魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想 その9
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
>>827
ここまでプロット書いてると手を加えるのに尻込みしますが、少し考えてみます。 >>829
本当勢いでやったのでリクエストと言うには重たくて申し訳ない…
参考程度でも構わないのでお好きに弄ってくだされば NPC姦の構想を練っているが難しい
ステータスの改変や常識・認識の操作は超能力的だと思うんだが プロットと言えば、ここだと有名であろうティーカさんが執筆見送ったのを渋に公開してたな
刷り込み系催眠で女子にハプエロ強要する学祭喫茶店だって
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6965893 >>828
>ここまで書けるなら自分で書けるだろって奴がちらほら居そう
だよなぁ
微妙に勘違いし始めてる住民が(ここに限った話じゃ無いが)多いような気もする
そも書き手というのは「たまたま書く気になった住民」なのであって、本質的には皆同等であり無制限に甘えて良い相手じゃ無い
人によっては僅かにモチベーションが下がっただけで簡単に消えたり、他所へ行ってしまう可能性だって否定出来ない
ましてや無償奉仕のボランティアだから「充実感」や「楽しさ」が伴わないオリジナル創作がそれだけ余分な時間と労力を消費し、
精神的な負担を与えるかは誰でも容易に想像出来ると思う
だから、というのは少し安直な結論に見えるかも知れないが、アイデアがある人は先ず自分でトライしてみるべき
ここは(少なくても建前は)素人が好き勝手に創作して良い場所だし、投稿の敷居も最も低い筈
少なくても「上手い下手」を論じる場所じゃないことだけは間違いない
あと一般論だけど、書き手のモチベーションを上げる方法としては、
是非書きたい、と思えるアイデア
一緒に頑張って場(スレ)を盛り上げてくれる他の書き手
が非常に有効だと思うし >>833
いくつか言わせてもらうんですが、リクエストは僕が募集したんですよ?
それを書くかどうかも僕が決めてるんですよ?
強制されるようになったら僕は何も言わずにこの場を去りますよ?
だってここはそもそもそういう場所でしょ?
僕は書きたい物しか書かない >>833
言い分も分かるがここで求められてるのは
不思議パワーでエロいことする文章やそういうシチュのエロ談義であって
そんな投稿者の代弁面した長文じゃあないんだよ ところで、現実世界に非現実能力とか魔法があるってシチュが一般的みたいだけど、はなっからファンタジー世界が舞台でエロ魔法・エロ能力ってこのスレでは扱うんだろうか スレタイ的に不思議パワーを使うシチュが前提であって世界観は問わないんじゃない?
過去の投稿もファンタジーあるし エロい能力を持った妖怪とか
エロい都市伝説とか
恥ずかしい目に遭ってしまう不幸の手紙とかとか
男子の抑圧された性欲が顕現してエロいハプニングが頻発するようになった学校とか
エロい呪いがかかっている宝石を盗もうとしたせいで恥ずかしい目に遭ってしまう女怪盗とか
御神体を壊してしまったせいで恥ずかしい目に遭ってしまう神罰をくだされるとか
そんなのが実在する世の中ならいいのに 一匹目がパンツの紐を斬り
二匹目がパンツを奪い去り
三匹目が転ばせる
ノーパン鎌鼬三兄弟はよ 三匹目はあえて転ばせたりしないで股間一撫でだけして相手にノーパンなのと下半身に意識集中させてほしい >>838
「恥ずかしい目に遭ってしまう不幸の手紙とかとか」という一文を見て、思い立って書いただけのものを投げたいと思います。
2時間ほどで書き上げただけのモノのため、ゆるくご覧ください。
次レスから投下します。 【これは不幸の手紙です。これと同じ内容の手紙を3日以内に5人の知り合いに出さないと、あなたにHな災いが降りかかります。P.S.この手紙を無視して捨てたりしても、Hな災いが降りかかるよ!】
「なんですか、これは」
「なにって、不幸の手紙ってやつでしょう」
生徒会室の会議机を埋め尽くす手紙の山。これが全部、学園中で出回った不幸の手紙というのだから驚きだ。
俺たち生徒会役員がせっせと回収したその数、なんと200通あまり。俺や他の生徒会役員たちの中にも、これを受け取った被害者がいる。
不幸の手紙なんてもう何十年も前に流行った遊びだろうに、まだこんなものが大流行してしまうのか。しかも、文面もずいぶんふざけている。
生徒会長の梨生奈は、酷くご立腹の様子だった。
梨生奈は一言でいえば才色兼備な奴で、校内でも指折りの美人でありながら、性格はトゲトゲとして高飛車。
高嶺の花ともいえる彼女にこの手紙を送る命知らずはさすがにいなかったようだが、潔癖症の梨生奈は怒髪天といった様子だった。
「こんなふざけた遊びでこの学園の風紀を乱すことは許しません。すぐに処分しましょう。来月の朝会でもよく注意しないと」
「いやいや、生徒会長」
そんな梨生奈に待ったをかけるのが、副生徒会長の真智。真智は梨生奈と違い、生徒たちの噂話などを広く集めてこの件を警戒していた。
「生徒会長、まんざらふざけ半分でもないみたいなんですよ。生徒の中には、この手紙を放っておいて実際に酷い目に遭ったなんて子もいるみたいで」
「貴方までそんなバカげたことを?」
「いや、あくまで噂ですけどね……海水浴で海に入っていたら突然水着がなくなって海から出られなくなったとか、温泉で確かに女湯ののれんをくぐったはずなのに男湯に入っちゃったとか、ダンス部では近隣の小学校での公演中にいきなりズボンがずり落ちた子もいたり……」
「くだらない。どれもただの浮ついた噂話。本人の気の緩みからくる失敗でしょう。そんなものを信じるなんて、まさにぼんやりしている証拠です」
真智が噂を持ちかけようと、梨生奈はやはり手紙および被害者を全否定だった。
実際のところ、にわかには信じがたい話であり、梨生奈の反応も当たり前ではあるのだが……それにしても、梨生奈は容赦がなかった。
梨生奈は呪いの話を一蹴し、生徒会の皆が見ている前で、生徒たちから回収した手紙を一枚残らずシュレッダーにかけてしまったのだ。
と、その時……
「イヤーッ!!」
廊下の方から、耳を劈くような悲鳴が聞こえた。
俺たちが慌てて生徒会室から飛び出すと、さっそく目に飛び込んできた光景は
「うおっ!?」
俺のクラスメートの春奈がいた。ブラウスもブラジャーも脱ぎ捨てて、胸を抑えた状態でその場にかがみこんでいる。
彼女に服を着るよう促しつつ話を聞いてみたところ、どうやら、服の中に虫が入り込んでしまい、虫が大嫌いな春奈はパニックになって、気が付いたら服を脱ぎ捨ててしまったのだという。
……そういえば、春奈からもこの手紙を押収したはずだ。
「ま、まさか、生徒会長が手紙を処分してしまったからでしょうか?」
「いや、そんなわけないだろ、春奈、もとから変なとこあるし……って、おわぁっ!? 瑠衣!」
生徒会役員の一人で、自身が受け取った手紙を梨生奈に提出した後輩の瑠衣。彼女のスカートがきれいに裂けてパンティが丸出しの状態になってしまっている。
さっき生徒会室から飛び出した拍子に、ドアにスカートが引っ掛かって破けてしまったようだ。瑠衣は黄色い悲鳴を上げて、裂けたスカートを抑えてその場にうずくまってしまった。
「いやぁぁっ!」
「なんだ、こんどは校庭か!」
生徒会室の窓から校庭をみると、フェンスに腰かけてだべっていたと思われる女子生徒が、バランスを崩してフェンスに宙づり状態になってしまっていた。幸い、首が絞まったりはしていないようだが、逆さまになってスカートは全めくれ、身動きが取れない様子だ。
その横でうずくまって倒れている別の男子生徒。どうやら彼は宙づりになった子を助けようとして、足を踏み外して股間を打ってしまったらしい。 「ちょっと、どうしたの? よく見えない!」
「うわっ! 千秋、あぶないぞっ!」
俺に続いて窓の外を見ようと駆け寄ってきた書記の千秋が、足元に散らばっていたプリントで滑ってバランスを崩し、倒れそうになる。
このままでは窓の縁にぶつかってしまう。俺は反射的に、倒れそうな彼女を支えようとして……
手元が狂って彼女の胸をおもいっきり鷲掴んでしまった。
「いやぁぁぁぁっ! なにやっとんじゃこの変態野郎がぁぁぁ!」
「うぶぉあっ!?」
刹那、千秋が放った殺人キックが俺の股間にダイレクトヒットする。掛け持ちしている剣道部で精神を鍛えていなければ俺は死んでいただろう。ちなみに、千秋も俺も、手紙を受け取ってしまい、生徒会長にそれを押収された被害者だ。
「キャーッ!」
「うわぁぁっ!」
「いやぁぁぁんっ!」
ほどなくして、校舎のいたる所から大勢の悲鳴が聞こえてきた。ちょうど現在は下校時刻。学生はみな学園中に散らばっている。
もちろん、騒動の根源(と思われる)、生徒会室も大混乱。
「一体どうなってるんだ! こんなエロハプニングが学園中で一斉に起こるなんて、偶然ではありえないぞ! やっぱりあの手紙だ!」
「いやぁっ! 私、手紙は処分されちゃったけど、まだハプニングに遭ってません!」
「由紀先輩、言いにくいですけど、汗でブラウス透けてます……」
「ひゃぁぁっ!」
「もぉーっ! 生徒会長、どうしてくれるんですか!」
混乱の最中、被害に遭った生徒会役員たちが、一斉に梨生奈に詰め寄った。
「貴方たち、馬鹿なことを言うのはやめなさい」
梨生奈、一刀両断。
「魔法や呪いなんてふざけたものはこの21世紀に存在しません。この学園の、日々の弛みです」
「だ、だって梨生奈も見ただろ? 俺が股間蹴り食らったの」
「それは自業自得でしょう」
股間の激痛に耐えながらの訴えさえ、聞き入れてなど貰えなかった。梨生奈はあたふたする役員たちを見回し、あきれ顔でため息をつく。
「校舎内に虫がいたのは学園の清掃が行き届いていないから。スカートを履きながらフェンスによじ登るなど、注意も行儀もなっていません。スカートが破けたり、誤って女子生徒の胸を触れたりしたのは、貴方たちの不注意ではありませんか。すべて身から出た錆です」
お、鬼だ。鬼がいる。魔法も呪いもないこの21世紀に鬼がいた。確かに一理ありとも言えるが、いくらなんでも、そんなになんでもかんでも突っぱねなくてもよくないか!?
結局梨生奈は、手紙を処分した件については、微塵も悪かったとは思っていないようだ……。
と、ともあれ、これで手紙は一通残らず処分されちゃったわけだし、これで事態解決、なのか?
その数日後……
「生徒会長、これはどういうことなんだ」
またも机に積み上げられた、不幸の手紙の山。
だが、問題はその宛先だった。全部が生徒会に直接届けられたもので、しかも一通残らず梨生奈宛なのだ。
どうやら、生徒会役員の誰かが、梨生奈の所業に腹を立て、手紙を処分した件について噂を流してしまったらしい。(俺じゃないよ)
被害に遭った生徒たちは皆、手紙の呪いがかかったのを梨生奈のせいだと確信したのだろう。腹いせか、これ以上呪いが降りかかるのを防ぐためか、みんなで梨生奈に手紙を出したようだ。
「まったく、呆れたものですね」
これでも涼しい顔をしている梨生奈の心臓はどうなってるんだろう。呪いが怖くないというのは本当のようだが、そもそも、これだけ呪いの手紙を集めてしまう自身の性格についても気にしてほしいもんだが。
鬼、じゃなくて梨生奈は数日前と同じように、ためらうことなく手紙をシュレッダーに運んでしまった。
「おい梨生奈、大丈夫なのか?」
「なにがです?」
「お前の性格……じゃなくて、手紙を処分したりして、危ないんじゃないのか」
正直、不安だった。先日のエロハプニングパラダイスのことを考えると、まんざらその手紙に効力がないとも言い切れないじゃないか。その手紙の危険性はいまだ痛みの引かない俺の股間が物語っている。
しかし、梨生奈はつんとした表情で
「何を言っているのか分かりません。先日も言ったはずです、呪いなんてものは存在しません、と」
意にも介さず、手紙を一通残らず廃棄してしまった。
さて、何も起きないといいんだが……。いや、別に梨生奈がエロい目に遭うのはいいけど、その不機嫌で俺たちがとばっちりを食らうのは、ごめんだ。
その考えをもって、この時、本気で止めておくべきだったのか……。 「この件はこれでおしまいです。そんなことより、生徒会便りの製作は進んでいるのですか?」
「いやぁ、だってこの呪いの手紙の件の記事、NGなんですよね? また書き直しですよ?」
「まったく、生徒会がこんなに浮ついているから、学園全体が……」
梨生奈がいつもの自席に腰掛けようとして、「キャッ!」と悲鳴をあげて立ち上がった。
「どうした、梨生奈」
梨生奈が可愛い声を上げたことにみんな心配して駆けよるが、梨生奈は酷く怒って、自分の椅子を指さしている。
「誰ですか、こんないたずらをしたのは!」
見ると、梨生奈の椅子には、マーカーペン(太)が直立した状態で置かれていた。どうやら梨生奈はこれの上に腰掛けようとしてしまい、尻にペンを突き刺してしまったようだ。
役員はみな顔を見合わせた。今日になってから、梨生奈の席に近づいた役員は一人もいない。第一、梨生奈はいま、椅子を引いて座ろうとしたはずだ。それなのに、直立したままペンが置かれているなんて現実的にあり得ないんじゃないか。
「偶然生徒会長の椅子の上にペンが落ちて、それが奇跡的に直立した状態でそこに? ……呪い、でしょうか」
後輩の淳がぼそりと呟いたが、梨生奈に睨まれて怖気づいてしまった。
「なんですか、みなさん。そんな変な目で私を見て」
梨生奈の機嫌が悪い。まぁ、あんなことがあった後だからな。
だから、みんな口に出すのは躊躇った。だが、言わないわけにもいかない……とうとう、由紀がおそるおそると挙手をして、この深刻な事態の全容を告げた。
「生徒会長、あの、大変申し上げにくいんですが……椅子の背もたれにスカートが引っ掛かってますよ」
「えっ!?」
あるある。パイプ椅子の背もたれの金具にスカートが引っ掛かって、尻丸出しになってるやつ。梨生奈がまさにその状態になっていた。まぁ、梨生奈がこんなミステイクをするのは普段ならあり得ないことなのだが。
梨生奈は真っ赤になってスカートを正した。
「こういうことは早く言いなさい」
まぁ、早く言うべきだったとは思っている。梨生奈の席はちょうど廊下側の窓に背を向けていて、通りがかった生徒からパンツが見えていただろうから。
「真智さん、そこにある修正ペン、とっていただけますか」
「はいはいー」
てきぱきと仕事を進める梨生奈の頼みに応え、ペン修正液を梨生奈めがけてぽんと投げる真智。
「ちょ、ちょっと真智さん!」
梨生奈は急なパスに応えられず、慌てて修正ペンを受け取ろうとして……
キャップのところを受け止めたせいでキャップが外れてしまい、手から修正ペンが滑り落ち、おまけにペン先からスカートめがけて、修正液をぶちまけてしまった。
白く汚れる制服。なんというか、非常によろしくない有様だ。
梨生奈は立ち上がり、カンカンになって真智を怒鳴りつける。
「真智さん! 文具を投げるなんて、どういう教育を受けているんですか!」
「教育はこの学園で……じゃなくて、いやいや、そのくらいキャッチしてくださいよ! 八つ当たりでしょう!」
「零れる危険がある液体の入った容器を投げるなんて、正気ではありません!」
「いや、だって……まさか、そんなにしっかり止まったキャップが外れるなんて……」
狼狽する真智。まぁ、取り落とすくらいはあり得るが、まさかこうなるとは思わなかっただろうな。修正ペンからこんなに液が漏れだすなんて普通はないし、第一、キャップは一回捻らないと開かないようになっているはずなんだから。
やっぱり、何かがおかしいな……。
梨生奈はかなり不機嫌だ。何を思っているのかは知らないが、呪いのことや、数々のエッチな目に遭ったことがさぞ気に入らないのだろう。
こういうときに梨生奈に話しかけるとまずろくな目に遭わない。
だから、みんな彼女に触れずに黙々と生徒会便り作りにあたっていた。 しかし、皆がなにもしなくても……
「なぁ、今日、やたら校内に人が残ってないか」
ふと思うと、時刻の割にはやけに生徒たちの帰宅が遅い。生徒会室の窓から駐輪場を見てみると、だいぶ自転車が停まっているようだった。
……もしかして、呪いの話を聞いている生徒たちが、何か起きないかとそわそわして帰らずにいるのだろうか。
「校内放送で呼びかけます」
梨生奈は、生徒会室備え付けのピンマイクを胸につけ、校内放送に繋いで、下校を促すアナウンスをはじめた。
隣で聞いていると、下校を促すだけでなく、口内の風紀についての説教まで始まった。本当にイライラしているようだ。
「なぁ、梨生奈。気持ちはわかるけど、校内放送を私物化するのはやめろよなぁ」
梨生奈が淡々とした放送(説教)を続けながら、こちらをキッと睨む。もう、こういう梨生奈は放っておいた方が安全か。
…w……w……
「……ん? 何の音だ?」
スマートフォンのバイブ音。どうやら、梨生奈のポケットの中からのようだ。
梨生奈は校内放送(説教)を続けながら器用にスマートフォンを取り出し、着信の内容を確認し始めた。
と、その時、梨生奈が手を滑らせ、スマートフォンを取り落としてしまう。慌ててキャッチしようとする梨生奈。しかし、不運にもスマートフォンは梨生奈の手から跳ね上がり
「あっ!」
「!?」
なんという偶然、梨生奈の胸元にスマートフォンが滑り込んでしまった。
「あっ……ちょ……」
梨生奈が一瞬動揺するが、校内放送の真っ最中。話を途中で中断できず、梨生奈は放送を続けながらも、服の中に入ってしまったスマートフォンを取り出そうと四苦八苦しはじめる。
話内容にはブレがないし、まったく、なんて器用なんだ。下手に手出しをすると後が怖いので、俺たちは心配しつつも、彼女を見守っていた。
と、服の中に入ってしまったスマートフォンが、服の中でさらにずり落ちて、ブラウスの下、スカートの中あたりにまで落ちてしまったようだ。そしてその直後
……www……www……
またバイブ音だ。梨生奈のちょうど股間のあたりから響き渡る、大きなバイブ音。スカートに引っ掛かる場所はないはずだし、まさか、パンティの中に滑り落ちた? いや、そんな、下着の構造的にあり得ないんじゃぁ……
……wwwwwwwww……
「あっ……!」
全員の視線が梨生奈に向く。いまの声、ただ驚いた悲鳴ではない。明らかに、露骨な色気を含んだ喘ぎ声だった。
まさか、パンティに潜り込んだスマートフォンの振動で……
そして、不幸にもその声は、校内放送を通じて全校に響き渡ってしまった。生徒会室からも聞き取れる、校内がざわつく声。
…………。
校内放送(説教)は滞りなく、それはもう滞りなく終わり、マイクが切られる。
生徒会便りの作業に戻った梨生奈はとうとう何も言わなくなった。
まぁ、いまのはここにいる誰も手を出していない、自業自得だから仕方がないはずだ。本人もそれはわかっているはず。
しかし、なんで俺たちがこんな気まずくならなきゃならないんだ。 それからまたしばらくして、イライラしながら作業をしていた梨生奈が、不意に席を立ち、生徒会室を出ていってしまった。
不機嫌極まって帰ったか? いや、アイツはそんな無責任なことはしない。大した用事じゃないだろうし、すぐ戻ってくるだろ。
「ん、いま誰かドア開けた?」
「いや?」
ドアが開いた音が聞こえたような気がした。だが、生徒会室の戸は梨生奈がきっちり閉めていったままだ。
はじめは空耳かと思ったが……
「あれ、また聞こえた」
今度は確かに聞こえた。木製のドアが軋む音。ガチャンと鍵がかかる音。
「これ、放送から流れてません?」
「本当だ。放送部め、ついに生徒会に無断で環境音を流し始めたか」
「いや、放送部は生徒会長に叱られて、今月は放送自粛のはずじゃぁ」
「あぁ、そういや無断で音楽流して注意されてたんだっけな、曲はなんだっけ、あれだ」
「「「20センチュリー・ボーイ」」」
鬼の居ぬ間に馬鹿な話をしていると、また校内放送から妙な音が聞こえてきた。
「……ん、なんだ……?」
水が滴るような音。まるで水たまりにホースで水を流しているような、それでいてなんだか勢いがある水音のような?
「…………!!!」
「えっ、ちょっと、これは!!」
「由紀、早く伝えてこい!!」
そうだ、梨生奈、ピンマイクをつけたままだったんじゃないか? あれ、でもスイッチは切っていたような?
とにかく、音の正体が分かった。生徒会室はまたも騒然となり、由紀に命じて直ちに女子トイレへと向かわせた。
ほどなく、校内放送に交じるノック音。
『生徒会長ッ! マイク、マイク入ってます!』
『えっ!?』
『校内に響いちゃってますよ! オシッコ止めて!』
『なっ!』
由紀のバカめ!!!
……慌ててマイクが切られる音がするが、後の祭りだ。校内放送で響き渡る、音の主の名前と、音の正体。さらにざわつく校内。生徒会室にいる俺たちはというと、もう、俯いて梨生奈の帰りを待つことしかできなかった。
数分後、怒りと羞恥の表情で、耳まで真っ赤っかになった生徒会長が戻って来た。
この生徒会室に帰ってくるまでの間も、生徒たちにひそひそ噂でもされただろう。もう俺たちがなんと声をかけても無駄だ。目を合わせてはいけない。殺されるか、石にされる。
「せっ、生徒会長……あの、続きは僕らでやっとくんで、今日は……」
よくぞ言った淳。こんな不機嫌特売セールな梨生奈とこれ以上一緒に仕事なんて、賽の河原の石積が可愛く見える苦行だ。
梨生奈も、さすがに居心地が悪かったようで。顔を赤くして、表情が固まったまま
「……ありがとう。それじゃぁ、よろしくお願いします」
鞄を持ってそそくさと帰ってしまった。俺達には顔も合わせない。そりゃそうだ。合わせようがないだろう。
……だめだ、俺達には勇気がない。背負ったカバンに引っ掛かってスカートがまくれ上がっていることを指摘する勇気なんて……
FIN? >>841-847
役得さん乙です
平日にゲリラ投稿とはこのリハクの目にも(ry
全校に放尿音大公開とかいい羞恥シチュだ そらメール欄にさげ入ってるし別人やろな
何にせよ乙です! エロの文体違うしパンツへの拘り描写が無いから別の人だろうなと
名前欄に最初からタイトル入れるのも手法が違うしね あんま寄せたつもりなかったですが変に似てたらスイマセン、生徒会長は辱めたい そういえば生徒会とかのキャラ設定も色々違ったね・・・両方の作者さん失礼しました 役得です。
僕以外の人が書いてくれてうれしかったので新しいのを晒します。
仕事中に思いついただけなので期待はしないでください。 空中を舞う砂埃で息が詰まる。
強く打ちつけた背中が痛み、僕は薄く目を開いた。
暗い。
なぜこんなことになっているのか、半覚醒の脳がゆっくりと目を覚ましだす。
――――――
「お前、まだあの部活行ってんの?」
帰宅部の友人にカラオケに誘われ断ったら言われた言葉だ。
うちの学校は中高一貫校の多くの学生が学ぶ、マンモス校だ。
そのため学業だけでなく、部活動にもそれなりの力を入れている。
学校側が強く力を入れているのが運動部で、生徒会から頻繁に視察が入るほどである。
反対に文化部に関しては自主性を重んじる傾向にあり、生徒が望めばある程度の条件を満たせば部を発足させることが容易となっている。
「そんなこと言うなよ、あれでも由緒正しき部活なんだぞ」
そんな生徒も部活も多い学校で、僕が入っているのはオカルト研究部。通称オカ研と呼ばれる部活であった。
このオカ研。なかなかの歴史のある部活であり、歴代の部員や部長なんかはその道に進み功績なんかを残しちゃってるらしい。
が、そんな栄光も今は昔、現在は数名の幽霊部員と僕を含む2人の活動部員で成り立っている。
なぜこんなにもこの歴史あるオカ研が廃れてしまったのか…
僕は帰宅部友人に手を振り部活棟へ向かう。
途中、生徒会の書記を担当している男子生徒とすれ違った。
また文化部の視察と、廃部勧告だろうか、なんにせよお疲れ様です。
トンタンと階段を上り、二階にある部室へ向かう。
「おつかれさまでーす、先輩いますか?」
ガチャリと扉をあけると部室内で本を読む女の子が一人。
僕を除くと唯一の活動部員、オカ研部長、信子先輩その人である。 「あ、いましたね、おつかれさまです」
「あ、あああ、お、おつかれさま!!」
本を読んでいた信子先輩は入ってきた僕に気付き、慌てて駆け寄ってきた。
信子先輩、一つ年上のはずなのにどう見ても年下にしか見えない。
その身体の大きさは145少しぐらい、小学生12歳の平均身長が150なので圧倒的小ささである。
「あ、とととと…」
とてとて近づいてきた信子先輩は何もないところで躓いた。
来たっ!!
オカ研が廃れてしまった理由。
率直にいってその理由はこの信子先輩になる。
「あわ、あわわわわわっ!!!」
バランスを崩した信子先輩は腕をぶんぶん振りながら僕に突進。
そのまま鳩尾に頭突きを喰らわせたのである。
「うごっ…」
一瞬息が出来ず呻く。
僕に受け止められた(ぶつかってきた)信子先輩は慌ててその身を離す。
「ご、ごめん!ごめんね!!」
「だ、大丈夫っす、いつものことですから…」
腹を抱えてうずくまる僕は、ひきつった笑みで答えた。
オカ研部長、信子先輩は不幸体質である。
歩けば何もないところでこけ、座れば椅子が壊れる。とにかくついていないのだ。
また彼女の見た目は少し不気味だ。
圧倒的小さいその身長は前述したとおりであるが、不幸が続き人と顔を合わせるのが怖いのか市松人形のように長い髪で顔を隠してしまっているのだ。
そんな彼女の近くに居るとろくな目に合わない。
オカ研の部長を押し付けられてから、部員たちは彼女を避け初め、どんくさいその動きと合わせて呪いの子、ノロ子というあだ名で噂が広まってしまった。
そんな信子先輩。
未だにしつこく付きまとっているのは僕ぐらいのものである。
鳥の糞に当たっても、財布を無くそうとも、信子先輩に関わるのは、
時々笑うコロコロとした笑え声だとか、思いのほか大きい胸だとか、風が吹いたときに見えた髪の隙間のきれいな瞳だとか、
いろいろ言い訳はあるけれど、単純に僕が彼女にイッちまってるからにほかならないのだ。
「あの、ね。今日の夜、旧校舎に行きます」
「…、旧校舎っすか?」
腹の痛さも収まってきたころ、信子先輩は宣言した。
オカ研の主な活動内容は廃屋探索と称した清掃活動である。
破棄された廃屋に不法投棄などが絶えないので、学校や市などに許可を取って廃屋などに侵入、記録を取ってから清掃するのだ。
少なくともオカ研はこうやって活動実績を積み重ねている。 「学校から、旧校舎を取り壊すかどうかの議題がでたらしいの」
信子先輩の話をまとめるとこうだ。
学校の敷地内にある旧校舎を取り壊すかどうかの議題が上がっているらしい。
一部では旧校舎を取り壊し運動部の活動範囲を広げたいというのが意見にあるらしい。
しかし取り壊すとなると膨大な費用がかかる、そのまま利用できるのであれば特別授業などに利用してはどうかという意見もあるらしい。
なんにせよ旧校舎が今どのような状況であるかというのを把握しなくてはならない。
「で、白羽の矢がたったのが僕たちってことですか」
「うん」
うむ、もはやオカ研関係ない。
便宜上夜に行くことで体制を保っているけれど、ただの旧校舎の調査である。
しかし・・・
(信子先輩と夜デート(?)…)
「な、なにか用があったら私一人でも…」
「おともします!!」
間髪入れず即答した。
――――――
「思い出した…、確か旧校舎の調査にきて…」
校門前で待ち合わせた僕と信子先輩。
真っ白なワンピースできた信子先輩は、夜に見るとある意味心臓が止まるかと思ったぐらいだった。
あらかじめ用意しておいた懐中電灯片手に借りてきた鍵で扉を開け侵入、そして・・・
「底が抜けて落ちたんだったな…」
しょっぱなの不幸。
流石ノロ子クオリティ。
まあ、覚悟していたことだし、これぐらいであればまだ軽い。
「と、いうか信子先輩は?」
軽く見渡す限りには見当たらない。
あわてて懐中電灯をつけ(幸い問題なくついた)周囲を照らすと…
「は?」
天井から女体が生えていた。 ―――――――
天井からぶら下がる女の子の身体。
時折ぶらんぶらんと足を振るが身動きが取れないのかしばらくして動かなくなる。
生えているのは脇から下、胸の上からつま先まででその身体には下着以外(靴と靴下は履いている)何もつけていない。
たゆんとした大きな胸は黒いブラジャーに包まれている。
大きな胸を無理やり押し込めたのかぎゅうぎゅう詰めのおっぱいは今にはちきれそうだ。
脇から下の括れはなだらかで、大きな胸を更に強調している。
さらに下に目をやると、小ぶりな臀部と脚の付け根のデルタゾーン。
女の子の秘密を隠すその三角の布は胸を包むそれと同じで黒だったが、正面には猫の顔のマーク、おしりにはしっぽのマークが白でプリントされたかわいらしいものだった。
「猫パンツ…」
僕はその肢体をじっくりと眺める。
さて、なぜこんなところに女の子の身体(下着姿)が生えているのか。
少し考えてから思い至る。
「信子先輩か!!」
旧校舎に入ったのは僕と信子先輩だけだ。
底が抜け僕は下に落ちたが、信子先輩は床に嵌ったのだろう。
信子先輩はワンピースだった、穴の下には身体だけが嵌ってしまい、服と腕と頭は上に残したまま、その肢体を僕の目前に晒しているのだろう。
「の、信子先輩!!無事ですか!!」
下から声をかける。
もごもごと小さい声が聞こえるが何を言っているのか聞こえない。
「なんですか?聞こえないです!!」
聞こえやすいように信子先輩の身体に身を寄せる。
あくまで聞こえやすいようであって、下心はない。
ないったらない。
「〜〜――――〜〜〜っ!!」
「なんですって?」
聞こえない。
更に顔を近づけるとじたばたと信子先輩の身体が暴れた。 ぶんぶんと振られた信子先輩の足先が僕の鼻先にヒットっ!!
「うごっ!!」
鼻血を吹き僕は後ずさった。
尚も信子先輩の身体は暴れている。
「だめだ、こっちの声も聞こえてないみたいだな」
下からコンタクトを取るのは無理みたいだ。
取り合えず上に上がって信子先輩を助けよう。
しばらく散策し上へとつながる階段を発見した。
急いで信子先輩の元へ向かうと、髪を振り乱しきゃーきゃー騒いでいる信子先輩を発見。
見てみると床に嵌った信子先輩の周りをちょろちょろとネズミが走っている。
「あれは確かに騒ぐな…」
目の前で、至近距離でネズミなんかに走り回られたらたまったもんじゃない。
僕でさえそうなのだから女の子な信子先輩はもっとだろう。
僕はいそいで信子先輩の元へ向かう。
「先輩!!大丈夫ですか?」
「ふぇ、ふぇ、ふぇえええ」
現われた僕に安心したのか振り乱した髪の中で涙目になる信子先輩。
僕に被虐趣味はないが、ぶっちゃけ超かわいい。
変な扉が開きそうである。
「先輩引き上げるから腕伸ばして」
「ん」
素直に腕をまっすぐ伸ばす信子先輩。
僕は脇に手を突っ込み、お父さんが娘を抱き上げるがごとく信子先輩を持ち上げた。
ずぼっ、ずるり
がぼっと信子先輩の身体が抜け、僕の目線まで持ち上がる。
胸の上まで上がっていたワンピースは、舞台の暗幕のように先ほどまで僕の目前に晒していた肢体を隠した。
信子先輩ははっとした顔になり、顔を赤く染める。
うん、かわいい。
「先輩」
「?、な、なに?」
「こういう時になんですけども、やっぱり髪切った方がいいですよ」
僕は信子先輩顔をみながら言う。
このかわいらしい顔を隠してしまうのはやっぱり勿体ない。
いや、しかしそうなると多くの男たちに僕(だけが知っているハズ)の信子先輩が見られてしまうことになるのか… 「うむむむむ・・・」
「いや、あの、お、おろして…」
抱き上げたまま唸る僕に、信子先輩がか細くいう。
すいませんでした。と謝り床におろす。
「どうします、もう一回帰って後日にします?」
「いや、あの…」
なんだか歯切れが悪い先輩。
ワンピースのスカートを抑えもじもじとしている。
あ?トイレか?
「先輩、お手洗いなら外に出てからの方が…」
「ち、ちがうよ!!」
「違うんですか?」
「いや、違わないけど、そうじゃないよ!!」
そうじゃない?
いや、トイレに行きたいのはそうなのか。
でも、それ以外になにかあると…
信子先輩は自分の嵌っていた穴をちらちらと覗いている。
僕はそちらに目をやり、懐中電灯を照らす。
「ちょっと、だめぇ…」
「…」
穴の下には先ほどみた猫さんパンツが落ちていた。
ふむ、どうやら先ほど穴から引き上げるときに脱げ落ちてしまったらしい。
「すいません」
「うう、もう死にたい…」
顔を真っ赤にしてうずくまる信子先輩。
流石ノロ子クオリティ。どんどん不幸が起こるな。
(というか、つまり信子先輩は今ノーパンなのか)
気にしだすと止まらない。
そのふわふわしている白いワンピースの下にはあの猫さんパンツに包まれていた筈の先輩の女の子が…
「め、目が怖いよ」
「すいません」
謝りながらも目線は変わらず。
怖がる信子先輩が後ずさりする。
いやいや、僕が先輩を怖がらせてどうすんだ。 「どうします?取りに行きます?諦めて帰ります?」
「う〜…」
顔を真っ赤にしたまま信子先輩は唸る。
落としたパンツを取りに行きたいが、怖い。
羞恥と恐怖がせめぎ合い信子先輩は、
「いく」
「分かりました、お供しましょう」
僕は信子先輩を引き連れて上ってきた階段へ向かう。
「急いで行って、急いで外に出ましょうか」
ぶんぶんと首を縦にふる信子先輩は飼い犬のように僕のあとをついてくる。
下りの階段は結構遠い場所にある。
ずんずんと進み、それでも階段は見えてこない。
「ねぇ…」
「ん?どうしました?」
僕の服を掴み先輩が足を止める。
足を内股にし強く手を押し付ける。
「お、おトイレぇ…いきたい…」
「ええ、もう無理なんですか?」
ぶんぶんと首を縦に振る信子先輩。
羞恥で顔を真っ赤に染め、目じりには涙がたまっている。
ああ、可愛い。
「もう、無理ぃ…」
がくがくと足を震わせながら座り込みそうになる信子先輩。
僕はあわてて周囲を見渡すがトイレどころか水回り、洗面台すら見つからない。
先輩はもう限界が近い。
「先輩!!もうここでしてください!!」
「え、ええ!?」
「大丈夫です、向こう向いてますし、音も聞きませんから!!」
そういって僕は耳をふさぎ後ろを振り向いた。
信子先輩はしばらくもじもじしていたようだが、どうやら意を決したようでもぞもぞと音が聞こえてきた。 「き、聞かないでね?」
耳をしっかり塞いでいても聞こえるものは聞こえるものらしい。
ぐもった水音が抑えた手のひらを通り抜け鼓膜を震わせる。
しばらくして水音が消え、またもぞもぞと動く気配がして、背中をちょんちょんと突かれた。
「も、もういいよ」
「大丈夫でしたか?」
真っ赤な顔をこくんと頷く。
先ほどまで先輩がいたであろう場所に水溜りが出来ていたのは言うまでもない。
それからしばらく。
下に降りるまでの階段へとたどり着いた。
わりとボロボロの階段で注意して下りないと崩れてしまいそうだ。
「僕が先におります、先輩は後から来てください」
「う、うん」
ゆっくりと階段を下り、下の階へ降りる。
懐中電灯で周囲に不備がないか確認してから信子先輩に声をかける。
「大丈夫です!慎重に降りてきてください!」
階段の上の信子先輩が頷き手すりに捕まりながら下りてくる。
慎重に、慎重に、慎重に…、あっ!!
「先輩!!」
「あっ!!」
流石ノロ子クオリティ。
階段で足を滑らせた信子先輩は手すりを手放して身体を宙に踊らせていた。
さすがに危ない。
僕は信子先輩を助けるために腕を伸ばし受け止めようとする。 「うぐっ!!うごっぉ!!」
がしゃん、ごだん、ぐご、むぐっ!!
受け止めた僕に信子先輩がまたがる。
むにゅ、っとした感触が顔面に広がりすこし酸っぱい臭いがする。
「う、うう…、先輩、大丈夫です…っ!!!」
思わず瞑った目を開き、その眼前に広がる光景に言葉を失った。
目の前には信子先輩の、先ほどまで猫パンツに隠されていた筈の女の子が晒されていた。
年相応に生えそろった黒い陰毛とその中に潜むピンク色の割れ目。
先ほどのお小水タイムのせいか湿ったおけけとひくつく彼女のクレバスは濡れて艶めかしい。
(ああ、先輩もちゃんと女性なんだなぁ…)
なんてことを思いながら、僕は鼻血を吹いて気絶した。
―――――――
しばらくして、気絶から目を覚ました僕と、僕の横で泣きじゃくっていた先輩は早々に旧校舎から脱出することにした。
学校には旧校舎は老朽化が進んでおり、生徒の立ち入りは禁止した方がいいと報告しておいた。
のちにこの旧校舎は取り壊されることになるのだが、その作業中に一枚の女性ものパンツが発見され話題になるのだった。 終わりです。
タイトルは「オカ研ノロ子の逢わないロクな目」です。 ノリで書いたから最後ぐだってますね、もっとちゃんと書けばよかった。 >>855
乙乙
放尿シチュが放尿シチュを呼んだか……
まさかこのスレがまたこんなに活気付くなんてな おしっこ拭いてないToLOVEる顔騎とかご褒美ですやん・・・ アレは別に役得さんが書いてくれると決まった訳じゃないぞ 役得氏の作品も楽しみだけど、あんまり一人を持ち上げすぎると他の人が入りにくくなるかもしれんのでほどほどに こないだも別の人書いてくれたのは普通に有難かったよ 投下とかあって盛り上がってると触発されて書きたくなるしね… とりあえず「呪いのステッカー」というよく分からないネタを思いついたので遠くないうちに形にしてみようと思う ファンタジーでエロ応用できるといえば時間停止魔法って王道だけど、ただ動けなくして犯す以外にもいろいろ想像できちゃう
絶頂した瞬間に時間を止められてしまい、身動きもなにもできないまま、絶頂したままで体が固定されちゃって、術師が魔法を解くまで延々と絶頂し続けることになる……みたいな
何百年も前に魔王に敗北した勇者パーティがいて、そのなかの女戦士は殺されることなく、絶頂状態で時間を止められて今日までずーーーっと絶頂状態で魔王城に幽閉されているとかロマンが広がる 休日に降って来たアイディアを形にしただけの何かです。
王道ファンタジー × 女騎士 × 魔法でダッチワイフ化
という、筆者の趣味でしかない要素で仕上がっております。ご了承ください。 ---クエスト---
依頼主:グランロエ王
依頼内容:グランロエ城跡の奪還
子細:
現王城より約130マイル南東に遺る史跡、グランロエ王城跡地の奪還を命ずる。
かの史跡は長らく盗賊団の塒となっていたが、盗賊団内で派閥争いが生じ、半ば解体状態との報告を受けた。
今こそ盗賊団をかの地より追い出し、王城跡地を奪還してもらいたい。
-----------
「なんて、御大層なクエストを受けたけど……あっけなさすぎて剣が錆びそうだ」
俺は流れ者の傭兵。誰のためでもなく、義理もなく、ヒマつぶしのためだけに剣を振るう、そこらのゴロツキと変わりのない一端の戦士だ。
だが、つい先日、気まぐれでドラゴンを討伐し、図らずもグランロエ国の危機を救ってからはすっかり英雄扱い。名を上げさせてもらい、今では国王から直々にクエストを貰える立場になった。
で、今回のクエストもあまり考えもせずに受注したわけだが。
なにしろ相手は長いこと国宝ともいえる史跡を占領していた盗賊団。さぞ厄介な相手だろうと剣を磨いて臨んだが、いざ戦ってみると、どいつもこいつもそこらの衛兵以下の雑魚ばかり。
グランロエ国はこんな盗賊団に手を焼いていたのか。それとも、この史跡自体べつに大した価値がなく、ようやく重い腰を上げて人員を振ったといったところなのか。
どちらにしても、俺のようなハングリーな傭兵にはあまりに物足りないクエストだった。こりゃ、貧乏くじ引いたかな。
「さて、盗賊たちもひとしきり片付けたし、宝物庫を拝みに行くか」
王城や領地奪還のようなクエストの楽しみといえば、なんといっても宝物庫の解放だ。
もちろん、そこで見つけた財宝はほとんど国財として回収されたり、盗賊被害に遭った人々に返却されたりするわけだが。
まぁ、それはそれとして、金銀財宝が山積みの部屋なんてやっぱり興奮するじゃないか。
わくわくと覗いてみると、この城跡の宝物庫も、ずいぶんと宝がため込まれているようだった。盗賊たちが国民から巻き上げた財宝がほとんどだったが、中には歴史的価値のあるものなんかも転がっているらしい。これは国王や学者も喜ぶだろう。
どうせ自分のものにはならないとはいえ、宝に囲まれるのはやはり気分がいい。俺は手間賃がわりに足元に散らばる金貨を二掴みほど財布に放り込み、後始末は明日にやってくる衛兵たちに任せることにした。
しかし、妙だな。この宝物庫、妙に人が出入りした形跡がある。宝物庫は、そんなに人が出入りするような部屋ではないはずだ。
よくよく調べると……やはり、隠し扉があった。この扉の奥に人が頻繁に出入りしているようだ。中に何かあるのか?
俺は宝物庫の隠し部屋に足を踏み入れた。やっぱり、埃が積もっていない。この部屋は、盗賊どもがよく利用している部屋のようだが、中は薄暗くてよく見えなかった。
目を凝らしてみると、部屋には祭壇が安置されているように見える。おかしな部屋だ、あんな安っぽい盗賊団どもが、宗教的な何かを崇めているのか。
ちょうど、蝋燭の立った燭台が置かれているのが目に入ったので、炎魔法でぱぱっと部屋の明かりをつけてみた。 「おわっ!? なんだこりゃぁ!?」
祭壇に安置されていたのは、一人の女だった。しかも、酷く乱暴された後のようで、服は布一枚残さずに脱がされ、全身もれなく白濁液にまみれ、死んだような目で茫然と天井を見上げている。
どうやら男どもに慰み物にされた後のようだが……
いや、そもそも、これは人間か? ただの人形か?
俺が祭壇前まで踏み込んでも、一切反応を示さない。目は開き、ぼんやりと天井を見上げているようなのに。近づいて覗き込んでも、顔の真ん前で手を振ってみても、うつろな瞳で瞬きすらしなかった。
これは、いわゆるダッチワイフというやつか? それにしてもよく出来ている。どこからどうみても人間そのものだ。
見たところ死体とも思えない、生きているにしてはピクリとも動かないが、遺体にしてはやたら血色がいいのだ。
試しに手首のあたりをそっと握ってみたら……
「!?」
信じられない、脈がある! それに、感触も完全に人間のそれだ。
人間を極限まで真似た人形? どこか異国の技術の賜物だろうか?
俺は部屋の明かりをさらに灯し、女の身体を隅から隅まで眺めてみた。
黄金のように美しいゴールドの長髪に、アクアマリンのような透き通った青い瞳、色白な肌。口には大量に精液が溜まっているが、唇は少し薄めの上品な口元だ。
死んだような虚ろな表情をしているが、目鼻立ちはきりりと整っている。精液まみれでなければ、さぞ気品のある顔立ちだろう。
体つきのほうは、全身はスレンダーで、かつ、手足の筋肉はやけにしっかりとしている。これは、そこらの雑魚の鍛え方じゃない。さしずめ王国騎士レベルの鍛え方だ。……女騎士型のダッチワイフか?
ただ、その割には腹がぷっくりと膨らんでいた。腹を撫でてみたら、液体が入ったような感触。まさか、出されに出されまくった精液が溜まってるのか。うぇ、気持ち悪い。
そしてなにより目を引くのが胸。かなり、かなりでかい。スレンダーな体型に似合わない巨大さだった。
「やっぱり人形か?」
仮に人形だとしよう。さて、この人形をどうすべきか?
こんな汚れ切ったダッチワイフを置いたまま、国王にこの城を献上していいのだろうか?
それはちょっと気が引ける。この人形を引き渡すとして、せめてちょっとは綺麗にしたうえで献上すべきじゃないだろうか。このへんのアフターサービスができるかどうかも傭兵の価値だ。
俺は人形の全身の精液を拭き取り、担ぎ上げて、隠し部屋から持ち出すことにした。思いきり担いだ時に口だの膣だのから大量の精液を吐き出され、危うく俺の服まで汚されるところだった、危ない危ない。
担ぎ上げた人形は、そのまま城跡の外まで持ち出し、近くの河原まで運んだ。
地面に布を敷いてそっと寝かせてやり、改めて、川の水で全身を綺麗に洗ってやる。手持ちの薬草の中に、洗顔や洗髪に使えるものが余っていたので、ちょっともったいないが、こいつの身体を洗うのに費やしてやることにした。
……別に人形相手にこんなに丁寧にしてやらなくてもいい気もするが、こうも人間そっくりだと、粗末に扱うのも気が引けるのだから仕方がない。精液まみれで哀れな姿を見ると猶の事だ。
髪を洗ってやると、流れる黄金のようなつやを取り戻した。乾いた精液がこびりついていた肌も、濯いで丁寧に洗ってやると、きめの細かい肌に戻る。
どうやらこの人形、肌の再生能力まであるようだ。俺はなんだか面白くなって、人形の身体の隅から隅まできれいにしてやることにした。
一通り全身を洗ってやった後は、身体の中にとりかかる。……さて、どうやって洗ったものか。さっき大量に吐き出したとはいえ、腹の中にはまだまだ精液が溜まっているようだし、体のつくりは人間そのもので、扱いが難しい。
「浄化魔法でも覚えておけばよかったかな……」
なんて呟きながら、口元になおも垂れる精液を拭いてやり、口の中まできれいに洗ってやった。すごいな、口の中まで人間そっくりに作られている。さすがに喉の奥までは洗ってやれないが……とりあえず、口の中はましにはなっただろう。 さてと、あとは下半身か。ちょっと失礼して、手を触れさせてもらうことにしよう。
「やっぱり、人間ではないな……」
改めて身体を見回して、またおかしな点を見つけた。この人形、身体は成人の女騎士なのに、性器はふっくらとした、子供のような一本筋だった。普通の人間ならこんな性器のはずがない。人為的に作られたに決まっている。
「ちょっとごめんよ。痛かったら言えよな。……って、喋れないと思うけど」
なんて冗談を言いながら、皮の手袋をした指で膣内をまさぐってみた。
「うわっ、なんだこれ、きついな?」
かなりの締まりだ。なるほど、ダッチワイフとして、いくら使われてもガバガバにならずに回復するようになってるのか。それにしても、それ自体の狭さもすごい。まるで、子供のそれじゃないか?
膣内に指を入れて軽くかき回すと、案の定、精液がべったりだった。腹のふくらみを見るに、奥まで精液がたっぷり詰まっているだろう。これは簡単にはとれそうもないな。傷つけるのもよくないし、ほどほどにしておくか。
……いけない、もうすぐ日が暮れる。今日は日が昇る前から戦いっぱなしですっかり疲れている。まぁ、この人形の手入れの続きは明日でいいか。俺は人形と共に、今夜の寝床に向かうことにした。
寝る場所なら、ちょうどおあつらえ向きに、城下町跡に残った宿屋跡地を見つけてある。既に廃墟となっていても、水は使えるし、二階の客室も片付ければ眠ることが出来る状態だった。
俺は二つあるベッドの片方に人形を寝かせてやり、砂漠地帯で着る用のローブを巻いてやった。……体の精液や水は拭ってあるが、なんとなく、素っ裸の女の人形が横で寝ているというのもなんだからな。
人形の始末をつけたあとは、俺は寝心地の良い服に着替え、護身用のダガーだけは手放さずに、そのままベッドに横になっていびきをかきはじめた。
――――
「ん?」
ぐっすり眠っていた俺は、妙な物音を聞いて急に目を覚ましてしまった。
時間は真夜中。壊れた窓の外から見える月の位置を見ると、草木も眠る深夜帯だった。
俺はすぐさまダガーを手にし、周囲に異常がないかを確認した。大丈夫だ、窃盗防止の罠魔法をかけてある荷物は盗られていない。ところが……
「ん、あの人形、どこにいった!?」
あの人形が忽然と姿を消していた。
どうした、まさか盗まれたか? しまった、疲れてぐっすり眠っていたせいで気づかなかったのか!
……しかし、物音はまだ聞こえている。誰かが宿屋の一階にいるようだ。
なんの音だろう? なんだか嗚咽のような音だが。俺はダガーを手放さず、音がする宿屋の一階へと向かってみた。
宿屋の一階、音がする方に足音を立てないように近づいていく。階段を降り、ロビーから食堂に抜け……こっちは手洗い場のようだが。
間違いない、水の流れる音がする。俺から獲物を盗んでおいて、呑気に水なんて飲んでやがるのか。コソドロだかなんだか知らないが、ぶっ飛ばしてやる。
そっとドアを開き、隙間から手洗い場の中を覗いてみると……
「!?」
目を疑った。そこにいたのは、さっきの人形。ローブで体をくるんだままの姿で、人形がひとりでに動いている。
こちらに背を向けているが、どうやら懸命に、腹の中の精液を押し出そうとしているらしい。
足を開いて立ち、自分の腹を押しこんでいる。酷い匂いの精液が、人形の股からぼたぼたと垂れ出ていた。長いこと溜まり続けていた分も入っていたんだろう、粘りのある白濁液に混じって、黄ばんだゼリー状の塊まであふれ出ているようだった。
さっきの音は、胃にたまった精液を吐き出している嗚咽の声だったのかもしれない。
「動くな!」
俺はドアを蹴り開け、人形にダガーを向けた。
人形に成りすましたり、あるいは人型のものに憑依するゴーストモンスターなど珍しくもない。一杯食わされたか!
しかし、その人形は、こちらに気が付くと酷く慌てた様子で
「待て! お前に危害は加えない!」
武器を持たない両手を突き出し、敵意がないことを示してきた。
その顔をじっと見やると、間違いなくさっきの人形だ。
……いや、やっぱり人形じゃない。その顔と表情は、間違いなく人間のそれだ。精巧な人形かと思っていたが、こいつはやっぱり、生きた人間だったんだ。 「俺もこの稼業を長くやってるけど、こんなおかしな奴に出会ったのは初めてだな」
「すまない、驚かせてしまったな。だが、分かってもらえてよかった」
俺たちは互いに敵意がないことを確認した後、二階の客室に戻り、ベッドに腰掛けて顔を突きつけ合っていた。
その人形……いや、その女、人形状態だった時には惨めさを感じさせる容姿だったが、今ではその顔は凛々しく、眼光には鋭さがある。性格も言葉遣いも、厳格で品があった。
「それで、アンタは何なんだ」
「申し遅れた。私はルイサ。グランロエ近衛騎士団の団長……いや、元団長だ」
「団長? なんの話をしているんだ。グランロエ近衛騎士団なら知ってるけど、こんなに若い女の騎士団長がいたなんて聞いたこともないぞ」
「当然だ。私が騎士団長を務めていたころから、800年ほど経っているからな」
「はぁ?」
なんの話だ、レイプされすぎて頭がおかしくなってるのか。その女、女騎士のルイサは、申し訳なさそうに言葉をつづけた。
「こんなことを急に言って、混乱するのも無理はない。……説明は苦手だ、単刀直入に言う。私は800年前、ネクロマンサーの呪いを受け、今日まで死ぬことを許されずに生かされてきたんだ」
「ルイサ……ネクロマンサー……そうか、思い出した!」
そういわれると、確かに、どこかの文献で読んだことがある。グランロエ近衛騎士団の歴史上でも数少ない女騎士団長……すっかり忘れていたが、確かに800年ほど前にいたはずだ。
名前はルイサ、女騎士としても最年少でありながら、その優れた剣術から、剣神の腕を持つと言われた近衛騎士だったとか。
彼女が騎士団長に就いていた頃にネクロマンサー率いるアンデッド軍団の王都襲撃があり、その際に城は陥落、王家は後に現在の王都になる僻地へと逃亡。その際に、ルイサも23歳という若さで命を落としたと綴られていたはずだが。
「王家ではそのように伝えられているのだな。私は、その時に死んではいない。アンデッド軍団との戦の際に、私は首領ネクロマンサーの妻である戦士を討った。そのことで奴の恨みを買い、落とされた城の地下に捕われ、奴の黒魔術の実験台にされていたんだ。
その延長で、様々な肉体改造を施され……終いには、私は死ぬことも老いることも許されず、さらには月光の下でなければ身動きさえとれない体にされて、月の光の当たらない地下に幽閉されてしまったのだ」
なるほど、さっきまで動けなかったのは、その身動きが取れない人形状態にされていたから。今自由に動けるのは、月が出ている時間帯だからか。それにしても……
「黒魔術の実験台か、えぐいことしやがる。そんで、肉体改造ってのは……」
ルイサの身体を思わず見まわしてしまった。今はローブで覆っているが、さっき洗う時に見た、不自然にでかい胸、ガキのような小さな性器……と、俺の視線に気づいて、ルイサは頬を赤くして、身体を両手でかばう。
「……察する通り、奴の性癖任せの改造を施されてしまった」
あぁ、要するに変態の実験に付き合わされて身体を弄りまわされたってわけか。
「見た目だけではない。他にも複数種類の呪いがかけられている。中には、既に効力が切れたものもあるが……近寄っただけで、男や雄が発情する呪いもかかっているはずだ」
「そりゃまた酷い呪いだな」
「……そういえば、貴殿にも少なからず影響を及ぼしているかもしれないが……貴殿はずいぶん制欲に長けているのだな」
彼女は自分が襲われることを恐れているというよりは、俺がムラムラするのを我慢をしているのではないかと思い、申し訳なく思っているようだった。なんて献身的な奴だ。ますます哀れに思えてくる。
だが心配はない、俺は大丈夫だ。
「あぁ、俺はほら、これだから」
そういって、服を捲り上げて左胸をさらけ出してやった。
「こ、これは失礼した! まさか女人とは、気づかず……」
「ははは、どうだ、分からなかっただろ? この稼業、女だといろいろ不便だからな、男装してるんだ。アンタみたいな手練れにもバレないなんて嬉しいぜ……ニコラだ、改めてだけど、よろしくな」
そう、俺は女だ。男装しているからほとんどのやつには気づかれていないがな。 「すまない、話がそれたな。ともかく私は、身体を改造され、あの地下室に幽閉されたまま身動き出来ずにいたんだ。ネクロマンサー亡き後も、ずっと外には出られなかった。月の光を浴びられずに動けないうえ、私を運び出してくる者もいなかったからな。
その間に、様々な賊があの城跡に棲みつくようになり、私の存在は賊の間でのみ言い伝えられ、奴らの所有物として扱われるようになった」
「800年、あの地下室から一度も出ていないのか?」
「あぁ……今日、月の光を浴びたのも800年ぶりだ」
「っていうことは、800年……」
「ずっと、賊どもの慰み物だ」
800年もの間!?
「どれだけ犯されても身動きはとれない。いかに乱暴に扱われようと、体が負傷することもなければ、死ぬこともない。心身ともに超的回復力が身に着いたせいで、気絶も、心が壊れることも許されなかった」
つまり彼女は、逃げることも死ぬことも気が触れることさえも許されず、800年もの間、ただひたすらに奴らに輪姦され続けていたのか。まさに生き地獄だ。
「800年なんて、とんでもない年月だな……。俺も、その……マワされたことくらいあるけど、5人も連続でされたらもうグロッキーだったけどな」
職業柄というわけじゃないが、まだ駆け出しだったころに柄の悪い連中に輪姦された経験は俺にもある。5人くらいされたころにはもうクタクタだったな。
「尤も、私はそのことで、個人的に賊共を恨む気はない。なにしろこんな身体だからな、発情を誘発する呪いもかけられているし、犯されても仕方がないだろう。
それに、連中が無辜の民を襲い犯すくらいならば、私を性欲のはけ口にしてくれたほうが、王家への償いにもなるというものだ」
だからって、大勢の賊どもの性欲を800年も受け止め続けて来たなんて。おまけに性器には退行の術と回復魔法を重ねがけされて、いくらヤられても慣れることもできなかっただろう。
こんなことを淡々と話せるなんて、やっぱりルイサ、肝の据わり方が普通ではない。そういえば、800年前といえば、10秒後には誰が死んでもおかしくないと言われた最悪の時代だったと聞いている。そんな時代の中で、騎士団長を務めていただけはあるんだな。
「で、アンタ、生きているなら生きているで、大丈夫なのか?」
「大丈夫、とは?」
「いや、だって、体の中にたまってんだろ?」
「あぁ、これか……」
ルイサの腹を不自然に膨らませているソレ、すなわち、男どもに流し込まれた大量の精液。
「心配いらない。これでも消化器は常に働いていてな。胃の中の分は、消化を待てば、大丈夫だ」
「それも大概だけど……いや、でも、『そっち』はどうなんだ」
「あぁ、こっちは……」
ルイサが腹をさする。さっきいくらか押し出しはしただろうが、それでも彼女の腹は、まだ膨らんでいた。
なにせ、性器のほうは精液の出口もなければ消化だってされない。まだ膣内は精液まみれ、子宮は精液でパンパンだろう。あんまり考えたくないが、出されて結構な時間が経った精液も入っているとなると……
「不死の身体だ、私の身体が中毒や腐敗を起こすことはない。だが、あとで、もう少し排出しておきたい」
「妊娠とかってしないのか?」
「呪いで動けない間は身体のいくらかの機能が働いていなくてな。排卵が来なかったんだ。仮に受精しても、これほど手酷く扱われたあとでは、子宮が機能しないだろうな……」
それってつまり、妊娠はできないってことか……
コイツ、まだ話をして短いけど、根っから真面目で立派だし、良い奴だ。
そんな奴がこんな凄惨な目に遭わされるなんて、ちょっと釣り合わないんじゃないか?
と、一人で勝手に思っていると、逆にルイサのほうに気を遣われた。
「そんなに気にするな。私という騎士は、ネクロマンサーに敗れた時に死んだのだ。これは、王城を守れなかった私への罰だ」
「罰だとしたら、重すぎると思うけどな……」
「ニコラ殿がそう言ってくれるだけで、十分だ」
ルイサ、これだけ酷い目に遭わされているのに、なんでそんな爽やかな笑顔ができるんだろう。 「さて。改めて、私を助けてくれたこと、礼を言う。丁寧に扱ってくれたな。本当に助かった」
そうか、こいつは意識はあったわけだから、見つけてからの間のことを、知っているんだったな。やっぱり、粗末に扱ったりしなくて正解だった。
「それで、これからについてなのだが」
「あぁ、そういえば考えてなかったな、アンタのこと。どうしよう」
元々は、きれいに洗って王城と一緒に献上するつもりだったが。ルイサが人形でないとなると話が変わってくる。
なにしろ彼女は、昼間は動けず、夜間も月明かりの下にいなければ身動きが取れない。月光の下にいられなければ、なにもかも、されるがままの身だ。
「私の身の置き所については、このまま王城と共に国に引き渡され、現王国の法に従って決めてもらうのが筋であろうな。が、ニコラ殿、察するに国家直属でない傭兵だろう」
「あぁ。そうだ」
「私も傭兵の働き方については理解しているつもりだ。ニコラ殿が望むなら、私を獲物として入手してもかまわない。私のことを、どこかに売却すれば、報酬になるだろうしな」
「何言ってんだ。そんなことするわけないだろ」
「あぁ、いや、すまない。ニコラ殿がそのような非情な方でないことは承知している」
残酷なことを淡々と言いやがって。もし下手に売り飛ばされでもしたら、どうなるかくらい分かっているはずだ。
俺は傭兵。自分が稼げればそれで良い立場だ。だが、その前に俺は心を持った人間だ。これまで散々酷い目に遭ってきたルイサを平然と見捨てて報酬を貰うほど、面の皮は厚くない。
ならば、彼女の身柄を王国に引き渡すか? いや、それは避けるべきだ。
800年前の戦の結果や今の国の指針を考えると、敗北してなお戦死も自害もせずにいる彼女は王国の恥とみなされる可能性が高い。
抹殺か。いや、彼女は死なない体だった。ということは、一生どこかに閉じ込められるか、魔女として拷問を受けることになるか……どう転んでも、彼女にとって良い結果にはなりそうもない。
ならば、とるべき選択肢は決まっている。
「ルイサ、俺の仲間にならないか」
「なんだと?」
「群れるのは好きじゃないけど、アンタとはうまくやれそうな気がしてな。どうよ」
ルイサは、その言葉が全く予想外といった様子だった。
「ニコラ殿、分かっているのか? 私は行動時間が夜間に限られているし、夜間であっても、月の光が届かない場所に長時間いれば、次第に身体が動かなくなってしまう。そして、動けない間は無防備だ。
仲間になったとて、役に立てるとは限らない。それどころか、ニコラ殿にとっては足を引っ張る存在になるぞ」
「かまわないさ。アンタ腕は立ちそうだし、夜の護衛でもしてくれりゃ十分だ」
「……まさか、私の身を案じてか? 気持ちはありがたいが、やめておけ。私を仲間にしても、得をすることは何もない」
「そんな連れないこと言うなって。そんなに俺と一緒は嫌か?」
「ま、まさか! 願ってもいない提案だ。し、しかしな……」
ルイサはこれからもまた、どことも知れない場所で人形と化し、好き勝手されることを覚悟していたんだろう。実際、そうされるしかない身体ではある。俺と一緒にいたからって、その呪われた運命から解放されるわけもないだろう。
だが、もしかしたら、俺と一緒にいれば良い方向に転がるかもしれないじゃないか。俺と言えば絶対安全なんて言えないが、少なくとも、ルイサにもしものことがあったとき、また月光の下に逃がす協力くらいはできるかもしれない。 「ま、800年生きたアンタに俺が説教するなんておこがましいだろうけど。わざわざ俺が来いって言ってるんだから、乗る気になったっていいんじゃないか?」
「…………」
「それとも、これからまた先、酷い目に遭わされながら生きることになってもいいのか?」
ルイサは酷く思い悩んだ顔をしていた。こいつはきっと根っから真面目な騎士だから、俺に迷惑をかけるくらいなら、永遠に陵辱される身でも良いと思っているんだろうな、きっと。
800年前の由緒ある騎士の気持ちなんて、俺みたいな小物がそう簡単に塗り替えられるもんじゃないんだろう。
「ルイサ、分かったよ。そこまで悩むなら、アンタを仲間に誘うのは、もう諦める」
「……すまない。無用な心配をかけ、不快な思いをさせたな」
ルイサは俯き、頷いた。俺のために、俺の好意を振り切り、再び闇に身を落とす、その覚悟を決めたようだ。
だが、生憎、そんなことはさせない。
「とはいえ、だ。ルイサ、お前は俺が手に入れた獲物だ。アンタをどうするかはあくまで俺の自由。違うか?」
「何? それはどういう……」
顔を上げたルイサににぃっと笑ってみせてやると、ルイサは目を丸くして、すっかり困惑している様子だった。
「ルイサ、お前は今から俺の物だ。よし、これから俺に仕える騎士になれ。俺の来る場所には必ずついてきて、動ける間は俺を守り、俺のために働くんだ」
「ニコラ殿……そ、そんな、なんという……」
「どうした、騎士が義理を通さない気か?」
「…………」
「おーおー、どうした、騎士たるものが泣くのか?」
ルイサは混乱し、顔を反らしていた。暗がりから無理矢理ひっぱりだされて、どうすればいいか分からないんだろう。
時代と地位に押し固められ、陵辱に打ちのめされた彼女の心を開くのは簡単じゃない。もしかしたら、それは俺の一生をかけたって無理なことかもしれない。
ならば、今は、これが一番いいだろう。ルイサが俺から離れたがろうが、ふん捕まえて俺のそばに置いてやる。俺の意図なんてルイサには見え見えだろうが、さて、ルイサはどう捉えるかな。
長い時間をかけたあと、ルイサは再び顔を上げた。騎士にふさわしい、凛としてひたむきな表情になって、ベッドから腰を上げると、俺の前に跪く。
「ニコラ殿……この命、貴方様にお預けいたします」
恭しく頭を下げ、彼女は、俺への忠誠を誓った。本音を言えば、彼女にはもっと気楽にやってほしいが、それもすぐには難しいだろう。
「ま、いろいろあるけどさ。時間をかけて、解決していこうぜ」
あんまりうまくは言えなかったが、従者となったルイサの肩に、そっと手を置いてやった。
そうだ。彼女について、解決しなきゃならない問題は山積みだろう。はっきりいって、ルイサがいることで俺が手を焼くこともあるかもしれない。……だが、それがどうした。面白いじゃないか。こいつにとことんつきあってやろう。きっと、明日から楽しくなる。
まずは服と鎧でも買ってやるかな。素っ裸なのも可哀そうだし、こいつの背丈と胸じゃぁ、俺の男装用の服は着られない。
それから武器だ。これから俺のためにバリバリ戦ってもらうんだから、いいものを手に入れてやらないと。……考えるほどに、コイツとやりたいことが浮かんでくる。
「ん、おい、どうした?」
ルイサは、跪いたまま動かなくなっていた。
しまった、思ったよりも時間が経っていた。もう月が山の向こうに沈んじまったようだ。呪いが発動し、彼女はまた物言わぬ人形のようにされてしまったんだ。
……まぁ、先のことはこれから考えればいいか。そういえば、どたばたして満足に眠ることも出来ていない。
俺は、彼女の身体を抱き上げて隣のベッドに寝かせ、荷物と、それから彼女にも、しっかり防犯の魔法がかかっていることを確認してから……もうひと眠りすることにした。
「ルイサ、もうお前は男どもの人形じゃない。これから、俺とうまくやっていこうぜ」
動けなくなったルイサの頬には、さっきは決して見せなかった涙の筋が伝っていた。 お粗末様でした。いろいろご都合主義。
大事なのは理屈よりもエロです。って言いながら、生々しいHシーンとかはなかったですが! 乙
このスレでも間違ってはいないと思うんだけど
こういうのってどちらかというと状態変化スレの近い?
同じエロパロに石化とか人形化とかより特化したのなかったっけ うーん、考えてみれば確かにスレチ感が
続きとかできたら別んとこで供養したほうがよさげですね いや、別にネタがMCスレとかパヤパヤスレなんかと重なることだっていっぱいあるし、
好きなところに投下するのがいいと思う 「そう言えばさ、『呪いのステッカー』の話って聞いたことある?」
「へえ、どんなのどんなの?」
「あのね……聞いた噂だと、可愛い女の子のスマホに、ある日通知が届くんだけど……」
『おめでとうございます! あなたは一万人に一人の、特別なステッカーのユーザーとして選ばれました!』
そんな怪しげなポップアップが画面に現れたのは、学校から帰宅したミユキがいつものようにタイムラインを眺めていた最中だった。
「ふぇ? 特別なステッカーって……何これ?」
何の気もなくメッセージを閉じて画面下部に目を落とすと、お知らせの通知が一件あることに気付いた。
お知らせにはたった一言、「新しいステッカーがダウンロードされました」の文章と共に、恐らくそのステッカーを示しているであろう、小さなサムネイルが表示されている。
「ええ……これのどこが、『特別なステッカー』……?」
訝しげに眉間にしわを寄せてミユキは首を傾げる。
それもそのはず。サムネイルに表示されていたステッカーのデザインは、正直言ってあまり特別という印象を抱けないものだった。
少しばかり露出が多い小悪魔のような恰好をした女の子が、妖しい笑みを浮かべながら白いパネルを脇に抱えている画像。
そして、パネルにはたった一言、『見せられないよ!』の文字。
「……女の子のデザインは可愛いけど、これってパクリじゃないの?」
どうせなら、もっとオリジナリティのあるデザインにするなり、種類を増やすなりすればいいのに。
ミユキは呆れたように小さく息をついて、タイムラインに戻ろうとするが、ホームタブを押す直前にふと指が止まる。
「……でも、『一万人に一人のユーザーに選ばれた』って書いてあったし、もしかしてこれってかなり珍しいステッカーなのかな?」
実際、記憶をたどってみるが今までにこのステッカーが使われているのは見たことがない。
ひょっとしたら、これは自分の呟きを他の人たちから注目してもらえるチャンスなのではないだろうか。
おまけに、こういったステッカーはたいていの場合期間限定だ。一度くらいは使っておかないと勿体ない。
「うーん……試しに使ってみたいんだけど、これ、どんな写真に貼ればいいんだろう?」
ステッカーは、呟きに写真や画像を添付する際に、見られたくない箇所を隠すために貼るものだ。
一応、ミユキも普段の呟きの中で、個人情報や他人の顔が映り込んだ部分を見られないように使ったことがある。
だが、この小悪魔じみた女の子と『見せられないよ!』のメッセージは、普通の個人情報などを隠すためとは、少しばかり違った意図がありそうなデザインに思える。
「やっぱり……こういうのって、ちょっと過激な写真に使わないと、多分合わないよね?」
似たようなメッセージパネルがインターネットのイラストなどで使われているのを見たことはあるが、たいていの場合、それは『性的な描写』を隠すために使われている。
恐らくは、このステッカーもそういう用途を想定したデザインなのだろう。
実際、女性ユーザーの中には男性フォロワーの人気を取るためか、はたまた単なる自己顕示欲の為か、そういった際どい写真を日常的に呟いているアカウントもあるらしい。
「……ちょっとだけ、試してみようかな……?」
ふと、ミユキの中でそんな気まぐれな悪戯心が芽生えた。
弁解しておくと、ミユキは普段そのようなはしたない写真を垂れ流すような行為はどはしたことがない。
彼女の投稿する写真は旅行先の風景写真や、ちょっとおしゃれな外食の写真といったごくありふれたものばかりだ。
しかし、せっかくの特別なステッカーを手に入れたからには、普段よりも大胆な写真に手を出してみても良いのではないだろうかという気持ちが急速にミユキの中で湧き上がっていた。
それに、彼女のアカウントは友人を中心としたフォロワーにしか公開されない設定だ。
多少のおふざけをしたところでトラブルに発展することはないだろう。 意を決してカメラを自撮りモードで起動すると、左手を伸ばしてカメラを自分に向けると、おずおずと右手でセーラー服の胸元を少し広げ、ピンク色のブラを覗かせる。
「……本当に過激な写真は流石に恥ずかしいけど……ステッカーで隠せば見えないわけだし、これくらいなら別に構わないよね……?」
ぱしゃり、とシャッターを切ると、撮影できた写真の胸元の部分を先ほどのステッカーで隠し、仕上がりを確認してみる。
画面の中には、かなりぎこちない笑顔を浮かべながらセーラー服の襟に右手をかけ、『見せられないよ!』のパネルで胸元を隠したミユキの姿が写っている。
「うーん……ちょっと地味すぎるし、なんかこの程度の写真だと全然『見せられないよ!』って感じじゃないか……」
ちょっとブラが見えるなどという日常でも普通に起こりうる光景をわざわざ勿体ぶって特別なステッカーで隠すのは、自意識過剰っぽくて却って恥ずかしい気がしてきた。
そもそも、ステッカーで隠す範囲が広すぎて、本当にブラが見えていたのかすら分からない。
「やっぱり、こんなんじゃダメ! もっと大胆に、本当にエッチな部分が隠れてるって分かる写真じゃないと!」
片手にスマホを持ちながらの自撮りでは撮影できる写真の構図が大幅に制限される。ミユキはスマホをベッドの上に放り投げると、自分のノートパソコンを立ち上げてカメラを起動した。
とはいえ、ミユキはあまり性的な写真に関して詳しい方ではない。とりあえず思い浮かんだポーズを投稿しながら試行錯誤していくのが良さそうだ。
「隠れてる部分が見たくなるような、エッチな構図……こういうのとか、どうかな……?」
カメラから少し離れて立ち、笑顔を浮かべながらスカートの正面を両手で大きく持ち上げる。
もちろん、撮影した写真には、普段はスカートで覆われているべきミユキのピンク色のショーツから臍に至るまでの領域が完全に映ってしまっているが、ステッカーで隠せば問題ない。
「ふふ、初めてにしてはうまくいったかも! あたしって、こういう写真の才能あったりして……?」
ミユキはさっそく先ほどのステッカーを、下着の部分がギリギリで隠れるように調整して貼り付け、投稿した。
「でも、これ一枚だけで満足するわけにはいかないわよね! もっと色んな構図を試してみないと!」
いつの間にやら、初めの頃に感じていた羞恥心もすっかり和らいでいた。
このステッカーで隠すのに相応しい、エッチな写真をいっぱい撮影したい。もはやミユキの頭の中はそのことで一杯だった。
そのためには、もはや下着も邪魔なだけだろう。
ミユキは背中に手を回してブラジャーのホックを外し、するするとブラウスの隙間から抜き取る。
「んー……いきなり全部脱いじゃうのも色気ないだろうし……こんな感じがいいかな」
ピンク色のブラジャーを右手に握ったままブラウスの前をはだけて、上目遣いの表情と、露わになった両胸をカメラに収める。
そして、今度は乳首の先端だけが隠れるくらい小さく調整したステッカーを貼り付けて投稿する。
ミユキの形の整った両胸の、肝心の部分だけが「見せられないよ!」のパネルで隠された写真は、恐らく見る者の想像力を掻き立てる事だろう。
そのことを考えるだけで、ミユキは笑いがこみ上げてくるのを抑えられなかった。
当然、こんなところでやめるわけにはいかない。この調子でどんどん、みんなの注目を浴びられるようなエッチな写真を投稿していこう。
ミユキの呟きに、次々といやらしい写真が投稿されていく。
上半身裸で大きく体を反らし、胸を見せつけるように伸びをするミユキ。
ショーツを膝まで下ろし、スカートの裾を持ち上げて中を見せつけるミユキ。
まるで自らの体を慰めるように、両手で胸の先端や秘所を弄るミユキ。
カメラに向かってM字に大きく足を広げ、その中心部分を右手の人差し指と中指で広げるミユキ。
もちろん、大事な部分には例のステッカーを貼り付けることを忘れない。
不思議なことに、普段ならば決して投稿できないような写真でも、このステッカーさえあれば何の心配もないという確信にも似た感情があった。 1時間後、気が付けばミユキの呟きにはすでに20枚近くの写真が投稿されていた。
「ふぅ……こんなところかな? 最後に、今日投稿した呟きをもう一回見返してみようっと」
自分の呟きの一覧を表示し、最初に撮影した、スカートをたくし上げている写真をクリックする。
不思議なものだ。普段だったら仮にステッカーで隠れていたとしても、こんな大胆な写真を撮ろうなんて考えもしないのに。
画面の中には、最初のミユキが投稿した、カメラに笑顔を見せながらスカートの裾を持ち上げている姿が表示される。
もちろん、本来パンツが見えるはずのところには、可愛い小悪魔の女の子が『見せられないよ!』と書かれたパネルを掲げ、その領域が見えるのを防いでいる。
そのことを確認したミユキが画像を閉じようとした、その瞬間。
小悪魔のイラストが動き出し、不意に意地悪な表情で微笑んだ。
「え……このステッカーって、アニメーション付きだったの?」
ステッカーの中には、イラストの一部が動く仕様になっているものもある。
といっても、本来の目的は写真を隠すことであるため、輪郭部分は動かずに中の模様や表情が変わるだけのものがほとんどだ。
しかし、このステッカーの動きはそれだけにはとどまらなかった。
イラストの小悪魔が、手に掲げていた『見せられないよ!』のパネルをくるりとひっくり返すと、パネルの裏面のメッセージが現れる。
『見せてあげるね♪』
そのメッセージを見て、ぞくり、とマユミの背筋に冷たいものが走る。
まるで、自分が何かとんでもないミスをしてしまったような、そんな感覚。
それが的中したのは、直後のことだった。
小悪魔は小さくウインクすると、『見せてあげるね♪』のパネルを画面外に向けて放り投げてしまった。
「え……嘘でしょ……!?」
マユミがステッカーを使って隠したはずの領域、その可愛いピンク色のショーツが、完全に晒されてしまっていた。
最後に小悪魔自身も投げキッスと共に画面外に消えてしまうと、そこに残されたのは、自分のパンツを見せつけるようにスカートをたくし上げているマユミの姿。 「や、やだっ……! もしかして、他の写真も……!?」
慌てて自分が先ほど投下した他の呟きを確認してみるが、結果はすべて同じ。
『見せられないよ!』のパネルを掲げていた小悪魔がくるりとパネルを裏返し、『見せてあげるね♪』へと変化したメッセージを画面外に放り投げて、最後に小悪魔自身も消えてしまう。
当然、ミユキがステッカーで隠したはずの場所は、完全に丸見えになってしまっている。
形のいい胸の先端にちょこんと存在を主張するピンク色の小さな突起も。
最近ようやく毛が生え始めたばかりの、未熟な秘所も。
全てが、ミユキ自身の意思で見せつけるかのように、全世界に向けて発信されていた。
既に、ミユキがアップロードした一連の写真は、数万もの人間に拡散されている。
おかしい。自分の呟きは、許可した知人にしか公開されない、いわゆる鍵アカに設定されていたはずだ。
そのことに気付いたミユキが慌ててアカウントの設定を確認すると、昼間までは確かに非公開だったはずの設定が、誰にでも見られるように変更されていた。
「やだ、どうして……!? 誰が、いつの間に!?」
急いでアカウントを非公開に戻そうと操作するが、何度試しても『このアカウントは非公開にできません』というエラーメッセージとともに公開設定に戻されてしまう。
「なんで、どういうこと!? と、とりあえず呟きの方だけでも消さないと……!」
『この呟きは削除できません』
「嘘でしょ!? も、もうこうなったらアカウントごと消去するしか……!」
『このアカウントは消去できません』
そんなバカな。何故こんなことになってしまったのだろう。
恐らくこのミユキの痴態は、学校でも家庭でも、問題として取りざたされることだろう。
いや、刑事事件にも発展してニュースにもなるかもしれない。
「いやあああああ!」
ミユキの悲痛な叫びが辺りに響き渡った。 ――幸か不幸か、この一件に関してミユキが責任を問われることはなかった。
とはいっても、一連の呟きが明るみに出なかった訳ではない。むしろ、その逆だ。
ミユキの呟きと時を前後して、世界中の可愛い女の子たちが、消えるステッカーを使って一糸まとわぬ姿の自撮りを発信する事件が頻発していたのだ。
中には有名なアイドル等も含まれており、暫くは世間を騒がす大事件としてメディア等に取り上げられた。
しかし、大勢の女の子たちによる「ステッカーを見た瞬間に自分の大胆な姿を呟きに上げたい気持ちが抑えられなくなった」という証言と、
当該のステッカー(デザインは国によって異なるらしい)について運営が「公式に発信したものではなく、第三者のハッキングによるもの」と発表したことから、
一連の騒動は「新手のコンピューター・ウイルスによるサイバーテロ」として片付けられた。
全校集会では「もし身近に被害者がいたとしても決して話題に出さないこと」「ウイルス感染の危険性があるので当該の呟きには決してアクセスしないこと」と口頭で注意があった。
ミユキを始めとする被害者の少女たちには、ステッカーを受信する直前までの状態を再現した新たなアカウントが用意された。
しかし、一連の呟きに関しては、どうやら運営の力をもってしても削除や非公開にすることはできないらしく、少女たちのあられもない姿は、誰にでも見られる状態で半永久的にインターネット上を漂うこととなるのだった……。 以上です。
途中行数をミスって4分割のはずが5分割になってしまいました。
大勢の人に恥ずかしい姿を晒しつつ、女の子が破滅しないようにするのって難しい。 >>841の人のことなら別人
>>838と同一ではあるけど
恥ずかしい目に遭う呪いとか好き マケン姫の中国女が空中戦でパンツごとブルマはぎとられて赤面悶絶、みたいな
(少なくとも初登場は)いけすかないライバルポジの女が思いがけない意趣返しで恥辱味わわされるのすき 見習いマジシャンがマジックショーで失敗して、参加者の女の子が大変な目に遭っちゃう的なのを作りたいけど、ネタがあんまりねぇ いけすかないライバル女がマジシャンの女の子に大変な目に遭わされるネタならそのうち書くかも >>903
ライバル同士の辱めシチュは好みなので待機
マジシャン物と言えばティーカさんが帰国子女マジシャン?の羞恥モノ書いてたけど
あれはソフト路線というか寸止め感強かったから個人的には惜しかった 昔のコナンでマジシャンが集まる館の事件で
蘭のスカートからハトが飛び出すマジックで慌てて隠すけどコナンに見られるとかあったよな
ああいうのとかどうだろ
ハンカチ取り出すマジックで別の布が…とかも定番か ここの人はNPC姦とかも好きなんだろうか
それともちょっと違うのか 最近流行りのネタだと
SCP(超常的な能力を持つアイテムや生物、場所、現象などを収容する架空の財団)とか親和性高そうだと思ってる
女の子をえっちな目に遭わせる生物が脱走して騒動起こしたり
えっちな効果を持つアイテムの実験記録とか
女の子を撮影すると恥ずかしいハプニングに見舞われてる写真が出てきて、一定時間以内に必ずその写真の通りのハプニングに見舞われてしまうポラロイドカメラとかありそう マジシャンネタとか超能力探偵のプロットとか、連休中に来ないかとちょっと期待してる ネタとか募集して散々持ち上げさせるなら、もう少し真面目にやって欲しいよな
提供した方が馬鹿をみてるみたいじゃん っていうかさぁ
リクエストを募集しておいて梨のつぶてとかいったい何なのさ?
書くなら書く、書かないなら書かないで一言くらい返すべきじゃね?
期待して待ってるリクエスト主とか気を使って様子見してる他の作者とかを何だと思ってるんだろ?
部下か補欠ですか? 910-911 そう言うの言ってると帰ってこなくなるよ
そもそも彼は「考えてみる」とい言ってるけど、「絶対に書く」とは言ってないし、「書きたいモノしか書かない」とも名言してる
たかが一ヶ月来なかったただけで馬鹿にしてるだとかキレるのはおかしくないか彼にだって都合はあるだろうし >>912
いやいやいや
その言い分を纏めると、リクエストでネタを散々出させた上で
「書きたいモノだけ書く」=書きたくなるネタ以外はスルー
拾ったネタも「考えてみる」とだけ言い残して何の音沙汰も無し
ってことだぞ?
これ普通に考えたら彼の個人サイトでやることだろ
そのうえ一ヶ月も放置とか自サイトでも姿勢が疑問視されて当然だと思うが
せめて月一〜二本でもにリクに応えるとか
それがキツイなら週一でも近況報告するとか
ネタを募った側にはそれなりの責任もあるんじゃないかな
それすら放棄して「強要(催促)されたら何も言わずに消えるんで」とか言われてもなぁ
あと名言じゃ無くて明言な 期待してるとは言ったけどそんな上から目線でクレクレしたい訳じゃないんだよなあ
ところでジャンプ本誌にToLOVEるが出張読み切り載せてたけど、やっぱダークネスよりあのレベルのがエロいな
アクセルの踏み具合は無印とダークネスの中間ぐらいだとは思うけど 当事者同士で納得してるところに第三者が首を突っ込むところじゃないねぇ
もう本誌とらぶるが終わって十年にもなるんだな
個人的に一押しなのはププリンの魔法だった
こう、魔法使いの女の子に催眠術とかかけて、魔法を使う度に誤ってププリンを唱えてしまうようにしたい わかる
このスレ的にもププリン超好きだわ
あと小手川ノーパン回避
ララの発明品暴走は不思議アイテム系シチュのバイブルの一つ ププリンの「下」バージョンみたいなのも見てみたかったな
読み切り版M0にあったようなパンツずり下ろし範囲魔法 (マジシャンネタに関してはネタがねぇってぼやいただけなんだけどなぁ……) エロパロ板と違う所の『ゆうしゃは パンチラ を おぼえた!』てSSで
「パンチラ」という名前の常時発動スキルを覚えた女勇者がパンツ見られまくった挙げ句、スキルが「パンモロ」に進化したせいで更に大変な目に遭うって奴がこのスレ向きかなって思った 「みんなー! 今日は私のマジックに来てくれてどうもありがとう♪ はりきってサービスするから、是非楽しんでいってね☆」
今日は、きららにとって、大勢の観客の前での初の公演だった。
常日頃からそそっかしく、肝心なところでミスばかりするきららも、この日ばかりは失敗する訳にはいくまいと、入念に準備を重ねてきた。
その甲斐もあってか、カード当てマジックに、ボールを消すマジック、そして、杖を空中浮遊させるマジックと、無事に成功させていくきらら。
観客たちからの受けもよく、はっきり言って予想以上の進行と言えた。
残る演目はただ一つ。ここまで来て失敗するわけにはいかない。
「それじゃあ最後に……誰かひとり、私のマジックのアシスタントとしてステージに上がってくれる人、いるかな?」
このマジックは観客の中から協力者を募り、ステージ上に上がってもらう必要がある。
何人か手を挙げた立候補者の中からきららが選んだのは、十代半ばくらいの私服姿の少女だった。
ステージに上がった少女は、きららに促されるまま、マジックボックスの中に閉じ込められてしまう。
ボックスの上面からは少女の顔が、左右の両面からは彼女の両手が突き出しており、完全に拘束されていると言ってもいい。
「最後のマジックは――何と、箱の中に入ったこのアシスタントを、この白銀の剣で串刺しにしてしまいます!」
ぎらりとした光を放つその剣を見せつけられ、「おお」とどよめきが観客の中から沸き起こる。
マジックボックスの中の少女も、不安そうにきららの顔を見上げる。
だが、当然これはマジックだ。この剣は少女の体に傷一つつけることなく箱を貫通するようになっている。
「ではまず一本目……手元が狂うので動かないでくださいね!」
わざと不安を煽るような言い方で、マジックボックスに一本目の剣を差し込む。
びくり、と少女が体を震わせ、観客が息をのむが、するすると剣は箱を貫通して完全に突き刺さる。
「どうやら運よく一本目は外れたようですね……ですが安心するにはまだ早い! 続けて二本目! 三本目!」
すらり、すらりと白銀の剣がマジックボックスに突き刺さっていく。
数分後には合計五本の剣が、まるで黒ひげ危機一発のようにあらゆる方向からマジックボックスを串刺しにしていた。
観客も少女も、驚いた表情で刺さった剣を見ている。どうやらマジックは成功のようだ。
「不思議なことに私のアシスタントはぴんぴんしているようですね……さて、それでは彼女は本当に無事なのか!
まずは箱に刺さった剣を抜いていきましょう!」
刺していった順番と逆順に、一本ずつ剣を引き抜いていくきらら。
最後の一本が引き抜かれると、舞台の上には剣を刺す前と同じように、マジックボックスから顔と手を出す少女が残された。 「さあ、それでは皆さん、舞台の上の私のアシスタントにどうかご注目ください!
アン、ドゥ、トロワ!」
きららの掛け声とともに、マジックボックスがまるで自らの意思を持つかのようにぱかりと開く。
中からは、まるで何事もなかったかのように、傷一つついていない状態の少女が現れた。
観客からは大きな拍手が沸き起こり、少女自身も何が起きたのかわからないといった面持ちだ。
成功だ。自分の初舞台でミスを披露することなく終えることができたきららは、大きな声で観客席に呼びかける。
「はいっ、御覧の通り彼女の体には傷一つついておりません!
それでは皆さん、勇気ある私のアシスタントに拍手!」
アシスタントの少女が、きららの呼びかけに応えるように観客席に向かって両手を広げた、その瞬間。
ぴりっ
柔らかく布を裂くような音が、彼女が着ている洋服から発せられた。
そして同時に、彼女の袖や裾、襟といったあらゆる部分に、鋭利な刃物で切り裂かれたような裂け目が無数に発生し、広がっていく。
アウターとスカート、そしてブラウス。それらの衣服が、大勢の観客の視線の先で単なる細切れの布と化しながら、舞台の上をまるで花吹雪のようにひらひらと舞い散る。
いや、それだけではない。中に着ていたキャミソールやブラ、そして乙女の秘密を守る最後の砦であるショーツまで、あっという間に切れ目が入り、まるでそうなるのが当然であるかのように舞台に落ちていく。
時間にして恐らくコンマ数秒、しかし観客たちにとってはまるでスロー再生のようにはっきりと、少女の発達途中の胸の先や生えかけの秘所が、舞台の上で完全に晒されるに至る光景が脳裏に焼き付いていた。
「……」
「……」
「……」
観客も、少女も、そしてきららも。
誰もが反応することを忘れたまま、数秒が経過したころ。
「――いやあああああああっ!」
少女の絹を裂くような悲鳴が、会場全体に響き渡った。
(おしまい) 以上です。
他にも書きかけのネタはあるけどもサクっと書けないので筆が進んだら投下します。 感想を書かねばと思っていたら
いつの間にか元号が変わっていたでござる
>>807-816
GJ えくせれんと!
素晴らしかった、特に星見さん。
(自称)やさしい少女が主人公に意地悪で
あまつさえそれを宣言してしまうあたり
その想いは無自覚なんだろうなぁ
星占いの結果、主人公から女性を遠ざけたのは
無意識なジェラシーのなせる業か?
序盤は毛布に包まってて終盤に包まってるのはシーツ
主人公が費やした時間を説明ではなく表現する筆者の技量に感服
終盤、シーツが解けてから告白してりゃ平手打ちは当然の帰結だわw
追記:告白とシーツが解ける順序が逆だった場合
星見さんの反応がどのように変化したか気になる >>925
GJ
欲を言えばアシスタントの子に少しだけでも掘り下げがほしかったな レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。