「おっ」
抱き締めた時には華奢と思ったが、
器用にパジャマの前を開いて手を入れて見るとこれが意外にボリューミー。
「あ、んっ」
「痛かったか?ちぃと強かったけど」
「んんっ、ちょっと。でも気持ちいーです」
「ほか。愛衣姉ちゃん、結構乳でかいんやなぁ」
「そうですか?」
確かに、気取らない女子校育ちなので女の子同士では時々言われる事もある。
だが、この状態で愛衣の性格では声がうわずるのも無理からぬ所。
「よっ」
小太郎が愛衣をベッドに静かに押し倒す。
ぷるんとこぼれ出た白い膨らみは全体にスリムな割りにはちょっとした小山だった。
先端に桃色のつぼみが可憐に尖り、小太郎は誘われる様に口を付ける。
「んー、いいモン持ってるね後輩」
「はいはい夏美ちゃん」
今のところは負けていない円がむーっと観察し、千鶴がずーんとしている夏美を撫で撫でする。
「あ、んっ」
「ん?」
「んふっ、くすぐったいです」
「ほか」
「あ、っ」
それは吸い込まれる様に柔らかな手触りだが、目の前で崩れを見せていない様にもっちりと腰がある。
確かに、華奢で柔らかだが芯が強いと言うのは師匠らしい立場で見ている愛衣そのものにも見える。
「あ、あんっ、あ、こ、たろ、さんあ、あんっ」
「あー、愛衣姉ちゃん」
「は、はい」
「愛衣姉ちゃんってなんつーか、えらい敏感言うか」
確かに、弱点を探り当てるのはファイターの天性の勘なのか、
極上素材による僅かだが濃密な経験が彼の手指に恐ろしい程の経験値を与えていたが、
それにしても、と小太郎は思う。