>>273

「はい、その結果、脳から全身にかけて軽い発情状態に陥っている様です。
しかも、元の波長の持ち主により強くそれを感じると。
ぶっちゃけ私としましても今すぐネギ先生との直接交尾によって
その雄々しく勃起したペ○スを生物学的潤滑油いわゆるラヴジュースの溢れ返って
保護措置完全終了の私のヴァ○ナに挿入していただいて
子宮に向けて突くべし突くべし突くべししていただかなければ
脳神経外科的領域と精神的領域の双方に於けるカタストロフィーに到達しかねない…」

「あー、つまりあれだ」

今正に唇の端からたらりとヨダレを垂らして飛びかからんとした聡美を左手でぐいと横に押し退け、
右手でくいっと伊達眼鏡を押し上げた千雨が嘆息して言う。その頬は既にリンゴの如く染まっている。

「スーパーウルトラデラックス魔法使いが揃いも揃って
しょっぱなから脳味噌フットーさせてイッちまったモンだから
そのありがたい絶頂快感がさっき聞いた所じゃあこの寮全体に伝染しちまって

プロトタイプであるヒーローネギ先生に最もビビビッと感じちゃう状態で
こうやって発情した牝犬共がフェロモンの出所にワンワン押し掛けちまったと
こういう訳だ何考えてんだどうすんだこんガキャアーッ!!」

「はうぅー、ごめんなさぁーいっ」
「ま、直接的な効力は長くて半日って話だが、つー訳で…おいいいっ!!」
「んふふっ、分かる、分かるよーネギくーん」
「うぶぶぶぶっ!!!」

次の瞬間、ネギは窒息しそうな、それでいてとてつもない心地よさを顔全体に感じていた。

「このかってばほっそりしててお肌なんか真っ白すべすべ、
それであの真っ黒艶々ロングヘア、まんま京人形だもんねー。
その繊細さが崩れるその瞬間が最高にたまんないんでしょー。
それに、あの堅物で凛々しい刹那さんがとろけちゃうなんてもうねぇ」

パジャマ一枚挟んだだけのぽよんぽよんの弾力と
洗い髪の甘い香りにくらくらと文字通り窒息しそうであるのもそうだが、
裕奈のあけすけな言葉が余りにもドストライクな事がネギから言葉を奪っていた。