>>260

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その白い、ほっそりとした、それでもネギから見たら紛れもなく大人の女の人の、
柔らかな裸体がベッドの上に仰向けに横たわっていた。
木乃香が迎える為に腕を上げ、それに応えてネギも又、全裸の姿でその上に覆い被さる。
互いに抱き合い、唇を重ねながら互いの温もりを感じ合う。

そこからはよく見えない、本来初めてであれば余り容易では無い筈なのだが、
ネギはその器用さ才能で繊細な指を駆使してその密の源を探り当てる。
そして、木乃香の美しさ、木乃香の香り木乃香の温もりによって
一匹の雄として雄々しく奮い立ったものを、力一杯そこに沈み込ませた。

「ん、んんっ」

二人の喉から、短く声が漏れる。
ネギがその末端から脳天まで白い光に貫かれている間に、
ネギの体にぎゅうっと木乃香の柔らかく、華奢な肉体が押し付けられる。
その痺れる感触がようやく遠のき、ネギは閉じていた目を開く。
目の前には木乃香の優しい笑顔。

「Merry Xmas」
「Merry Xmas」

その木乃香の目尻には、僅かに涙がにじんでいた。

今回はここまでです。続きは折を見て。