全身をぶるりと震わせ、慎ましい膨らみをふるふる揺らしながら、
まき絵の体は伸びやかなフィニッシュを示す。
反らした顎にたらりと一筋流れ落ちる様も、
ネギの目には決してマイナスには見えない情熱の証。

流石に残り僅かとなった苦痛を感じながらも、
ネギはまき絵の中に向けて快感の引鉄を絞る。
その時が終わり、ネギ一息つくのを待っていたかの様に、
ネギはすとんと落ちて来たまき絵の熱い裸体を抱き留めた。

「えへへっ」

照れ笑いするまき絵に、ネギもにこっと優しい笑みを返した。

「素晴らしいレディとの一時でした」

「もーっ、ネギ君っ」

本心を言ったネギにまき絵がぷくーっと膨れ、
やっぱり元気で可愛いが一番、だとも二人は思う。

「嬉しい」

改めてバスタオルの上できゅっと抱き締め合い、
にっこり笑って唇を重ねた。

「Merry X’mas」

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今回投下>>-999

次回辺りで終わる、と思う、多分。

今回はここまでです、
続きは折を見て。