素直クールでエロパロPART15
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0001名無しさん@ピンキー2011/06/07(火) 03:53:28.93ID:V3BcBp1k
ふたば☆ちゃんねる落書き板の天才によりツンデレに対抗すべく、
新たに"素直クール"なる言葉が誕生した。
ツン→素直 デレ→クール
ガチで愛してくれるが、人前であれ、好意に関してはストレートかつ
クールな表現をするため、男にとっては嬉し恥ずかし暴露羞恥プレイ。
しかし、どこか天然。言葉萌えのツンデレ、シチュ萌えの素直クール。

ここはそんな素直クールのエロパロスレです。
荒らし、煽りはスルーでお願いします。
・職人に対し注意予告の依頼は止めましょう。スルーは自力で。
・職人の投下しやすい雰囲気づくりを心がけましょう。
・ネガティブな意見はなるべく控えましょう。
 理由もなく「嫌い」などの意見はスレには必要ありません。

前スレ
素直クールでエロパロPART14
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1284559058/

過去スレ
素直クールでエロパロPART13
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266626964/
素直クールでエロパロPART1
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139830862/
素直クールでエロパロPART2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151146736/
素直クールでエロパロPART3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165760283/
【エロパロ】素直クールでエロパロPART4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177753262/
素直クールでエロパロPART5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182429786/
素直クールでエロパロPART6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191464305/
素直クールでエロパロPART7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197548369/
素直クールでエロパロPART8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1202454157/
素直クールでエロパロPART9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212939321/
素直クールでエロパロPART10
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1224945913/
素直クールでエロパロPART11
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237301421/
素直クールでエロパロPART12
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249978294/

保管庫(エロパロ板)
http://derheiligekrieg.h.fc2.com/cool.html

保管庫ミラー(現在のエロパロ板最新保管庫はこちら)
http://red.ribbon.to/~hachiwords/scool/

素直クール保管所(全体)
http://sucool.s171.xrea.com/

素直クール保管所(ほの板・最新VIP)
http://www16.atwiki.jp/sucool/
0129名無しさん@ピンキー2011/11/12(土) 02:35:54.19ID:ViCyeDS+
暗闇の中、ふと目が覚めた。
蛍光塗料で浮ぶ時計の針は深夜を示していた。
ぼやけた頭が何かを感じ、考える。
自分は部屋の寝床に居る。
カタカタと窓枠を冷たい風がたまに鳴らしている。
昼に干した蒲団は温かく、この部屋唯一の暖房機能を発揮している。
まだこの温もりの中にいたい。
横向きの姿勢から仰向きになろうとして止まる。
背に何かある。いや、何かいる。
そのうえ横腹に何か乗っている事に気付いた。
背後に意識する。
すると寝息らしきものが聞こえる。
横腹のこれは腕だろう。
そして多分、まず間違いなくこの人は…
確認すべく蒲団の外に転がり出る。
「寒っ!」
温度差にすぐさま安住の地に戻るがその人と相対する状態になる。
その人はやっぱりクーだった。
何故ここにそれも蒲団に入りこんでいるのか。
その理由を聞こうと起そうかと腕を上げてちらりと見えた。
クーの綺麗な肌と肩口、そして白く細い物。
服、シャツは確認できなかった。
ということは下着のみ…これは起せない。
起さないのも問題を後送りするだけだが寒い部屋で言い合うのも勘弁したい。
0130名無しさん@ピンキー2011/11/12(土) 02:45:14.93ID:ViCyeDS+
寝よう。
疲れてるから今は寝たい。
見なかった事にしよう。
目を瞑るといい香りがしてきた。
化粧品とかではない微かな悪くない何かの匂い。
クーの匂いか。
目を開ける。
静かな寝息を立てて寝るクーがいる。
睫毛はそこまで長くないがしっかりとわかる。
寝顔はクールな感じが薄れるようだ。
あの意志の強い瞳が大きな要素なのだろう。
ん?額の生え際近くになにかの痕があるような…
手で髪を少し除けてみると小さくはなっているが少し傷痕があるように見える。
子供時にでも傷つけたのかな?
なんだろう、なんでそう思うのだろう。
「…見るなら他の所があるのだが?」
思案していると声が聞こえた。
「あぁ、ごめん、クー」
「いや、気になるのなら構わない。傷物の女ですまないが」
クーが苦笑した気がする。
クーの前髪を上げて、多分ここだと思う辺りに口付けをする。
髪を触っている時は硬直していたクーの体が弛緩した気がする。
なんでこんな事をしたかわからない。
とりあえず間が持たないので背を向けようとしたらクーが体を掴んだ。
クーは無言だ。
そっとクーを腕で胸元に引き寄せる。
まだ寒いし、眠い。
人肌は温かく、クーの匂いは眠り易い。
起きたらとりあえずクーに聞く事が有る。
それだけは忘れずに意識を手放した。
0133名無しさん@ピンキー2011/11/12(土) 16:37:12.37ID:sXfSOu3d
久しぶりに覗いてみた

part14とpart15の間ってなんで4ヶ月も間が空いてるの?
俺が保存したdatが不完全な訳じゃないよな。過疎?
0135名無しさん@ピンキー2011/11/13(日) 04:30:30.74ID:ghWfBmzi
うおっ クーと男は夫婦の人だったのか。
神投下やでぇ…このシリーズ大抵の商業小説より好きだもんな……GJ
0137名無しさん@ピンキー2011/11/18(金) 04:45:53.64ID:iHUXNxb4
久方ぶりに素直クール分を摂取しようと思って保管所覗いたら荒らしにでもあったのか壊滅してるし、保管庫は音沙汰無いし散々だわ(´・ω・`)
0138名無しさん@ピンキー2011/11/22(火) 08:03:53.00ID:ODC/gu6F
ところで夕子さんはまだか
全裸待機が寒い季節になっちまった
0140名無しさん@ピンキー2011/11/23(水) 07:57:32.83ID:WcW8RW+e
>>125
まったく・・・謝るぐらいならはじめからするなと言いたいものだ
私は君だけを思っているのにその君がそれでは呆れて物も言えんよ
・・・やれやれ、私がぶった頬はまだ痛むか?これに懲りたらもうしないことだ
次は無いんだからな・・・?ほら、早く立て・・・罰として一週間は代わりに料理をつくってもらう
それで今回は許してやってもいい

なんか違うかなぁ・・・
0141名無しさん@ピンキー2011/11/23(水) 08:12:26.17ID:ECXyhQlS
あの女はいったい何者だ?
君の恋人は誰なんだ?はっきりさせてくれ。
私が嫌いなのか?
それともあの女のほうが私よりも君の心をつかんでしまっているのか?
私は君だけしか愛せないし、ほかの男なんて目にも入らない。
でも、もし君が別れを望むなら、どうしてもと言うなら…、くっ…。

なに?違う?ちょっといい顔したかっただけ?
それなら早く言ってくれ。いかん…。腰が抜けた。
あれ?変だな、目から冷や汗が止まらないぞ…?

だとどうだろうか?ちょっとヤンデレかな?
>>125>>140
0144名無しさん@ピンキー2011/11/25(金) 03:13:54.32ID:/GarsWK0
非エロ

「大変なことになった……」
珍しく彼女が、深刻そうな物の言い方で訪ねてきた。
何事か問うてみると、
「とりあえず、外に出てみてくれ」などと言う。
訝りながらも促され、アパートメントの部屋から這い出てみる。
寒い。
やはり、年の瀬ともなると、こういうものか。
日本海側からの湿気を孕んだ冷風は、
寒いというより、寧ろ、冷たいと表現するのが相応しい。
そんな、冷たい風の中に、からからと、
落ち葉が飛び回っているのが、もの寂しい。
陽は、すでに半ば以上が、地の果てに隠れようとしている。
「で、何が大変なんだ?」
散々、詩的描写をしておきながら、
我ながら、散文的な物言いしかできないのがもどかしい。
彼女は、それが魅力だともいうのだが。
「気付かないのか?」
彼女はいぶかしむように、僕を見上げた。
「普通の晩秋の光景じゃあないか」
「そこまでしか見えていないのか。まだまだだな」
彼女は、嘲るような笑みを口元に浮かべて、
わざとらしく溜息をついた。
「何が言いたい。何のつもりだ。
一人で勝手に勝ち誇って、いい気になりやがって」
「まあ、そう拗ねるな。
ほら、まだわからないのか」と、言うや、
彼女は再び、吐息をついた。
それでもなお、不得要領な僕に、
彼女は、三たび息を吐いて見せて笑った。
「息が白い」
「ああ……」
たしかに、昨日までは、まだ息が白く曇るほどではなかった。
「これで、ゴジラごっこが好きなだけできるぞ」
「ただし、初期作限定だがな」
普段は大人びた言動のくせに妙に子供っぽいところがある。
それが、僕には愛おしく、尊く、思えた。
彼女は、なおも飽きる様子もなく息を曇らせ続けている。
「いい加減中に入らないと風邪ひくぞ。
肉まん、買ってあるからな」と、
部屋に引っ込もうとした時だった。
彼女が僕のトレーナーをめくり上げて、
掌を背中に張り付けたのは。
「ぴとぉっ」
「ひぎぃぃぃっ!!」
情けない、僕の声が、木枯らしに呑まれて、消えた。
0145名無しさん@ピンキー2011/11/26(土) 04:30:07.90ID:dmAa0aim
飽きて顔が曇らないことを切に願う
ナイスいたずらっ娘
0146名無しさん@ピンキー2011/11/26(土) 16:01:01.45ID:mexRt4mx
ノクターンの千鳥さんは、このスレ向きかな?
デレはないけど
0147名無しさん@ピンキー2011/11/27(日) 01:21:18.81ID:LsuV6nqO
見たい素直クールの話なに?
0149名無しさん@ピンキー2011/11/28(月) 22:19:22.39ID:hKni1sTX
「別にお前のためにやったわけじゃないんだからな!」
「分かってる、分かってる。君の愛はしっかり伝わってるからな」
「だから、別にお前の事が好きとかそういうのじゃなくてだ」
「フフッ、素直じゃないな。君は」

こうですか?わかりません!
0151名無しさん@ピンキー2011/11/29(火) 13:26:31.56ID:j0qIB79j
・・・・・
0152名無しさん@ピンキー2011/11/29(火) 15:09:47.77ID:rQHyq9oG
(;´Д`)
0154名無しさん@ピンキー2011/11/29(火) 20:20:42.11ID:uyvhbsFX
「やあ待ってたよ」
俺が帰宅すると、部屋の主よりも先にこたつに陣取ってぬくぬくしている輩がいた。
「なんだ、今日は早いな」
「こっちのセリフだ。一人こたつでぬくぬくしやがって。外は凍える様な寒さだぞ」
「そうだねぇ。最近夜はめっきり寒くなったよね」
彼女は愉快そうに微笑むと、俺のネクタイに手を掛けて、そこから手早くスーツを脱がして行く。
既に部屋着も用意されていて、まるで世話焼き女房の様だ。
「さ、暖房の用意も出来ていることだし、二人でぬくぬくしようじゃないか」
俺が部屋着になってワイシャツやら靴下やらを洗濯機に放り込んでいる間に、彼女は再びこたつにもぐっていた。
寒がりのくせに部屋議は薄いから、小さい頃からおこたが大好きでたまらないらしい。
「さむいさむい。こたつ様のご加護を早くいただかないと」
「おいおい、どこに座る気だ? 君の定位置はこっちだよ」
彼女の対面に座ろうと移動すると、彼女は自分の背中を指してニコリと笑った。
寒がりめ、背中が寒いなら素直にヒーターを出せばいいのに。
「はいはい、寒がりだなお前は」
「ふふん」
なぜか得意げに笑う彼女の背中に抱きつくようにしてこたつに入る。
そして、あることに気づく。
「……おい」
「どうした?」
「スイッチ入ってないじゃん」
そう、こたつの中が全然あったかくない。
彼女の体のほうが余程暖かい。
「節電だよ、知らないのか君」
「ヒーター出さないのも節電のためじゃなかったのか?」
「電気は使わなければ使わないほど良いのさ」
得意げに鼻を鳴らす彼女に隠れてスイッチを入れようとするが、「電源は抜いてあるよ」との言葉にがっくりとする。
「なんのためにこたつがあるか知ってるか? あったまるためだよ」
「違うね、君と一緒にあったまるためにあるんだ」
「同じだろ」
「違うよ。それにほら」
彼女は俺のすっかり冷えたてをとって自分の頬に当てると
「こうしていれば、心もあったかいだろう?」
「…………」
「照れてるね」
「そっちこそ」
恥ずかしい台詞を吐いたほうも受け取ったほうも一気に顔が暑くなって、確かにこれはこたついらずだな、なんて考えるのだった。
0156名無しさん@ピンキー2011/12/04(日) 05:21:14.75ID:vD3eEXzO
おつおつ
我が家にはこたつが無いから無理だな〜とか思ったが、それ以前に一緒に入る相手がいなかった。ちくしょー
0157先輩、トラップ、ペアルック2011/12/11(日) 01:12:34.01ID:rlKgoPRI
エロ無し短め小ネタです。
保守がてら投下。4レスほどもらいます。

〜・〜
先輩が珍しく、待ち合わせに遅れている。
左手首に巻いた腕時計がちょうど11時を指すのを見て、僕の頭に不安がよぎった。

いや遅れているとはいっても、待ち合わせはその11時なのだから、本来はそんなに気にするようなことではないのだけれど。
先輩は
「少しでも早くゆーくんに会いたかったから」
などと言って、常に15分前には待ち合わせ場所に到着しているような人間なので、これはやはり少しおかしい。

電話してみるべきだろうか、と逡巡を始めたちょうどそのとき、

「ゆーくん、お待たせ」

僕の背後からその声はかけられた。
遅かったですね、何かあったんですか?などと問おうとして振り返り―――そこで僕は凍りついた。

そこには、あまりお洒落とはいえないかもしれないグレーを基調として薄くボーダーの入ったセーターに、えんじ色のプリーツスカート、そしてひざの上まである黒いタイツを身に着けた、先輩の姿があったのだ。

視界に写ったそれを見て僕の頭の中を飛び交うのは、「嵌められた」という単純な言葉だけだった。
思わず恨みがましい目で、先輩の方を見てしまう。

「ゆーくん、どうしたの? ……あ、これ?」

先輩は、身に着けているグレーのセーターをちょこんとつまみながら言う。
確かにそれは一見すれば普通の服装だが、それこそが今の僕には死活問題だった。

「ふふ、ペアルック。いいでしょ?」

そう。

グレーを基調として薄くボーダーが入ったセーターというのは、今の僕の恰好と同じなのだった。
ただ似ているのならばまだしも、線の入り方から首元の少し変わった編み方まで、全く同じ。
きっとその背中には、僕と同じ2文字のアルファベットが入っていることだろう。
つまりは先輩は、僕とサイズ違いの同じ商品を着てきた、ということらしい。
このセーターは先輩の妹であるところの小宵ちゃんからプレゼントしてもらったものだから、
きっと先輩は小宵ちゃんから店を聞いたのだろう。

「ペアルックなんて、何年前の流行ですか……」
「私の中では、今だけど。それに」

しれっとそんなことを言い放ちやがる先輩は、少し言葉を切ったかと思うと、

「こうしてると、ゆーくんにくっついてても不自然じゃないしね」

ふわり、という擬音が似合いそうな自然な動作でスカートを翻して僕の横に立ち、僕の手を取った。
本格的に冬になり始めた冷たい空気に反するかのようなその暖かさに、僕の心臓がとくんと跳ねる。

「ちょちょちょ、先輩!何いきなりくっついてるんですか!」
「えー、いいじゃん。せっかくのペアルックなんだから」
「駄目です駄目です! こんなところ見られたら、また学校で何て言われるか……」

先輩のこうした直截的な言動はもはや周囲の知るところであるとはいえ(それもそれで不本意なのだが)、
やはり現場を目撃されると後日級友からはなんやかやと言われるわけで。
僕と先輩は「人目のあるところではあまりべたべたしない協定」を結んでいるのである。
0158先輩、トラップ、ペアルック2011/12/11(日) 01:13:52.25ID:rlKgoPRI

「大丈夫だよ。遠目に見たら多分、中の良いきょうだいにしか見えないって」
「いや、遠目に見たらそうかもしれないですけどね」
「だからほら、今日はこうするの」

言うが早いか、先輩はその小さな体を一杯に使って、今度は僕の腕を腕を抱きかかえるようにする。
そのあまりにも滑らかで突飛な行動に、僕は一瞬言葉に詰まる。

「……や、こんなこと普通のきょうだいはしませんよ」
「だって、こうした方があったかいでしょ?」

先輩の中ではそれで議論は終わっているのか、早く行こうとばかりに僕の腕を引っ張ってきた。

「いやいやいや。駄目です。今日の僕は流されませんよ?」
「むー。ゆーくんのケチ。じゃあ」

そう言って先輩は、いつものクールな表情を少しだけ崩し、にこりと微笑んでから言葉を続けた。

「ここでキスしてくれたら、今日は勘弁してあげる」

……いやそんな、名案を思いついた! みたいな顔で言われてもですね。恥ずかしいのは変わらないわけですよ。
あ、でもそれなら、他人の目は今の一瞬さえ注意するだけでよくなるのか?
確かに、ずっと腕に抱きついていられるよりは周囲への警戒はしなくてよさそうだけど。

「ゆーくん、どっちがいいの? 早く決めてよ」

なんて、僕の腕をぶんぶんと揺すりながらせかしてくる先輩。
ううむ。これはこれで先輩の手の上のような気がするけれど。
あの悪夢のような1ヶ月を思えば、ここでの1度くらい大したことはないか。
結局そんな結論に落ち着いた僕は、分かりましたよ、と小さく呟いて、先輩の唇に軽く口付けた。

ぴろりろりん。

「にひひ、作戦成功」

すると、どこかで聞いたことのある電子音に、目の前には先輩ではなく先輩の妹さんを思わせるいたずらっぽい笑顔。
口付けるために目をつむっていた僕は、襲い来る嫌な予感に震えながら、ぎぎぎ、と音のしたほうへ顔を向けた。

そこにあったのは、先輩の小さな携帯電話。

「ちゅー写真。げっと」
「何やってるんですか先輩!消してください!」
「嫌だよーだ」

僕は慌てて先輩の携帯電話を奪い取ろうとしたが、ひょいひょいと軽快な動作でそれをかわされる。
そして先輩は慣れた手付きでボタンを操作したかと思うと、

「じゃーん。待ち受けにしてみたよ」

3秒後には先輩のディスプレイに、全く同じ服装で口付けを交わす1組のカップルが写し出されていた。
0159先輩、トラップ、ペアルック2011/12/11(日) 01:15:05.13ID:rlKgoPRI

「ちょっと、まじで勘弁してくださいよ先輩……消すのが駄目なら、せめて誰にも見られないでくださいよ?」
「わたし的には見せびらかしたいくらいなんだけどなー。ゆーくんがそういうなら仕方ないか」

どうやら今日はもう満足したと見えて、今度はえらくあっさりと引き下がる先輩。
そりゃこれだけ望みが叶ったなら満足もするでしょうよ!

「あ、ゆーくんにも送っておいてあげるね。是非待ち受けに……」
「しませんから!」

とはいえ、消したいとも思えないあたりが非常にジレンマではあるのだけれど。
それでもそんな写真を待ち受けにしていれば、近いうちに僕は何人かの友人から制裁を受けるだろう。

「っていうか作戦成功って。準備したうえでの行動だったんですかこれ」
「そうだよ。ちなみに立案者は小宵だから」
「小宵ちゃんが首謀者かあああ!」

道理で先輩にしては手が込んでいると思ったんだ! なんだこのトラップ!
というかもしかして、小宵ちゃんはこのセーターを僕にプレゼントしてくれたときからこの作戦を考えていたのだろうか?
あなたたち姉妹は、なんでこんな風に策を練るのが普通になってるんですか、と声を大にして突っ込みたい!

「というか先輩、今日僕がこの服着てこなかったらどうするつもりだったんですか?」
「あ、それは大丈夫。来るときに遠くからちゃんと確認したから。気付かれないようにと思って、ちょっと時間かかっちゃったけどね」

もしや、今日先輩が来るのがいつもより遅かったのってそのためですか……?
あまりにも用意周到な先輩に、僕は呆れて言葉も出ない。

「ほらゆーくん、いい加減行くよ。お腹すいちゃった」
「僕はもうへとへとですけどね……」
言うなり先輩は、僕の左手を取って歩き出す。
だがしかし、10歩ほど歩いたところで

「あ、間違えた。ゆーくんはこっちだった」

などと言い、先輩は僕の後ろを通って立ち位置を僕の左側から右側へ移してきた。

「どうしたんですか?」
「いやいや、なんでもないよ。今日はこっちな気分なの」
「そうですか……?」

その動きを不自然だと思いながらも、半ば思考回路が停止気味の僕は、そのまま歩き始めた。
そして数分も経つうちに、その不自然さを僕は忘れてしまったのだ。

だからその挙動の意味にようやく気が付いたのは、その日の夕方、先輩と別れるときだった。

帰り際に、先輩のセーターの背中に描かれたアルファベット二文字が僕とは違いVとEであることに気付いたそのとき。
二人でこんな服を着て一日中街を歩いていたことを思い出し、身悶えしたくなるような衝動に駆られたのは言うまでもない。

〜・〜
0160先輩、トラップ、ペアルック2011/12/11(日) 01:15:49.50ID:rlKgoPRI
以上です。
ペアルックネタって意外と少なかった気がするけど、素直クールには割とぴったりなアイテムだと思うんだ。

それでは、お目汚し失礼しましたー。
0167名無しさん@ピンキー2012/01/01(日) 01:19:57.36ID:gY+u1Qip
今年も良い素直クールが読めますように。

そして書きかけのをちゃんと完結できますように。
0169名無しさん@ピンキー2012/01/17(火) 01:19:13.75ID:ZnXVVi3K
突然で申し訳ないが、素直クール関連のスレってここ以外にどこが生きてるか知ってる人いませんか?

エロパロ以外見つからん……
0175名無しさん@ピンキー2012/01/28(土) 00:47:54.98ID:ZFytVZ6o
>>172
ウィッチクラフトワークスもオススメだぞ
火々里さんマジ長身素直クール
0176凸凹2012/01/28(土) 01:41:39.18ID:CbnaCnh3
男がいた。
2メートル近い長身に、100キロを軽く超す体重。
骨太の体格に、膨張した筋肉がずっしりと載る。
恐るべき肉体の持ち主に相応しい、厳つい面構え。
常に顰められた、鋭い目付き。
盛大に胡座をかいた、デカい鼻。
開く事の少ない、への字口。
岩をも噛み砕く様な、ゴツい顎。

キッチリ刈られた坊主頭が、止めをさしていた。

出来れば、お近付きになりたく無い。
夜道で出会ったら、小便漏らしそう。
子供が引きつけを起こし、火がついた様に泣き出す等々……。

まあ、そういった男だった。
だったのだが……。

「ルリお兄ちゃん。
ちょっと話しが……」
「ルリお兄ちゃんって、呼ぶんじゃねえ。
俺は、大造(だいぞう)だ」
「ルリちゃんのお兄ちゃんだから、ルリお兄ちゃんだろう。
そんな事より、いつ来てくれるのだ。
うちの子も、待っているのだぞ」

吠える男の迫力もなんのその。
全く動じない少女。
口調はしっかりしているが、何処となく浮世絵離れしている。
恐らく、150以下の小柄な体格に、成長前の華奢な肢体。
恐れ気も無く男を見上げるその顔は、切れ長の目に、縁なしの眼鏡が光る。
見上げた頭から腰まで流れる、艶やかな黒髪。
小ぶりだが、筋の通った鼻の下、薔薇色の唇から落ち着いた声音が醸し出された。

0177凸凹2012/01/28(土) 01:44:25.47ID:CbnaCnh3
まったくもって、男とは何もかも対称的な少女。
コレが両者、高一年の同級生だと言うのだから、世の中とは不思議なものである

「一緒に子作りしようと約束したでは無いか
私の準備は万全だぞ」
「女の子が、子作り言うな〜〜〜」
「ならば、セック……モガッ」

恐れ気も無い様子で、危ない単語を発したかけた少女の口を抑えつつ、小柄な肢体を小脇に抱え、
大男は、転がる岩の様な勢いで駆け出して行った。
その絵面は、どう見ても犯罪そのものなのだが、校内の者にとって、割と慣れ切った光景なので、
今更、気にする事は少ない。

ひと一人抱えているとも思えない軽快さで、ひと気の少ない階段裏に飛び込んだ男は、
漸く、少女を解放した。

「おや、こんな所に連れ込んで。
ルリお兄ちゃんはいったい、私に何をするつもりかな」
「しないために、苦労してんだろうがあ〜〜〜」

体格に見合ったドラ声で吠える男もどこ吹く風
半分以下の少女は、ワザとらしく耳をふさぐ。

「無駄な大声を出すな。人が来るぞ」
「お前が出させてるんだ!
だいたい……」
ガッ

興奮した男の咆哮が遮られた。
突如、膝が落ち、仰向けに倒れる。
いつもながら、何が起きたかわからない。
古流に伝わる、神妙なる技法。
目の前の小柄な少女が、その技を使いこなすと、魔法にしか見えない
もっとも、その神技を跳ね返す、純粋な力を、彼は身に宿していた。
太い骨と厚い筋肉。
ナチュラルに、強い身体は闘いに於いて、人の技を凌駕する。
それ程の獣性を秘めているのだが……

クチュ……

抑えこむ力もあろうはずの無い攻撃が、彼を制した。
否、口撃だ。

呼吸の僅かな隙をつき、柔らかな舌が、侵入を果たした。
0178名無しさん@ピンキー2012/01/28(土) 01:49:52.64ID:CbnaCnh3
滑らかな唇が、ゴツい歯をこじ開け、その奥の舌を絡めとる。甘い唾液が送り込まれ、溺れまいという本能で、男に飲み下された。
ほとんど、媚薬の様に効果し、男から反抗の力を奪う。

チュポン……

落ちた事を確認し、小柄な少女は、口撃を中断した。

「無駄な大声を出すな。人が来るぞ」

余裕タップリに、同じ注意を繰り返す。
巨大な男の身体をベッドにして、子猫の様に伸び上がり、切り株の如き、太い首をかき抱いた。
力以外の要素で、身動き出来ない男の頬の感触を、充分楽しんだ後、そっと耳元に囁く。

「むろん、私は構わないのだが、君は、行為を知られるのを好まないのだろう?」
「お、おまっ、何を……、いきなり……」
「君が悪いのだよ」

涼やかに整った白顔に、淫らな紅を載せた表情。
漢を欲する、雌の顔。
フェロモンが廻り、輝く様な美貌で、彼に迫る。

「その逞しい腕で、私を強く抱きしめた姿を、多くの人前に晒したりしたのだから……」
「イヤ、そんなつもりは……」

緊急避難を色事にとらえられ、彼は困惑した。
その厳つい容姿に反して、彼は一般的な道徳に順守するたちなのだ。
だからこそ、おとなしげな少女に振り回される羽目になるのだが……

「今更遅い。
私をこんなにした責任を取って貰おうか」

男の厚い胸板から身を起こし、その肩を両膝で抑える。

フサッ

彼の眼前で自ら、今時にしてはやや、長めのスカートを捲り上げた少女。
学生らしからぬ、イヤ、用の性能を満たしていない、特殊なタイプの下着が露わにされる。

「ほら、こんなになってしまった。
寒いから、早く拭って欲しい」

0179名無しさん@ピンキー2012/01/28(土) 01:55:47.96ID:CbnaCnh3
薄い布地は、水分を吸収しきれずシドシドに濡れそぼり、透ける生地は、可視光を遮きる事も出来ていなかった。

その光景は、彼の理性を犯し、その香は、フェロモンと化して、彼の獣性を目覚めさせる。
彼は、欲するまま、禁断の泉にすがりつき、喉を潤した。

「アアッ!強いっ‼
もっと、優しくっ」
愛に素直な故、貪欲とも言える強引さで迫る少女だが、別に淫乱という訳では無かった。
だから、彼が初めてだったし、厳密には初めてすら終わっていない。
未成長のひ弱な身体では、超獣のパワーを受けきる事は難しかった。
あっという間に、形勢が逆転する。
先ほどは蹂躙していた彼の舌が、別の怪物の様に、少女の秘腔を穿つ。
唇が唇を広げ、粘膜が粘膜をけずり、硬く尖った歯が、固く尖った豆を噛む。
少女の腔口から沸きだす液体は、口腔から溢れ出す液体と混ざり合い、男の中に流れ消えた。
貪る様に、分け入る男。
少女の限界が、急速に迫りつつある。

「アッ、ダメッ、ダメェ‼」
プシャア〜〜〜……



流し場で頭から水を被る。
こんな時、ボウズは便利だ。
迫力が出過ぎるのが難点だが、実はテンパなので、伸ばすとパンチ、更にはアフロに進化する。
もっと、怖がられない為の、次善策なのだが……。

差し出されたタオルで頭を拭い、ため息をつく。

「……お前なぁ」
「すまない。流石に反省している」

小さな体を一層縮めて、珍しくしょげている少女。
何時もの傍若無人っぷりが嘘の様にだ。
まあ、過程はともあれ、直接のきっかけは自分にある。
何だかんだ言っても、好ましい少女なのだ。

ポン。
胸元迄も無い少女の頭に手を乗せ、クシヤクシャと撫でる。
「今度、ルリ連れて行くから」
愛犬のポメラニアンをだしにした。

パアッ
「ああ、ポコも待ってる」
途端に表情を明るくして、応える少女。

0180名無しさん@ピンキー2012/01/28(土) 01:56:29.86ID:CbnaCnh3
『なんでこんな娘が……』
ぶっちゃけ、友達は少ない。
何しろこの容姿だ。
大抵の人間は、怖れて近づきすらしない。
高校入学時も、孤独を覚悟していたもんだ。

「アアッ!ルリお兄ちゃんではないか⁉」
「ポコママさん?」

ワンコ仲間の少女に会う迄は。



続く……のか?

前に、どっかのスレに、冒頭だけネタ投下したヤツなんですが、ココだと思ってたが違うみたいで……
何処だっけかなぁ
0183名無しさん@ピンキー2012/02/05(日) 08:52:15.07ID:8+AEwyOi
>>182
「既婚素クール」なる格好の作品があったが、まとめが消滅している。
そのSSはやる夫AA化されているので、読みたければそちらをどうぞ。

ttp://blog.livedoor.jp/aamatome/archives/822285.html
0187名無しさん@ピンキー2012/02/06(月) 00:33:11.19ID:oH4R4edC
@wikiでも使って皆で編集できるようにして新しく作る?
0194名無しさん@ピンキー2012/02/22(水) 05:24:23.31ID:EQgcKCOM
>>193
いやその、ちゃんと書いてはいるんだ
でもなんというか、書けば書くほどいろいろ迷っちゃって

4月になる前にちゃんと続き投下するから待ってて
おねがい
0195名無しさん@ピンキー2012/02/22(水) 05:27:21.51ID:PEAm2Fva
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
0197名無しさん@ピンキー2012/02/25(土) 23:38:00.12ID:CTFnmN/U
急かすのはやめてやれ

いざやる時に
男がやたら急かしたらみっともないだろ?
そういうことだ
0198名無しさん@ピンキー2012/02/26(日) 21:28:34.56ID:y+Jw3J7v
ある用事で素直クールの過去の名作を探して偶然気づいた。
http://sucool.s171.xrea.com/ の話なんだが一応テキストと画像データは完全には消えていないようだ

全部は見ていないが殆どデータとしては存在しているし、仮に消えていてもバックアップ上にはある
推測だけど、そこに繋げるリンクが一気に消されてるみたい。
ただ、とにかく復旧するにもデータ量が膨大でどうにも手出し出来んな、クソったれ・・・

まあ、何人か気づいているとは思いますが・・・一応
0199名無しさん@ピンキー2012/02/28(火) 04:23:28.21ID:FTEd5LD7
>>198
そこの避難所で作られてた「素クールデイズ」と言うゲーム
誰か持ってないかなあ
流石に居ないか・・・
0203名無しさん@ピンキー2012/03/25(日) 11:07:12.42ID:vurTuxJp
>>198
適当な単語でwiki内検索すると結構中身見られるな
懐かしい作品も読めた
0204名無しさん@ピンキー2012/03/25(日) 11:41:26.56ID:vurTuxJp
なんか一度見たページをもう一度見ると消えてるんだが、そういう仕掛けがあったりするのか?
バックアップから見ることは出来るみたいだが……
0205 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/25(日) 20:58:28.74ID:+kKRTrWw
規制チェック
0207 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 01:56:54.87ID:9B2iWoKr
「膣はダメ!…きょ…今日は…危ない日なのぉ!」
「閉めつけてしっかりと放さないようだぜぇ」
「外に、外に出してぇ!」
「よぅおし!しっかりと膣に出してやる!」
「や、やだ、できちゃう!赤ちゃんが…出きちゃう!」
「ほら、俺様の子供を孕みなぁ!」
「いや、いや、いやぁ〜!」
「うっ!!」
「!!  出てる…お腹に熱いのが出てるぅ…」


0208 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 02:00:10.03ID:9B2iWoKr
「ふむ。なかなかに興味深いな…」
モニターに眼鏡をかけた顔を照らされながらクーが呟く。
画面に映っているのは自分の名前宛てで届いたゲーム。所謂、エロゲー。
送った覚えのない物だが当選品。
今日明日と休みでちょっとやってみただけだったのだが
それがそもそもの間違いだった。
「…そうですか」
正座を崩さず答える。
あまりクーを見ていられず頭を下げる。
目が合ったら死にそうだ。
「凌辱…加虐趣向があるとは盲点だったな」
「いえ、そういうものはございませんです」
あるわけないが「ある」と言ったらそっちのルートに進んでしまう。
「妻が背後に立っていても全く気付かないほど集中していたようだね?」
「少しやってみたら…案外短かったので折角だからと…」
カチカチとクリックしてクーはタイトル画面に戻している。
矢印の先には”100%”の今では忌々しい数値が。
「しかしコンプリートしたという事は全てをプレイしたのでは?」
「こ、これはゲーマーの性というかクリアせずにはいられない性分といいますか…」
登山家が山があったら登るのと同じで
ゲーマーはゲームをクリアしエンディングを見て
それ以上に1クリやコンプを目指すのは修行僧のそれと一緒!のはず。
「でも少なからず興味はあったのだろう?凌辱、孕ませ、触手に」
「このゲームに触手はないです」
「ほぅ…このゲームには、か」
くるっと椅子を回転させこっちに正対するクー。
見える口元はにんまりとしている。なんだかこわい。
「い、いや。触手なんかに嬉しくも興味無いぞ!」
ここまできたら精一杯身の潔白を証明するのみ。
「このゲームにはなかったし、今までやってたゲームにも触手なんかで喜ばない」
「いつぞややっていたゲームでは喜んで触手を増やしたではないか」
0209 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 02:03:01.41ID:9B2iWoKr
「え?」
「その上、クリアして男は女を見て喜んでいたようだが?」
「ん?」
記憶を探るが出てこない。
クーの前で成人向きゲームをやったのも初めてだし…
「しかし造形的に微妙だと思うのだがあの王女といい…」
「そりゃただの横シュー!」*E*E*
つっこみを入れて思わず視線が合う。
眼鏡の向うのクーの瞳が怪しく光っている…気がする。
「では、それ以外のものに、所謂、属性としてはあると」
「い、いや、そのですね」
「もし自分で処理をしていたら有無を言わさずだが…」
椅子から降りてクーが近寄って来る。
危険だ。この展開は危険だ。
愛しの娘もそろそろ帰ってくる時間。
もし、してる所なんか見られたら…
しかし、逃げようにも足が痺れて後ろにうまく逃げれない!
慌てるこちらを嘲笑ってかクーは微笑を浮かべる。
「安心したまえ。ヒーはお泊りだ」
「そ、そう」
背中が壁に当たる。もう逃げ場がない!
ゆっくりと四つん這いでクーはこちらに来ながらエプロンを脱いでいる。器用だな!
「だから、凌辱プレイや他のプレイをしても邪魔も無く大丈夫だ」
「何が大丈夫と?」
「ヒーも弟か妹が欲しいと言っているし、渡りに船だな」
「いや、ほら、さすがにそれは…」
言いよどんでいるとクーが抱き着くやいなや左耳たぶを口で弄る。
そして、それは心底凍るような声で囁く。
「それとも、三次元の妻は孕ませれないとでも?」


人の名前を使って送った奴は誰だぁ!!
0210 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 02:04:55.48ID:9B2iWoKr
***


「あ、父上の名前だ!」
「そのようで…ヒートさん、なんですかこの雑誌は?」
「PC雑誌」
「成人向きの雑誌ですよね?」
「これで私に弟か妹が!!」
「どういう理屈ですか…」
0211 ◆v5fyRxgy3k 2012/03/27(火) 02:07:12.85ID:9B2iWoKr
以上。
では。
0213名無しさん@ピンキー2012/03/28(水) 01:18:55.75ID:KjL3NrV8
            \     _n         グッジョブ   /
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 ヽ      |   /   \(uu       /     uu)/  \
0215名無しさん@ピンキー2012/03/29(木) 22:40:29.85ID:XM66zUXb
おい、XEXEXとか懐かしすぎんぞw
確かに触手増やして突いたり絡めたりするゲームだがw
0216名無しさん@ピンキー2012/04/04(水) 12:36:25.05ID:7ddXIti4
スィートホームとかゼクセクスとか、やたら懐かしい小ネタが出るなw
0217名無しさん@ピンキー2012/04/04(水) 15:44:21.93ID:NHSnglAl
ところで何の考えも無しにhttp://sucool.s171.xrea.com/のお題話とSSと長編の目次復元を試みたが
やってもよかったのか?ダメだったら戻すがVIPにスレがあまりたたんから一応ここに報告
0220名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 20:18:32.36ID:ogGqUfaX
「めだかボックス」のめだかちゃんがあまりにこのスレのテンプレ過ぎて吹いた
人吉それツンデレやない、素直クールや!
0222名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 21:21:15.56ID:ogGqUfaX
二人の距離が近すぎてそれが恋だとまだ気付いてない感じだな
男の方はもう自覚してる?
0224名無しさん@ピンキー2012/04/08(日) 02:20:22.14ID:jctxwVlC
懐かしいなあ
めだかボックス連載が始まった当初は素直クールヒロインだーと胸を躍らせたなぁ
数話後に夢破れたが……
0225名無しさん@ピンキー2012/04/08(日) 23:22:55.12ID:r1R65Lux
読切の時が一番素直クールだった
連載始まった時はwktkだったんだけどな…
今のも好きだけど
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