「ほかほか、つまり、俺は愛衣姉ちゃんの相手で合格ちゅう事か」
「花丸です」
「そら嬉しいわ」
ニッと笑う小太郎に、愛衣もふっと笑みを向ける。
そして、愛衣は隣の小太郎に飛び付く様に抱き付いてキスをした。
「あの、小太郎さん」
「ん、何や?…よっしゃ」
小太郎の耳元で囁かれた少々長いおねだりの言葉を文字に起こすのは差し控えるべきであろう。
愛衣の手から太陽よりも巨大な火の玉が落ちて来る事態を回避するためには、
「ひゃっ?あ、っ」
「んっ、ど、や、愛衣姉ちゃん大丈夫か?」
「は、はい、ちょっと、痛いけどそのぬるぬるがいいみたいで、大丈夫です」
又腹ばいにされた形の愛衣に小太郎が覆い被さり、
小太郎はそのまま野性的な体勢で貫いていた。
ここは修行仲間今では少々の仕事仲間と言う事か、
愛衣は変な我慢をせず痛いも気持ちいいも率直に小太郎に伝える。
「お、っ、愛衣姉ちゃん」
「は、はい、小太郎さん、小太郎さんのが、私の中、あ、あっ」
「めーいちゃん」
「はいっ!?」
千鶴の呼びかけに、愛衣は反射的に直列不動敬礼の自分のイメージ映像が重なる。
「愛衣ちゃん優秀な留学生だったんですってねー。
参考までに今の状況を翻訳してもらっちゃおうかしら。
やっぱりこの場合、スラングが雰囲気出るのかしら?」
「へ、え?い、いいっ、あ、あっ」
「あらあら、随分と」
「んー、何か面白そうやなぁ」
「へ?小太郎さん?」
「おーし、なんか知らんけど折角留学してたんならやってみーや」
「ち、ちょっ、こたろ、さ、ああっ」
愛衣が何か言いかけた所で、小太郎は愛衣の乳房をぎゅっと掴む。
少々乱暴で痛いぐらいなのも今はいいアクセントだ。