>>285

「ひゃっ!?」

小太郎に右腕を取られたかと思うと、掌に触れた熱い感触に愛衣が目を丸くする。

「愛衣姉ちゃんがなんつーかエロくて可愛いさかい俺もかなんわ」
「そ、そ、そ、そうですか」
「そうだよーっ」

声援を送ったのは夏美だった。

「だーって愛衣ちゃんってすっごく美人さんなんだからー。
それで後輩の癖に結構グラマー系でコタロー君にいじり回されて全身ピンク色であへあへしちゃったらねー。
あの真面目そーな愛衣ちゃんのそんなの見たらコタロー君だってたまんないってー」
「お、おう、その通り」
「あ、ははは、あああっ!!」

小太郎のドヤ顔に半ば呆れ返って愛衣が小太郎に抱き付き、
その背中で解かれたふわふわのセミロングを撫でられてから意外と敏感な背中に
お尻を撫でて割り込んでぬるぬるに溢れ出す源の一点を攻められ、
愛衣は白い喉を見せて遠慮なく悲鳴を上げる。

「ああっ!あ、あああっ!!」
「ひゃー、愛衣ちゃんエロッ、かっわいー」

視線を向けた円が、既にしっとりとした気配の内股をぎゅっと占めて声を上げる。

「あ、んんっ?」
「んー」

何か思う所があったらしく、もにょもにょと掴んでいる小太郎に抱かれて、
そのちょっと大きめなお尻を気にしている愛衣は、
やっぱりあの時のダイエット挫折は、と、顔から火が出そうになる。
そんな乙女の葛藤も何のその、小太郎は慣れた手つきで愛衣をころんとうつぶせに転がしていた。

「は、あっ!?」

腹ばいに近い形になった愛衣は、
そのまま後ろから愛衣の内股に顔を突っ込む様な形をとっている小太郎に気付いて今度こそ悲鳴を上げた。