それでは今回の投下、入ります。

>>378

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「ねーねーネギ君、見せたいものあるんだけどー」

「なんですか?」

お食事会も一段落、まき絵と亜子が空いた皿を台所に運んでいる時に、
裕奈がネギに話しかけている。

「何ですか?」

「アキラ」

「うん」

楽しそうに尋ねるネギの前で、裕奈とアキラが着替えポンチョを被る。

「メリー・クリスマースッ!」

そして、二人がポンチョを脱ぎ去ると共に、
ネギの目の前では二人のミニスカサンタがクラッカーを鳴らしていた。

「どうかな、ネギ君?」

「可愛い、と言うか格好いいです」

「そう?」

ネギの返答に、アキラは少々複雑に返答する。
ネギの性格だから、特に裏表はないだろう。
客観的に見ても、すらりと長身で、水泳で鍛えたきりりとしたスポーツ美少女。
それでいて女らしいスタイルのアキラに少々アダルティなお遊び衣装はよく似合っていて、
シンプルでセクシーな姿が格好いいと言うのもごくごく妥当だった。