魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想 その9
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
年齢操作の魔術書を手に入れたいじめられっ子の少女
野郎は全員受精卵にまで戻して保管。女のいじめっ子は肉体的に絶対勝てるレベルにまで若返らせてから拘束。
後は男の受精卵を子宮に投入しては出産直前にまで成長させてから堕胎(腹パン)のループを男子のストックがなくなるまで連続で敢行 魔法でも超能力でも催眠術でも発明アイテムでも、とにかく女の子が不思議な力で人前でパンチラとかポロリとか見られて恥ずかしいことになる作品に餓えている…! そんなに飢えてるんなら
まず自分で書いてみたらどうだろうか それは正論だけども、昔は投下して自給自足してたが妻子持ちとなるとそうもいかないんだ…
いや妻子持ちがオカズ探してんなよというのも正論だけども
心当たりあったらでいいので紹介してください 「妻子持ちがオカズ探してんなよ」のどこが正論だってんだ!
妻子持ちがオカズ探して何が悪い! 全国で流行しているHな(目に会うかもしれない)おまじないがある。女の子が複数人で手を繋ぎ、目を閉じてオペナトナールと唱える。
すると、24時間素晴らしい幸運が訪れるのだ。しかし、ランダムで1人はエロハプニングタイムがランダムで訪れる運命に選ばれる。
なおエロハプニングは人数が多い程強力なものになる。
幸運の魅力に取り憑かれたり、あるいは全員ハプニングに会うまでという意地の張り合いだったり、女子は熱狂し、男子達は非常に美味しい思いをすることになった。
〜日南夏希の場合〜
自分でも覚えていない位適当に仕上げた標語が入選したとかで朝の全校集会の壇上へ行く羽目になってしまった。幸運のおかげかと想像する夏希の期待は開け放たれた窓からの突風によって壊された。
夏希は全校生徒、教師、教育なんとかの老人等、全員の前でスカートの中を披露させられたのだ。今日に限ってお気に入りのショーツだというのに。
「っ………!」羞恥に満ちた表情でスカートを押さえながら落ち着きなく周囲に視線を走らせる夏希の姿は男達にとって理想的は反応だったと言える。
スカートが気になって満足にお辞儀が出来ない夏希。ひったくるように賞状を手にして降壇する夏希の視界に記録映像を残していた男性教師が入り、また赤面した。
なぜかその映像は男子達の共有オカズとなり、当面のあいだ夏希は自分がそういう行為に使用されている嫌悪感に苛まれることとなった。 〜藤ノ木麻美の場合〜
強豪バレー部のエースである麻美。男子達はその大きな乳房と美脚に今日も夢中だ。そんな麻美は試合の帰り、学校のバスに乗り遅れる不幸に見舞われてしまった。
「どうしよう……着替えバスに置きっぱなしだよ……」
狭い更衣室を避けて仲間とユニフォーム姿のまま学校に帰ろうとしたのが裏目に出た。
しかし救いの手が男子バレー部員達から差し伸べられた。男子達は今から公共のバスで戻るので混じったら目立たないだろうという作戦だ。
「ありがと、助かったよ!」
だが、バスは満員で男子達と密着することになってしまったのだ。ブラジャーが透けるほど汗ばみ、太もも全開なユニフォーム姿で。
良い匂いのする髪が顔に当たる男子、正面から乳房を押し付ける体制になる男子、揺れによって時々股間に麻美の手が触れてしまう男子。
麻美の尻が思い切り押し付けられるため、勃起の膨らみで彼女に応えてしまった男子。
麻美を含む全員が赤面していた。
「ごめん……本っ当ごめん」その状況で努めて明るく呟く麻美のいじらしい態度が彼らの股間を膨らませることを理解するのは男性経験のない麻美には不可能だった。
学校前の駅でバスを降りると「今度何かおごるから」などと笑い話をしながら全速力で女子部室へ走って行った。
駆け込んだシャワールームで汗をながしていても男子達の身体の感触を思い出して変な気持ちになる麻美であったが、彼女のハプニングはまだ終わらない。
動揺のあまりシャワールームのドアを間違えていたことに麻美が気付いたのは、大小様々なペニスが視界に入ってからのことであった。 乙乙
バレー部の子全裸も開帳する羽目になったのか
気のいい男子達のようだし、この後酷い目にはあわなそうだがどうなることやら なんつーか
女の子同士のイタズラとか自業自得で恥ずかしい目に遭うことになって、
男子たちにとっても不可抗力的に目の保養になるシチュエーションとか超そそる
やばい 誘導されてきました
ノーパンなのにスカート捲って見せてくれるシチュが大好きです
過去作でおすすめの作品がありましたら教えて下さい >>593 への答えだろう。まあスレ違いな気はするけど >>593
保管庫にいけばそれなりにあるよ
とある超能力少年とか常識変換とかなんとか研究所とか >常識変換とかなんとか研究所とか
これどれのこと?
一通りタイトル見てもそれらしいのがわからない >>598
おそらく片方は 認識操作 だと思う
うえきの法則的な能力でエロい事がしたい d
3つともタイトルが微妙に違うとかもうね
かたっぱしから作品読んじゃったよ しかし…保管庫を読んで感傷にふけりながらふとこのスレが立った日付を見ると2011年だと…
書き手さんたちは何処に行ってしまったんだ… 近似属性の催眠スレとか?
最近新まとめサイト出来たし 非現実的能力モノって難しいのかも。
能力が過大なのか『標的と遭遇・やる・以上』で終ってしまう。
対策としては制限を設けるか能力を微弱にするか……くらい?
>>586 みたいなパルプンテ的ハプニングってのは面白い。
周囲の男子も紳士的なので安心して読めて尚良い、もっと読みたい。 認識操作の続き来ないのかなー。
なんだかおもしろそうなのに。 除夜の鐘に反応して絶頂するように二人の女の子に魔法をかけるSSなかったっけ? 保管庫も過去スレも探して見つからなかったから別のスレ(或いはそれこそ私の妄想)かもしれないけど 事故解決。硬直、金縛り、時間停止等のSSの方でした。 一周回ってシンプルに触れた子を発情させる能力がほしい フォークダンスとかマイムマイム踊ってるときを狙う必要があるな! 例えばpixivとかで小説や画像を検索していると、切実に悩まされることがある
このスレのようなシチュエーションを表す共通タグや検索ワードって、ないよね
「魔法」「超能力」「催眠」「透視」「マジックショー」なんかのタグがついてるならまだいい方で、場合によってはそういったものがついていないものも多々あることを考えると不便極まりない
なんかないものだろうか、超常エロとかそういう分かりやすいネーミング 新たな単語を創出して拡散するなんてさすがに困難
「魔法」「超能力」「催眠」「透視」をそれぞれ付けて貰うには
どうしたらいいか考える方がまだ難易度は下がるんじゃね?
勿論俺には妙案なんてないが yaranaiker.blog96.fc2.com
ここ結構好き
最近更新滞ってるけど ヒロイン自身の超能力のせいでエロい目に遭うような小説、ここで見かけた記憶がない。
スレ違いなのか、敢えて誰も書いてないだけなのかが気になる。
実はあるけど気づいてないだけって落ち? >>615
アンリアルノベルズってのがあるな
エロ漫画の方からの営業だろうけど >>618,619
フェロモン体質で頻繁に襲われるとか? 制御しきれない能力や反動でエロい目に……か
瞬間移動で何か持ち物を置いていくとか(全部だと出オチに)
過去知でその手の記憶が優先されてしまうとか(若さ故の過ち)
読心で対象からよからぬ影響を受けたりとか(皆まで言うな)
あとは単純に能力を使用すると高ぶるとか? 他者の視線を触覚として感知する能力の話と
映画などに主人公としてダイブする能力の話を
ノクタで見かけた 繁殖方法を自分でコントロールする女能力者とかも見てみたいな 念動力の暴走で恥ずかしい姿を晒してしまう女の子のお話は書こうとしたことある 触れた子の血中酸素濃度を操る超能力で疑似首絞めプレイ? ボトムをノーパンミニスカートに変える能力(チカラ)! 女の子を自分の妄想の世界に閉じ込められる超能力(魔法?)
閉じ込めた女の子を現実世界に解放する際に妄想の中の設定もいっしょに現実化できる。 女の子を自分の妄想の世界に閉じ込められる超能力(魔法?) でエロ妄想?
なんて言葉遊びは置いといて、妄想にすらジャムの法則が働くとは予想外
自由過ぎると膨らむ前に霧散してしまうんだな、妄想って。 名前を呼ばれて返事をすると瓢箪の中に吸い込まれるって何かエロ魔法のトリガーみたいじゃない? 言う事聞かないと頭の輪っかが締まる様にして色々強制出来るとかは? 一あおぎするとスカートが捲れ
二あおぎすると服が飛んで下着姿になり
三あおぎすると全裸にする >>633
本歌取りをするなら瓢箪の中には服だけを溶かす液体が? >>634
痛いのは嫌だからローターが振動するようにしよう >>633
デスノートならぬエロノートがあって、
本名を書き込まれるとそこに書かれたエッチシチュに見舞われるって話を途中まで書いて挫折したw
本名じゃないといけないから、源氏名使ってるキャバ嬢や風俗嬢みたいな人ほど簡単にはいかないし、
現代は簡単に個人情報が手に入らないから結構難しい攻略になるって展開でw そういう不思議な力で突然人前で服が脱げたりして恥ずかしい目に遭うシチュ好き >>640
どのようなシーンか想像力を働かせるも、このすばのスティールが妄想を妨害するw 上でも言われてるけどドラクエみたいに
既存の健全な作品の能力をエロに転用するってのが妄想しやすい ドラクエの呪文か……
台無しな一言を残した中学時代の担任は今頃どうなったのだろうか
「インパス、地雷を避けられないとお前らも酷い目に遭うぞ」 透視能力と制限の組み合わせ
有効範囲が本人を中心にゆっくりと広げなくてはならず、
使用する度に必ず自身の裸体を目にしなければならないので妙な気分になる。 30までDTを貫けば魔法使いになると言われているが
久米仙人なる先達のように何かの拍子で只の人に逆戻りって事も在り得る
というわけで、多大な能力と厳格な制限が話を面白くするのではなかろうか? ものの時間を巻き戻す能力で、無限に射精したり母乳で乳首攻めしたり >>631
対象を箱庭的異世界に閉じ込める能力、夢が広がるな。
本や映画などに閉じ込めたり……ただの追体験?
絵やスマホに閉じ込められたり……呪いっぽい?
ゲームに……ジュマンジ?
この板的に改変された「注文の多い料理店」に閉じ込めとか読んでみたい
>>647
時間の巻き戻しだと出したモノも逆流しないか? 自分の精液で尿道開発……(医学的なことは知らないけど) 自分自身の能力で恥ずかしい目に遭う…って興奮する
なので久しぶりに書いてみた 突然だが、私、春原萌葱は生まれつき超能力が使える。
……なんて言い方をすると過剰な期待をされてしまいそうだが、実際はそんな大層なものではない。
なんせ、私が使える能力と言ったら「数メートル以内にあるものを手を触れずに動かせる」だけ。それも出力はたかだか自分の腕力ほどもない。
なので、せっかくの超能力だが、使う場面などせいぜい寝転びながらテレビを消したいときとか、狭い隙間に落としたものを拾う時くらい。
とはいえ、ちょっとした場面で便利な能力であることには変わらない。別に、持っていて損をする能力ではないのだから、「他の人にはできないことができてラッキー」くらいに考えていた。
――少なくとも、今日までは。
時は四月半ば、ようやく厳しい寒さも越え、少しずつ春めいてきたある日。
「ハックション!」
「ふぇっくしょん!」
「へーちょ」
「まもの」
朝の通学路で、あちこちから男女問わず、くしゃみの音が聞こえてくる。
今朝のニュースによればどうやら本日は記録的な量の花粉が飛んでおり、花粉症の人は必ずマスクの着用など対策を怠らないように、とのことだ。
「くしゅんっ! うぅ〜もうこの季節やだー! 花粉なんて世の中からなくなればいいのに……」
目を真っ赤に腫らして私の隣でぼやいているのは、クラスメイトの香奈だ。
「香奈……花粉が世の中からなくなったら、世界中の植物が絶滅して人類が滅びると思うよ」
「そんなこと分かってるわよ! 全く、いいよね萌葱は気楽で……花粉症とか全然持ってないんでしょ? ……くしゅんっ」
自慢という訳ではないが、私は花粉症というものを発症したことがない。
つまり申し訳ないが、香奈が人類の存亡を犠牲にするほど花粉を憎む気持ちも、私にはこれっぽっちも共感できないのだ。
「あうぅ〜……言っておくけど、萌葱だって他人事だと思ってたら大間違いなんだからね! 花粉症ってある日突然発症するものなんだから。
つまり……くしゅんっ! 萌葱だっていつか、花粉を滅ぼしだいほどぎらいになる可能性だっでぐじゅんっ!」
「……とりあえず鼻をかんだ方がいいと思うよ。香奈の親切なアドバイスについては、ありがたく心の片隅にとどめ、て……は……は……」
「……『は』?」
怪訝な表情を浮かべて香奈が聞き返してくるが、その質問に答えられる状況ではなかった。
何せ突然、何ともなかったはずの鼻の奥がむず痒くなり……
「はっくしゅん!」
鼻の奥からこみ上げてきたその衝動が解放された、瞬間。
私のスカートの裾が、全方位から盛大にめくれ上がった。 「いやー、今朝はびっくりしたよねー。まさか、あんなピンポイントで突風が吹くなんて」
「早紀、ただでさえ恥ずかしくて死にそうなんだから思い出させないで……」
始まりのホームルームが終わった後、隣の席の早紀がからかってきた。
「えー別にいいじゃん、普段ガードが堅い萌葱の、貴重なラッキーショットなんだからさー。
きっと居合わせた男子のみんなも、当分は萌葱のピンク色のパンツが頭から離れないと思うよ?」
「お願い、もうそれ以上言わないでー!」
あっけらかんとした早紀の言葉が耳に届いた男子数名の体がびくりと震えた。
どうやら、こちらの話など興味ないかのように振舞いながらもしっかりと耳をそばだてていたらしい。
……そう。
あの瞬間、何の前触れもなく私のスカートが大きくめくれ上がり、私のピンク色のパンツは道行く男子生徒たちや通りすがりの人たちの衆目の元に晒されてしまったのだ。
慌ててスカートを押さえて辺りを見回すと、目があった男子はみな一様に私から眼をそらした。その反応から、ばっちり見られてしまったことは明らかだ。
ただし、早紀が言っていたように局地的な突風が発生した訳では決してない。
自分でも初めての経験であったためにわかに信じがたいことなのだが……どうやらあの瞬間、意図せずに超能力が「暴発」してしまったようなのだ。
くしゃみのショックで変なところに力が入ってしまったのか、あるいは、花粉症特有の理由が何かあるのか。
仕組みは全く分からないが、よりにもよって何故スカートを持ち上げる方向に力が発動してしまったのか。不運という他ない。
いや、不特定多数に見られてしまったとはいえ、居合わせた知り合いの男子が数名で済んだのは不幸中の幸いと考えるべきなのだろうか。
あれこれ思い悩む私をよそに、早紀のセクハラトークはとどまる気配を見せない。
「んー? 言わないでって何のこと?
萌葱のスカートが登校中にぶわーってめくれ上がっちゃったこと?
それとも、かわいいフリルのついたピンク色のパン……」
「早紀、いい加減にっ……!? ふぁ……」
エスカレートする早紀の発言を止めようと私が席から立ちあがった瞬間、再び鼻の奥がくすぐられるような感覚に襲われた。
「ふぁっくしょん!」
突然声を荒げて立ち上がったことで周囲のクラスメートたちの視線が私に集まった、その状態で。
私のスカートが、すとんと脱げ落ちた。 「うぁー、うー……」
3時間目の体育のために着替えている最中も、私は先程の事故のことを思い出して一人で謎のうめき声を上げていた。
通学路での一件ではまだ私に注目している人は少なかったし、一瞬の出来事だったのでまだ救いがあった。
しかし、ホームルームの時は違う。周りの男子たちが私に注目している目の前で、パンツが丸見えになってしまった。
それも、足元まで落ちたスカートを引き上げるまでの数秒もの間たっぷりと。
間違いなく私のパンツは、クラスの半分以上の男子に見られてしまったことだろう。改めてそう考えると、顔から火が出てきそうだ。
「ええと……萌葱も、災難だったよね。でもまあほら、そういう日ってあるじゃん?
寝坊して遅刻ギリギリの朝に限ってパパがトイレを占拠してたり、踏切がいつまでたっても開かなかったりとか……」
流石に一抹の申し訳なさを感じているのか、セクハラ魔の早紀が珍しくフォローを入れてくれる。
「そ、それにさ! よく考えてみたら、別にちょっと下着が見えちゃったくらい大したことじゃないよ!
今だって、私も萌葱も下着姿だけど、全然平気でしょ? ほら!」
早紀がブルーのブラとお揃いのショーツを見せつけるように腰に手を当てる。
カーテンを閉め切った更衣室で着替えのために下着姿になるのと、男子の視線がある教室の真ん中でスカートが脱げてしまうのとでは大違いの気もするが、
自分も下着を見せることで少しでも私の恥ずかしさを和らげてくれるつもりなのだろう。
程よくくびれたウエストに、同世代と比べてやや大きめだが、張りがあって柔らかそうな胸。
まったく、同性の私ですら少し見入ってしまう見事なプロポーションだ。羨ましい。
「そりゃ、今は女子しかいないから平気かもしれないけどさ……」
「いやいやー、ちゃんと男子だって、あのカーテンの向こうで悶々としながら色々妄想を膨らませてると思うよ? 『いきなり更衣室のカーテンが全開になったりしないかな〜』みたいなバカなことをさ!」
「ぷっ……あはは、言えてるかも! 男子ってバカだからねー。そんなこと絶対起きるわけないのに」
そんなバカな集団がカーテンの向こうにいるのかと思うと、その滑稽さに笑えてきた。そして同時に、なんだか先ほどまで沈んでいたことがバカバカしく思えてくる。
あれこれ悩むのは、とりあえずやめよう。少なくとも今この空間では、私や早紀を含めて多くの女子が、平気で下着姿を見せつけているのだ。
たとえ先ほどのように超能力が暴発しても男子の視線に悩まされることはないのだ。そう、更衣室のカーテンがぴったりと閉まっている限りは。
気が楽になり、早紀の真似をして下着姿で堂々と腰に手を当てて笑っていると、久しく忘れていた「あの感覚」が鼻の奥で蘇ってきた。
「ふぇ……ふぇ……ふぇっくしょん!」
女子更衣室のカーテンが全開になった。
(つづく) 3時間目の体育の授業は男女別のチームに分かれてのバレーボールだ。
別チームとはいえ、男女合同で行われるこの球技は、異性の前でかっこいいところを見せたいがためか、あるいは単に対抗意識を燃やしてかは知らないが、ここ数日白熱した好勝負が続いていた。
……なのだが、普段に比べて男女両チームの動きが明らかにぎこちない。
原因が先程の「女子更衣室カーテン全開騒動」にあるのは明白だ。
着替え中の女子たちはもちろん、用もないのに更衣室の前でたむろしていた男子たちにとっても、まさか本当に目の前のカーテンが開くとは思っていなかったのだろう。
目の前に色とりどりの下着姿の女子たちの光景が広がるという幸運な――女子たちにとっては不運な――ハプニングに、辺りは大パニックになった。
慌てて目を逸らす素振りを見せつつも、さりげなくちらちらと覗いてくる男子たち。
これ幸いとばかりに、身を乗り出して目に焼き付けようとする男子たち。(ちなみに後者の男子は、女子内での評価が一気に底辺まで落ちたことは言うまでもない。後が怖いぞ?)
普段は飄々と男子の前でもセクハラトークを繰り広げたり、短いスカートにちらちらと視線を向けてくる男子に対して「何? スカートの中が気になるなら見せてあげようか?」
なんて軽口を叩いているさしもの早紀も、しばらく下着丸見えのまま呆然と固まっていた後、「きゃぁぁ!」と可愛い悲鳴を上げてしゃがみこんでしまった。
ごめんね早紀、でもこれできっと早紀も私の恥ずかしさ、分かってくれたよね?
下着姿のため立ち上がってカーテンを閉めに行くこともできず、結局私たちのあられもない姿は男子たちの好色な視線の前に数分間も晒される羽目になってしまった。
――というわけで、前置きが長くなったが、男女双方ともあの時の記憶が忘れられず、ぎくしゃくと気まずそうな動きで凡ミスを連発している、というわけだ。
そして、その筆頭が、何を隠そうこの私。いつ例の暴走が発生してしまうかと思うと、サーブにもブロックにも集中できるはずもない。
3度目のミスで男子チームに得点を許してしまうと、事の顛末を知らない体育の担当教師から怒号が飛んできた。
「お前ら、今日はたるんでるぞ! 特に春原、さっきからちっとも試合に集中できてないじゃないか! もっとハキハキ動け!」
流石に、教師に怒鳴られてはいつまでも恥ずかしがっている場合ではないと思ったのだろう。男子も女子も、少しずつ普段通り試合に集中し始める。
みんなが普段通りに試合を続ける中、名指しで怒られた私一人が無気力試合を続けるわけにはいかない。能力の暴走も怖いが、授業の参加態度が不真面目だなどと内申に書かれてしまっては元も子もない。
マッチポイントとなったタイミングで、ローテーションで私が前衛に回ってきた。男子のサーブを香奈が必死にレシーブし、落下地点に早紀が駆けつけてネット際にトスを上げる。
「萌葱、お願い!」
明らかなチャンスボールを不意にするわけにはいかない。私はネット際に駆け寄って、スパイクを放つために高くジャンプし右手を掲げる。
スパイクを警戒した男子たちの視線が私に集まった瞬間、よりによって再び「あの感覚」に襲われてしまう。
「はっくしょん!」
すぽんと私の体操服とブラジャーが上に脱げた。 4時間目の数学の授業中。
真っ赤になったまま俯いている私には、授業も耳に入ってこないし、教科書の内容も目に入らない。
見られた。
家族や医者以外の男性に見せたことがない、私のおっぱいをクラスの男子たちに見られてしまった。
高くジャンプしていたタイミングだったため咄嗟に隠すこともできず、おまけに着地にも失敗し暫く起き上がれなかったため、体勢を立て直して胸を隠すまでの間に、
相手チームの男子全員に空中で揺れる私の小さ目の胸の膨らみと、その先端にあるピンク色の突起をばっちり見られてしまった。
おまけに体操服とブラが隣のコートまで飛んで行ってしまったため、手ブラのまま体操服とブラを取りに走る姿を多くのクラスメイトに見られてしまった。
ちなみに試合は女子チームの勝利。相手チームの男子全員が一斉に、体調不良のため試合続行不能を申し出たのだ。急な腹痛にでも見舞われたのだろうか、彼らは揃って前屈みになりながら下腹部を押さえて男子トイレに駆け込んでいった。
通学路での香奈の発言を思い出す。
ごめんね、香奈の言う通りだったよ。今の私は、花粉をこの世から消滅させられるなら全人類が滅びたっていい。むしろ花粉ごと人類も今すぐ滅びてほしい。
「よし、じゃあ次の問題を……春原、前に出て解いてみろ」
数学教師のその声を聞いた瞬間から、もう嫌な予感はしていた。
今日の私はそういう運命にでもあるのだろうか。朝の占い番組をチェックしていなかったことを今更になって後悔する。
ちくしょう、来るなら来てみろ。絶対に今回は耐えて見せる。
今までの私は衝動に襲われるたび、我慢できずにくしゃみをしてしまったせいで、能力が暴発していた。逆に言えば、くしゃみを堪える事さえ可能ならば。能力の暴発を防げるかもしれない。あるいは、最低でも威力は軽減できるはずだ。
覚悟を決め、私は教壇に立って黒板に向かう。
予想通り、後ろから他の生徒たちの――とりわけ男子の視線が刺さってくるのが、振り向かなくても分かる。
幸いにも、板書の問題自体は難しくない。丁寧に解けば間違える事はなさそうだ。
せめて、衝動に襲われる前に問題を解き終われば、などと淡い期待を抱いていたが、案の定それは叶わなかった。問題も終盤に差し掛かったところで、今日何度も恥辱を味わわされてきた感覚が鼻の奥からやってきた。
「は……は……」
ダメだ、耐えるんだ。ここでまたくしゃみをしたら、今度はクラスメイト全員が見ている前でどんな目に遭うかわかったものじゃない。
私は口をしっかりと閉じ、全身全霊で歯を食いしばる。呼吸をゆっくりと落ち着かせ、右手を口の前に当てる。
「はっ……ふ、くぅ!」
……やった、か……?
どうにか、大きなくしゃみをせずに、最小限にとどめることができた。
わずかに能力が発動した感触があったため慌てて自分の姿をちらりと見下ろすが、スカートもブラウスも全く乱れていない。
よし、耐えた……!
衝動が再び襲ってくる前に問題を最後まで解き切ろうと黒板に向き直り、急いで回答を終了する。
これで、あとは自分の席まで戻るだけ……そう思ってクラスメイト達の方に向き直ると、男子たちが目を丸くしながら私を……というか、私の足元を見ているのに気付いた。
同時に、問題を解くのに集中していたために気付かなかったが、下半身に妙な違和感を覚える。スカートの中が妙に涼しく、足首に何かが絡まっているような、そんな感覚。
途轍もなく嫌な予感に襲われる。正直、何が起きたのか確認したくもないが、私は男子たちの目線の先……私の足元に目を遣る。
穿いていたはずのピンク色のパンツが、足首までずり落ちていた。
「あ、あ、あ……!」
声にならない声を上げて、私はパニックに陥る。落ち着け私。まずは急いで席に戻って……いや、その前にパンツを穿きなおさないと……!
思考がまとまらないまま、両方を同時に実行しようとしたことが致命的になった。
足を前に踏み出しつつ、パンツを上げようとしたらどうなるか。
答えは明白。自分のパンツに足を取られ、私はつんのめるようにバランスを崩し、教室の床に顔面から倒れ込んでいく。
さらにタイミングの悪いことに、例の衝動が不意打ちで襲ってきた。
「ふぁくしょ、ぶ!」
教室の床にうつぶせになった私のスカートがめくれ、お尻が丸見えになった。 その後。
スカートが脱げること、3回。
パンツがずり落ちること、5回。
ブラウスのボタンが外れて前が全開になること、6回。
ブラウスとブラがめくれてポロリすること、2回。
スカートが男子の前でめくれること、数えたくもない。
ギネスの記録で「一日でえっちなハプニングに見舞われた回数」という項目が認められるなら、私は間違いなく1位が取れるだろう。
もう私の噂は他のクラスにまでもちきりで、私が歩くたびに見物人が押しかけてくるほどだ。
おまけに、威嚇して追い払おうとギャラリーたちに向かって両腕を振り上げた瞬間にくしゃみをして、ブラウスとブラとスカートが全部脱げてパンツ一丁を大勢に見せつけてしまう始末。
終わりのホームルームの間、もう私は、これ以上恥ずかしい目に遭う前に家に帰ることしか考えていなかった。
早く終わってほしいという私の願いをよそに長引いてしまったホームルームが終わった瞬間、矢のようなスピードでダッシュ。
友達への挨拶もよそに、既に下校を始めている他のクラスの生徒たちで賑わう廊下を駆け抜け、中央階段を1段飛ばしで駆け下りる。
1階から2階に繋がる踊り場に辿りつくと、下校中の生徒たちで賑わう玄関が目に入る。
あとはあそこまでたどり着けば……!
だが、急いては事をし損ずる、という諺をちゃんと頭に入れておくべきだった。
2段飛ばしで降りようとした私は勢い余って足を踏み外し、バランスを大きく崩してしまったのだ。
「あっ……!」
大きく体が前に傾き、視界がぐるりと揺れる。
踊り場から1階まで、恐らくは2メートル程度。全速力で走る人間が、顔面からその高さを落下したらどうなるか。
本能的に命の危険を感じた私は、咄嗟に超能力を発動する。私を持ち上げるほどの力は到底ないことは分かっているが、せめて足から着地して、落下の衝撃だけでも和らげる……!
私の体が半回転し、落下速度が弱まっていくのを実感したのと、もうすっかりお馴染みになってしまった「あの衝動」に襲われたのはちょうど同時だった。
「はくしゅん!」
まずい。
服が脱げてしまう、とかそういうことではない。暴発のせいで能力の制御が効かなくなる。
なんとか、集中して私の命だけは守らないと……!
あらぬベクトルに能力が暴走する中、私は必死で落下を和らげることだけを考え続けた結果……
どさり。
「きゃぁっ! いたた……」
大勢の生徒たちが心配そうに見守る中、私は生徒玄関の床に尻餅をついた。 落下の衝撃で下半身が痺れて動かないが、どうやら助かったらしい。
おまけに幸いなことに、制服も脱げていないようだ。
「良かった、無事に成功したみたい……ん……?」
ほっとすると同時に、周りの生徒たちの反応に違和感を覚える。
そりゃ、2階の階段から転げ落ちてきた生徒がいたら注目するのは当然だが、問題はその視線の先。
男子も女子も、凍り付いたような表情で私の腰のあたりを見ている。
「ふぇ……きゃあ!?」
慌てて下半身を見遣ると、尻餅をついたときに私の両足が大きく開いていたせいで、周囲からスカートの中が見えてしまっていた。
閉じて隠さないと、と思うが、落下のショックでまだ脚が動かない。
うぅ……恥ずかしいけど、命が助かったんだもん、パンツくらい見せてやるわよ……。
だが、それでも周囲の反応は少し不自然だ。私が今日一日でパンツを見られることに慣れてしまっただけなのかもしれないが、彼らの反応は、もっと信じられないものを見たような……。
頭を捻っていると、ひらひらと、一枚の布が私の頭に降ってきた。
「……ハンカチ?」
ひょい、と右手でつまんでみる。かわいいフリルのついた、ピンク色の布だった。
私のハンカチじゃないけど……でも、なんだかこの柄、どこかで見た、ような……。
その事実に思い至った瞬間、玄関から一陣の風が吹き抜け、足を大きく開いた私のスカートを大きくめくり上げた。
スカートの下、大勢の生徒たちの目線の先を追って、私の目に映ったものは……。
何も身に着けていない自分の股間。腰の下にはうっすらと黒い毛が生い茂り、そしてその下には、まるでみんなに見てもらいたがっているかのようにぱっくりと開いたピンク色の割れ目。
「あ……あ……ぁ……」
言葉にならない声を発しながら、私の目元にはうっすらと涙が浮かんでいき……
「いやあああああ!」
それからと言うもの、私が花粉症の季節を大嫌いになったことは言うまでもない。
(おわり) 2015/10/03以来のSS乙!
青年誌のエロコメみたいで面白かったw
そんな目に合っても途中で早引きしない強い子だなw このスレは「現実離れした催眠」嗜好者を概ね除外するから難しいんだよな
催眠は別スレがあるから 「現実離れした催眠」ならスレ違いでもないし好きな人多いんじゃね
「現実的な催眠」なら微妙かも知れんけど その「現実離れした催眠」ネタは催眠スレに行っちゃうのでここには投下されないって話
その催眠スレですら既に過疎いが >>1に催眠術入ってるだろ
と思って見返したら入ってなかった
どうやら催眠術にかかっていたのは俺のようだ わかる
凄く仰々しい能力使ってラッキースケベ程度のことしかしないの好き >>650
ふしぎ工房の人の新作来てたのか、相変わらずGJ!
あの人のだとHPにあったダンジョン商店街のエロパロで
たぬきに化かされて装備付けたら全裸に葉っぱ一枚で片想い相手に見られるのが好きだった >>666〜>>668
そういや催眠・MC系って2chエロパロまとめに載ってないんだな
規模が大きすぎて別のコミュニティなのかとも思ったが、過疎なのか? 2chMCスレッド
http://saim.in/2ch/
MC関連スレ保管庫
http://marie.saiin.net/~mcharem/MClog.htm
こっちはもう息してないな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています