もイってないのに、潮吹きとお漏らしかよ!?」
宇佐美はズボンをあげながら、嘲笑った。
「お前たち夫婦にはまだまだ借りがあるぜ いずれたっぷり楽しませてもらう そのためにもお前ら夫婦には幸せになってもらわなきゃな」
「そうそう、花嫁AVの主演にはマジで幸せな嫁でいてもらわないと実感が伴わないしね」
林がビデオカメラを片手に満足そうに笑う。3人の男はまだ、順子をそして誠をいたぶるつもりらしい。
「もっとも、俺らにここまで‘幸せにされた’順子を愛せれば、の話だがな」
宇佐美の言葉は単に妻を凌辱された男として、いや寝とられた男として認識させるのに十分な重みを感じた。
レイプの最中に見せた順子の艶やかな表情は間違いなくそれを物語っていた。(完)
0408名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 18:03:35.73ID:roXh00+U
鉄猫、やっと最後まで読み終わりました。
この作者の方。。。プロですよね?
職業作家の方ですよね?
文体といい、情景描写といい、更にはベッドシーンの艶やかさといい、そこいらのLN作家では及びもしない力量だと思います。
是非とも続編をお願いさせてください。
0409名無しさん@ピンキー2012/12/31(月) 11:50:03.76ID:gKESYwpm
鉄猫キタwww!GJ!
作者様いつもありがとうございます
良いお年を!
0410名無しさん@ピンキー2013/01/13(日) 11:16:34.28ID:5ID4Lv8u
鉄猫シリーズ、二人で一緒にお風呂入るところが読みたい。。。
0412名無しさん@ピンキー2013/01/13(日) 20:53:46.70ID:hSLU4m1h
2作目じゃなかったっけ?

雪子ちゃんがおはぎを職場に持って行って、鉄仮面と喧嘩する話。
04134102013/01/15(火) 23:17:06.71ID:/SRXv+Zp
>>411->>412
そうでした!
お風呂シーンを読み直して萌えてきたよ、ありがとう!
嫉妬する鉄仮面もよい
0415名無しさん@ピンキー2013/02/26(火) 12:53:55.86ID:p2cw0hap
鉄仮面達ってデートどこ行くんだろ?遊園地には行ってたけど、結婚後はどこにも行ってないんかな?
誘うなら雪子からだよね?鉄仮面が誘うの想像できん(笑)
健康にいいから森林浴とかか?(体の免疫力が上がるらしいから)
0417名無しさん@ピンキー2013/03/25(月) 23:11:01.57ID:FrBl1zcf
鉄仮面と子猫、やっと全部読んだ。泣いた
続き楽しみにしてます
0418名無しさん@ピンキー2013/04/06(土) 11:54:51.42ID:cmSZx6zm
鉄仮面と子猫の新作読みたい〜
作者さんはお忙しいんだろうか、

保守保守。
0419名無しさん@ピンキー2013/04/23(火) 06:24:56.21ID:21adz8tx
鉄仮面と子猫、短編投下します。
規制中のためロダに上げました。
下のURLからダウンロードしてお読みください。

ttp://firestorage.jp/download/4bdd6a2a10725270c55dbf769fd00d0f7ca21605

鉄仮面と子猫のシリーズは次回で完結予定です。
最終回の投下は5月中を予定しています。

読んで下さった方、ありがとうございました。
0420名無しさん@ピンキー2013/04/23(火) 12:54:52.56ID:YIv83e8p
>>419
GJ!
いよいよ終わりなのですか・・・最終回後も番外編とか希望したいです
0421名無しさん@ピンキー2013/05/02(木) 06:14:28.47ID:7EvDz8Yb
GJ!
終わってほしくないですwww!
0422名無しさん@ピンキー2013/05/07(火) 23:39:32.35ID:NFaAnUiG
>政略結婚で好きでもない男に嫁がされる薄幸の美少女
個人的に↑のシチュが見たい

男に身体中弄られ激しく突かれる中唇噛み締めてすすり泣きながら耐えてるようなの
0423名無しさん@ピンキー2013/05/31(金) 12:08:09.93ID:wSwko8It
鉄仮面と子猫の最終話投下します。
ロダに上げたので、下のURLからダウンロードしてお読みください。
パスワードは設定していません。

エロは1章のみとなります。
全6章になります。


鉄猫12「days」-1章「営み」
http://firestorage.jp/download/827b72802836bbcba300486836711e75e1ec8a97

鉄猫12「days」-2章「余命」
http://firestorage.jp/download/88b1cfa947b98dbd7b736d3d83080a4b30bd5353

鉄猫12「days」-3章「喪失」
http://firestorage.jp/download/c9f2f6a04344e061606b864d2b91ee057377d229

鉄猫12「days」-4章「予感」
http://firestorage.jp/download/6c3baa607f6d533682128003d38fa96046798a24

鉄猫12「days」-5章「写真」
http://firestorage.jp/download/68000c8e3971ac1d925f306fd3e0b36e2b5a39c6

鉄猫12「days」-6章「日々」
http://firestorage.jp/download/4549c227b1bda27bc8746b4b1080b738adf59051
0424名無しさん@ピンキー2013/05/31(金) 17:51:00.60ID:lnJQmbAq
いやぁ……泣いたわ。
涙なみだの最終話、作者さんお疲れさまでした!
本当にGJ!
また続き、番外編で鉄仮面と雪子ちゃんに
会えるのを切に願っています!
本当にありがとう!
0425名無しさん@ピンキー2013/06/01(土) 03:24:50.37ID:aJiBKKvi
>>423
一話からずっと拝読させていただいておりました。
長らくの執筆お疲れ様でした。
番外編など構想がありましたら是非お願いします。
0426名無しさん@ピンキー2013/06/01(土) 21:00:34.38ID:qmxWByFR
作者さん本当にお疲れ様でした
なんかこのスレの一時代が終わったみたいな寂しさがあります
エロも涙もある素晴らしい作品をありがとうございました!
0427名無しさん@ピンキー2013/06/02(日) 02:26:06.56ID:wHO6KDV5
うわあぁぁ
泣きました、ホントにこの作品に逢えてよかったです。
鉄仮面が雪子ちゃんが、周りの全ての人たちが
いとおしいです。

作者さまお疲れさまでした。
ありがとうございます。
感謝と出逢えた喜びに乾杯です
0428名無しさん@ピンキー2013/06/03(月) 02:42:38.75ID:Pc8kp3rO
最初の投下からほぼ6年間、ずっと楽しみに読み続けてました
笑いあり涙ありエロありのこの作品に出会えて本当によかった。もう子猫も立派な親猫じゃないか

長い間お疲れ様でした
鉄仮面と子猫たちの物語は一生忘れない
0429作者 ◆IyXS.0zNHsKv 2013/06/03(月) 23:44:26.62ID:iipD8rKt
温かい感想レスありがとうございました。
皆様のお蔭で遅筆ながら完結にこぎつけることができました。

番外編は、いくつか考えておりますので、少し時間がかかるとは思いますが、
完成した際にはまたお付き合い頂けると嬉しいです。
永い間、本当にありがとうございました。
0431名無しさん@ピンキー2013/07/25(木) NY:AN:NY.ANID:uw2kSh3V
保守
0433名無しさん@ピンキー2013/10/22(火) 21:19:43.21ID:aj3QOIQ4
保守age
0434名無しさん@ピンキー2013/11/02(土) 12:31:19.66ID:kZpO0r4K
途中までしかできてないんだが、長くてエロが遠い上にエロ薄いんだけど…需要ある?
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