「どや、ちづる姉ちゃん?上でぶるぶる言うてるのたまらんけど」
「そうねー。あ、あっ、でも、
これであんまりやんちゃすると、小太郎君の可愛いのすっぽ抜けちゃうかも」
「おーおー、ちづる姉ちゃん、男子部の美人保母さんファンクラブが聞いたら卒倒モンやな。
けど、俺のテクニックあんまり見くびらん方がええで」
「はいはい、楽しみにしてますっ、あ、あんっ」
「お、おっ、ちづる姉ちゃん、凄い、おおっ」
千鶴のアドバイスもあってか、小太郎の動きはむしろ慎重でねちっこく、
石臼に摺られる様にしっかりと千鶴を捉えて千鶴もそれに応じていた。
「は、ああ、ああっ、小太郎君っ、あ、ああ、あっ」
緩いウェーブがかかった長い髪の毛がぱらぱらと揺れ動く。
唇が緩み熱い声が溢れ出す。
薄い照明にしっとりと汗ばんだ全身が照らされ、
何よりも体が馴染むに従って大胆な勢いで見事過ぎる膨らみがぶるん、ぶるんと上下する。
その表情はすっかり上気して、悪戯っぽさと慈母のおおらかさ凛々しさを備えた美貌は
切羽詰まった女の顔へと変貌していく。
関わりの差こそあれ普段を知っているだけに、
そして、直面している現実の姿の余りの迫力、圧倒的な美しさに、
ベッドの下に正座で並ぶ三人の美少女も又頬をぽーっと上気させて只只見惚れて、
そして、ぎゅっと閉じた裸の内股の周辺で悪戯な右手を必死に自制する。
「こ、コタローくんっ、あ、っ、私っ」
「あ、ああ、ちづる姉ちゃん俺っ、俺もうっ」
「うんっ、コタロー君、コタロー君大好きよ、みんなに負けないぐらいっ」
その、見事な裸体をピンと張り詰めたクライマックスは、
目の当たりにしていた三人の美少女が一瞬下半身から全身に共感の錯覚を覚えた程のインパクトだった。
「ああっ、嬉しいで俺ちづる姉ちゃん俺っ!!うぶぶぶっ」
それを見届けたかの様に自らの欲望を解き放った小太郎だったが、
そのすぐ後に覆い被さって来た余りに豊かで柔らかな感触は、
一瞬小太郎に窒息の恐怖を覚えさせる。
汗の匂いが一段と芳しい。それだけ、千鶴も力一杯だったのが小太郎にも熱く伝わる。